JPH01225644A - サイクロデキストリン類で包接されたゲスト物質を含有した合成樹脂製品およびその製造方法 - Google Patents

サイクロデキストリン類で包接されたゲスト物質を含有した合成樹脂製品およびその製造方法

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JPH01225644A
JPH01225644A JP5232388A JP5232388A JPH01225644A JP H01225644 A JPH01225644 A JP H01225644A JP 5232388 A JP5232388 A JP 5232388A JP 5232388 A JP5232388 A JP 5232388A JP H01225644 A JPH01225644 A JP H01225644A
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JP
Japan
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synthetic resin
cyclodextrin
resin product
guest substance
composition
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JP5232388A
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Ichiro Shibauchi
柴内 一郎
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NIPPON EKISHIYOU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の1 本発明は、香料類、防虫剤類、防殺菌剤、防黴剤、昆虫
等に対する忌避剤および誘引剤等の各種物質を、サイク
ロデキストリンまたはその誘導体、あるいはサイクロデ
キストリンもしくはその誘導体を含有した澱粉分解物に
、そのゲスト物質として包接させてなる包接組成物を。
液状反応性接着性材料に混合し、これを被着体に塗布、
硬化させてなる合成樹脂製品およびその製造方法に関す
るものである。
災米夏1宜 本発明者は、サイクロデキストリンで香料を包接して包
接組成物とし、これを乾燥粉末化したものを熱可塑性合
成樹脂材料と混合し、持続して香りを放つ合成樹脂製品
とすることを提案した(特公昭55−50058号)。
また1本発明者はサイクロデキストリンで防殺虫剤を包
接して包接組成物化し、これを乾燥粉末化したものと合
成樹脂材料とを混合して、ペレット状に成型し、これを
そのまま、または合成樹脂材料に適量混合し、フィルム
状に成型した防殺虫フィルムの製造方法を提案した(特
開昭61−65805号)、これら合成樹脂製品および
防殺虫フィルムは、それ自体で完成された自己保持性を
有する合成樹脂製品である。
さらに本発明者は、合成樹脂粘着剤に対しゲスト物質と
して防虫剤を含む前記包接組成物の乾燥粉末を混合した
、防虫効果を有する接着剤を提案した(特開昭61−1
52765号)、ここに開示された接着剤は、防殺虫剤
等をゲスト物質として含有する包接組成物を単に合成樹
脂剤に混合するだけで調製が可能なものであって、二液
混合型の反応性接着剤については開示されておらず、ま
たそれらの接着剤の具体的な使用例にっいても何等示さ
れていない。
さらに、本発明者等は、香料類をゲスト物質としてサイ
クロデキストリンに包接させた包接組成物をラテックス
と混合し、該混合物を粘着基材の表面に塗布した粘着剤
を提案した(特開昭57−185372号)、ここに使
用されたラテックスは天然ラテックスおよび合成ラテッ
クスであって、上記公開特許公報第2項第3欄に「包接
化合物を接着剤に混入することは、接着剤、製造の他の
