JPH01225724A - 低磁場磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 - Google Patents
低磁場磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法Info
- Publication number
- JPH01225724A JPH01225724A JP63049577A JP4957788A JPH01225724A JP H01225724 A JPH01225724 A JP H01225724A JP 63049577 A JP63049577 A JP 63049577A JP 4957788 A JP4957788 A JP 4957788A JP H01225724 A JPH01225724 A JP H01225724A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling rate
- steel sheet
- magnetic
- magnetic field
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title abstract description 11
- 239000010959 steel Substances 0.000 title abstract description 11
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 57
- 238000000137 annealing Methods 0.000 claims abstract description 27
- 238000002791 soaking Methods 0.000 claims abstract description 14
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 9
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 8
- 238000005097 cold rolling Methods 0.000 claims abstract description 7
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 10
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 229910000565 Non-oriented electrical steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000005261 decarburization Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/12—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/12—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties
- C21D8/1244—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties the heat treatment(s) being of interest
- C21D8/1272—Final recrystallisation annealing
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は低磁場特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方
法に関する。
法に関する。
電磁鋼板に対する要求特性の中で、低磁場域における磁
束密度が要求されるケースがある。
束密度が要求されるケースがある。
この特性は、モータなどの鉄芯として使われる無方向性
電磁鋼板においては、モータの効率を左右する重要な要
素である。
電磁鋼板においては、モータの効率を左右する重要な要
素である。
一般に、−電6j&m板における低磁場磁気特性は、磁
壁移動の難易に依存しており、主として、結晶粒界、析
出物、非金属介在物、格子欠陥、内部応力環、ミクロ組
織因子に支配される。
壁移動の難易に依存しており、主として、結晶粒界、析
出物、非金属介在物、格子欠陥、内部応力環、ミクロ組
織因子に支配される。
これらのうち、結晶粒界(粒径)、析出物、非金属介在
物等は素材自体の生まれに起因するところが大きいが、
格子欠陥(歪)、内部応力等は製造工程における外的要
因により導入されるケースが多い。
物等は素材自体の生まれに起因するところが大きいが、
格子欠陥(歪)、内部応力等は製造工程における外的要
因により導入されるケースが多い。
ここで、電磁鋼板の低磁場特性に悪影響を及ぼす外的な
歪付加の要因のうち、製造主事も重要なものとしては、
焼鈍工程における張力、炉内ロールによる曲げ変形、冷
却時の熱応力による歪がある。
歪付加の要因のうち、製造主事も重要なものとしては、
焼鈍工程における張力、炉内ロールによる曲げ変形、冷
却時の熱応力による歪がある。
特に最近は、低鉄損化を狙いとした薄物電磁鋼板に対す
る要望が高く、そのためには鋼板の平坦度、低磁場特性
の維持向上の観点から、張力精度の向上と同時に、冷却
に関しても生産性を阻害しない範囲での徐冷却が必須と
なる。このような磁気特性を配慮した最終焼鈍冷却条件
を規定した提案として特開昭52−96919号がある
。この提案は、焼鈍均熱温度から300℃までの冷却速
度を250℃/分以下に規制することによって鉄損値の
低減を図るというものである。しかし、この技術は、実
施例に示された1000℃焼鈍の場合、l000℃から
