JPH01228639A - リンクプレートの製造方法 - Google Patents
リンクプレートの製造方法Info
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- JPH01228639A JPH01228639A JP5665988A JP5665988A JPH01228639A JP H01228639 A JPH01228639 A JP H01228639A JP 5665988 A JP5665988 A JP 5665988A JP 5665988 A JP5665988 A JP 5665988A JP H01228639 A JPH01228639 A JP H01228639A
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 51
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 28
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 19
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 claims 1
- 239000012467 final product Substances 0.000 abstract description 2
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 abstract 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000010273 cold forging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ローラーチエイン等の構成部品であるリンク
プレートおよびその製造方法に関する。
プレートおよびその製造方法に関する。
一般に、ローラーチエインは、隣接するリンクプレート
を相互にビンで連結するとともに、対向配置されるリン
クプレートの間にローラーを配置して構成されている。
を相互にビンで連結するとともに、対向配置されるリン
クプレートの間にローラーを配置して構成されている。
従来、このようなローラーチエインのリンクプレートは
、例えば、第15図に示すように、板材11を打ち抜く
ファインブランキングにより行なわれている。
、例えば、第15図に示すように、板材11を打ち抜く
ファインブランキングにより行なわれている。
しかしながら、このようなファインブランキングでは、
板材11からリンクプレート13を打ち抜くために、材
料の歩留まりが悪く、また、板材11の板厚のバラツキ
により、リンクプレート13の板厚にバラツキが生じる
という問題がある。
板材11からリンクプレート13を打ち抜くために、材
料の歩留まりが悪く、また、板材11の板厚のバラツキ
により、リンクプレート13の板厚にバラツキが生じる
という問題がある。
そこで、例えば、第16図および第17図に示すように
、冷間鍛造によりリンクプレートを製造することが検討
されている。
、冷間鍛造によりリンクプレートを製造することが検討
されている。
第16図の製造方法は、棒状の素材15を、外周拘束の
据え込み加工により板材17に成形し、この後、ピアス
加工により貫通孔19を形成するものであり、また、第
17図の製造方法は、棒状の素材15を、外周非拘束の
据え込み加工により板材21に成形し、外周トリムを行
ないプレート本体23を形成した後、ビアヌ加工により
貫通孔19を形成するものである。
据え込み加工により板材17に成形し、この後、ピアス
加工により貫通孔19を形成するものであり、また、第
17図の製造方法は、棒状の素材15を、外周非拘束の
据え込み加工により板材21に成形し、外周トリムを行
ないプレート本体23を形成した後、ビアヌ加工により
貫通孔19を形成するものである。
〔発明が解決しようとする課題]
しかしながら、第16図の製造方法では、棒状の素材1
5を、外周拘束の据え込み加工により板材17に成形す
るため、素材15の重量のバラツキによりリンクプレー
トの板厚が変化してしまうという問題があり、また、外
周拘束の据え込み加工であるため、密閉鍛造となり、成
形荷重が高く金型寿命が短いという問題がある。さらに
