JPH01226807A - 脂肪乳剤およびその製造方法 - Google Patents

脂肪乳剤およびその製造方法

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JPH01226807A
JPH01226807A JP5070788A JP5070788A JPH01226807A JP H01226807 A JPH01226807 A JP H01226807A JP 5070788 A JP5070788 A JP 5070788A JP 5070788 A JP5070788 A JP 5070788A JP H01226807 A JPH01226807 A JP H01226807A
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JP
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fat emulsion
compound
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oil
water
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JP5070788A
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Takashi Sekine
隆志 関根
Takaaki Matsumoto
高明 松本
Takayoshi Kimura
木村 孝良
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Tsumura and Co
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Tsumura and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は非水溶性薬物を、静脈投与可能にした脂肪乳剤
に関するものである。
[従来の技術および課題] 臨床の現場において、薬物を投与するにあたり様々な投
与形態がとられている。中でも注射による薬物の投与は
、緊急事態で急速な薬物作用を必要とする時、患者が意
識喪失の時、および他の投与経路では薬物作用が発現し
ない時等に行われている。特に、薬物の作用を迅速に発
現させたい場合には、静脈内投与するのが好ましいとさ
れている。
また、一般に注射剤は、無菌的に調製されているが、非
水溶性薬物の場合には、可溶化するために植物油に溶解
し、さらに溶解補助剤を加えて調製している。しかし、
このようにして調製された注射剤は、場合によっては血
管閉塞をおこす可能性があるため静脈内注射できずに、
筋肉内注射しかできなかったり、用いた溶解補助剤の種
類によっては、溶血、ショック等の副作用の恐れもあり
、あまり好ましいものではなかった。そこで、非水溶性
薬物であっても、静脈内注射可能である脂肪乳剤の開発
が望まれていた。
[課題を解決するための手段] 本発明者等はいかにすれば、静脈注射可能な非水溶性薬
物の脂肪乳剤ができるかについて鋭意研究した結果、非
水溶性薬物、植物油およびレシチン、ポリオキノエチレ
ン・ポリオキンプロピレン共重合体類、ポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油類、ポリグリセリン脂肪酸エステル類
より選ばれる少な(とも一つの界面活性剤を混合し、乳
化することにより、静脈注射可能な非水溶性薬物の脂肪
乳剤が得られることを見いだし本発明を完成した。
すなわち本発明は、以下に示す如くである。
(1)非水溶性薬物、植物油、およびレシチン、ポリオ
キシエチレン・ポリオキシプロピレン共重合体類、ポリ
オキンエチレン硬化ヒマシ油類、ポリグリセリン脂肪酸
エステル類より選ばれる少なくとも一つの界面活性剤よ
りなる脂肪乳剤。
(2)非水溶性薬物、植物油およびレシチン、ポリオキ
シエチレン・ポリオキンプロピレン共重合体類、ポリオ
キンエチレン硬化ヒマシ油類、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル類より選ばれる少なくとも一つの界面活性剤を混
合し、乳化して脂肪乳剤を得ることを特徴とする脂肪乳
剤の製造方法。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明に使用される非水溶性薬物としては、合成品、天
然物を問わず、水に難溶性の薬剤であれば、いかなるも
のでもよい。
非水溶性薬物の合成品の具体例としては、市販の安息香
酸エストラノオール、ビタミン、へ、ビタミンE1ツメ
チルカブロール等が挙げられる。
非水溶性薬物の天然物の具体例としては、下記式1〜■
の構造式で表される化合物が挙げられる。
以下、式1〜■で表される化合物(以下、式1〜■の化
合物と称する。)の製造の具体例を示す。
式IおよびHの化合物の製造の具体例は以下の如くであ
る。
具体的1 北五味子1.38&9を粉砕したものを石油エーテル3
Qで8時間還流抽出し、これを4回繰り返した。抽出液
を合併し、石油エーテルを減圧下で留去し、石油エーテ
ルエキス188gを得た。このエキスを水・1507J
に懸濁させ、水蒸気蒸留を3時間行い精油を除去した。
残留物をエーテル200dで4回抽出した後、エーテル
抽出液を合併し、エーテルを留去し、石油エーテル可溶
の非精油部分179g(A画分という)を得た。
次に石油エーテルで抽出した後の北五味子をメタノール
3Qを用いて8時間ずつ3同温時抽出した後、メタノー
ル抽出液を合併、濃縮し、メタノール性エキス3839
を得た。このエキスを水580−に溶解し、酢酸エチル
850−で3回振盪抽出した。酢酸エチル抽出液を合併
、減圧下濃縮し、78gのエキスを得た。このエキスを
メタノールに溶解し、セライト535 (Johns−
Manville社製)3009にまぶし、カラムクロ
マトグラフィーに付した。n−ヘキサン2Qで展開、溶
出液を減圧下濃縮し、20.89のエキス(B画分とい
う)を得た。
A画分(+799)とB画分(20,89)を合併し、
シリカゲル12009を用いたカラムクロマトグラフィ
ーに付し、最初n〜ヘキサン、2番目にベンゼン、3番
目にベンゼン−アセトン混合溶剤で展開した。ベンゼン
−アセトン(4・l)とベンゼン−アセトン(3・l)
の溶出部を合併、濃縮し、235gの残留物を得、この
残留物を再びシリカゲル480gを用いたカラムクロマ
トグラフィーに付し、ベンゼン−エーテル混合溶剤で展
開した。
ベンゼン−エーテル(4:I)の溶出部をメタノールで
結晶化し、式Iの化合物3.049(収率0.22%)
を得た。
また1回目のシリカゲルカラムクロマトグラフィーでベ
ンゼン−アセトン(73)とベンゼン−アセトン(3:
2)の溶出部を合併、濃縮し、残渣8.39を得、これ
を18℃Mのシリカゲルを用いて再びカラムクロマトグ
ラフィーに付し、n−ヘキサン−アセトン混合溶剤で展
開した。n−ヘキサン−アセトン(22:3 ’)の溶
出部をn−ヘキサン−エーテルで結晶化し、式■の化合
物3.59(収率0.25%)を得た。
式■の化合物の製造の具体例は以下の如くである。
具体例2 五味子(チョウセンゴミシ)の乾燥粉末9.34に9に
石油エーテル24Qを加え、36℃で6時間加熱還流し
、冷後抽出液を濾過した。抽出残渣を更に同様の方法で
2回抽出し、合計3回の抽出液を合わせ、石油エーテル
を減圧下で除去して抽出乾燥エキス1.15J[9を得
た。
該抽出乾燥エキス1.15&9をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(キーゼルゲル 60.70−230メ
ツシユ、メルク社製、10&9)に付し、ベンゼンとア
セトンの混合溶媒でアセトンの混合比率を順次増加させ
て溶出させた。ベンゼン:アセトン(92:8)の混合
溶媒5Qで溶出したフラクションを分取し、溶媒を除去
して乾燥エキス129.89を得た。この乾燥エキス1
29.89をn−ヘキサンとエーテルの混合溶媒を用い
て再結晶し、無色プリズム結晶I5.449を得た。さ
らにこの無色プリズム結晶15.449をメタノールか
ら3回再結晶を繰り返し、無色プリズム結晶1.102
9(収率0.012%)を得た。この無色プリズム結晶
の理化学的性質は文献[Chem、 Phar+++。
Bull、、30(1)、132−139.(1982
)]記載の弐■の化合物の理化学的性質と一致するもの
であった。
式■の化合物の製造の具体例は以下の如くである。
具体例3 五味子(チョウセンゴミシ)の乾燥粉末4.67kgに
石油エーテル1Mを加え、36℃で3時間加熱還流し、
冷後抽出液を濾過した。抽出残渣を更に同様の方法で2
回抽出し、合計3回の抽出液を合わせ、石油エーテルを
減圧下で除去して抽出乾燥エキス5469を得た。
該抽出乾燥エキス5469をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(キーゼルゲル 60.70−230メツシ
ユ、メルク社製、IOkg)に付し、n−ヘキサン:ベ
ンゼン(1: l )4 Q、n−ヘキサン:ベンゼン
(9:1)312.ベンゼン6.5L次いでベンゼン:
アセトンの混合溶媒でアセトンの混合比率を順次増加さ
せて溶出させた。ベンゼンで溶出した、フラクション6
.5Qとベンゼン:アセトン(98:2)の混合溶媒で
溶出したフラクション5gとベンゼン;アセトン(96
:4 )の混合溶媒で溶出したフラクション5Qをそれ
ぞれ分取し、合併し、溶媒を除去して粗分画乾燥エキス
114.09を得た。
この粗分画乾燥エキス114gをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(キーゼルゲル 60.70−230メ
ツシユ、メルク社製、 2 kg )に付し、n−ヘキ
サンと酢酸エチルの混合溶媒で酢酸エチルの混合比率を
順次増加させて溶出させ、n−へキサン:酢酸エチル(
92:8)の混合溶媒で溶出したフラクション2Qを分
取し、溶媒を除去して6.739の残渣を得た。この残
渣673gをメタノールから再結晶し、無色プリズム結
晶3.3469(収率0072%)を得た。この無色プ
リズム結晶の理化学的性質は文献[Chea、Phar
m、Bull、、30 (9)。
3207−3211(1982)コ記載の弐■の化合物
の理化学的性質と一致するものであった。
次に、植物油の具体例としては、大豆油、サフラワー油
、ゴマ油、綿実油等が挙げられるが、油溶性注射液を作
る場合の溶剤として通常使用されている植物油を使用す
ることができ、特に制限はない。
界面活性剤の具体例としては、レシチン、ポリオキシエ
チレン・ポリオキシプロピレン共重合体類、ポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油類、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル類が挙げられ、さらにレシチンとしては精製卵黄レシ
チン、精製大豆レシチン、水素添加卵黄レシチン、およ
び水素添加大豆レシチンが挙げられ、ポリオキシエチレ
ン・ポリオキシプロピレン共重合体類としてはプルロニ
ックF−68、F−88、F−108(旭電化工業製)
か挙げられ、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油類として
はポリオキシエチレン便化ヒマシ油60゜50.40 
(NIKKOL 11CO−60,50,40,日光’
y−ミカノ。
ズ株式会社製)が挙げられ、ポリグリセリン脂肪酸エス
テル類としてはデカグリセリンモノラウレート、デカグ
リセリンモノステアレートが挙げられる。
また本発明の脂肪乳剤は、適宜適当な乳化補助剤、乳化
安定剤、等張化剤等の添加剤を適量加えてもよい。
乳化補助剤としては、炭素数6〜22の脂肪酸、または
薬理学上許容しうる塩が用いられ、脂肪乳剤に対して0
.3%(w/v)以下に配合するのが好ましい。脂肪酸
の具体例としては、ステアリン酸、リノール酸、リルン
酸等、塩の具体的としてはナトリウム塩、カルシウム塩
等が挙げられる。
乳化安定剤としては、脂肪乳剤に対して0.5%(w/
v)以下、好ましくは0.1%(w/v)以下の配合割
合で配合するコレステロール、または5%(v/v)以
下、好ましくは1%(v/v)以下の配合割合で配合す
るフオスファチジン酸等が挙げられる。
等張化剤としては、グリセリン、ソルビット、マンニッ
ト、果糖、ブドウ糖等が挙げられる。
これらの添加剤は乳化剤の製造の常法にしたがって添加
することができる。
すなわち、本発明の製造は、非水溶性薬物、植物油、お
よび上述の界面活性剤より選ばれる少なくとも一つの界
面活性剤を混合し、好ましくは加熱溶解後、ホモジナイ
ザーで均質′に乳化することにより行うことができる。
ホモジナイザーとじては常用のホモジナイザーを用いる
のみならず高圧噴射型ホモジナイザー、超音波ホモジナ
イザーを用いることができる。これらの界面活性剤およ
びホモジナイザーを使い分けることにより脂肪乳剤の平
均粒子径を調整することができる。
[発明の効果] 本発明の脂肪乳剤は極めて安定であり、粒子径はl/、
g11以下であり、長期間保存しても非水溶性薬物は析
出することなく、安定である。
また加熱滅菌に対しても安定であり、薬物の分解、粒子
径の粗大化、油滴形成、変色は認められない。
したがって本発明の脂肪乳剤は非水溶性薬物の静脈注射
可能な製剤を提供することにおいて重大な効果が得られ
る。
次に、本発明の脂肪乳剤が非水溶性薬物の静脈注射を可
能にすることを実験例を挙げて説明する。
実験例1 注射用蒸留水1007dに飽和溶解度(25x9)以上
の式Iの化合物を加えて約30分間超音波(BRANS
ON B−7211)照射した後、室温で4日間振盪(
TAIYOINCUBATORM−IN)L、溶液中の
式Iの化合物の濃度を紫外線吸収法にて測定し、注射用
蒸留水への飽和溶解度とした。
その結果、式Iの化合物の注射用蒸留水への飽和溶解度
は0.15JI9/dであった。
実験例2 後記実施例25〜28で得た脂肪乳剤を室温まで冷却後
、冷蔵庫で4℃、7日間保存した場合の結晶析出の有無
を観察した。
その結果を第1表に示す。
第1表 その結果、いずれの脂肪乳剤を4℃で長期間保存しても
析出せず、極めて安定であることが確認された。
実験例3 後記実施例1〜4で得た4種の脂肪乳剤についてそれぞ
れをミリポアフィルタ−で濾過してl〇−バイアルびん
に分注し、空間を窒素で置換して打栓し、121℃で2
0分間高圧蒸気滅菌した。その前後での乳化剤粒子の平
均粒径の変化をサブミクロンサイザーB1−90で測定
した。その結果を第2表に示す。
第2表 この結果より、乳化剤粒子の平均粒径の変化は認められ
なかった。また、滅菌後に油滴の形成、変色等外観の変
化、および含有薬物の濃度の変化もなかった。これによ
り、本発明により調整される乳化剤は非常に安定である
ことが確認された。
以下に実施例を示して本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明はこれにより何ら制限されるものではない。
実施例1 、精製大豆油1009、精製卵黄レシチン129および
具体例1で得た式lの化合物49を約80℃に加熱して
均一に溶解させ、ホモジナイザーで精製卵黄レシチンを
均一分散させた。これにグリセリン259を含む水溶液
(水酸化ナトリウムでpH8に調整)を70〜80℃に
加熱して加え、全量を2とした後、ホモミキサーを用い
て粗乳化を行い、さらに70〜80℃を保ちながらマン
トンゴーリンホモジナイザーを用いて初段圧120に9
/an−合計圧560 kg/cyn”でlO回通過さ
せて乳化し、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例2 具体例1で得た式Iの化合物のかわりに具体例2で得た
式■の化合物を用いるほかは実施例1と全く同様にして
、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例3 具体例1で得た式Iの化合物のかわりに具体例3で得た
弐■の化合物を用いるほかは実施例1と全く同様にして
、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例4 具体例1で得た式■の化合物のかわりに具体例4で得た
弐■の化合物を用いるほかは実施例1と全く同様にして
、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例5 具体例1で得た式lの化合物のかわりに市販の安息香酸
エストラジオールを用いるほかは実施例1と全く同様に
して、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例6 具体例1で得た式Iの化合物のかわりに市販のビタミン
Aを用いるほかは実施例1と全く同様にして、本発明の
脂肪乳剤を得た。
実施例7 具体例1で得た式Iの化合物のかわりに市販のビタミン
Eを用いるほかは実施例1と全く同様にして、本発明の
脂肪乳剤を得た。
実施例8 具体例1で得た式1の化合物のかわりに市販のツメチル
カブロールを用いるほかは実施例1と全く同様にして、
本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例9 精製大豆油+009、精製卵黄レシチン129、具体例
1で得た式1の化合物49、オレイン酸ナトリウム0.
5g、およびコレステロール0.59を約80℃に加熱
して均一に溶解させ、ホモジナイザーで精製卵黄レシチ
ンを均一分散させた。これにグリセリン259を含む水
溶液(水酸化ナトリウムでpttsに調整)を70〜8
0℃に加熱して加え、全量をIOとした後、ホモミキサ
ーを用いて粗乳化を行い、さらに70〜80℃を保ちな
がらマントンゴーリンホモジナイザーを用いて初段圧1
20 kgた1、合計圧560 kg/ex”でlO回
通過させて乳化し、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例1O 具体例!で得た式1の化合物のかわりに具体例2で得た
式■の化合物を用いるほかは実施例9と全く同様にして
、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例11 具体例1で得た式Iの化合物のかわりに具体例3で得た
弐■の化合物を用いるほかは実施例9と全く同様にして
、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例12 具体例1で得た式Iの化合物のかわりに具体例4で得た
弐■の化合物を用いるほかは実施例9と全く同様にして
、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例13 具体例1で得た式1の化合物のかわりに市販の安じ香酸
エストラノオールを用いるほかは実施例9と全く同様に
して、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例14 具体例1で得た式lの化合物のかわりに市販のビタミン
Aを用いるほかは実施例9と全く同様にして、本発明の
脂肪乳剤を得た。
実施例15 具体例1で得た式lの化合物のかわりに市販のビタミン
Eを用いるほかは実施例9と全く同様にして、本発明の
脂肪乳剤を得た。
実施例16 具体例1で得た式Iの化合物のかわりに市販のツメチル
カブロールを用いるほかは実施例9と全く同様にして、
本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例17 精製大豆油1009、精製卵黄レシチン129、具体例
1で得た式lの化合物4g、オレイン酸ナトリウム0.
59、およびフオスファチジン酸0.59を約80℃に
加熱して均一に溶解させ、ホモジナイザーで精製卵黄レ
シチンを均一分散させた。これにグリセリン259を含
む水溶液(水酸化ナトリウムでp118に調整)を70
〜80℃に加熱して加え、全量を2とした後、ホモミキ
サーを用いて粗乳化を行い、さらに70〜80℃を保ち
ながらマントンゴーリンホモジナイザーを用いて初段圧
120 kg/3’、合計圧560 kg/cm”でI
O回通過させて乳化し、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例18 具体例1で得た式Iの化合物のかわりに具体例2で得た
式■の化合物を用いるほかは実施例17と全く同様にし
て、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例19 具体例1で得た式lの化合物のかわりに具体例3で得た
弐■の化合物を用いるほかは実施例17と全く同様にし
て、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例20 具体例1で得た式1の化合物のかわりに具体例4で得た
式■の化合物を用いるほかは実施例17と全く同様にし
て、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例21 風体例1で得た式Iの化合物のかわりに市販の安息香酸
エストラノオールを用いるほかは実施例17と全く同様
にして、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例22 具体例1で得た式lの化合物のかわりに市販のビタミン
Aを用いるほかは実施例17と全く同様にして、本発明
の脂肪乳剤を得た。
実施例23 具体例1で得た式Iの化合物のかわりに市販のビタミン
Eを用いるほかは実施例17と全く同様にして、本発明
の脂肪乳剤を得た。
実施例24 具体例!で得た式lの化合物のかわりに市販のジメチル
カブロールを用いるほかは実施例17と全(同様にして
、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例25 精製大豆油2009、精製卵黄レシチン209、および
具体例1で得た式Iの化合物59を約80℃に加熱して
均一に溶解させ、ホモジナイザーで精製卵黄レシチンを
均一分散させた。これにグリセリン259を含む水溶液
(水酸化ナトリウムでpH8に調整)を70〜80℃に
加熱して加え、全量をtCとした後、ホモミキサーを用
いて粗乳化を行い、さらに70〜80℃を保ちながらマ
ントンゴーリンホモジナイザーを用いて初段圧120に
97ぼ1、合計圧560 kg/ax”でIO回通過さ
せて乳化し、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例26 具体例1で得た式Iの化合物59のかわりに式Iの化合
物69を用いるほかは実施例25と全く同様にして、本
発明の脂肪乳剤を得た。
実施例27 具体例1で得た式lの化合物59のかわりに式lの化合
物79を用いるほかは実施例25と全く同様にして、本
発明の脂肪乳剤を得た。
実施例28 具体例!で得た式Iの化合物59のかわりに式Iの化合
物89を用いるほかは実施例25と全く同様にして、本
発明の脂肪乳剤を得た。
実施例29 具体例1で得た式Iの化合物のかわりに具体例2で得た
式■の化合物を用いるほかは実施例25と全(同様にし
て、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例30 具体例1で得た式lの化合物のかわりに具体例3で得た
弐■の化合物を用いるほかは実施例25と全く同様にし
て、本発明の脂肪乳剤を得た。
実施例31 具体例1で得た式Iの化合物のかわりに具体例4で得た
式■の化合物を用いるほかは実施例25と全く同様にし
て、本発明の脂肪乳剤を得た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非水溶性薬物、植物油、およびレシチン、ポリオ
    キシエチレン・ポリオキシプロピレン共重合体類、ポリ
    オキシエチレン硬化ヒマシ油類、ポリグリセリン脂肪酸
    エステル類より選ばれる少なくとも一つの界面活性剤よ
    りなる脂肪乳剤。
  2. (2)非水溶性薬物、植物油およびレシチン、ポリオキ
    シエチレン・ポリオキシプロピレン共重合体類、ポリオ
    キシエチレン硬化ヒマシ油類、ポリグリセリン脂肪酸エ
    ステル類より選ばれる少なくとも一つの界面活性剤を混
    合し、乳化して脂肪乳剤を得ることを特徴とする脂肪乳
    剤の製造方法。
JP5070788A 1988-03-04 1988-03-04 脂肪乳剤およびその製造方法 Pending JPH01226807A (ja)

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