JPH01226881A - 光学活性3−フェニルグリシッド酸エステル類化合物の製法 - Google Patents

光学活性3−フェニルグリシッド酸エステル類化合物の製法

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JPH01226881A
JPH01226881A JP5233388A JP5233388A JPH01226881A JP H01226881 A JPH01226881 A JP H01226881A JP 5233388 A JP5233388 A JP 5233388A JP 5233388 A JP5233388 A JP 5233388A JP H01226881 A JPH01226881 A JP H01226881A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光学活性トランス−3−フェニルグリジッド酸
エステル類化合物の新規不斉合成法に関する。
(従来技術) 光学活性トランス−3−フェニルグリジッド酸エステル
類化合物は冠血管拡張剤として有用な塩酸ジルチアゼム
及びその他各種医薬化合物の合成原料として重要な化合
物であるが、従来、当該光学活性体の製法としては、ト
ランス−3−(p−メトキシフェニル)グリジッド酸又
はそのアルカリ金属塩のラセミ体を光学活性アミン類で
光学分割した後エステル化して得る方法(特開昭61−
145160、同6O−13775)が知られている。
(発明の構成及び効果) 本発明者らは鋭意研究の結果、4−アルキルシクロへキ
サノン頚の脱プロトン化あるいはアルドール縮合におけ
る不斉誘起物質として知られている光学活性リチウムア
ミド化合物(ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル
・ソサイアティー(J、Am、Chem、Soc、、)
108.543(1986)、日本薬学会第107年会
要旨集第275頁(1987))の存在下で、ハロゲノ
酢酸エステルとベンズアルデヒド化合物とを縮合させれ
ば、まず、3位に不斉誘起された3−フェニルプロピオ
ン酸エステルが生成し、次いで生成物を分子内閉環させ
れば、立体選択的に光学活性トランス型3−フェニルグ
リジフト酸エステルが得られることを見出した。
即ち、本発明によれば、−最大 (但し、環Aは置換基を有していてもよいフェニル基、
R1はエステル残基を表す。) で示される光学活性トランス−3−フェニルグリジッド
酸エステル類化合物は、−i式 %式%() (但し、R2はエステル残基、Xはハロゲン原子を表す
。) で示されるハロゲノ酢酸エステルと一般式(但し、環A
は置換基を有していてもよいフェニル基を表す、) で示されるベンズアルデヒド化合物とを一般式(但し、
R1及びRbは一方が水素原子他方が置換基を有してい
てもよいフェニル基、Rcは低級アルキル基又はシクロ
アルキル基、Zは水素原子、低級アルコキシ基又は置換
基を有していてもよい含窒素複素単環式基を表す、) で示される光学活性リチウムアミド化合物及びアルキル
リチウムの存在下反応させて一般式(但し、R”、環へ
及びXは前記と同一意味を有する。) で示される3−フェニルプロピオン酸エステル類化合物
を製し、次いで該化合物を分子内閉環して製造すること
ができる。
本発明の目的物の例としては、−i式(1)において、
環Aが低級アルキル基、低級アルコキシ基及びハロゲン
原子から選ばれる置換を有していてもよいフェニル基、
R1が直鎖又は分枝鎖低級アルキル基などのエステル残
基である化合物があげられ、より具体的には、環Aがフ
ェニル基、4−メチルフェニル基、4−メトキシフェニ
ル基又は4−クロロフェニル基、R1がメチル基、エチ
ル基、イソプロピル基、t−ブチル基等のエステル残基
である化合物が挙げられる。
原料化合物であるハロゲノ酢酸エステルとしては、−最
大(II)において、Xが塩素原子、臭素原子、ヨウ素
原子などのハロゲン原子であり、R2がメチル基、エチ
ル基、イソプロピル基、t−ブチル基などの直鎖又は分
枝鎖低級アルキル基である化合物が好適に使用できる。
一方、不斉誘起物質である光学活性リチウムアミド化合
物の例としては、−最大(IV)においてRa及びRゝ