、この製造方法では、外周拘束の据え込み加工時に、リ
ンクプレートの外周部にパリが発生し、また、第18図
に示すように、折れ込み等の欠陥部25が生ずることが
ある。
5を、外周拘束の据え込み加工により板材17に成形す
るため、素材15の重量のバラツキによりリンクプレー
トの板厚が変化してしまうという問題があり、また、外
周拘束の据え込み加工であるため、密閉鍛造となり、成
形荷重が高く金型寿命が短いという問題がある。さらに
、この製造方法では、外周拘束の据え込み加工時に、リ
ンクプレートの外周部にパリが発生し、また、第18図
に示すように、折れ込み等の欠陥部25が生ずることが
ある。
また、第17図に示した製造方法では、外周トリムを行
なう必要があるため、スクラップが発生し、歩留まりが
悪いという問題がある。
なう必要があるため、スクラップが発生し、歩留まりが
悪いという問題がある。
一方、このようなリンクプレートでは、特に板厚が問題
となるのは、貫通孔19の形成されるリンクプレートの
両側部であり、中間部における板厚は比較的問題となる
ことはない。
となるのは、貫通孔19の形成されるリンクプレートの
両側部であり、中間部における板厚は比較的問題となる
ことはない。
本発明は、上記のような問題を解決したもので、比較的
小さな成形荷重により加工が可能であるとともに、リン
クプレートの両側部の板厚のバラツキを従来より大幅に
低減することのできるリンクプレートおよびその製造方
法を提供することを目的とする。
小さな成形荷重により加工が可能であるとともに、リン
クプレートの両側部の板厚のバラツキを従来より大幅に
低減することのできるリンクプレートおよびその製造方
法を提供することを目的とする。
請求項1のリンクプレートは、プレート本体の両側に貫
通孔を形成してなるリンクプレートにおいて、前記プレ
ート本体の中間部の板厚を、両側部の板厚より小とした
ものである。
通孔を形成してなるリンクプレートにおいて、前記プレ
ート本体の中間部の板厚を、両側部の板厚より小とした
ものである。
また、請求項2のリンクプレー1・の製造方法は、棒材
を平板状に加工するブリフオーム工程と、このブリフオ
ーム工程で加工された平板の両側部に、中間部に向けて
中間部の板厚が小となるように傾斜するテーパ面を形成
するアプセット工程と、このアプセット工程で加工され
たテーパ付平板の前記テーパ面を成形し、等しい板厚の
平面とする成形工程とを有するものである。
を平板状に加工するブリフオーム工程と、このブリフオ
ーム工程で加工された平板の両側部に、中間部に向けて
中間部の板厚が小となるように傾斜するテーパ面を形成
するアプセット工程と、このアプセット工程で加工され
たテーパ付平板の前記テーパ面を成形し、等しい板厚の
平面とする成形工程とを有するものである。
さらに、請求項3のリンクプレートの製造方法は、棒材
を平板状に加工するとともに、この両側部に、中間部に
向けて中間部の板厚が小となるように傾斜するテーパ面
を形成するアプセット工程と、このアプセット工程で加
工されたテーバ付平板の前記テーパ面を成形し、等しい
板厚の平面とする成形工程とを有するものである。
を平板状に加工するとともに、この両側部に、中間部に
向けて中間部の板厚が小となるように傾斜するテーパ面
を形成するアプセット工程と、このアプセット工程で加
工されたテーバ付平板の前記テーパ面を成形し、等しい
板厚の平面とする成形工程とを有するものである。
請求項1のリンクプレートでは、プレート本体の中間部
の板厚を、両側部の板厚より小としたので、プレート本
体の両側部のみを最終成形することにより加工が可能と
なる。
の板厚を、両側部の板厚より小としたので、プレート本
体の両側部のみを最終成形することにより加工が可能と
なる。
また、請求項2のリンクプレートの製造方法では、ブリ
フオーム工程により、素材が平板状に加工された後、ア
プセット工程により、平板の両側部に、中間部に向けて
中間部の板厚が小となるように傾斜するテーパ面が形成
され、この後、成形工程により、テーパ付平板のテーパ
面が成形され、等しい板厚の平面とされる。
フオーム工程により、素材が平板状に加工された後、ア
プセット工程により、平板の両側部に、中間部に向けて
中間部の板厚が小となるように傾斜するテーパ面が形成
され、この後、成形工程により、テーパ付平板のテーパ
面が成形され、等しい板厚の平面とされる。