300℃までの冷却に2.8分を要し、設備上長大な冷
却帯が必要となる。また、通板速度を落とした場合には
、生産性が落ちるばかりでなく、焼鈍時間が長くなり、
逆に過度の粒成長によって磁気特性(特に鉄損値)が劣
化することすらある。
る要望が高く、そのためには鋼板の平坦度、低磁場特性
の維持向上の観点から、張力精度の向上と同時に、冷却
に関しても生産性を阻害しない範囲での徐冷却が必須と
なる。このような磁気特性を配慮した最終焼鈍冷却条件
を規定した提案として特開昭52−96919号がある
。この提案は、焼鈍均熱温度から300℃までの冷却速
度を250℃/分以下に規制することによって鉄損値の
低減を図るというものである。しかし、この技術は、実
施例に示された1000℃焼鈍の場合、l000℃から
300℃までの冷却に2.8分を要し、設備上長大な冷
却帯が必要となる。また、通板速度を落とした場合には
、生産性が落ちるばかりでなく、焼鈍時間が長くなり、
逆に過度の粒成長によって磁気特性(特に鉄損値)が劣
化することすらある。
本発明はこのような従来の問題に鑑み、生産性を害する
ことなく最終焼鈍冷却時の熱歪の導入を効果的に抑える
ことをその目的とし、このため、低磁場磁気特性に悪影
響を及ぼす特定の温度領域に対してのみ特別な冷却条件
を規定することにより、生産性を落とすことなく冷却時
の熱歪の導入を実用上問題のないレベルまで下げること
に成功したものである。
ことなく最終焼鈍冷却時の熱歪の導入を効果的に抑える
ことをその目的とし、このため、低磁場磁気特性に悪影
響を及ぼす特定の温度領域に対してのみ特別な冷却条件
を規定することにより、生産性を落とすことなく冷却時
の熱歪の導入を実用上問題のないレベルまで下げること
に成功したものである。
すなわち本発明は、1回または中間焼鈍をはさむ2回以
上の冷間圧延によって最終板厚としたC : 0.02
すt%以下、Si : 1.0〜4.0讐t%、Ai:
0.01〜2,0wt%を含有する珪素鋼板を、800
〜1100℃にて最終連続焼鈍後、冷却するに当り、均
熱温度から550〜620℃の温度域に至る平均冷却速
度v1を8℃/秒以下、以降300℃までの平均冷却速
度ν2をV工〈v2≦4v、とし、且つ均熱温度から3
00℃までの平均冷却速度を5℃/秒以上とすることを
その特徴とする。
上の冷間圧延によって最終板厚としたC : 0.02
すt%以下、Si : 1.0〜4.0讐t%、Ai:
0.01〜2,0wt%を含有する珪素鋼板を、800
〜1100℃にて最終連続焼鈍後、冷却するに当り、均
熱温度から550〜620℃の温度域に至る平均冷却速
度v1を8℃/秒以下、以降300℃までの平均冷却速
度ν2をV工〈v2≦4v、とし、且つ均熱温度から3
00℃までの平均冷却速度を5℃/秒以上とすることを
その特徴とする。
以下、本発明の詳細をその限定理由とともに説明する。
本発明では、1回または中間焼鈍をはさむ2回以上の冷
間圧延によって最終板厚としたC:0.02すt%以下
、Si : 1.0〜460すt%、Al: 0.0
1〜2.Ovt%を含有する珪素鋼板を、800〜11
00°Cにて最終連続焼鈍後、次のような条件で冷却す
る。
間圧延によって最終板厚としたC:0.02すt%以下
、Si : 1.0〜460すt%、Al: 0.0
1〜2.Ovt%を含有する珪素鋼板を、800〜11
00°Cにて最終連続焼鈍後、次のような条件で冷却す
る。
(イ)均熱温度から620〜550℃の温度域に至る平
均冷却速度ν、を8°C/秒以下とする。
均冷却速度ν、を8°C/秒以下とする。
(ロ)上記(イ)以降、300°Cまでの冷却速度V2
をν1くν2≦4v工とする。
をν1くν2≦4v工とする。
(ハ)均熱温度から300℃までの平均冷却速度を5℃
/秒以」二とする。
/秒以」二とする。
焼鈍均熱温度から等冷却速度にて冷却した場合、冷却速
度が8°C/秒を超えると低磁場での磁束密度が低下す
る。これは急激な熱収縮に伴う内部応力の増大に起因し
たものである。第1図及び第2図はそれぞれ1.7%S
i鋼(第1表中鋼−1)及ヒ3 %Sil(m l 表
中fR−3)ヲ例ニ、最終焼鈍時の冷却速度が磁束密度
に及ぼす影響を示したもので、いずれの場合も冷却速度
が8℃/秒を超えると特性の劣化が著しい。
度が8°C/秒を超えると低磁場での磁束密度が低下す
る。これは急激な熱収縮に伴う内部応力の増大に起因し
たものである。第1図及び第2図はそれぞれ1.7%S
i鋼(第1表中鋼−1)及ヒ3 %Sil(m l 表
中fR−3)ヲ例ニ、最終焼鈍時の冷却速度が磁束密度
に及ぼす影響を示したもので、いずれの場合も冷却速度
が8℃/秒を超えると特性の劣化が著しい。
そして、このような内部応力による磁気特性の劣化は、
620℃以上の温度領域において発生するものであり、
このため本発明では均熱温度から少なくとも620℃ま
では8℃/秒以下の冷却速度V工で冷却を行う。第3図
及び第4図は、第1図及び第2図と同様の鋼について、
焼鈍冷却時における5℃/秒から20℃/秒べの冷却速
度変更点TQが磁束密度に及ぼす影響を調べたもので、
冷却速度変更点が620″C超の場合、すなわち620
℃に至る前に冷却速度を8℃/秒超とした場合、磁束密
度が劣化することが判る。
620℃以上の温度領域において発生するものであり、
このため本発明では均熱温度から少なくとも620℃ま
では8℃/秒以下の冷却速度V工で冷却を行う。第3図
及び第4図は、第1図及び第2図と同様の鋼について、
焼鈍冷却時における5℃/秒から20℃/秒べの冷却速
度変更点TQが磁束密度に及ぼす影響を調べたもので、
冷却速度変更点が620″C超の場合、すなわち620
℃に至る前に冷却速度を8℃/秒超とした場合、磁束密
度が劣化することが判る。
一方、このような8°C/秒以下の冷却速度を550℃
以降の温度域まで続けても低磁場磁気特性上は大きな変
化はなく、却って生産性の低下や冷却帯の長大化を招い
てしまう。そこで本発明では、8℃/秒以下の冷却速度