は一方が水素原子、他方がフェニル基、メチルフェニル
基等の置換基を有していてもよいフェニル基、R’がメ
チル基、エチル基、イソプロピル基、ブチル基等の直鎖
又は分枝鎖低級アルキル基又はシクロヘキシル基等のシ
クロアルキル基、Zが水素原子、メトキシ基、エトキシ
基等の低級アルコキシ基又は置換基を有していてもよい
含窒素複素単環式基(ピペリジノ基、N・−メチルピペ
ラジノ基など)である化合物があげられる。
ハロゲノ酢酸エステル(II)とベンズアルデヒド化合
物(I[l]との反応は、光学活性リチウムアミド化合
物(■)及びアルキルリチウムの存在下溶媒中で好適に
実施することができる。アルキルリチウムとしてはブチ
ルリチウムを好適に使用することができる。光学活性リ
チウムアミド化合物(IV)及びアルキルリチウムの使
用量はハロゲン酢酸エステル(n)に対しいずれも約0
.8〜1.2倍モルが好ましい、溶媒としては、テトラ
ヒドロフラン、ジメトキシエタン、ジエチルエーテル・
ヘキサン、ペンタン又はそれらの混合物等が好適に挙げ
られる9本反応は、溶媒中に光学活性リチウムアミド化
合物〔■〕、ハロゲノ酢酸エステル(n)及びアルキル
リチウムを混合しておき、次いでベンズアルデヒド化合
物(DI)を加えることにより実施するのが好ましい0
本反応は冷却下、とりわけ−100℃〜−20℃で好適
に進行する。また、アルゴンガス等の不活性気体雰囲気
中で実施するのが好ましい。
かくして得られる3−フェニルプロピオン酸エステル類
化合物(V)は、不斉誘起物質として使用した光学活性
リチウムアミド化合物(IV)の立体配置に応じて、そ
の3位にS又はRの立体配置が誘起される。
3−フェニルプロピオン酸エステル類化合物〔■〕の分
子内閉環反応は溶媒中塩基の存在下で好適に実施するこ
とができる。溶媒としては、メタノール、エタノール等
の低級アルカノールを好適に使用することができる。ま
た塩基としては、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエ
トキシド、リチウムメトキシド等のアルカリ金属アルコ
キシドが好適に使用でき、その使用量は3−フェニルプ
ロピオン酸エステル誘導体(V)の約0.8〜1.2倍
モルが好ましい0本反応は一1θ℃〜50℃、とりわけ
0℃〜室温で好適に進行する。また、本反応もアルゴン
ガス等の不活性気体雰囲気中で実施するのが好ましい。
なお、ハロゲノ酢酸エステル(n)とベンズアルデヒド
化合物(III)とから生成される3−フェニルプロピ
オン酸エステル類化合物(V)は、反応系から一旦単離
し、上記分子内開環反応に付してもよいが、単離するこ
となくそのまま次工程(閉環反応)に供することもでき
る。この場合には、ハロゲノ酢酸エステル(II)とベ
ンズアルデヒド化合物(III)との反応終了後、過剰
の低級アルカノールを加えることにより、反応液中に存
在するリチウムと反応してリチウムアルコキシドが生成
するため、次工程の分子内閉環反応は更に塩基を加える
ことなく好適に実施できる。
上記本発明方法によれば、3−位に不斉誘起された3−
フェニルプロピオン酸エステル類化合物(V)の分子内
閉環により、その立体配置に対応した光学活性なトラン
ス型化合物が優先的に生成し、入手容易な原料化合物か
ら一挙に目的とする立体配位を有する光学活性トランス
−3−フェニルグリジッド酸エステル(1)を得ること
ができるため、本発明の方法は該目的物(1)の工業的
有利な製法となりうるものである。
なお、不斉誘起物質リチウムアミド化合物〔■]は、−
最大 (但し、R” 、Rゝ、Rc及びZは前記と同一意味を
有する。) で示されるアミンとブチルリチウム等のアルキルリチウ
ムとを溶媒(テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、
ジエチルエーテル、ヘキサン或いはこれらの混合物)中
、約−80℃で反応させる等の通常の方法で製すること
ができ、単離することな(反応に供するのが好ましい。
実施例1 アルゴン雰囲気下、−78℃にて、(R) −N−イソ
プロピル−2−N゛ −メチルピペラジノ−1−フェニ
ルエチルアミン450■のテトラヒドロフラン15−溶
液に、ブチルリチウム(1,58Mヘキサン溶液)1.
