JPH01227213A - カセットデッキ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、クリーニングが必要なヘッド及びピンチロー
ラを備えたカセットデツキに関する。

従来の技術 一般に、カセットデツキのヘッド及びピンチローラのク
リーニング手段とじては、綿棒に洗浄液を含ませて拭き
取る方法がある。

この方法は、カセットホルダを開き（外側へ引き出し）
、このカセットホルダにカセットを挿入しないで録音状
態にして、ヘッドを延出させるとおもにピンチローラを
回転させ、洗浄液を含ませた綿棒でヘッド及びピンチロ
ーラの汚れ等を拭き取る。

発明が解決しようとする課題 ところで、前述の方法でヘッド及びピンチローラをクリ
ーニングする場合、カセットホルダが開いた状態になっ
ており、カセットを挿入することができる。

このため、仮にカセットをカセットホルダに挿入して、
そのままカセットホルダをデツキ本体にセットしてしま
うと、カセットとヘッド及びピンチローラとが尚たって
、これらを破損してしまうおそれがあるという問題点が
ある。

本発明は、前記問題点を解決しようとするもので、誤操
作によるカセット、ヘッド及びピンチローラの破損を確
実に防止できるカセットデツキを提供することを目的き
する。

課題を解決゛するための手段 本発明は、前記目的を達成するために、カセットホルダ
のセット状態を検知するセンサと、カセットホルダへの
カセットの挿入状態を検知するセンサと、前記二つのセ
ンサによりデツキ本体をクリーニングモードにセットす
るか否かを制御するようにしたものである。゛ 作　　　　用 カセットホルダがデツキ本体にセットされているととも
にカセットホルダにカセットが挿入されていない状態を
二つのセンサで検出して、デツキ本体をクリーニングモ
ードにセットできる状態にする。そして、カセットデツ
キをクリーニングモードになるように操作すると、その
ままクリーニングモードにセットされる。

前記状態以外の状態では、カセットデツキをクリーニン
グモードになるように操作しても、クリーニングモード
にセットされることはない。

実施例 以下、図面を参照して本発明に実施例を説明する。

第１図中の符号１は、図示しないデツキ本体に取り付け
られるカセットホルダを示しており、通常は、このカセ
ットホルダ１の外側に化粧板が取り付けられている。カ
セットホルダ１の表側には、四角窓１ａが設けられてい
る。カセットホルダ１の下部には、ヒンジ部１ｂが設け
られ、このヒンジ部１ｂでホルダ１がデツキ本体に回動
自在に取り付けられている。

デツキ本体のカセットホルダ１の下部に位置する部分に
は、ヘッド２きピンチローラ３，４♂が取り付けられて
いる。なお、本発明に係るカセットデツキはオートリバ
ース機能を備えたタイプのもので、このため、二つのピ
ンチローラ３，４を備えている。

デツキ本体のカセットホルダ１上部に位置する部分には
、第１及び第２センチ６．７が取り付けられている。こ
の第１及び第２センサ６．７はそれぞれ、その中央部を
回転自在に軸支されており、その下部にカセットホルダ
１側へ延出して形成された第１及び第２アクチーエータ
６ａ　　、　７ａ　ト、このアクチュエータ６ａ、７ａ
によりオン、オフする第１及び第２センチ本体部６ｂ　
、　７ｂを有し、これら二つのセンサ本体部６ｂ、７ｂ
は、制御回路８に接続されている。

そして、カセットホルダ１がデツキ本体にセットされた
とき、第１センチ６のアクチーエータ６ａがカセットホ
ルダ１の上端部に接触するように配設されており、カセ
ットホルダ１がデツキ本体にセットされたとき、第２セ
ンサ７のアクチュエータ７ａがカセットホルダ１に挿入
されたカセットに接触するように配設されている。