さらに、請求項3のリンクプ!/−)の製造方法では、
アプセット工程により、素材が平板状に加工されるとと
もに、中間部に向けて中間部の板厚が小となるように傾
斜するテーパ面が形成され、この後、成形工程により、
チー)i付平板のチーツマ面が成形され、等しい板厚の
平面とされる。
アプセット工程により、素材が平板状に加工されるとと
もに、中間部に向けて中間部の板厚が小となるように傾
斜するテーパ面が形成され、この後、成形工程により、
チー)i付平板のチーツマ面が成形され、等しい板厚の
平面とされる。
また、請求項4のリンクプレートの製造方法では、成形
工程が、テーパ付平板の中間部を両側部より幅の狭い非
拘束部とすることにより行なわ相。
工程が、テーパ付平板の中間部を両側部より幅の狭い非
拘束部とすることにより行なわ相。
ることとなるため、この非拘束部において成形時におけ
る素材の重量バラツキが吸収され、チーツク付平板の両
側部の板厚の寸法精度が向上される。
る素材の重量バラツキが吸収され、チーツク付平板の両
側部の板厚の寸法精度が向上される。
以下、本発明の詳細を図面に示す実施例につし1て説明
する。
する。
第1図および第2図は、本発明のリンクプレートの一実
施例を示すもので、これ等の図におし)て符号31は、
プレート本体を示しており、このフ。
施例を示すもので、これ等の図におし)て符号31は、
プレート本体を示しており、このフ。
レート本体31の両側には、貫通孔32が形成されてい
る。
る。
そして、この実施例では、プレート本体31の中間部3
3の板厚が、両側部35の板厚より小とされている。
3の板厚が、両側部35の板厚より小とされている。
以上のように構成されたリンクプレートは、第3図に示
すような円柱状の棒材37を以下述べる加工手順により
加工することにより形成される。
すような円柱状の棒材37を以下述べる加工手順により
加工することにより形成される。
すなわち、この実施例では、先ず、第4図ないし第6図
に示すように、ブリフオーム工程により、棒材37が平
板状に加工され、平板39が形成される。
に示すように、ブリフオーム工程により、棒材37が平
板状に加工され、平板39が形成される。
このプリフォーム工程は、後述するアプセ・ノト工程に
おける、第18図に示したような端面欠陥の発生を防止
するために行なわれる。
おける、第18図に示したような端面欠陥の発生を防止
するために行なわれる。
なお、製品の全長5幅、厚さに対する棒材37の径と長
さとの関係によっては、端面欠陥が発生しないため、こ
のプリフォーム工程を省略することができ、請求項3に
記載したように、アプセ・ント工程において棒材37の
板状化を同時に行なうことが可能である。
さとの関係によっては、端面欠陥が発生しないため、こ
のプリフォーム工程を省略することができ、請求項3に
記載したように、アプセ・ント工程において棒材37の
板状化を同時に行なうことが可能である。
次に、第7図および第8図に示すように、アプセット工
程により、プリフォーム工程で加工された平板39の両
側部35に、中間部33に向けて中間部33の板厚が、
例えば、成形工程完了後の両側部35の板厚より0.2
〜0.5mm程小となるように傾斜するテーパ面41が
形成される。
程により、プリフォーム工程で加工された平板39の両
側部35に、中間部33に向けて中間部33の板厚が、
例えば、成形工程完了後の両側部35の板厚より0.2
〜0.5mm程小となるように傾斜するテーパ面41が
形成される。
このアプセット工程は、後述する成形工程の成形時にお
ける成形部、非成形部のボリュームバランスをとるため
に行なわれる。
ける成形部、非成形部のボリュームバランスをとるため
に行なわれる。
また、中間部33の板厚を両側部35より小としたのは
、後述する成形工程において、両側部35のみを成形す
るためである。
、後述する成形工程において、両側部35のみを成形す
るためである。
次に、第9図および第10図に示すように、成形工程に
より、アプセット工程で加工されたテーパ付平板43の
テーパ面41が成形され、等しい板厚の平面とされる。
より、アプセット工程で加工されたテーパ付平板43の
テーパ面41が成形され、等しい板厚の平面とされる。
この成形工程は、第11図に示すように、ダイス45と
ポンチ47とを備えたプレス機械により行なわれるが、