工程において可能であるが1重合反応におよぼす影響等
を考慮すると1本発明のようにラテックスと混合するの
が一番容易で効果的なのである。」と記載されているよ
うに、包接化合物の重合反応におよぼす影響等を懸念し
て液状反応性接着剤、とくに二液混合型反応性接着剤の
使用については記載していない。
■が ° しよ一つとする 本発明は、高価な香料等を経済的に使用し、かつ、長期
間にわたって安定した効果を維持できる合成樹脂製品お
よびその製造方法を提供するものである。
月111」旌 そこで本発明の第一の目的は、サイクロデキストリンま
たはその誘導体、あるいはサイクロデキストリンもしく
はその誘導体を含有した澱粉分解物(以下「サイクロデ
キストリン類」という)に、少なくとも一種のゲスト物
質を包接させてなる包接組成物を含有した液状反応型接
着性材料から形成された樹脂組成物を、被着体に固着し
てなる合成樹脂製品を提供することである。
本発明の第二の目的は、前記包接組成物のゲスト物質と
して防殺虫剤を用いた液状反応型接着性材料を布地に塗
布または捺染して硬化させ、この布地を用いて作成した
犬、猫用の蚤類の外寄生虫駆除のための防殺虫効果の持
続する衣類を提供することである。
本発明の第三の目的は、前記包接組成物のゲスト物質と
して香料類を用いた液状反応型接着性材料を布地に塗布
または捺染して硬化させ、これを例えば、布団カバー等
の一部または全部に使用する賦香効果の持続する布地を
提供することである。
本発明の第四の目的は、前記包接組成物のゲスト物質と
して防殺菌剤または防黴剤を用いた液状反応型接着性材
料を紙または合成樹脂フィルム等の被着体に塗布し1台
所等で使用する水切り用ゴミ袋、およびその他の防殺菌
または防黴効果の持続するゴミ袋用材料を提供すること
である。
本発明の第五の目的は、前記包接組成物のゲスト物質と
して昆虫、鳥類または小動物忌避剤を用いた液状反応型
接着性材料を紙またはフィルム等の被着体に塗布し、硬
化させて作成する昆虫等に対して忌避効果の持続する忌
避材料を提供することである。
本発明の第六の目的は、前記包接組成物のゲスト物質と
して昆虫、鳥類または小動物の誘引剤を用いた液状反応
型接着性材料を紙、または合成樹脂フィルム等の被着体
に塗布し硬化させて作成する誘引効果の持続する誘引材
料を提供することである。
本発明の第七の目的は、かかる合成樹脂製品の製造方法
を提供することである。
この目的は、サイクロデキストリン類に少なくとも一種
の前記ゲスト物質および水を混合し、加熱撹拌し、該ゲ
スト物質を包接した包接組成物を作成し、該包接組成物
をそのまま、または乾燥粉末化して液状反応型接着性材
料に必要量混合し、該混合物を被着体に塗布し、硬化さ
せることにより達成することができる。
本発明において、サイクロデキストリンとは、従来から
知られているα−サイクロデキストリン、β−サイクロ
デキストリン、γ−サイクロデキストリンのいずれであ
ってもよく、また、これら3種のサイクロデキストリン
の混合物でもよい。また、サイクロデキストリンの誘導
体としては、その代表例としてグルコシルサイクロデキ
ストリン、マルトシルサイクロデキストリン、メチルサ
イクロデキストリン、ジメチルサイクロデキストリン、
トリメチルサイクロデキストリン、ヒドロキシエチルサ
イクロデキストリン、ヒドロキシプロピルサイクロデキ
ストリン、カルボキシメチルサイクロデキストリン、サ
イクロデキストリンの1級〜4級アミン、カルバミルエ
チルサイクロデキストリンおよび燐酸サイクロデキスト
リン等がある。また、前述のように、サイクロデキスト
リンまたはその誘導体を含有した澱粉分解物も本発明に
おいては同様に使用することができる。
前記のゲスト物質をサイクロデキストリンに包接させる
には種々の方法があるが、例えば混練法があげられる。
混線法を行なうにあたっては、サイクロデキストリンに
水または、温湯(サイクロデキストリンに対して約0.
1〜6重量倍)を加えてペースト状若しくは懸濁液にす
る。
また、前記のサイクロデキストリン若しくはその誘導体
を含有する澱粉分解物は25〜40%の水分を含むので
倍量の水を用いればよい。
次に、これにサイクロデキストリンに対して有効量、例
えば約0.1〜3重量倍のゲスト物質を加えてボールミ
ル、デイスパーミル等で充分に混練する。混練する時間
は30分から12時間であり、好ましくは1ないし3時
間である。このようにゲスト物質にサイクロデキストリ
ン類を添加し充分に混練すると、ゲスト物質はサイクロ
デキストリンの分子内部の空洞に入り込み、包接組成物
を形成する。この包接組成物を含有するペーストは、そ
のまま使用しても、また、ドラム乾燥機またはスプレー
ドライヤー等で乾燥粉末化したものを使用してもよい。
本発明による合成樹脂製品は、前記の粉末状包接組成物
を9例えば二液混合型反応性接着剤を用いるときには、
その主剤(バインダー)に有効量、例えば1重量%ない
し60重量%混合し、よく分散させ、これに硬化剤を加
えて再度よく分散させ、該混合物を金属、ガラス、通常
の布、不織布、木材、普通紙、和紙、合成紙、合成樹脂
フィルム等の被着体に塗布し、硬化させることにより作
成することができる。
本発明において使用する二液混合型液状接接材料として
は、主剤と硬化剤からなるアクリル樹脂接着剤、ウレタ
ン樹脂接着剤、エポキシ樹脂接着剤、不飽和ポリエステ
ル樹脂接着剤等がある。この他、液状反応型接着剤であ
って、シアノアクリレート接着剤等の一液室温硬化型接
着剤、エポキシ樹脂接着剤等の一液加熱硬化型接着剤、
アクリル樹脂接着剤や不飽和ポリニスデル樹脂接着剤等
の紫外線硬化型接着剤および放射線硬化型接着剤も使用
できる。なお、エマルジョン型の接着材料には、前記包
接組成物は乾燥粉末化せずペースト状のまま使用し、ま
た。
溶剤系の接着材料には粉末化した包接化合物を使用する
本発明に使用できる被着体としては、前記の通り、金属
、ガラス、通常の布、不織布、木材。
普通紙、和紙、合成紙、合成樹脂フィルム等、被着体と
して使用できるものであれば、いかなる材料からできて
いるものでもよい。
本発明で使用することのできる代表的な防殺虫剤として
は、有機燐系殺虫剤およびピレスロイド系殺虫剤がある
。これらの殺虫剤を本発明において防殺虫剤として使用
するのは、その効果がきわめて優秀であるとともに安全
性が高く、かつ使用範囲が広く、しかもサイクロデキス
トリンの包接組成物の製造が容易であること、および、
耐熱性もよく、二液反応型接着材料に混合しても何等そ
の効果に変化が見られない等の長所を有しているからで
ある。
有機燐系殺虫剤の具体例としては、フェニトロチオン〔
0,0−ジメチル−〇−(3−メチル−4−二トロフェ
ニル)−チオフォスフォレイト〕がある。
また、ピレスロイド系殺虫剤の具体例としては、アリス
リン(di−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2
−シクロペンテニル dl−シス/トランスークリサン
テマート〕、フタルスリン((1,3,4,5,6,7
−へキサヒドロ−1,3−ジオキソ−2−イソインドリ
ル)メチル di−シス/トランスークリサンテマート
〕、レスメトリン((5−ベンジル−3−フリル)メチ
ル di−シス/トランスークリサンテマート)、フラ
メトリン((5−(2−プロピニル)−2−フリル)メ
チル di−シス/トランスークリサンテマート、フエ
ノトリン〔3−フェノキシベンジル di・−シス/ト
ランスークリサンテマート〕、およびペルメトリン(3
−フェノキシベンジル di−シス/トランス−3−(
2,2−ジクロロビニル)−2゜2−ジメチル−1−シ
クロプロパン力ルポキシラート〕等がある。
本発明において使用する香料類としては、天然香料、合
成香料のどちらでも使用でき、天然香料とじては、動物
性香料でも植物性香料でもよく1例えば、ラベンダー油
、シトロネラ油、バラ油、レモン油、ジャスミン油等が
使用できる。また1合成香料も各種のものが使用できる
が1例えばエチルアセトアセテート(ethylAce
toacetate;C,HlaO,Lアセトフェノン
(Acetophenone;C,H,0) 、アニス
アルデヒド(Anigic Aldehyde;C,H
,O,)、ベンジルベンゾエート(Banzyl Be
nzoate;C1,Hl、0)、メチルベンゾエート
(Methyl Benzoate;C,H,O,)、
エチルバニリン(Ethyl Vanilin;C,H
,,0,)、エチレンブラシレート(Ethylene
 Brassylate;C,、H■o4)。
エチルフォルメ−ト クマリン(COullarl−n :c, n, Ox
 ) vシンナミルアルコール(Cinnamyl A
lcoh61:C,H.、0)、ゲラニオール(Ger
aniol;CiaHxsO) tアセチルオイテノー
ル(Acetyl Eutenol;C.、H.、0)
、シトロネリルアセテーh(Citoronellyl
 Acetate;C12H,、0.)等が使用できる
本発明で使用することのできる代表的な防菌剤および殺
菌剤としては、グルコン酸クロルヘキシジンCCs x
 Ha * CL Nu。・2C, Hl. 0, :
 897.77)や、N−(フルオロジクロロメチルチ
オ)−フタルイミドおよびα−ブロモシンナムアルデヒ
ド(C.H.OBr)等がある.また、防黴剤の代表例
としては、チアベンダゾール、2−ヒドロキシジフェニ
ル、N−ジメチル−N′−フェニルー(N’−フロロジ
クロロメチルチオ)−スルアミド、3−メチル−4−ク
ロロフェノール、トリルトリアゾールおよびベンゾトリ
アゾール等がある。
昆虫、小鳥、小動物等に対する忌避剤としては、例えば
、N、N−ジエチルトルアミド、リーフアルデヒド(L
eaf Aldehyde)等がある。また、誘引剤と
しては、ネズミ用として1例えば、チーズ・フレーバー
、ビーフ・フレーバー、チキン・フレーバーなどがある
見朝立夏来 前記のように、この発明に係る合成樹脂製品およびその
製造方法によれば、高価な防殺虫剤および香料類を初め
とする物質を経済的に使用しながら、かつ長期間にわた
って安定した効果を維持し、しかも変質することのない
合成樹脂製品を簡単に提供することができる等、その効
果はきわめて大である。
以下、実施例を挙げて本発明を説明する0本発明はこれ
のみに限定されるものではない0例中、1部」はすべて
重量部である。
実施例1 殺虫剤のピレスロイド系Permrthrin (エク
スミン商品名)20部とサイクロデキストリン(β型)
60部、水20部を反応槽に入れ加熱しながら撹拌、3
0分約68℃で包接組成物を作成し、次にこれをスプレ
ードライヤーで粉末化する。このようにして得られた粉
末包接組成物5部をアクリル系架橋型バインダー(RY
UDYE−W*BINDERGT−30大日本インク化
学社製)93部と混合し、良く分散させた後、膠化剤(
RYUDYE−W*FIXER150CONC大日本イ
ンク社製)2部を添加し再度混合撹拌して分散を確認し
てから必要量を切れ地に部分的にシルク印刷機で捺染処
理して、常温で2日間放置してバインダーを架橋させた
。この切れ地で犬、借用の衣類を作成して着用させたと
ころ蚤類の外寄生虫が3日間で全部いなくなった。
そして、この効力は約180日間持続した。
実施例2 香料としてクマリン20部とサイクロデキストリンを含
有した澱粉分解物(C)+3゜)80部を反応槽に入れ
、約65℃で約60分間加熱撹拌し、包接が終了したら
熟成のため24時間静置し包接組成物を得た0次に8部
をウレタン系のバインダー(RYUDYE−11申FI
XER0F−701TL)90部と混合撹拌し、良く分
散させて、さらに実施例1で使用したFIXER150
CONCを2部添加し、再度撹拌分散した後、布団カバ
ー用の切れ地に模様の捺染シルク処理をして80℃で2
0分間架橋処理後、実際に布団に装着した。この布地を
装着した布団を動かす毎にブーケの香りが室内にただよ
った。効果は約3ケ月間持続した。
実施例3 昆虫忌避剤として、N、N−ジエチルトルアミド(ディ
ート)20部をサイクロデキストリン20部で一部を包
接物化し、残存分を水が60部入った界面活性化したエ
マルジョンを65℃に加熱しながら反応機中で30分間
撹拌し、包接組成物を作成し、約3時間放置後、その包
接組成物20部をDEXCEL CLEAR3301バ
インダ一78部と混合、撹拌後、RYUDYE−w*F
IXER150を2部添加して撹拌した。このようにし
て得られた二液混合型反応性接着材料をポリエステル上
に硬化固定した。
このフィルムの裏面に粘着剤をコートして巾20amの
テープを作成してキッチンの四隅にセットしたところ3
日間で付近を走り回っていたゴキブリがいなくなった。
このテープはまた、ノミ、蚊、ゴキブリ、蟻等に有効な
忌避効果を持続した。
実施例4 忌冷剤としてリーフアルデヒド(LEAF ALDEH
YDE(Trance−2−)1exenal)の20
部をサイクロデキストリン30部、H,050部とを混
合して反応機中に入れ70℃に加熱しながら撹拌、1時
間撹拌を継続した後、約3時間放置して包接組成物を得
た。、:(7)20部をRYUDE−11−BINDE
RUF−70LTL 7g部と混合撹拌後、該混合物ニ
RYUDE−V−FIXER1502部を添加、80℃
に加熱、温度の下降しないうちに布地、全面コートして
2日間放置して自然架橋させた後、テープ状にしてマン
ションの窓際の手摺、ベランダの手摺等に巻き付けたと
ころ毎日のように飛来して来ていた鳩の群が全然寄り付
かなくなった。その効果は1ケ月程度持続した。なお、
雀にも効果が確認された。
この忌避剤は、昆虫類の悪臭を出すカメムシ科の成分を
合成した香料の一種で濃度により鳥にも短期間ではある
が有効であった。
実施例5 ネズミ用誘引剤としてチーズ・フレーバー20部とサイ
クロデキストリン(β型)60部、水20部を反応槽に
入れ約70℃で約60分加熱撹拌し、包接組成物を作成
し5次に、この包接組成物5部を95部のブテジ系粘着
剤に加えて撹拌し分散を確認してから必要量を紙に塗布
しネズミとりを作成した。このネズミとりの誘引効果は
、約180日間持続した。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)サイクロデキストリンまたはその誘導体、あるい
    はサイクロデキストリンもしくはその誘導体を含有した
    澱粉分解物に、少なくとも一種のゲスト物質を包接させ
    てなる包接組成物を含有した二液混合型液状反応性接着
    性材料から形成された樹脂組成物を、被着体に塗布して
    なることを特徴とする合成樹脂製品。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の合成樹脂製品におい
    て、該ゲスト物質が防殺虫剤である合成樹脂製品。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載の合成樹脂製品におい
    て、該ゲスト物質が香料類である合成樹脂製品。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載の合成樹脂製品におい
    て、該ゲスト物質が防殺菌剤である合成樹脂製品。
  5. (5)特許請求の範囲第1項記載の合成樹脂製品におい
    て、該ゲスト物質が防黴剤である合成樹脂製品。
  6. (6)特許請求の範囲第1項記載の合成樹脂製品におい
    て、該ゲスト物質が忌避剤である合成樹脂製品。
  7. (7)特許請求の範囲第1項記載の合成樹脂製品におい
    て、該ゲスト物質が誘引剤である合成樹脂製品。
  8. (8)特許請求の範囲第1項記載の合成樹脂製品におい
    て、該液状反応型接着性材料が主剤と硬化剤とからなる
    二液混合型接着剤であり、該包接組成物が主剤に含有さ
    れて該樹脂成分が形成された合成樹脂製品。
  9. (9)サイクロデキストリンまたはその誘導体、あるい
    はサイクロデキストリンもしくはその誘導体に含有した
    澱粉分解物に、少なくとも一種類のゲスト物質および水
    を混合し、加熱撹拌して該ゲスト物質を包接した包接組
    成物を作成し、該包接組成物をそのまま、または乾燥粉
    末化して液状反応型接着性材料に有効量混合し、該混合
    物を被着体に塗布し、硬化させることを特徴とする合成
    樹脂製品の製造方法。
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