JPH01226628A - シート給送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、たとえば電子複写機等に備えられる反転機能
付きの原稿自動送り装置として適用されるシート給送装
置に関する。

（従来の技術） この種の原稿自動送り装置としては、たとえば、第４図
に示すようなものが知られている。この原稿自動送り装
置は原稿給紙台２０１に原稿Ｇをセットさせ、この原稿
Ｇをピックアップローラ２０２により取り出すとともに
、分離ローラ２０３によって一枚ずつ分離し送りローラ
２０９を介してアライニングローラ２０４に送り、ここ
で整位したたのち、搬送手段としての搬送ベルト２０５
に送り、この搬送ベルト２０５の走行により、原稿ガラ
ス２０６上のコピー位置に搬送し、セットするようにな
っている。

このように、原稿Ｇがセットされたのち、コピーが行わ
れ、このコピーの終了後、搬送ベルト２０６が逆走行さ
れて原稿Ｇはゲート２１３を介して反転機構２１０に送
られる。この反転機構２１０はループ状のガイド２１１
を有するとともに、このガイド２１１に沿って複数の案
内ローラ２１２・・・が配設されている。原稿Ｇは反転
機構２１０のガイド２１１に沿って送りローラ２１２・
・・の回転により送られ、反転された状態でアライニン
グローラ２０４に送られる。そして、このアライニング
ローラ２０４で整位されたのち搬送ベルト２０５へ送ら
れ、この搬送ベルト２０５の走行により、再度、原稿ガ
ラス２０６に送られてセットされ、原稿Ｇの他面側がコ
ピーされる。このようにして、両面コピーを終えると、
排紙ローラ２０８の回転により、ガイド２０７およびロ
ーラ２０７ａを介して排紙されることになる。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、従来においては、搬送ベルト２０５の搬
入側に反転機構２１０を設けていたため、原稿Ｇを反転
させようとすると、搬送ベルト２０５の全長に亙って原
稿Ｇを搬送させなければならず、搬送距離が長く、反転
に要する時間が長くなり、高速機種に適用できないとい
う問題があった。

［発明の構成］ （課題を解決する手段） 本発明は、上記問題点を解決するために、シートを搬送
手段により被給送部に搬送したのち、この被給送部から
前記シートを送出し、該シートを反転手段により反転さ
せて再度、上記被給送部に給送するシート給送装置にお
いて、前記搬送手段を前記シートの搬送方向に亙って配
設される複数の分割搬送部によって構成し、前記分割搬
送部間に前記反転手段を設けたことを特徴とするもので
ある。

（作用） 上記手段により、シートを少ない移動距離で反転させて
被給送部に給送できるようににした。

（実施例） 以下、本発明を第１図乃至第３図に示す一実施例を参照
して説明する。

第２図は画像形成装置の内部構成を示すものである。

図中１は帯電、露光、現像、転写、清掃、定着等の画像
形成プロセス構成手段２を内蔵した装置本体であり、こ
の装置本体１の上面側にはシートしての原稿Ｇをセット
させる被給送部としての原稿載置ガラス３が設けられて
いる。

前記装置本体１の右側には、画像形成プロセス構成手段
２に供給される普通紙等の用紙を収容した第１の給紙カ
セット（以後、上段カセットという）６、第２の給紙カ
セット（以後、下段カセットという）７が装着されてい
る。

前記画像形成プロセス構成手段２は、つぎのような構成
となっている。すなわち、装置本体１のほぼ中央部には
ドラム状感光体２０が配置され、この感光体２０の周囲
に、その回転方向に沿って帯電装置２１．消去装置２２
．露光装置２３の露光部２３ａ、現像装置２４ａ、２４
ｂ、転写装置２５、剥離装置２６．清掃装置２７゜除電
装置２８等が順次配置されている。

また、上記装置本体１の内底部に沿って、前記上段カセ
ット６および下段カセット７から自動的に給紙された用
紙を前記感光体２０と転写装置２５との間の画像転写部
３１を経て装置本体１の左側に設けられた排紙ローラ対
３２に導く用紙搬送路３３が形成されている。