図に示すようにテーパ付平板43の両側部35のみが部
分成形されることとなるため、成形荷重を従来より大幅
に低減することができる。
ポンチ47とを備えたプレス機械により行なわれるが、
図に示すようにテーパ付平板43の両側部35のみが部
分成形されることとなるため、成形荷重を従来より大幅
に低減することができる。
また、この成形は、第12図に示すように、プレート本
体49の中間部33を幅の狭い非拘束部とすることによ
り行なわれ、この非拘束部において成形時における素材
37の重量バラツキが吸収され、プレート本体49の両
側部35の板厚の寸法が安定化される。
体49の中間部33を幅の狭い非拘束部とすることによ
り行なわれ、この非拘束部において成形時における素材
37の重量バラツキが吸収され、プレート本体49の両
側部35の板厚の寸法が安定化される。
なお、この場合には、プレート本体49の中間部33の
幅Aが規制されないため、中間部33の幅Aを規制する
ためには、第13図に示すように、中間部33の両側に
、内側に向けて突出する凸部51を設け、この凸部51
により幅Aを規制することができる。そして、この場合
にも、凸部51の両側には、素材37の重量バラツキを
吸収するための空間53を設けることが必要である。
幅Aが規制されないため、中間部33の幅Aを規制する
ためには、第13図に示すように、中間部33の両側に
、内側に向けて突出する凸部51を設け、この凸部51
により幅Aを規制することができる。そして、この場合
にも、凸部51の両側には、素材37の重量バラツキを
吸収するための空間53を設けることが必要である。
次に、第14図に示すように、ピアス工程により、成形
工程で成形されたプレート本体49の両側に貫通孔32
が形成され、最終製品であるリンクブレートが製造され
る。
工程で成形されたプレート本体49の両側に貫通孔32
が形成され、最終製品であるリンクブレートが製造され
る。
しかして、以上のように構成されたリンクプレートでは
、プレート本体31の中間部33の板Hを、両側部35
の板厚より小としたので、成形工程において、プレート
本体31の両側部35のみを成形することにより加工が
可能となり、比較的小さな成形荷重により加工が可能で
あるとともに、リンクプレートの両側部の板厚のバラツ
キを従来より大幅に低減することが可能となる。
、プレート本体31の中間部33の板Hを、両側部35
の板厚より小としたので、成形工程において、プレート
本体31の両側部35のみを成形することにより加工が
可能となり、比較的小さな成形荷重により加工が可能で
あるとともに、リンクプレートの両側部の板厚のバラツ
キを従来より大幅に低減することが可能となる。
また、以上述べたリンクプレートの製造方法では、プリ
フォーム工程により、素材37が平板状に加工された後
、アプセット工程により、平板39の両側部に、中間部
33に向けて中間部33の板厚が小となるように傾斜す
るテーパ面41が形成され、この後、成形工程により、
テーパ付平板43のテーパ面41が成形され、プレート
本体49の両側部35が等しい板厚の平面とされること
となるため、比較的小さな成形荷重により加工が可能で
あるとともに、リンクプレートの両側部35の板厚のバ
ラツキを従来より大幅に低減することが可能となる。
フォーム工程により、素材37が平板状に加工された後
、アプセット工程により、平板39の両側部に、中間部
33に向けて中間部33の板厚が小となるように傾斜す
るテーパ面41が形成され、この後、成形工程により、
テーパ付平板43のテーパ面41が成形され、プレート
本体49の両側部35が等しい板厚の平面とされること
となるため、比較的小さな成形荷重により加工が可能で
あるとともに、リンクプレートの両側部35の板厚のバ
ラツキを従来より大幅に低減することが可能となる。
なお、以上述べた実施例において、アブセント工程にお
いてテーパ付平板43に形成されるコーナ一部のダレを
利用して、成形工程時に、プレート本体49のコーナ一
部に面取りあるいはR部を形成することにより、パリな
し成形が容易に可能となる。
いてテーパ付平板43に形成されるコーナ一部のダレを
利用して、成形工程時に、プレート本体49のコーナ一
部に面取りあるいはR部を形成することにより、パリな
し成形が容易に可能となる。
なお、以上述べた実施例では、成形工程において、プレ
ート本体49の外周を拘束する状態で成形を行なった例
について述べたが、本発明はかかる実施例に限定される
ものではなく、例えば、アブセント工程時に、テーパ付
平板43の両側部35のボリュームバランスおよび形状
を確実に設定することにより、プレート本体49の全周
を非拘束にした状態で成形を可能にすることができる。
ート本体49の外周を拘束する状態で成形を行なった例
について述べたが、本発明はかかる実施例に限定される
ものではなく、例えば、アブセント工程時に、テーパ付
平板43の両側部35のボリュームバランスおよび形状
を確実に設定することにより、プレート本体49の全周
を非拘束にした状態で成形を可能にすることができる。
また、以上述べた実施例では、ピアス工程においてプレ
ート本体49に貫通孔32を形成した例について述べた
が、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、
例えば、成形工程においてピアス加工をも同時に行なう
ことができることば勿論である。
ート本体49に貫通孔32を形成した例について述べた
が、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、
例えば、成形工程においてピアス加工をも同時に行なう
ことができることば勿論である。
さらに、以上述べた実施例では、平板39の片側にのみ
テーパ面41を形成した例について述べたが、本発明は
かかる実施例に限定されるものではなく、平+&39の
両側面にテーパ面を形成しても良いことは勿論である。
テーパ面41を形成した例について述べたが、本発明は
かかる実施例に限定されるものではなく、平+&39の
両側面にテーパ面を形成しても良いことは勿論である。
以上述べたように、請求項1のリンクプレートでは、プ
レート本体の中間部の板厚を、両側部の板厚より小とし
たので、成形工程において、プレート本体の両側部のみ
を成形することにより加工が可能となり、比較的小さな
成形荷重により加工が可能であるとともに、リンクプレ
ートの両側部の板厚のバラツキを従来より大幅に低減す
ることが可能となる。
レート本体の中間部の板厚を、両側部の板厚より小とし
たので、成形工程において、プレート本体の両側部のみ
を成形することにより加工が可能となり、比較的小さな
成形荷重により加工が可能であるとともに、リンクプレ
ートの両側部の板厚のバラツキを従来より大幅に低減す
ることが可能となる。
また、請求項2のリンクプレートの製造方法では、プリ
フォーム工程により、素材が平板状に加工された後、ア
プセット工程により、平板の両側部に、中間部に向けて
中間部の板厚が小となるように傾斜するテーパ面が形成
され、この後、成形工程により、テーパ付平板のテーパ
面が成形され、プレート本体の両側部が等しい板厚の平
面とされることとなるため、比較的小さな成形荷重によ
り加工が可能であるとともに、リンクプレートの両側部
の板厚のバラツキを従来より大幅に低減することが可能
となる。
フォーム工程により、素材が平板状に加工された後、ア
プセット工程により、平板の両側部に、中間部に向けて
中間部の板厚が小となるように傾斜するテーパ面が形成
され、この後、成形工程により、テーパ付平板のテーパ
面が成形され、プレート本体の両側部が等しい板厚の平
面とされることとなるため、比較的小さな成形荷重によ
り加工が可能であるとともに、リンクプレートの両側部
の板厚のバラツキを従来より大幅に低減することが可能
となる。
さらに、請求項3のリンクプレートの製造方法では、請
求項2においてプリフォーム工程を省略したので、製造
コストを低減することが可能になるという利点がある。
求項2においてプリフォーム工程を省略したので、製造
コストを低減することが可能になるという利点がある。
また、請求項4のリンクプレートの製造方法では、請求
項2または3において、成形工程が、テーパ付平板の中
間部を両側部より幅の狭い非拘束部とすることにより行
なわれることとなるため、この非拘束部において成形時
における素材の重量バラツキが吸収され、テーパ付平板
の両側部の板厚の寸法精度が向」ニされる。
項2または3において、成形工程が、テーパ付平板の中
間部を両側部より幅の狭い非拘束部とすることにより行
なわれることとなるため、この非拘束部において成形時
における素材の重量バラツキが吸収され、テーパ付平板
の両側部の板厚の寸法精度が向」ニされる。