0mff1を滴下し、5分間攪拌した。クロロ酢酸te
r t−ブチルエステル217■のテトラヒドロフラン
5−溶液を加え、5分間攪拌し、フ゛チルリチウム(1
,58Mヘキサン溶ン佼)1.0−を再度加えた後、−
23℃に昇温しで、15分間攪拌した。再び、−100
℃に冷却して10分間攪拌後、−100℃に冷却したp
−アニスアルデヒド234■のテトラヒドロフラン81
111溶液を加え、4分間攪拌した0次いで、メタノー
ル6−を加えた後、30分で0℃まで昇温し、2時間攪
拌後、飽和塩化アンモニウム水溶液20−を加えた。水
15〇−及びエーテル300−を加えて分液後、エーテ
ル層を0. I Nクエン酸水溶液、水及び飽和食塩水
で洗浄、乾燥後、減圧下溶媒を留去した。シリカゲルカ
ラムクロマト(溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=9/1)
で精製することにより (2R,3S)−3−(p−メ
トキシフェニル)グリフシト酸メチルエステル189■
を得た、なお、本島の絶対配置は本島をエチルエステル
とした後、接触還元、アセチル化して、光学活性2−ア
セトキシ−3−(p−メトキシフェニル)プロピオン酸
エチルエステルを製して、Chew、 Pharm、 
Bull、、 201272 (1972)記載の比施
光度と比較することにより決定した。
収率 63% 〔α)−129,5°(cO,935、クロロホルム)
(光学純度 81%;特開昭61−145174記載の
比施光度から算出) NMRδ(CDC13)3.48 (III 、  d
、  J−1゜5)、3.79 (61(、s)、4.
02 (ill、  d。
J=1.5) 、6.86 (211、d、  J−9
) 、7.15 (211,d、J=9) IR(neat)2960,2840.1?45.16
05.1510cm−’ 実施例2〜3 対応原料化合物を実施例1と同様に処理することにより
、下記第1表記載の化合物を得た。
第1表 (X−C1,、R”ffi t−B uSR”−CH5
)*光学純度は(+)−Eu−DPPMPP下でのNM
Rスペクトルを測定して求めた。
実施例4 +11アルゴン雰囲気下、−78℃にて、(R) −N
−イソプロピル−2−N゛ −メチルピペラジノ−1−
フェニルエチルアミン450■のテトラヒドロフラン1
5#1g溶液に、ブチルリチウム(1,58Mヘキサン
溶液)1.0R1を滴下し、5分間攪拌した。クロロ酢
酸ter t−ブチルエステル217■のテトラヒビ0
フ9フ5 し、ブチルリチウム(1.58Mヘキサン溶液)1、0
−を再度加えた後、−23℃に昇温しで、15分間攪拌
した.再び、−100℃に冷却して10分間攪拌後、−
100℃に冷却したp−アニスアルデヒド234■のテ
トラヒドロフラン8R1溶液を加えた。4分後、飽和塩
化アンモニウム水溶液20−を加えた.水150m及び
エーテル200−を加えて分液後、エーテル層を0. 
I N塩酸水溶液、水及び飽和食塩水で洗浄、乾燥後、
減圧上溶媒を留去した.シリカゲルカラムクロマト(溶
媒:ヘキサン/酢酸エチル=9/1〜7/3)で精製す
ることより、(2SR,33)−2−クロロ−3−ヒド
ロキシ−3−(p−メトキシフェニル)プロピオン酸t
ertーブチルエステル363■を得た。収率 88% NMRδ(CDC 13)1.3 3及び1.56(9
11。
twos ) 、3.00  (III 、 broa
d ) 、3.77 (3H、s)、4.29及び4.