制御回路８は、次の状態でクリーニングモードになるよ
うに設定される。つまり、第１センサ６のアクチュエー
タ６ａにカセットホルダ１の上端部が接触してセンサ本
体部６ｂがオンになり、第２センサ７のアクチュエータ
７ａは、カセット９が挿入されていない空のカセットホ
ルダ１がデツキ本体にセットされて、押されない状態の
ときだけ、デツキ本体をクリーニングモードにするよう
に設定されている。ここで、クリーニングモードとは、
デツキ本体に設けられた早送りと巻き戻しの二つのボタ
ンを同時に押した後、電源ボタンを押して、へｙド２を
延出させるとともに、ピンチローラ３，４をそれぞれ逆
方向へ回転させる状態をいう。

次に上記構成のカセットデツキのヘッド２及びピンチロ
ーラ３，４のクリーニング時の動作を第２図及び第３図
を基に説明する。

まず、第２図のようにカセットホルダ１にカセット９が
挿入されていれば、それを抜き取る。そして、カセット
ホルダ１から図示しない化粧板を取り外す。この状態で
第３図のようにカセットホルダｌをデツキ本体ヘセット
する。

これにより、第１センチ６のアクチーエータ６ａがカセ
ットホルダ１の上端部と接触して、第１センチ本体部６
ｂがオンになる。第２センサ７のアクチュエータ７ａは
、カセット９がないため、押されない。

つまり、第１センサ６がホルダ１を検知し、第２センサ
７がカセット９を検知しない状態で、制御回路８が、図
示しない早送り及び巻き戻しの二つのボタンあるいは電
源ボタンを制御して、デツキ本体をクリーニングモード
にセットできる状態にする。そして、この状態で、カセ
ットデツキを操作する者が早送り及び巻き戻しの二つの
ボタンを押した後、電源ボタンを押すと、クリーニング
モードにセットされる。

この状態で、洗浄液を含ませた綿棒を使って、四角窓１
ａからヘッド２及びピンチローラ３，４の汚れ等を拭き
取る。

第１センチ６及び第２センサ７が、前記以外の状態のと
きは、制御回路８が早送り及び巻き戻しの二つのボタン
あるいは電源ボタンを制御して、デツキ本体をクリーニ
ングモードにセットすることができない状態にする。こ
れにより、操作する者が早送り及び巻き戻しの二つのボ
タンを押した後、電源ボタンを押しても、クリーニング
モードにセットされることはない。

このため、カセット９がカセットホルダ１（＝挿入され
たままデツキ本体がクリーニングモードにセットされて
互いに逆回転する二つのピンチローラ３，４でカセット
９のテープが引かれて破損することがなくなる。

また、カセットホルダ１が開いた状態でクリーニングモ
ードにセットされ、カセット９をカセットホルダ１に挿
入したまま、デツキ本体にセットしてしまい、カセット
９とヘッド２及びピンチローラ３，４を破損してしまう
ことを確実に防止することができる。

発明の効果 以上、説明したように本発明のカセットデツキによれば
、クリーニングモードにセットできる状態を二つのセン
サで制御して、誤った操作がなされたときは、クリーニ
ングモードにならないようにしたので、カセットやヘッ
ド及びピンチローラの破損を確実の防止することができ
るという利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のカセットデツキの要部を示す部分斜視
図、第２図及び第３図は第１図のカセットデツキの作用
状態を示す概略側面図である。 １・・カセットホルダ、２・・・ヘッド、３，４・・・
ピンチローラ、６・・・第１センチ、７・・・第２セン
チ、８・・制御回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はか１名第１
図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. デッキ本体にカセットホルダがセットされているか否か
   を検知するセンサと、前記カセットホルダがデッキ本体
   にセットされたときこのカセットホルダにカセットがセ
   ットされているか否かを検知するセンサと、前記カセッ
   トホルダがセットされているとともにカセットホルダに
   カセットがセットされていないときにデッキ本体をクリ
   ーニングモードにセットする手段とを備えたことを特徴
   とするカセットデッキ。