は、均熱温度から620℃の温度域までとし、それ以降
については、より高い冷却速度で冷却を行う。
以降の温度域まで続けても低磁場磁気特性上は大きな変
化はなく、却って生産性の低下や冷却帯の長大化を招い
てしまう。そこで本発明では、8℃/秒以下の冷却速度
は、均熱温度から620℃の温度域までとし、それ以降
については、より高い冷却速度で冷却を行う。
550°C以下の冷却速度は、ガスジェット冷却程度の
冷却速度では磁気特性に対しては何ら影響を及ぼさない
が、620〜550℃までの冷却速度ν1に対して急激
な冷却速度の変更を行った場合、板形状が悪化する。こ
れを回避するため、少なくとも550℃以下から300
℃までの平均冷却速度v2をV2≦4v□とする必要が
あり、これによって冷却速度歪による板形状の悪化は許
容されるレベルになる。第5図は、3%5iili(第
1表なす鋼−3)について、V□及びv2の適正範囲を
調べたものであり、v2が4v工を超える領域では急峻
度の変化量が非常に大きく、板形状が悪化していること
が判る。
冷却速度では磁気特性に対しては何ら影響を及ぼさない
が、620〜550℃までの冷却速度ν1に対して急激
な冷却速度の変更を行った場合、板形状が悪化する。こ
れを回避するため、少なくとも550℃以下から300
℃までの平均冷却速度v2をV2≦4v□とする必要が
あり、これによって冷却速度歪による板形状の悪化は許
容されるレベルになる。第5図は、3%5iili(第
1表なす鋼−3)について、V□及びv2の適正範囲を
調べたものであり、v2が4v工を超える領域では急峻
度の変化量が非常に大きく、板形状が悪化していること
が判る。
また、均熱温度から300℃までの平均冷却速度が5℃
/秒未満では、生産性、設備費等を考慮した場合、本発
明による効果が実質的にほとんど期待できない。
/秒未満では、生産性、設備費等を考慮した場合、本発
明による効果が実質的にほとんど期待できない。
次に、本発明の鋼成分の限定理由を説明する。
Cは、磁気時効の観点から最終焼鈍後の段階で0.00
4tit%以下とする必要がある。したがって、それ以
上のCレベルの場合には熱延以降のいずれかの焼鈍過程
(例えば、最終焼鈍)で脱炭する必要がある。そして、
仮りに脱炭を行う場合でも、この脱炭を速やかに完了さ
せるため。
4tit%以下とする必要がある。したがって、それ以
上のCレベルの場合には熱延以降のいずれかの焼鈍過程
(例えば、最終焼鈍)で脱炭する必要がある。そして、
仮りに脱炭を行う場合でも、この脱炭を速やかに完了さ
せるため。
スラブ段階でのC量は0.02iy仁%をその上限とす
る。
る。
Siは1.0wt%未満では固有抵抗の低下により十分
な低鉄損化が図れない。一方、4.0wt%を超えると
素材の脆化により冷間圧延゛が困難になる。
な低鉄損化が図れない。一方、4.0wt%を超えると
素材の脆化により冷間圧延゛が困難になる。
Afiは通常の添加レベルであり、0.01tit%未
満ではAffNが微細に析出して最終焼鈍時に良好な粒
成長性が得られず、一方、2.0wt%を超えると冷間
加工性が劣化する。
満ではAffNが微細に析出して最終焼鈍時に良好な粒
成長性が得られず、一方、2.0wt%を超えると冷間
加工性が劣化する。
第1表の組成の熱延板を冷間圧延した後、第2表の条件
で連続焼鈍を実施して無方向性電磁鋼板を製造した。得
られた電磁鋼板の磁気特性及び急峻度を第2表に併せて
示す。
で連続焼鈍を実施して無方向性電磁鋼板を製造した。得
られた電磁鋼板の磁気特性及び急峻度を第2表に併せて
示す。
以上述べた本発明によれば、低磁場磁気特性に悪影響を
及ぼす限られた高温領域のみ冷却条件を適正化すること
により、生産性を害することなく冷却時の熱歪の導入を
効果的に抑え、低磁場磁気特性のぴれた無方向性電磁鋼
板を製造することができる。
及ぼす限られた高温領域のみ冷却条件を適正化すること
により、生産性を害することなく冷却時の熱歪の導入を
効果的に抑え、低磁場磁気特性のぴれた無方向性電磁鋼
板を製造することができる。
第1図は1.7%Si鋼について最終焼鈍時の冷却速度
が磁束密度に及ぼす影響を示したものである。第2図は
3%Si鋼について最終焼鈍時の冷却速度が磁束密度に
及ぼす影響を示したものである。第3図は1.7%Si
鋼について焼鈍冷却時における冷却速度変更点Tqが磁
束密度に及ぼす影響を示したものである。第4図は3%
Si鋼について焼鈍冷却時における冷却速度変更点TQ
が磁束密度に及ぼす影響を示したものである。 第5図は3%Si鋼についてV工及びν2の適正範囲を
示したものである。
が磁束密度に及ぼす影響を示したものである。第2図は
3%Si鋼について最終焼鈍時の冷却速度が磁束密度に
及ぼす影響を示したものである。第3図は1.7%Si
鋼について焼鈍冷却時における冷却速度変更点Tqが磁
束密度に及ぼす影響を示したものである。第4図は3%
Si鋼について焼鈍冷却時における冷却速度変更点TQ
が磁束密度に及ぼす影響を示したものである。 第5図は3%Si鋼についてV工及びν2の適正範囲を
示したものである。
Claims (1)
- 1回または中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延によ
って最終板厚としたC:0.02wt%以下、Si:1
.0〜4.0wt%、Al:0.01〜2.0wt%を
含有する珪素鋼板を、800〜1100℃にて最終連続
焼鈍後、冷却するに当り、均熱温度から550〜620
℃の温度域に至る平均冷却速度v_1を8℃/秒以下、
以降300℃までの平均冷却速度v_2をv_1<v_
2≦4v_1とし、且つ均熱温度から300℃までの平
均冷却速度を5℃/秒以上とすることを特徴とする低磁
場磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63049577A JPH01225724A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 低磁場磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 |