24 (IH, を賀od.J−7and 8) 、4
.95  (ill. broadd) 、6.82 
 (211、d,J−9) 、7.24 (2H,d.
J−9)IR (neat)3480、2990、17
35、1615、1 5 1 3 cm−’mass(
m/e)288 (M”+2) 、286  (M”)
2 1 5  (M ” +2−OBu L) 、2 
1 3 (M” −0Bu t)(2)アルゴン雰囲気
下、0℃にて、本島320■のエタノール3M&!溶液
に、金属ナトリウム29■のエタノール1−溶液を加え
た.2時間撹拌後、さ、らに、室温にて、10時間攪拌
した.リン酸緩衝液(PII7)10−を加えた後、減
圧下、エタノールを留去した.エーテル抽出し飽和食塩
水で洗浄乾燥後、減圧上溶媒を留去した.シリカゲルカ
ラムクロマト(溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=9/1)
で精製することにより、(2R,3S)−3− (p−
メトキシフェニル)グリジフト酸エチルエステル154
■を得た。
収率55%(クロロ酢酸ter t−ブチルエステルか
らの通算収率) (α)−122.8°(cl.670、りooホルム)
(光学純度 81%;特開昭61−145174記載の
比旋光度から算出) NMRδ(CDC +5)1.3 2 (3H 、’ 
t,  J=7)、3.49 (IH.d.J−1.5
) 、3.78 (311.s)、4.04 (Ill
,d.J=1。
5) 、4.26 (2+1 、Q,J=7) 、6.
89(2+1,d,J−9) 、7.18 (211.
d.J=9) IR (neat)2970.1?35,1605、1
510cm−’ mass(m/e) 222 (M”)、17? (M
” −OEt  )  、165  (M”  −0−
CII=C=0)  。
実施例5〜8 (11対応原料化合物を実施例4−+11と同様に処理
することにより、下記第2表記載の化合物を得た。
第2表 (2)上記(11で得られた化合物(V)を実施例4−
+21と同様に処理することにより、下記第3表記載の
化合物を得た。
第3表 L−nu(実施例7〜B ) 、R’ −CIlsCI
Ii−)本(÷)−Eu−DPPMPP下でのNMRス
ペクトルを測定して求めた。(以下同じ) 傘*クロロ酢酸エステル(II)からのa算収率(以下
同じ) 実施例9〜13 リチウムアミド化合物として下記第4表記載の化合物を
用いる他は実施例4と同様にして、下記第4表記載の絶
対配置を有する光学活性3−フェニルグリフシト酸エチ
ルエステルを得た。
第4表 R” 自発手続補正書 昭和63年 月 日 昭和63年特許願第52333号 2、発明の名称 光学活性3−フェニルグリジッド酸エステル類化合物の
製法 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 郵便番号  541 大阪府大阪市東区道修町3丁目21番地(295)田辺
製薬株式会社 5、補正により増加する請求項の数  16、補正の対
象 明細書の特許請求の範囲の欄及び 明細書の発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 別紙の通り 補正の内容 1.明細書第1頁6行目〜第3頁16行目の特許請求の
範囲を次の通り訂正する。
「1.−最大 %式%() (但し、R2はエステル残基、Xはハロゲン原子を表す
。) で示されるハロゲノ酢酸エステルと一般式(但し、環A
は置換基を有していてもよいフェニル基を表す。) で示されるベンズアルデヒド化合物とを光学活性リチウ
ムアミド化合物及びアルキルリチウムの存在下に反応さ
せて一般式 (但し、R2、環A及びXは前記と同一意味を有する。
) で示される3−フェニルプロピオン酸エステル誘導体を
製し、次いで生成物を分子内閉環することを特徴とする
一般式 (但し、R’ はエステル残基を表し、環Aは前記と同
一意味を有する。) で示される光学活性トランス−3−フェニルグリジッド
酸エステル誘導体の製法。
2、  ″′活 リチウムアミドヒ合物が−式饗   
 していて よいフェニル 、RCは氏アルキル  は
シクロアルキル 、Zは 素。
主、環Aが低級アルキル基、低級アルコキシ基及びハロ
ゲン原子から選ばれる基で置換されていてもよいフェニ
ル基、R’及びR2が直鎖又は分岐鎖低級アルキル基で
ある請求項1記載の製法。
土、環Aがフェニル基、4−メチルフェニル基、4−メ
トキシフェニル基または4−クロロフェニル基である請
求項主記載の製法。
】、−最大(IV)において、R”及びRbは一方が水
素原子、他方がフェニル基、Roがイソプロピル基また
はシクロヘキシル基、Zが水素原子、メトキシ基、ピペ
リジノ基またはN−メチルピペラジノ基である請求項2
〜4記載の製法。
i、アルキルリチウムがn−ブチルリチウムである請求
項主記載の製法。」 2、同第6頁4行目〜第6真下から5行目(但し、化学
式は一行とする、以下同じ)の 「−最大・・・ (中略)・・・で示される」を削除す
る。
3、同第8頁1行目の 「ミド化合物の例としては、」を [ミド化合物の例としては、−最大 (但し、R”及びRゝは一方が水素原子、他方が置換基
を有していてもよいフェニル基、Reは低級アルキル基
又はシクロアルキル基、Zは水素原子、低級アルコキシ
基又は置換基を有していてもよい含窒素複素単環式基を
表す、) で示される化合物があげられる。これら化合物のより具
体的な例としては、」 に訂正する。
4、同第11真下から7行目の rrVJをrlV−aJに訂正する。
5、同第14頁8行目及び第14頁12〜13行目の「
比施光度」を「比旋光度」に訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 XCH_2COOR^2〔II〕 (但し、R^2はエステル残基、Xはハロゲン原子を表
    す。) で示されるハロゲノ酢酸エステルと一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 (但し、環Aは置換基を有していてもよいフェニル基を
    表す。) で示されるベンズアルデヒド化合物とを一般式▲数式、
    化学式、表等があります▼〔IV〕 (但し、R^a及びR^bは一方が水素原子、他方が置
    換基を有していてもよいフェニル基、R^cは低級アル
    キル基又はシクロアルキル基、Zは水素原子、低級アル
    コキシ基又は置換基を有していてもよい含窒素複素単環
    式基を表す。) で示される光学活性リチウムアミド化合物及びアルキル
    リチウムの存在下に反応させて一般式▲数式、化学式、
    表等があります▼〔V〕 (但し、R^2、環A及びXは前記と同一意味を有する
    。) で示される3−フェニルプロピオン酸エステル誘導体を
    製し、次いで生成物を分子内閉環することを特徴とする
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (但し、R^1はエステル残基を表し、環Aは前記と同
    一意味を有する。) で示される光学活性トランス−3−フェニルグリシッド
    酸エステル誘導体の製法。 2、環Aが低級アルキル基、低級アルコキシ基及びハロ
    ゲン原子から選ばれる基で置換されていてもよいフェニ
    ル基、R^1及びR^2が直鎖又は分枝鎖低級アルキル
    基である請求項1記載の製法。 3、環Aがフェニル基、4−メチルフェニル基、4−メ
    トキシフェニル基または4−クロロフェニル基である請
    求項2記載の製法。 4、一般式〔IV〕において、R^a及びR^bは一方が
    水素原子、他方がフェニル基、R^cがイソプロピル基
    またはシクロヘキシル基、Zが水素原子、メトキシ基、
    ピペリジノ基またはN−メチルピペラジノ基である請求
    項1〜3記載の製法。 5、アルキルリチウムがn−ブチルリチウムである請求
    項4記載の製法。
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