第1図は本発明のリンクプレートの一実施例を示す側面
図である。 第2図は第1図の上面図である。 第3図は棒材を示す斜視図である。 第4図ないし第6図はプリフォーム工程後の素材形状を
示す上面図および側面図である。 第7図および第8図はアプセット工程後の素材形状を示
す上面図および側面図である。 第9図および第10図は成形工程後の素材形状を示す上
面図および側面図である。 第11図は成形工程に使用されるプレス機械を示す縦断
面図である。 第12図および第13図は成形工程の詳細を示す説明図
である。 第14図はピアス工程後の素材形状を示す上面図である
。 第15図は従来例を示す平面図である。 第16図ないし第18図は棒材からリンクプレートを製
造する方法を示す説明図である。 (主要な部分の符号の説明〕 31・・・プレート本体 32・・・貫通孔 33・・・中間部 37・・・素材 39・・・平板 41・・・テーパ面 43・・・テーパ付平板。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 41(子−パ面)
図である。 第2図は第1図の上面図である。 第3図は棒材を示す斜視図である。 第4図ないし第6図はプリフォーム工程後の素材形状を
示す上面図および側面図である。 第7図および第8図はアプセット工程後の素材形状を示
す上面図および側面図である。 第9図および第10図は成形工程後の素材形状を示す上
面図および側面図である。 第11図は成形工程に使用されるプレス機械を示す縦断
面図である。 第12図および第13図は成形工程の詳細を示す説明図
である。 第14図はピアス工程後の素材形状を示す上面図である
。 第15図は従来例を示す平面図である。 第16図ないし第18図は棒材からリンクプレートを製
造する方法を示す説明図である。 (主要な部分の符号の説明〕 31・・・プレート本体 32・・・貫通孔 33・・・中間部 37・・・素材 39・・・平板 41・・・テーパ面 43・・・テーパ付平板。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 41(子−パ面)
Claims (4)
- (1)プレート本体の両側に貫通孔を形成してなるリン
クプレートにおいて、前記プレート本体の中間部の板厚
を、両側部の板厚より小としたことを特徴とするリンク
プレート。 - (2)棒材を平板状に加工するプリフォーム工程と、こ
のプリフォーム工程で加工された平板の両側部に、中間
部に向けて中間部の板厚が小となるように傾斜するテー
パ面を形成するアプセット工程と、このアプセット工程
で加工されたテーパ付平板の前記テーパ面を成形し、等
しい板厚の平面とする成形工程とを有することを特徴と
するリンクプレートの製造方法。 - (3)棒材を平板状に加工するとともに、この両側部に
、中間部に向けて中間部の板厚が小となるように傾斜す
るテーパ面を形成するアプセット工程と、このアプセッ
ト工程で加工されたテーパ付平板の前記テーパ面を成形
し、等しい板厚の平面とする成形工程とを有することを
特徴とするリンクプレートの製造方法。 - (4)成形工程は、テーパ付平板の中間部を両側部より
幅の狭い非拘束部とすることにより行なわれ、この非拘
束部において成形時における素材の重量バラツキを吸収
し、テーパ付平板の両側部の板厚の寸法精度を向上する
ことを特徴とする請求項2または3記載のリンクプレー
トの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63056659A JPH07115112B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | リンクプレートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63056659A JPH07115112B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | リンクプレートの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01228639A true JPH01228639A (ja) | 1989-09-12 |
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