US07/425,183 US5108522A (en) | 1988-03-04 | 1989-03-03 | Method of making non-oriented electrical steel sheets having excellent magnetic properties under low magnetic field |
KR1019890701751A KR930003634B1 (ko) | 1988-03-04 | 1989-03-03 | 저자장 자기특성이 우수한 무방향성 전자강판의 제조방법 |
PCT/JP1989/000233 WO1989008152A1 (en) | 1988-03-04 | 1989-03-03 | Process for producing nonoriented electric steel sheet having excellent magnetic properties in lowly magnetic field |
EP19890903261 EP0357797A4 (en) | 1988-03-04 | 1989-03-03 | Process for producing nonoriented electric steel sheet having excellent magnetic properties in lowly magnetic field |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63049577A JPH01225724A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 低磁場磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01225724A true JPH01225724A (ja) | 1989-09-08 |
JPH044370B2 JPH044370B2 (ja) | 1992-01-28 |
Family
ID=12835070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63049577A Granted JPH01225724A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 低磁場磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5108522A (ja) |
EP (1) | EP0357797A4 (ja) |
JP (1) | JPH01225724A (ja) |
KR (1) | KR930003634B1 (ja) |
WO (1) | WO1989008152A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69230239T2 (de) * | 1991-08-14 | 2000-04-13 | Nippon Steel Corp., Tokio/Tokyo | Verfahren zur Herstellung eines nichtorientierenten Elektrostahlblechs mit guten magnetischen Eigenschaften |
KR100316896B1 (ko) * | 1993-09-29 | 2002-02-19 | 에모또 간지 | 철손이낮은무방향성규소강판및그제조방법 |
US6436199B1 (en) | 1999-09-03 | 2002-08-20 | Kawasaki Steel Corporation | Non-oriented magnetic steel sheet having low iron loss and high magnetic flux density and manufacturing method therefor |
JP2004328986A (ja) * | 2003-01-14 | 2004-11-18 | Toyo Tetsushin Kogyo Kk | モータ用固定子コアおよびその製造方法 |
DE102005059308A1 (de) * | 2005-12-09 | 2007-06-14 | Thyssenkrupp Steel Ag | Verfahren zum Wärmebehandeln eines Stahlbands |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1437673A (fr) * | 1965-03-26 | 1966-05-06 | Loire Atel Forges | Procédé de fabrication de produits sidérurgiques à usages magnétiques sans orientation cristalline préférentielle |
US3948691A (en) * | 1970-09-26 | 1976-04-06 | Nippon Steel Corporation | Method for manufacturing cold rolled, non-directional electrical steel sheets and strips having a high magnetic flux density |
US3770517A (en) * | 1972-03-06 | 1973-11-06 | Allegheny Ludlum Ind Inc | Method of producing substantially non-oriented silicon steel strip by three-stage cold rolling |