この用紙搬送路３３の画像転写部３１の上流側にはアラ
イニングローラ対３４が配置され、下流側には定着装置
３５が配置されている。

また、前記露光装置２３は、装置本体１の上面に設けら
れた原稿載置ガラス３にセットされた原稿Ｇを背部をリ
フレクタ６０で囲繞された露光ランプ６１で照らし、そ
の原稿面からの反射光を第１のミラー６２．第２のミラ
ー６３．第３のミラー６４を順次介してレンズ６５に導
き、ついで、レンズ６５を透過した光を第４のミラー６
６、第５のミラー６７、第６のミラー６８を順次介して
上記感光体２０に導くようになっている。

前記リフレクタ６０で囲繞された露光ランプ６１および
第１のミラー６２は、原稿載置ガラス３の下面に沿って
往復移動自在な第１キヤリツジ６９に搭載され、また、
第２のミラー６３および第３のミラー６４は、前記第１
キヤリツジ６９の半分の速度で同方向に移動する第２キ
ヤリ・ソジ７０に搭載されており、これら第１および第
２のキャリッジ６９．７０が第２図の状態において図中
左から右方向に移動することにより、原稿載置ガラス３
にセットされた原稿Ｇを走査して感光体２０に原稿像を
スリット露光するようになっている。

なお、現像装置２４ａは、カラー現像用で、現像装置Ｉ
ｔ２４ｂは黒色現像用で、それぞれ現像ローラ７７．７
８を備えた磁気ブラシ方式となっており、現像ローラ７
７．７８を選択的に近接させて回転駆動することにより
黒色あるいは他のカラーたとえば赤色現像が選択的に行
なえるようになっている。

前記清掃装置２７は、クリーニングブレード８０を感光
体２０に接触させて感光体２ｏ上に残留する現像剤（ト
ナー）を掻き落すとともに、掻き落した現像剤（トナー
）をオーガー８１を介してケーシング８２外に搬出して
図示しない回収箱に回収する構成となっている。

一方、上記装置本体１の上面部にはシート給送装置とし
ての原稿自動供給ユニット４が回動自在に設けられてい
る。この原稿自動供給ユニット４は第１図にも示すよう
に上記原稿載置ガラス３の上面に重合し得るユニット本
体１１０と、このユニット本体１１０の右側に設けられ
た原稿給紙台１１１上の原稿Ｇをユニット本体１１０に
送り込む供給機構１１２とからなっている。

前記供給機構１１２はピックアップローラ１１３と、こ
のピックアップローラ１１３により取出された原稿Ｇを
一枚ずつ分離する分離ローラ１１４と、原稿Ｇを整位す
るアライニングローラ１１５とによって構成されている
。

また、上記ユニット本体１１０内には原稿Ｇを上記原稿
ガラス３上に搬送する搬送手段１１６が設けられ、この
搬送手段１１６は原稿Ｇの搬送方向に亙って配設された
複数の分割搬送部としての第１および第２の搬送ベルト
１１７，１１８によって構成されている。これら第１お
よび第２の搬送ベルト１１７，１１８は駆動ローラ１２
ｏ。

１２０間に掛渡され正逆走行されるようになっている。

１２２．１２２はガイドローラである。

また、上記第２の搬送ベルト１１７の排出側にはガイド
体１２３が設けられ、このガイド体１２３の排出側には
原稿Ｇをユニット本体１１０の上面部の排紙部１２４に
排出させる排出ローラ１２５が設けられている。

さらに、上記第１および第２の搬送ベルト１１７．１１
８間には反転手段１３０が設けられている。この反転手
段１３０はガイド１３１゜１３２と、第１および第２の
切換えゲート１３３゜１３４と、正逆回転する反転用ロ
ーラ対１３５とによって構成されている。１３６は上記
ユニット本体１１０の上面部に設けられた原稿の出入口
である。

上記第１および第２の切換えゲート１３３゜１３４は回
動自在に設けられ原稿反転時における搬送ルートを実線
方向あるいは破線方向に切換えるようになっている。

しかして、原稿給紙台１１１上に原稿Ｇをセットし、操
作部のコピーボタンを操作すると、ピックアップローラ
１１３により、原稿Ｇが取出され、分離ローラ１１４に
より一枚ずつ分離されてアライニングローラ１１５に送
られて整位され、しがるのち、ユニット本体１１０内に
送り込まれる。

このユニット本体１１０に送り込まれた原稿Ｇは第１の
搬送ベルト１１７の走行により搬送され、さらに、第２
の搬送ベルト１１８の走行により、第３図（ａ）に示す
ように、原稿ガラス３上の所定位置まで搬送されてセッ
トされる。

この原稿セットと同時に、ドラム状感光体２０が回転す
るとともに、感光体２０の表面が帯電装置２１により一
様に帯電される。ついで、露光装置２３の露光ランプ６
１が点灯した状態で露光ランプ６１および第１のミラー
６２を搭載した第１キヤリツジ６９および第２のミラー
６３および第３のミラー６４を搭載した第２キヤリツジ
７０が、原稿載置ガラス３の下面に沿って図中左から右
方向に移動することにより、原稿載置ガラス３にセット
された原稿Ｇが走査されてスリット露光され、感光体２
０に原稿Ｇに対応する静電潜像が形成される。この感光
体２０上の静電潜像は、現像装置２４の上部現像ユニッ
ト７５あるいは下部現像ユニット７６のいずれかにより
現像され顕像化される。

また、この現像剤像の形成動作に同期して上段カセット
６あるいは下段カセット７から自動的に取出された用紙
が、アライニングローラ対３４を介して画像転写部３１
に送り込まれ、予め感光体２０上に形成された上記現像
剤像が転写装置２５の働きにより用紙に転写される。つ
いで、用紙は剥離装置２６により感光体２０から剥離さ
れて用紙搬送路３３の一部を構成する搬送ベル）３３ａ
を介して定着装置３５に送り込まれ、ここで、現像剤像
が用紙に溶融定着された後、排紙ローラ対３２を介して
排出される。

このようにして、原稿Ｇの一面側をコピーしたのちは、
第３図（ｂ）に示すように、第２の搬送ベルト１１８が
逆走行されて、切換えゲート１３４．１３３を介して反
転用ローラ１３５に送られ、この反転用ローラ１３５の
回転により出入口１３６から上方へ送り出され所定量送
り出されると、今度は第３図（ｃ）に示すように、反転
用ローラ１３５が逆回転されて第１の切換えゲート１３
３を介して第３図（ｄ）に示すように、第１の搬送ベル
ト１１７側へ送られ、この第１の搬送ベルト１１７の逆
走行により搬送される。そして、所定距離搬送されると
、第３図（ｅ）に示すように第１の搬送ベルト１１７が
正方向に走行されて、第３図（ｆ）に示すように第２の
搬送ベルト１１８へ送られ、反転された状態でコピー位
置にセットされることになる。

このように、原稿Ｇが反転状態で原稿ガラス３上にセッ
トされると、再び、上記したと同様にしてコピーが開始
され、用紙に原稿Ｇの他面側の画像がコピーされること
になる。　以後、順次同様にして、原稿Ｇは反転されて
コピーされることになる。

上述したように、搬送手段を第１および第２の搬送ベル
ト１１７．１１８によって構成し、これら第１および第
２の搬送ベルト１１７．１１８間に反転機構１３０を設
けるため、搬送手段１１６の全長の略半分の搬送距離で
原稿Ｇを反転させることができる。したがって、原稿Ｃ
の搬送時間を短縮化でき、高速機種への適用が可能にな
る。

また、反転機構１３０の設置スペースを特別に必要とし
ないため、小型化も図ることができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、短い搬送距離で
シートを反転させることができ、シートの反転時間を短
縮化できる。したがって、たとえば、複写機に用いた場
合には、高速の機種に適用することができるという効果
を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明の一実施例を示すもので、第
１図は原稿自動送り装置を示す構成図、第２図は電子複
写機を示す構成図、第３図（ａ）〜（ｆ）は原稿反転時
の搬送状態を示す説明図、第４図は従来例を示す構成図
である。 ３・・・原稿ガラス（被給送部）、４・・・原稿自動供
給ユニット（シート給送装置）、１１６・・・搬送手段
、１１７，１１８・・・第１および第２の搬送ベルト（
第１および第２の分割搬送部）、１３０・・・反転手段
、Ｇ・・・シート（原稿）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シートを搬送手段により被給送部に搬送したのち、この
   被給送部から前記シートを送出し、該シートを反転手段
   により反転させて再度、上記被給送部に給送するシート
   給送装置において、前記搬送手段を前記シートの搬送方
   向に亙って配設される複数の分割搬送部によって構成し
   、前記分割搬送部間に前記反転手段を設けたことを特徴
   とするシート給送装置。