JPS63137122A (ja) * | 1986-11-28 | 1988-06-09 | Kawasaki Steel Corp | 磁気特性の優れた無方向性けい素鋼板の製造方法 |
JP2505196B2 (ja) * | 1987-04-10 | 1996-06-05 | 新日本製鐵株式会社 | 磁気特性の優れたセミプロセス無方向性電磁鋼板の製造方法 |
-
1988
- 1988-03-04 JP JP63049577A patent/JPH01225724A/ja active Granted
-
1989
- 1989-03-03 EP EP19890903261 patent/EP0357797A4/en not_active Withdrawn
- 1989-03-03 US US07/425,183 patent/US5108522A/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-03-03 KR KR1019890701751A patent/KR930003634B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1989-03-03 WO PCT/JP1989/000233 patent/WO1989008152A1/ja not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR930003634B1 (ko) | 1993-05-08 |
KR900700633A (ko) | 1990-08-16 |
US5108522A (en) | 1992-04-28 |
WO1989008152A1 (en) | 1989-09-08 |
EP0357797A1 (en) | 1990-03-14 |
EP0357797A4 (en) | 1990-09-05 |
JPH044370B2 (ja) | 1992-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6580700B2 (ja) | 表面状態が良好な高磁束密度・低鉄損・無方向性電磁鋼板及びその製造方法 | |
US11486019B2 (en) | Non-oriented electrical steel sheet and manufacturing method therefor | |
KR20130101099A (ko) | 우수한 자성 특성을 구비한 방향성 실리콘 강의 제조 방법 | |
JP4272557B2 (ja) | 磁気特性に優れた一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
EP0475710B1 (en) | Method of manufacturing an oriented silicon steel sheet having improved magnetic characteristics | |
EP0588342A1 (en) | Grain-oriented electrical steel sheet and material having very high magnetic flux density and method of manufacturing same | |
JPH01225724A (ja) | 低磁場磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP2015212403A (ja) | 無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
US20210262052A1 (en) | Grain-oriented electrical steel sheet with excellent magnetic characteristics | |
JPH05214444A (ja) | 磁気特性面内異方性の小さい無方向性電磁鋼板の製造法 | |
JPH0323607B2 (ja) | ||
JPH06287639A (ja) | 全周磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP4268277B2 (ja) | 一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPS5831034A (ja) | 絞り用冷延鋼板の製造法 | |
JPS63186823A (ja) | 磁気特性の優れた電磁鋼板の製造方法 | |
JP2002129236A (ja) | 一方向性電磁鋼板の安定製造方法 | |
KR100504369B1 (ko) | 소성변형비 이방성계수가 낮은 저탄소 냉연강판 및 그제조방법 | |
JPS5873719A (ja) | 常温時効硬化の少ない電磁鋼板の製造方法 | |
JPS61243124A (ja) | 加工性にすぐれたぶりき原板の製造方法 | |
JPS61149432A (ja) | 磁束密度が高く鉄損の低い一方向性珪素鋼板の製造方法 | |
JPS5980727A (ja) | 連続焼鈍による絞り性の良好な冷延鋼板の製造方法 | |
KR20030053154A (ko) | 자성이 우수한 무방향성 전기강판의 제조방법 | |
JP2773983B2 (ja) | 連続焼鈍による表面処理原板の製造方法 | |
JPH04362138A (ja) | 磁気特性の優れた厚い板厚の一方向性電磁鋼板の製造方法 | |
KR20200066060A (ko) | 방향성 전기강판 및 그의 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |