JPH01225643A - 固体合成重合体表面の改質方法 - Google Patents

固体合成重合体表面の改質方法

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JPH01225643A
JPH01225643A JP1020938A JP2093889A JPH01225643A JP H01225643 A JPH01225643 A JP H01225643A JP 1020938 A JP1020938 A JP 1020938A JP 2093889 A JP2093889 A JP 2093889A JP H01225643 A JPH01225643 A JP H01225643A
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JP
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polymer
synthetic polymer
solid synthetic
minutes
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JP1020938A
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Roy Luckenbach
ロイ ルッケンバッハ
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Original Assignee
Dow Corning Corp
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Publication date
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    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M11/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J7/00Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
    • C08J7/12Chemical modification
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M15/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2367/00Characterised by the use of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Derivatives of such polymers
    • C08J2367/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds

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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固体合成重合体を改質して当該重合体の全体
的な機能的性能を改良することに関する。
本発明は、固体重合体を改質する迅速で、清浄で、効率
的で、費用のかからない方法に関する。この発明はまた
、固体重合体の機能的性能を改良するという利点を提供
すると同時に、固体重合体を最小限の工程で処理してそ
れらを処理過程の予め完了した段階から完成品にすると
いう利点をも提供する。最後に、この発明は、この発明
の方法を使用する結果として達成される機能的性質に耐
久性を付与することができるという利点を提供する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕繊維産
業は、恐らく世界で最古の産業であり、そして恐らく確
立された全ての産業のうちで最大のものの一つである。
繊維産業は、初めは主として天然繊維、すなわち羊毛や
綿を基礎としていたが、綿、羊毛及び合成繊維材料、並
びに合成材料と羊毛や綿とのブレンドを包含するものに
発展してきた。今日一番多く使用される合成繊維には、
ポリエステル、レーヨン及びナイロン(そして他のアラ
ミド類)、それに少数の特殊合成繊維、例えば、基本的
に塩化ビニリデンから製造されるもの、酢酸セルロース
やセルローストリアセテートのような変性セルロース系
繊維、アクリル系繊維、モダクリル繊維、ポリエチレン
やポリプロピレンのようなオレフィン繊維、ビニコン、
バイナル、アズロン、ニトリル及びノボロイド、といっ
たようなものが含まれる。レーヨン及びポリエステルは
第一次世界大戦の最中に開発され、またナイロンの主要
な開発は第二次世界大戦の直前及びその間になされた。
ポリエステルは、今日世界で最も大量に利用されている
人造繊維である。
合成紡織繊維(textiles)を作り出すのに用い
られる合成繊維(ftbers)は、人間により所望さ
れる性質のうちの全てを有するとは限らず、従って、繊
維及び/又は紡織繊維を改質してそのような所望の性質
を向上させるために非常に多くの方法が開発された。ゼ
ロニアン(Haig Zeronian)及びコリンズ
(Martha J、Co11ins)は、ノースカロ
ライナ州チャーロット(Charlotte)のチャー
ロット会議センターにおいて1987年10月14〜1
6日に行なわれた1987年国際会議及び展示会のアメ
リカ繊維化学者及び着色者協会の論文集に掲載された論
文「ポリエステル繊維の快適さの改良」において、強さ
、耐摩耗性、レジリエンス及び寸法安定性はポリエステ
ルの大抵の最終用途にとって申し分ないと考えられる、
と述べている。「ところが、疎水性でありオレフィン系
であるという点で、ポリエステルには難点がある。ポリ
エステルには静電荷が堆積し、またポリエステルの油性
のじみを取除(ことは非常に困難である。」ゼロニアン
らは、ラック(Latta、B、M、)の「衣類の快適
性−熱、通風、織物組織(construction)
及び評価因子の相互作用」(ホリーズ(Hol 1ie
s、 N、R,S、)及びゴールドマン(Goldma
n、R,F、)曙、アン・アーバー・サイエンス、アン
・アーバー(Ann Arbor) 、ミシガン(19
77) )第33〜53頁を参照し、「ポリエステルの
布巾は天然繊維の布巾はど快適ではない、ということも
知覚される。1977年に、ラックは、消費者の批評か
ら合成繊維の主要な制限は、不自然な手触り、不快な熱
的感覚、皮膚と接触した繊維がじとじとすること、湿分
吸収性の欠如、親しみのない皮膚接触感であること及び
静電気に関係する問題があること、であると示唆される
、と述べた。不適当であると思われてきた性質を改良す
るため、多くの調査及び開発研究が何年もかけて行なわ
れている。Jと述べている。
ゼロニアン及びコリンズは、服装の快適性を改良するこ
とを請は負うことができる技術の検討を進め、「服装の
快適性は、服装のデザイン、繊維の構成、糸の構成、繊
維の変性、総括クラスを異にする繊維の混合そして局部
的仕上げを含めた、様々な技術により改良することがで
きる。繊維の変性は、化学的に及び/又は機械工学的に
、例えば繊維の断面を変化させて、達成することができ
る。」と述べている。
従来技術の第二の領分は、繊維産業において現在用いら
れている調製、染色及び仕上げ方法である。当業者が本
発明の真価を十分に認めるためには、この明細書に背景
を組み入れることが必要である。例えば、布巾の調製に
は、織物の浸潤、天然ワックス又は紡糸仕上げ剤を取除
くための精練、製織されたたて編生地から糊を除去する
ための糊抜き、そして織物から色素を除去して白くする
ための漂白が含まれる。紡織繊維処理のこの部分に関し
て、ニードルズ(Needles、)1.L、)+ ”
TextileFibers、Dyes、Finish
es and Processes″、 NoyeSP
ublication、Park Ridge+ニュー
シャーシー(1986) 。
l1l)154〜157は、最終仕上げの準備の整った
紡織繊維の調製及び乾燥についての必要条件を検討する
。ニードルズの著書を読むと、「乾燥処理工程は、紡織
繊維の湿式法で消費されるエネルギーのほぼ部分の二を
占めるので、現在大いに考察中である。」という記載に
直ぐに気がつく。ニードルズは更に、界面活性剤を使用
する「浸潤」、油やワックスを除去するための精練処理
(苛性アルカリを使用する紡織繊維の精練を含む)、希
酸又は酵素処理及び短い洗浄′手法を使用する糊抜き、
圧搾ロールを使用し又は、布巾に狭いスリットを越えて
移動させ、そこからの音速のスチームが布巾から水を吹
き飛ばしもしくは真空により布巾から水を抜き出し、そ
して残留水分を対流、伝導又は輻射加熱により除去する
最終工程によって行なう乾燥、の検討を続けている。
とって重要である従来技術の第三の領分は、ポリエステ
ルの染色に用いられる分散染料キャリアーの領分である
。ここでも、ニードルズはポリエステルの染色に関する
現状技術を検討した0例えば、第184頁において、ニ
ードルズは分散染料をポリエステルに適用するための種
々の特殊な技術を検討している。その頁の開示の重要な
点は、染色処理法それ自体ではなく、分散染料キャリア
ーがポリエステルを染色する方法において演じる役割の
基本的な知識である。この検討は、分散染料キャリアー
のポリエステルの染色における作用様式の知識として、
部分的にこの明細書に組み入れられる。例えば、ニード
ルズはキャリアーがポリエステルに浸透し、繊維の分子
構造を切開しくその結果繊維はしばしば膨潤する)、そ
して分散染料が染料溶液と繊維との界面を横切って繊維
内部に通り抜けるのを促進するということを開示する。
二一ドルズは、ポリエステルの均一な染色を果すために
は、分散染料キャリアーと共に、場合によっては高温及
び高圧が必要であることをも検討する。
ニードルズは、適当なキャリアーには、芳香族炭化水素
、例えばジフェニルナフタレン及びメチルナフタレンの
ようなものや、フェノール類、例えば0−フェニルフェ
ノール及びp−フェニルフェノールのようなものや、ハ
ロゲン化芳香族化合物、例えばジクロロベンゼン及びト
リクロロベンゼンのようなものや、芳香族エステル類、
例えばサリチル酸メチル、安息香酸ブチル、フタル酸ジ
エチルのようなものやベンズアルデヒドが含まれる、い
うことに言及している。最後に、二一ドルズは、繊維表
面に適用された分散染料を有するポリエステルが短時間
部分真空下で約200″Cに加熱される「サーモゾル染
色法」を検討する。ニードルズは、[この温度では、ポ
リエステル内での分子の運動が激しく、染料蒸気が繊維
へ浸透するのを可能にする。冷却すれば、分散染料は繊
維内に永久的に捉えられて固定される。」と論評する。
最終的に、ニードルズは、種々の工業的に受は入れられ
た手段であってそれにより処理を実行することができる
もの、すなわち、繊維/原毛染め、糸/かせ染め、パッ
ケージ染色、ジッグ染色、ベック染色、ジェット染色、
レインジ(range)染色、ビーム染め、及び泡染め
を示している。
分散染料キャリアーの利用に関するもう一つの関連のあ
る論文、すなわち、Textile Chemist 
andColorist、第19巻、第11号、第35
頁(1987年11月)に記載されたラビチャンドラン
(Ravich’andran、 V)らの論文「選択
された染料キャリアーがポリ(エチレンテレフタレート
)へ及ぼす影響についての所見」において、ラビチャン
ドランらは、分散染料キャリアーが予め処理されたポリ
(エチレンテレフタレート)布巾に向上した吸込み性(
wicking)及び濡れ性を与えること、そして、増
加した濡れ性は布巾から溶剤抽出によりキャリアーを抜
出した後にも存続することを述べ、予備処理はポリ(エ
チレンテレフタレート)にいくらかの永久的変化を与え
ると結論し、分散染料キャリアーはポリ(エチレンテレ
フタレート)表面を変性することと重合体バルクを可塑
化することとに二重の役割を演じると推測した。
このように、紡織繊維を仕上げ前の段階から仕上げを終
えた段階にする方法は、現在の技術手法を使用する場合
には極めて多くの処理及び加工を必要とする、と言うこ
とができる。
本発明は、従来技術の方法につきまとう問題の大部分を
克服する。最も著しくは、本発明の方法は迅速で、効率
的で、清浄で、費用がかからず、且つ、繊維の製造で用
いられる物質及びその後の紡織繊維の製造における処理
のために用いられる物質をそのような紡織繊維から取除
くための本質的に一段階の精練/糊抜き法である。これ
らの物質には、例をほんのいくつか挙げれば、油、糊、
紡糸仕上げ剤、潤滑剤、ニッティング油及び黒鉛のよう
な物質が含まれる。
本発明は、処理された紡織繊維の機能的性質のうちの一
部を向上させ、すなわち、最終製品の連続ポリエステル
フィラメントは全体的にリントなしである。ポリエステ
ルの最終製品は、その難燃特性を維持し、永続性のある
向上した含水率特性を存し、菊巻きのない特性を保持し
、急速に乾燥して大量のエネルギーを節約し、向上した
汚れ落ち(soil release)特性を有し、向
上したプリント適性を有する。また場合によっては、本
発明の方法は紡織繊維にプリント適性を創出し、最終製
品の4段を減少させ、そして、ナイロンやポリエステル
のような疎水性であると考えられる紡織繊維についてさ
えも最終製品の吸水性を向上させる。
また、本発明の方法は、様々な紡織繊維について使用す
ることができ且つ、繊維産業で既に使用されている種々
の装置を大幅に改変することを少しも必要とせずにその
ような装置でもって使用することができるという点にお
いて、応用範囲が広い。
〔課題を解決するための手段及び作用効果〕方法であっ
て、次の諸工程、すなわち、(1)固体合成重合体を膨
潤剤又は膨潤剤混合物及び塩基の浴と7以上のp)lで
接触させる工程、(II)この浴を少なくとも1秒間少
な(とも100下(37,8’C)の温度に加熱する工
程、(III)この浴を酸性にして7未満のpHにする
工程、 (IV)上記の重合体と浴とを分離する工程、を包含し
ていて、それにより改質された表面を有する重合体が得
られる方法に関する。本発明はまた、固体合成重合体の
表面を改質する第二の方法であって、次の諸工程、すな
わち、 (1)固体合成重合体を膨潤剤又は膨潤剤混合物及び塩
基の浴と7以上のpHで接触させる工程、(II)この
浴を少なくとも1秒間少なくとも1006F (37,
8℃)の温度に加熱する工程、(III)この浴を酸性
にして7未満のpHにする工程、 (IV)上記重合体を少なくとも5分間室温よりも高い
温度で活性物質と接触させる工程、(V)その後、上記
の重合体と浴とを分離する工程、 を包含しており、それによって改質された表面を有する
重合体が得られる方法にも関する。
固体合成重合体紡織繊維の処理は、この発明の好ましい
態様である。この明細書で使用する「紡織繊維(tex
tile) Jなる用語は、繊維、糸、トウ及びファイ
バーフィルムの全ての形態をし且つ織ったもの、編んだ
もの及び不織のものを含めた布巾(fabric)構造
の全ての形態をした、フィラメント及び紡績されたもの
の両方の、合成繊維、合成繊維と天然繊維とを混合した
もの、及び合成繊維を混合したもの、を包含することを
意図する。同様に、この発明の範囲内には、例えばアラ
ミド、ポリエステル及びナイロンのフィルムのような合
成フィルムも含められる。この発明の目的については、
本発明は二つの処理法からなる。上述のように、第一の
方法は、紡織繊維を膨潤剤及び塩基の浴と接触させる工
程を包含している。この方法は、紡織繊維が初めの苛性
浴の苛酷に耐えることができる限り、繊維産業で現在使
われている布巾の全てに有効である。この発明にとって
好ましいものは、使用時の容積が大きい紡織繊維、例え
ばポリエステル、アラミド、そしてこれらの材料と綿や
羊毛とを混合したものである。この発明の目的上、「接
触させる」とは、水性溶液を紡織繊維と接触させること
ができる情況を引き起こし、この発明において有効であ
ると考えられる、繊維産業で今日標準的に使用されてい
るどのような処理法をも意味する。この発明にとって好
ましいのは、ビーム染色法及びジェット染色法である。
ここで有用な装置は、臨界的ではなく、浴の温度を最も
迅速なやり方で上昇及び降下させる能力があることだけ
を必要とする。なぜならば、本発明は処理工程を高温で
行なうことができることを考えているからである。また
更に、装置は一定の場合には、少なくとも約1550p
sig (約106a tm )の高圧を保つことが可
能でなければならない。
この発明の方法で有効である主要な化学薬剤の一つは、
塩基である。この方法では、塩基を工程(III)及び
(II)において使用する。塩基には、アルカリ金属水
酸化物、アミン、アンモニア、セスキ炭酸ナトリウム、
セスキ炭酸カリウム、例えばメタケイ酸ナトリウムのよ
うなケイ酸塩類、石灰、例えばリン酸三ナトリウムのよ
うなリン酸塩類、マグネシア、シアン化カリウム、炭酸
ナトリウム、その地回様のものが含まれる。この発明に
おいて有用な塩基は、水中で10を超えるpHを示すも
のであって、最も好ましいものは11以上のpHを与え
る塩基である。
この発明において用いられる第二の主要な化学成分は、
膨潤剤である。この物質は、普通の繊維化学物質であり
、主としてポリエステルの分散染色法で使用される。本
発明でそれを用いると、処理される紡織繊維の膨潤を引
き起こす。これは塩基と共に使用される。本発明の発明
者によって、膨潤剤は塩基と共に使用した場合、塩基を
単独に使用するだけの従来技術の方法以上に塩基の効果
を高める、ということが見いだされた。化学物質のこの
特定の組合わせ及びそれらが本発明で果す機能は、従来
技術の方法には見当らず、そして更に、従来技術を研究
して、そのような組合わせにより本発明の利益を得るこ
とができるということが明らかになることはなかろう。
例えば、本発明の発明者は、この方法は膨潤を引き起こ
し、それと同時に布巾に物理的不足部(physica
l imperfec−Lions)が創出され、そし
てこの不足部を右ヤの一層多くにまで及ばせ且つまた物
理的寸法及び容積を均一にさせる、と信じるけれども、
そのような理論に捉われるべきではない。繊維産業で一
般に使用される膨潤剤は、それらの全てはこの発明で用
いることが可能であるように思われるので、この発明に
おいて考えられる薬剤である。そのような薬剤は、分散
染色キャリアーとして先に示したものにより代表される
。そのような化学物質の対応する一覧表は、二一ドルズ
の著書の第184頁に見いだすことができる。当業者は
、そのような膨潤剤の混合物をこの発明で使用すること
ができるということを注目すべきであり、また、そのよ
うな膨潤剤の多くは混合物として商業的に販売されてい
ることに注目すべきである。
一般に、この方法は工程(1)において、処理すべき紡
織繊維を装置に納め、水を使って浴を作ることにより実
施される。加熱を行ない、あるいは加熱せずに、浴に膨
潤剤を加える。次いでこの浴に塩基を加える。塩基は固
体として、あるいは水性溶液として、装置内の水に直接
加えることができる。この時点での浴のp)lは、当然
アルカリ性であり、そしてこのpHは11より大きい方
が好ましいけれども、この時点におけるpHがアルカリ
側にある限りは、pHが11よりも大きいことはこの発
明の必要条件ではない。この時点で、工程(II)、す
なわち浴の加熱を開始し、あるいは既に開始していたな
らば継続して、少なくとも100〒(37,8”C)の
温度にする。工程(1)と工程(II)とを多少組合わ
せることは、紡織繊維、塩基及び膨潤剤を装置に入れな
がら浴及び装置を加熱することができるという点で、こ
の発明の範囲内であると考えられる。浴及び装置の加熱
を必要とする時間は、もちろんながら設備しだいである
が、加熱は時間を節約するためできる限り急速であるこ
とが好ましい。浴及び装置を加熱する速度は、3′F/
分(1,67℃/分)から8′F/分(4,44℃/分
)までの速度であることが好ましく、8〒/分(4,4
4’C/分)により近い速度を維持することが最も好ま
しい。浴に化学物質を加える順序は重要ではなく、最低
限の運転温度に到達する時点よりも前に両方の化学物質
が存在している限りは、浴が最初から両方の化学物質を
含有していることは必要ない。
先に示したように、工程(II)の望ましい運転温度は
最低阻生なくとも100°F C37,8℃)であって
、発明者及び当業者には、もっと低い温度はこの発明で
有効であるけれども、処理を果すのに要する時間はかな
り長くなり、且つ、この発明を利用して得られるべき利
益は消失し始める、ということが承認される。工程(I
I)の好ましい運転温度は、100〜600°F (3
7,8〜316℃)の範囲に及び、そのようなより高い
運転温度の結果として過熱水蒸気が生じることが認めら
れる。過熱水蒸気の使用は、合成紡織繊維が破壊される
ことなく且つ連続処理法を利用することができるように
浴及び膨潤剤との接触時間を最小限に保つために、合成
紡織繊維の処理では時として必要である、ということが
見いだされた。下記の第1表は、この発明の工程(II
)において採用される時間対温度の概略を示す。
第1表 1秒     600 (316) 30〃400(204) 10分     265(129) 15 〃260(127) 20 〃252(122) 25〃246(119) 30 〃240(116) 35 〃237(114) 40〃228(109) 45〃220(104) 50〃210(99) 55〃208(98) 第1表の温度の欄において、かっこ内の数値は華氏温度
を摂氏温度に換算したものである。
運転温度、例えば600)″(316℃)の温度に到達
するやいなや、浴及び装置の加熱を停止することができ
且つ浴及び装置を速やかに冷却することができ、その結
果十分な処理を果すことができるという点で、運転時間
は1秒はどの短い時間でよい、ということが見いだされ
た。浴及び装置は、少なくとも1秒間から約2時間まで
の期間運転することが好ましい。運転時間は、1〜2分
から1時間未満までであることが更に好ましい。1又は
2分間から10分間までの運転を行なうことが最も好ま
しい。
工程(1)及び(II)の目的は、表面が改質され且つ
、例えば、それがプリント処理やその他の同様の処理を
受は入れるように紡織繊維を処理することである。この
発明の範囲内で有効であると考えられる紡織繊維はそれ
らの化学組成を多少異にするので、紡織繊維の各タイプ
を試験して、条件のどの組が最適な処理を施すかを決定
することが望ましい。その後は、所望のレベルの処理を
施すため布巾に本質的に同じ条件をただ適用するだけで
ある。例えば、100%ポリエステルの布巾を208°
F(98℃)で55分間処理することは、処理を果すの
に完全に十分である。工程(1)及び(II)が完了し
たならば、この方法の次の工程は、浴を酸性にしてpH
をpHスケールの酸性側に低下させることである。従っ
て、工程(III)は浴に酸を加えて浴のpHを酸性側
に下げることを包含する。
これは、工程(III)及び(II)の浴を排出し、す
すぎ水を再び入れ、次いでそれに酸を加えることによっ
て達成することができ、あるいは工程(II)の最後に
浴へ酸を単に加えて達成することができる。ここで有用
な酸は、鉱酸及び有機カルボン酸の両方である。より好
ましいものは、有機カルボン酸、例えばギ酸、酢酸、プ
ロピレン酸、その地回様のものである。殊に好ましいの
は酢酸である。
これは、酢酸は取扱いが容易であって、繊維産業で用い
るのに適合しているからである。酸は、冷却操作を行な
いながら浴へ単純に加えられる。浴は、運転員が紡織繊
維に対し何を必要とし又は望むかによって、わずかに冷
却することができ、あるいは室温まで冷却することがで
きる。例えば、運転員が追加の化学物質を使って紡織繊
維の処理を続けたい場合には、温度は典型的には約12
0′°F(約49℃)よりもずっと低い温度にはしない
。ともかく、本発明の方法の要点は、浴及び紡織繊維の
pHを7未満に下げることである。一般に、良好な結果
を得るためには工程(III)は4.5〜6.5のpH
範囲で実施する。
最後に、紡織繊維を清浄な水ですすぎ洗いし、装置より
取出し、そして最終的に乾燥させる。
この発明の第二の方法であり且つこの発明の最も重要な
側面は、工程(1)〜(III)を通して操作を行ない
、次いで浴を室温まで冷却する前に紡織繊維を少なくと
も5分間活性物質と接触させる方法である。
このように、・この第二の方法については、先に説明し
た方法のうちの最初の三工程を紡織繊維に対して実施す
る。その後、一般には浴の内容物を空にせずに、紡織繊
維を浴へ加えられる活性物質と接触させる(工程(■)
)。活性物質は工程(III)の浴へ直接加えることが
でき、あるいは工程(1)の浴を排出し、紡織繊維をす
すぎ洗いするのに使用するすすぎ浴を入れ、次いでこの
浴へ活性物質を加えてもよい。
工程(IV)は活性物質を用いて高温で実施することが
望ましくパJ、活性物質は工程(1)及び(■)の好ま
しい運転温度よりもわずかに低い温度で加えることが好
ましい。活性物質を少なくと“も室温から工程(1)及
び(II)を実施する温度までの温度で加えることは、
この発明の範囲内であると考えられる。
典型的には、浴は工程(1)で酸を加えた直後であって
温度を大幅に低下させる前にわずかに冷却させる。また
、活性物質を加えてから浴を室温まで冷却することが望
ましい、場合によっては、繊維産業において広く用いら
れている他の補助薬を浴に加えてから浴を室温に冷却す
ることが望ましい。
活性物質と紡織繊維との接触時間は、使用する紡織繊維
と活性物質とに依存する。この発明にとって好ましいの
は、少なくとも5分の接触時間である。この工程におい
て最も好ましいのは、浴がわずかに冷えてから工程(I
II)の処理済みの浴へ活性物質を加えることである。
こうすれば、活性物質は浴の温度を降下させるのに要す
る時間の開動織繊維と接触可能であり、そしてその時間
は、大抵の場合には先に示した5分よりもいくらか長い
浴を排出したならば、紡織繊維をすすぎ洗いし、次いで
工程(V)において装置から取出す。先に示したように
、時には、処理浴又はすすぎ浴へ他の補助剤、例えば白
色染料、その他の染料、そのほか同様のもの、を加える
ことが必要であり又は望ましい。処理法のこの部分は、
本発明にとって重要であるとは考えられず、特許請求の
範囲にはそれについては記載されていない。
この発明の工程(mV)において有用な活性物質は数多
く且つ様々である、ということを当業者は認めるはずで
ある。一般には、活性物質を使用することによって一定
の機能的性質を獲得することが望ましい、そのような好
ましい機能的性質は、いくつかを挙げるならば、例えば
、柔軟性、抗微生物能力、改良された手触り、防水性、
カップリング剤、プリント適性、増加した親水性、増加
した疎水性、増加した吸込み性(wicking) 、
減少した吸込み性、耐油性、向上した帯電防止性、及び
増加した吸水性である。
本発明の方法による処理は、局所的(topical)
に適用して行なわれる方法のように布巾の反応性表面を
本質的に必要としないと信じられるので、活性物質とし
て用いることができる物質のタイプ及び種類についての
制限はほとんどない。
従って、この発明の範囲内にあると考えられるものは、
例えば、親水性重合体、抗微生物剤、柔軟剤、例えばシ
リコーン、アルキル第四アンモニウムクロリド、ジアル
キル第四アンモニウムクロリド、エトキシルアミド及び
高級アルキルアミンのようなもの、帯電防止剤、例えば
非イオン界面活性剤の塩、エトキシル化アルキルアミン
、複合脂肪イミド化合物、第四脂肪酸誘導体、高分子量
ポリエチレングリコール、ジェタノールアミン、ポリプ
ロピル化第四アンモニウムクロリド、プロポキシル化第
四アンモニウムリン酸塩、カチオン脂肪酸誘導体及び第
四アミドのようなもの、難燃剤、例えばホスホネート、
臭素化有機リン化合物、有機リン化合物及びアンチモン
化合物のようなもの、フルオロケミカル防油剤、汚れ落
しく5oilrelease)剤、例えば変性ポリエス
テル、フルオロケミカル及び変性アクリル化合物のよう
なもの、並びに、防水重合体及び防水剤、例えば、メラ
ミンを主剤とする樹脂の分散液、フルオロカーボン、変
性トリアジン化合物、反応性窒素化合物及びステアリン
酸アルミニウムのようなもの、である。
そのような重合体は、例えば、米国特許第446303
6号明細書に開示された重合体、米国特許第41362
18号明細書に開示されたセルロースエーテル類、米国
特許第4352917号明細書に開示されたようなシリ
ル化有機重合体、及び米国特許第4427557号明細
書に示されたアニオン共重合体であって、これらの米国
特許明細書は全て、この発明において活性物質として有
効である重合体のタイプを示す。
活性物質として同様にこの発明の範囲内に含まれるもの
は、本質的に抗微生物性である物質、例えばビス(トリ
ブチルスズ)オキシド、アルキルベンジルジメチルアン
モニウムクロリド、トリクロサン及びジクロロフェン、
並びにシラン抗微生物剤、例えば(CHzO) ssi
 (CHz) J(CH3) t (CI 5Hiy)
CIや(CHzO) isi (CHg) J (C+
□1lzs)z(CHg)のようなもの、また、紡織繊
維について防油性の用途に用いられ、一般に知られてお
り且つ当該技術分野において商業的に入手可能であるフ
ルオロアルキルシラン及び有機物質である。
このように、新規な布巾を製造することができる本発明
を説明してきた。これらの布巾は、改良された機能的性
質を有し、且つ、従来技術において公知である布巾以上
に有意に改良されている。
〔実施例〕
次に、当業者がここに教示された本発明を理解し且つ正
しく評価することができるように、以下に掲げる例を提
供する。これらの例を使用して、特許請求の範囲に記載
された限定以上にこの発明の範囲を限定すべきではない
、ということを理解すべきである。
この発明の有効性を試験するために、次に述べる試験を
開発した。
本発明の方法が有効であるかどうかを測定するために、
試料を市販の洗濯用粉末洗剤入りの温水(100〜11
0乍(37,8〜43.3℃))中で手洗いする(この
市販の洗剤は、ブロクター・アンド・ギャンブル社製の
タイド(Tide) (商標)であった)。
使用する粉末洗剤の量は、5×5インチ(12,7X1
2.7cm)の試料当り2gである。試料を、清浄な水
で完全にすすぎ洗いしてから乾燥させる。乾燥した試料
はテーブル又は厚板の上へ平らにして置く。点眼薬容器
にブロモフェノールブルーの標準指示薬溶液を満たし、
そして点眼薬容器の先端をできる限り試料に接近するよ
うに調整するけれど試料表面に接触させずに、この溶液
の1滴を試料の中央部に載せる。この溶液の滴は、直ち
に移染し始めて、直径が少なくとも0.5インチ(1,
27cm)から1インチ(2,54cm)の広い青色の
円になる。
0.5インチ(1,27cm)未満の直径は、吸込み能
力(wickabHity)が弱く吸収能力が欠如して
いると考えるべきである。円の測定は、ブロモフェノー
ルブルーを適用してから5分後に行なうべきである。
この明細書において「苛性アルカリ(caustic)
 Jなる語を使用する場合には、この語は常に、特に指
示しない限りは苛性アルカリを50重量%固形分溶液で
使用することを意味する。
この明細書において「トリクロロベンゼン」を使用する
場合には、これは常に、主として78重量%のトリクロ
ロベンゼンからなり、3重量%未満のイソプロパツール
及び2重量%未満の2−ブトキシェタノールを含有する
市販のエマルションであることを意味する。
以下に掲げる例では、特に指示がない限りは、試料は全
て乾燥させてから試験を実施した。
貫工 本発明を例示するために、次に述べる好ましい−a的手
順を踏んだ、別設の指示がない限り、ここで使用する装
置は標準的な孔あきの鋼のビーム染色ユニットであった
。この手順からの有意の逸脱はどんなものも、個々の例
において指示される。
詳細もまた、以下の例において明らかにされる。
試験すべき布巾を装置の所定位置に納め、建浴(νat
)に水を標準的な運転レベルまで満たす。この水に膨潤
、剤を加え、そして装置を1分間運転し、次いで塩基を
加える。浴の温度を可能な限り速く所望の運転温度まで
、この場合には約8〒/分(約4.44℃/分)で約2
65下(約129℃)まで上げ、そしてこの温度で約1
0分間保持する0次に、装置をできる限り急速に約22
0”F (約104℃)まで冷却し、そしてなお熱い間
に浴を装置から排出する。紡織繊維を、室温の常用水(
service water)を使い約100下(約3
7.8℃)で5分間すすぎ洗いし、そしてこの水を排出
する。このおおよその温度で、水と酸を加えてpHを約
7未満に変える。好ましい態様においては、酢酸を使用
し、また好ましくは、pHを5.0〜6.0の範囲まで
下げる。この方法のこの時点において、浴を紡織繊維の
周囲で数分間動かし、そして浴を排出する。これで、紡
織繊維をいずれかの好ましい手段により更に処理するた
めの用意ができる。
この発明の第二の方法は、酸を使って浴を酸性にする際
に浴を排出しそして紡織繊維をすすぎ洗いする代りに、
浴に所望の活性物質を加えることを除き、先に述べたの
と同じ一般的手順を必要とする。浴は、最低限約5分間
、最低成約100”F(約37.8℃)で運転して、紡
織繊維を活性物質で処理する。この時点で浴を排出し、
そして水を用いて紡織繊維を100〒(37,8℃)で
すすぎ洗いし、次いで冷水を使って少なくとも1回すす
ぎ洗いする。この時点で、紡織繊維は更に処理を行なう
ための用意ができ上がる0時には、紡織繊維を装置から
取出すより前に浴へ一定の仕上げ剤を加えることが好ま
しく、従って、これは各処理において100°°F (
37,8℃)ですすぎ洗いを行なう以前に行うことがで
きる。
肛 この例は、ビーム染色ユニットで白いロールタオル紡織
繊維へ適用されるような方法を例示する。
ロールタオル紡織繊維は100%ワープニットポリエス
テルから構成されており、ロールタオル紡織繊維のこの
実験における全処理量は529ポンド(約240kg)
であった。浴は2000ガロン(7,57ポ)の常用水
からなり、これに膨潤剤として13ポンド(5,90k
g)のトリクロロベンゼンを加え、且つ50ポンド(2
2,7kg>の塩基を加えた。265〒(129℃)で
10分間処理を行ない、220〒(104℃)に冷却し
、そして熱い浴を排出した。水を使って紡織繊維を10
0°F (37,8℃)で5分間すすぎ洗いし、この浴
を抜き出し、水を加え、そして酢酸を加えてpHを5.
0にした。これに、Luratex A−25と称され
る物質である、すなわち米国ノースカロライナ、チャー
ロットの、BASF社の化学凸部染料及び顔料グループ
繊維着色剤及び化学品課より入手可能な非イオンポリア
ミドであるポリアミド染色仕上げ剤である活性物質を加
えた。この物質を25ボンド(11,3kg)ルヘルテ
加え、次ニ220〒(104℃)で30分間運転を行な
い、それから紡織繊維を120〒(49℃)ですすぎ洗
いし、次いで冷水を使って1回すすぎ洗いした。処理後
のこの材料は、水の吸込み性能が良好であって、ブロモ
フェノールブルー試験では非常にはっきりした直径1イ
ンチ(2,54cm)の環を示した。
この例は、淡い青色の子供用のねまきへ適用されるよう
な方法を例示する。
この子供用ねまきの布巾は、白い100%ワープニット
ポリエステルから構成されており、この実験では413
ボンド(187kg)の材料を使用した。浴は700ガ
ロン(2,65rrf)の常用水からなり、ジェットダ
イ装置でもって処理を行なった。この浴に13ボンド(
5,90kg)のトリクロロベンゼンを加え、次に計3
0ポンド(13,61kg)の塩基を、短期間のうちに
10ボンド(4,54)cg) 、15ボンド(6,8
0kg) 、そして5ボンド(2,27kg)の増分で
加えた。活性物質はLuratex A−25であり、
これを10ボンド(4,54kg)の量で青色の分散染
料と一緒に加え、次いでこの浴を160°F(71℃)
に冷却し、浴を抜き出し、水ですすぎ洗いしてその水を
排出した。ブロモフェノールブルーでの試験を行なう間
に、非常にはっきりとした1、25インチ(3,175
cm)の環が現れた。
■土 この例は、種々のナイロン66布巾及びポリエステル5
6布巾に通用されるような方法を例示する。
この実験は、圧力ベック装置でもって行なった。
この例で処理した生地の重量は201ボンド(91kg
)であり、浴は300ガロン(1,14rrf)の常用
水からなり、これに5ポンド(2,27kg)のトリク
ロロベンゼンと50ボンド(22,7kg)の塩基を加
えた。
この時点で装置の温度を265°F (129’C)に
上げ、そしてそれを51分間保持した。浴を160°F
 (71″C)に冷却し、排出してから、布巾をすすぎ
洗いした。
この時点で採取した乾燥した試料は、ブロモフェノール
ブルー試験でもってはっきりとした1インチ(2,54
cm)又はそれより良好な環を示した。次に、残りの布
巾について試験を続け、5ボンド(2,27kg)の酢
酸を加えてpHを6.0に調整し、それから7ボンド(
3,18kg)のLuratex A−25を力■え、
そして浴を245下(118℃)で約20分間保持した
。浴を160”F (71℃)に冷却し、この浴を排出
し、そしてこのロットをすすぎ洗いした。試料は全て、
ブロモフェノールブルー試験で少なくとも1インチ(2
,54cm)の環を示した。
■ニ ジェット染色装置において、およそ530ポンド(24
0kg)のタオル地を1200ガロン(4,54M)の
常用水に入れた。これに、13ポンド(5,90kg)
のトリクロロベンゼンと55ボンド(24,9kg)の
液体苛性アルカリ(50%)を加え、そしてこの浴を約
20分間265〒(129℃)に保持した。この浴を1
60下(71℃)まで冷却し、浴を排出し、そしてすす
ぎ水を入れた。この浴へ20ボンド(9,07kg)の
酢酸を加え、pHを5.5に調整した。この浴へ、lO
ボンド(4,54kg)のLuratex A−25と
、米国ノースカロライナ、チャーロットのサンド・グイ
社よりLeucophor Gとして購入した白色染料
5.3ボンド(2,40kg)とを加え、そしてこの浴
を30分間225°F (107℃)に保持し、冷却し
テ160〒(71℃)にし、浴を排出し、すすぎ水を入
れ、そしてすすぎ水を除去した後にこの材料を乾燥させ
た。試料は、ブロモフェノールブルー試験で1.125
インチ(2,86C11)の環を示した。
拠■ この例は、ビーム染色装置でもって行ない、100%ポ
リエステルワーブニットから構成される2119ボンド
(961kg)のインコンティネントパッド布巾を使用
した。2000ガロン(7,57rrf)の常用水で構
成された浴へ、32ボンド(14,5kg)のトリクロ
ロベンゼンと50ボンド(22,7kg)の苛性アルカ
リを加えた。この浴を加熱して約10分間265°F 
(129℃)に保持し、そしテ220°F(104℃)
まで冷却し、次いで排出した。水を再び入れ、そして1
5ボンド(6,77kg)の酢酸を加えてpHを5.5
に調整した。次に、この浴へ26ボンド(11,7kg
)のLuraLex A−25と21ボンド(9,48
kg)の白色染料Leucophor Gを加え、30
分間220°F (104℃)に加熱し、200°F 
(93℃)まで冷却してから浴を排出した。この材料は
、ブロモフェノールブルー試験にかけると1.25イン
チ(3,175cm)の量輪を示した。
■ユ この例は、Antron/Lycra白色布巾(プラウ
エア州つィルミントンのE、1.デュポン社の商品名)
について、ノースカロライナ州チャーロットのアヒバ(
Ahiba)社製のアヒババッチ染色機(Ahibab
atch dyer)でもって実施し、400ccの常
用水と20gの未精練試料を使用゛した。浴は7 cc
の液体苛性アルカリ及び0.5 ccのトリクロロベン
ゼンからなり、そして浴を220°F (104℃)で
20分間保持、冷却して100”F (37,8℃)に
した。この浴を抜き出し、再び水を入れ、次いで酢酸を
用いてpHを5.0に調整した。布巾を清浄な水により
手ですすぎ洗いし、そして、4007の常用水中に1 
ccのLuratex’A  25を含有する浴に入れ
、この浴を220下(104℃)で20分間保持し、浴
を抜出し、すすぎ洗いして、この布巾を乾燥させた。こ
の布巾のブロモフェノールブルー試験の結果は良好であ
って、この処理法がこの布巾の濡れ性及び吸込み能力を
向上させたことが示される。この布巾は、良好な1.5
インチ(3,81cm)の量輪を示した。
肛 この例では、T−6白色ナイロンを使用し、20gの試
料を400ccの常用水に入れて、これに7 ccの苛
性アルカリと0.5 ccのトリクロロベンゼンを加え
た。この浴を20分間220)″(104’C)に保持
し、冷却して160〒(71”C)にし、そして浴を排
出し、清水を入れてすすぎ洗いし、次いで酢酸を使って
浴を酸性化してpHを5.0にした0次に、試料を清浄
な水を使い手ですすぎ洗いした。この試料を、400d
の常用水に1 ccのLuratex A−25が含ま
れている・浴に入れ、20分間220〒(104℃)に
保持し、冷却し、浴を抜き出し、それから試料をすすぎ
洗いして乾燥させた。この試料にもまた、ブロモフェノ
ールブルー試験で証明されるように良好な濡れ性と吸込
み性とがあった。ブロモフェノールブルー試験では1イ
ンチ(2,54cm)の量輪が示された。
劃」− この例は、上部にリールを有する小さな圧力ベックでも
って実施した。
ナイロン66と綿とを50150の割合で混合した軍用
下着布巾10ポンド(4,54kg)と、80/20か
ら50150パーセントの範囲にわたるポリエステル/
綿のブレンドから構成されるシーテイングの小さな試料
4片とを、90ガロン(0,34rrf)の常用水に2
.25ボンド(1,02kg)のトリクロロベンゼン及
び3.25ポンド(1,47kg)の苛性アルカリを加
えた浴を使って、−緒に処理した。この浴を10分間2
65°F (129℃)に加熱し、冷却して160”F
(71’C)にし、そして浴を排出してからすすぎ水を
入れた。
2ポンド(0,91kg)の酢酸を用いて浴を中和し、
pt+を6.0に調整して、1.75ポンド(0,79
kg)のLuratex A  25を加えた。この浴
を30分間220〒(104℃)に加熱し、冷却して1
60”F (71℃)にし、抜き出してから、布巾をす
すぎ洗いし、そして乾燥させた。ブロモフェノールブル
ー試験によって、全ての試料の量輪が1インチ(2,5
4C11) 、を超え、一部の試料の量輪は1.5イン
チ(3,81C11)はどの大きいものであることが示
された。
■上部 この例は、ナイロンと綿とのブレンドの処理を例示する
。この例は、商業的な布巾を使用し且つ商業的な運転で
もって実施した。この実験の布巾は、染色する予定であ
って、従ってこの実験では染料展開剤硫化水素ナトリウ
ムが存在していた。
処理が進むにつれて、布巾は苛性アルカリ、トリクロロ
ベンゼン、適切な温度にさらされ、そしてすすぎ洗いを
受けた。定期的に試料を採取して、ブロモフェノールブ
ルーにより試験した。この実験の目的は、材料が室温で
浴を通って連続的に進み、そしてこの処理に続いて塔に
おいてスチーム処理にかけられるプロセスの種々の段階
において、本発明の方法の有効性をみることであった。
結果を下記の第2表に示す。
第2表 この例では、ナイロン/リクラ(lycra)水着布巾
を処理し、224ボンド(102kg)の生地及び15
00ガロン(5,68rrr)の水を使用してビーム染
色装置で実施した。浴へ6ボンド(2,72kg)のト
リクロロベンゼン及び50ポンド(22,7kg)の苛
性アルカリを加えた。この浴を20分間200°F (
104℃)に保持し、次いで象、速に160〒(71℃
)に下げ、そして約5ポンド(2,27kg)の酢酸を
使ってpHを6.0に調整した。次に、この浴へ25ボ
ンド(11,3kg)のLuratex A−25を加
え、そして浴を220°F (104℃)に加熱して2
0分間保持し、冷却し、その後すすぎ洗いした。ブロモ
フェノールブルーで試験したところ、1.25インチ(
3,175cm)の全輪が示された。
■土主 この例は、100%ポリエステルワイピングクロスに対
する処理法を例示する。
30ポンド(13,6kg)の生地及び90ガロン(0
,34rrf)の水を、0.25ボンド(0゜11 k
g )のトリクロロベンゼン及び3.5ポンド(1,5
9kg)の苛性アルカリと共にビーム染色装置に入れた
。この浴を10分間265°F (129℃)に保持し
、冷却して2206F (104℃)にし、次いで浴を
抜き出した。装置に水を入れ、次いで2ボンド(0,9
1kg)の酢酸を加えてpHを5.5に調整した。次に
、この浴に2ボンド(0,91kg)のLuratex
 A−25を加え、そして浴を20分間2206F (
104℃)に保持した。この生地は、ブロモフェノール
ブルー試験を行なうと良好な吸込み能力を示した。ブロ
モフェノールブルー試験では1インチ(2,54cm)
よりも大きい全輪が示された。
■1主 この例は、ジェット染色装置で実施し、1200ガロン
(4,54%)の常用水と、100%ポリエステルワー
プニットから構成されるロールタオル及びシーテイング
材料150ボンド(68,0kg)  とを使用した。
5ポンド(2,27kg)のトリクロロベンゼン及び6
5ボンド(29,5kg)の苛性アルカリを加え、そし
てこの浴を265下(129℃)に加熱して15分間保
持した。浴を直ちに160〒(71℃)まで冷却し、抜
き出し、そしてすすぎ洗いし、20ポンド(9,07k
g)の酢酸を加えて中和し、pHを6.0にした。次に
、この浴に20ボンド(9,07kg)のLurate
x A−25及び1.5ポンド(0,68kg)のLe
ucophor G白色染料を加えた。浴を225°F
 (107℃)に加熱して、約20分間保持した。この
浴を160°F(71℃)まで冷却し、抜出し、それか
ら上記の材料をすすぎ洗いした。この材料は良好な吸込
み能力を有し、ブロモフェノールブルー試験で1.25
インチ(3,175cm)の全輪を示した。
世上↓ この実験では、100%ポリエステルワーブニットから
構成される1470ボンド(667kg) のインコン
ティネントパッド材料を使用した。ビーム染色装置に入
れたこの材料へ、23ボンド(10,4kg)のトリク
ロロベンゼン及び55ポンド(24,9kg)の苛性ア
ルカリを加え、265°F (129℃)で10分間処
理を行ない、冷却して220°F (104℃)にし、
熱い浴を抜き出し、次いで水をすすぎ水として入れ直し
た。酢酸を15ボンド(6,80kg)使って浴のpH
を2.2に調整した。
次に、26ポンド(11,8kg)のLuratex 
A−25を加え、そして220°F (104℃)で3
0分間処理を行ない、冷却し、浴を排出し、上記の材料
をすすぎ洗いして、ブロモフェノールブルー試験で1.
25インチ(3,175cm)の全輪を示す製品を得た
貴重l この実験では、100%ポリエステルワーブニットから
構成される1480ボンド(671kg)のインコンテ
ィネントパッド材料を使用した。23ボンド(10,4
kg)のトリクロロベンゼンと55ポンド(24,9k
g)の苛性アルカリを使い、ビーム染色装置でもって2
65”F (129℃)で10分間処理を行なった。浴
を冷却し、抜き出し、そしてすすぎ水を入れ直した。1
5ボンド(6,80kg)のLuratexA−25を
使ってこの浴を中和し、そして220〒(100℃)で
約30分間処理を行なった。浴を冷却し、抜き出し、そ
して上記の材料をすすぎ洗いした。ブロモフェノールブ
ルー試験では1.5インチ(3,81cm)の全輪が示
された。
世上旦 この例では、ビーム染色装置でもって100%ポリエス
テルワープニットから構成される2068ボンド(93
8kg)のインコンティネントバッド材料を、32ボン
ド(14,5kg)のトリクロロベンゼン及び50ボン
ド(22,7kg)の苛性アルカリからなる水、性浴を
使って265〒(129℃)で10分間処理し、次イで
15ボンド(6,80kg)の酢酸で中和してpHを6
.0にした。次に、この浴へ36ボンド(16,3kg
)のLuratex A−25と20ボンド(9,07
kg)のLeucophor G白色染料とを加えて、
220〒(104℃)で30分間処理を行なった。この
材料は、良好な吸上げ性を示し、ブロモフェノールブル
ー試験で1インチ(2,54co+)の全輪を示した。
■土工 処理を行なった材料が100%ポリエステルから構成さ
れたイーストマン(Eas tman)ポリエステルト
ウであったことを除き、例16の方法を繰り返した。こ
の材料の吸込み性は良好であった。
世上工 処理を行なった材料が100%ポリエステルから構成さ
れたCe1anese (商標)掛は布団繊維トウであ
ったことを除き、例16の方法を繰り返した。
この材料の吸込み性も良好であった。
劃」」− この例は、ジェット染色装置でもって実施し、そして、
100%ポリエステルから構成される白い制服材料69
ボンド(31,3kg)と白いフリースジョギング服及
び白いメツシュシャーシー材料150ボンド(68,0
kg)とからなる219ポンド(99,3kg)の材料
を使用した。浴は、300ガロン(1,14rrr)の
常用水と5.5ポンド(2,49kg)のトリクロロベ
ンゼンと50ボンド(22,7kg)の苛性アルカリが
らなっていた。約265°F (129℃)の温度で約
1゜分間処理を行なった。この浴を冷却し、抜き出し、
次いで清浄な常用水ですすぎ洗いした0次に、酢酸を用
いて浴を中和して、pHを約6.0にした。それから、
ジョギングフリース及びシャーシー材料を浴から取出し
た0次いで、浴に12ボンド(5,44kg)のLur
atex A−25を加え、そして220〒(104℃
)の温度で約30分間処理を行なった。
この浴を冷却して1606F (71℃)にし、抜き出
し、すすぎ水を装置へ入れ直し、そして制服材料を取出
した。この制服材料は、ブロモフェノールブルー試験で
約1インチ(2,54c膿)の全輪を示した。
ジョギングフリースとシャーシー材料とを装置へ戻し、
12ポンド(5,44kg)のLuratex A−2
5を分散赤色染料と共に加え、そして装置を220@F
(104℃)に加熱して約30分間この温度で保持した
。浴を冷却して160”F (71℃)にし、この浴を
抜き出し、そして新しい常用水を入れ直した。これらの
材料は、ブロモフェノールブルー試験を行なうと1イン
チ(2,54C1l)の全輪を示し、これらの材料の吸
込み性は非常に良好であった。それらは両方とも、均一
な、鮮やかな赤色染料をつけていた。
劃」」− この例は、一定の機能的仕上げ剤を布巾へ局所的に適用
する慣用法に対して本発明の方法を比較して、吸込み性
の永久性及び汚れ落ちに関する本発明の利益を示す、こ
の比較研究で使用した化学物質には、ジョーシア州゛ウ
ィング−のアルカリル(Alkaril)ケミカルズ社
製Quaker QCF (アルカリルQCF)、プラ
ウエア州つィルミントンのICIアメリカ社染料及び繊
維化学部製Milease T 、及びミネソタ州セン
ト・ボールの3M社製5cotch Re1easeF
X 226が含まれる。
この試験は、^ATCC試験法61−1968に従い、
11A試験を使用して、すなわち、120〒(49℃)
で150dの溶液を45分間50個の鋼製ボールと共に
処理した。洗剤は、AATCC標準洗剤124−W、0
であった。イリノイ州シカゴのアトラス・エレクトリカ
ル・デバイシズ社製Launder−Oseterを使
用して、サーモスタット制御の水浴中で容器を42rp
sで回転させた。
局所的重合体の全てを、AATCC試験法を使って試験
される繊維又は布巾の2重量%の量で通用した。本発明
の試料は、例1で本質的に述べた処理法を使って、好ま
しい方法により調製した。
5回の擬似洗浄(siaiulated washin
g)後に試料に明らかな変化が現れるのが認められた0
局所処理した試料は全て、本発明の試料よりも汚れ落ち
が悪く、本発明の試料の汚れ落ちは局所処理した試料の
いずれよりも断熱良好であった。
15回の擬似洗浄後、Milease Tは最も貧弱な
汚れ落ちを示し、Quaker QCF及び5cotc
h Re1easeRX 226は同様であるけれども
Milease Tよりはわずかに良好な汚れ落ちを示
した。本発明の方法で処理した材料は、断熱改良された
汚れ落ちを示した。
局所処理した全ての試料にあっては、汚れ落ちと吸込み
性は同様の経過をたどり、15回の洗浄後では吸込みが
ゆっくりになり、そして20〜25回の洗浄時には吸込
み性が完全に消失した。
l土 本発明の方法によって処理した布巾を、ケンモア(Ke
nmore)洗浄機試験にかけた。例1において示した
方法により本質的に処理したポリエステル布巾を、ノー
スカロライナ州で購入したタイド(商標)石鹸を使い、
強力シアーズ・ケンモア(Sears Kenmore
)洗浄機の型番70シリーズでもって120°F(49
℃)で洗浄した。10回洗浄するごとに、試料を汚れ落
ち及び吸込み性について検査した。200回目の洗浄時
において、なお汚れを落す能力及び吸込み性があった。
吸込みは、3〜5秒で行なわれた。汚れ落ちは、最初の
洗浄から200回目の洗浄までほんの少しだけ変化した
200回目の洗浄を終えた時点で、今度は石鹸を使わず
に試料を5回洗浄した。布巾は、引き続き良好な汚れ落
ちと3〜5秒の吸込み性とを示した。
200回洗浄後の試料を、次に述べる試験を利用して吸
水性について試験した。
400ccのガラスビーカーに、少量の青色染料を含有
する蒸留水を入れる。試験すべき3×8インチ(7,6
2X 20.32cm)の布巾を、8インチ(20,3
2cm)の辺を垂直にしてビーカーの上に垂直に吊す。
この布巾を下へ降ろして布巾のうちのO,125インチ
(0,318cm)を染料入りの水に浸し、同時にスト
ップウォッチを始動させる。染料入りの水が布巾に吸上
げられる距離を、20 、40 、80及び120秒間
秒間上ンナメートル単位で測定する。この同じ試験を水
平方向の吸込みを測定するために利用するけれども、試
験を水平と称する場合には、8インチ(20,32cm
)の緯糸(fill yarns)が垂直方向ではなく
水平方向にくるようにして試験を行なった。
試験結果を次の第3表に示す。
第3表 このように、この方法は疎水性のポリエステルを線材料
と同じほど吸水性にしたことを認めることができる。
上記の材料について吸込み試験を行ない、第4表及び第
5表に示される結果を得た。
第4表 水平吸込み試験(布巾の緯糸方向) 第5表 垂直吸込み試験(経糸方向) 上記の結果は、垂直方向の吸込みがこの発明の処理法に
よって改良されたこと、そして本発明の方法で処理した
材料を通しての水分の急速な移動は、綿の布巾と比較し
た場合においても優れていることを示す。
この発明の方法で処理した材料の潤れ特性を試験して、
次の第6表に掲げる結果が得られた。
第6表 濡れ性 上記の試験を行なった布巾の乾燥速度は、次の第7表の
とおりであった。
第7表 乾燥速度 未処理の綿     25.0 この例で使用した材料は、陸軍用下着材料であって、こ
の材料は既に迷彩模様処理がなされていたけれどもまだ
顕色後処理(developing)は行なわれていな
かった。この実験は、染料を顕色後処理するように設計
された大きな商業的装置によって行なった。迷彩模様の
バット染料の顕色後処理は、通常は苛性溶液でもって行
なわれ、それゆえこの商業的装置は、本発明にとって大
変役に立つ。室温の建浴を調整してそのpHを13にし
た。材料の大きなリールを所定の位置に据え、そして装
置を、材料がリールから連続式に取出されて種々の処理
工程を通して連続式に運ばれ、且つ材料が末端部でこの
装置から出てゆき、別の大きなリールへ巻き取られるよ
うに構成する。トリクロロベンゼンを材料の進路の苛性
浴に入れ、そして材料はこの浴を出てゆく時に、圧搾ロ
ールを通り抜け、そして約400”F (204℃)で
運転しているスチーム室へ進む、処理される材料がこの
温度に留まる時間は約3秒である。次いで、この材料は
、材料を処理しそして染料の顕色後処理をするのに標準
的に必要される残りの工程、例えば酸化、すすぎ洗い等
の工程を通過し、それからリールへ移動する。この材料
の試料は、後にリールから取出し、そしてそれらを手で
酢酸のすすぎ液にさらして苛性アルカリを中和する6次
に、実験室用のアヒバ装置でもって、これらの試料を浴
中のLura tex^−25に25℃で30分間さら
す。その後、この浴を冷却し、抜き出し、そして材料を
すすぎ洗いして乾燥させる。材料は、良好な吸込みを示
し、ブロモフェノールブルー試験にかけると1インチ(
2,54C!l)より大きい全輪を示す。
m 200ccの常用水に加えた0、25ccのトリクロロ
ベンゼンと、pHを12.5にする3、 5 ccの苛
性溶液とを使って、10gのMylar(商標)フィル
ムの試料を本発明の方法で処理した。この浴を265℃
に加熱して10分間保持した。次に、この浴を冷却して
140〒(60℃)にし、0.5 ccの酢酸を加え、
そして浴を抜き出し、新しいすすぎ水を入れた。これに
0.5 ccのLuratex A−25と200cc
の水を加えた。
この浴を220”F (104℃)に加熱して30分間
保持し、次いで160@F (71℃)まで冷却し、抜
き出し、そして試料をすすぎ洗いした。処理されたフィ
ルムの表面に1滴又は2滴の水を載せると、非常に著し
い吸水が見られた。
l土 塩基として水酸化アンモニウムを使用して、水性浴のp
Hを12.3に調整した。この実験は例7と同様であり
、アヒバ装置でもって実施した。100%ポリエステル
の試料を処理し、そして、苛性アルカリを使用して処理
した試料と並べて比較する試験を行なった。本発明の方
法の第一工程において膨潤剤と共に塩基として水酸化ア
ンモニウムを使用した試料は、ブロモフェノールブルー
試験を行なうと約1インチ(2,54cm)の電輪を示
し、その一方、本発明の方法の第一工程において膨潤剤
と共に苛性アルカリを使用した試料は、同じ試験で約1
.5インチ(3,81cm)の全輪を示した。
劃25= この発明の方法により処理した布巾は、そのような処理
をしなかった材料よりも捺染されやすい。
臨界の色であると考えられる暗い濃紺色を使って試料を
サブリスタテイック捺染処理にかけた場合には、次の第
8表に示した結果が得られた。
第8表 試験した布11  試験を行な    結 果った時点 バウアーの米国特許第4370143号明細書の方法を
本発明の方法と比較することを試みた。この実験は、バ
ウアーの米国特許明細書の例4に従って、可能な限りそ
れに近づけて実施した。
この例では、Permalev PESの代りに均染剤
11ipochen+ TX −5を使用した。H2p
ochemは、ノースカロライナ州ハイポインドのハイ
・ポイント・ケミカル社より入手可能である。試験は、
次に述べる条件の下でアヒバ装置でもって実施した。処
理した材料は100%ポリエステルであり、そして処理
後に、処理された布巾を120°F(49℃)でタイド
を用いて手で洗浄し、そして各洗浄の合間にブロモフェ
ノールブルー試験を行ない、液滴を布巾上に載せてから
3分後に測定した。処理の程度はもちろん処理の耐久性
も試験した。
試料Aは、次に述べる条件の下で、バウアーの米国特許
明細書の例4に従って処理した。布巾を装置に入れた。
装置に水を入れ、そして第四化合物BTC824(ジョ
ーシア州ダルトン([)a l ton)のリンドール
(Lyndall) ・ケミカル社製)を1 g/lの
量で加えた。その間の温度は80°F(27℃)であっ
た。5g/2の苛性アルカリを加え、そしてこの浴を8
0@F・(27℃)で約10分間循環させ、次いでそれ
を3°F /111in(1,67℃/win)の速度
で200°F (93℃)まで加熱し、その後200℃
で30分間保持した。浴を冷却して90”F(32℃)
にし、布巾の0.25重量%の酢酸を使ってpt+を5
.0に調整した。上記の非イオン均染剤を布巾の4重量
%の量で加え、5分間混ぜ合わせ、それからこの浴に染
料キャリアーのトリクロロベンゼンを加え、そして更に
約5分間かき混ぜた。金属イオン封鎖剤Fancole
ne NO(ノースカロライナ州グリーンズボロの−、
F、ファンコート(Fancourt)社製)を布巾の
0.25重量%の量で加え、そして全体を更に5分間か
き混ぜ、最後に、この浴へ追加の酢酸(布巾の0.25
重量%)を布巾の7重量%のMilese Tと共に加
えた。
浴を140〒(60℃)に加熱して15分間保持し、次
いで3 °F/win(1,67℃/5in)の速度で
230下(110℃)まで加熱し、その温度に約1時間
保持した。
この浴を冷却して180下(82℃)にし、次いですす
ぎ洗いし、そして室温まで冷却した。
全体の処理を完了するのに約5.5時間を要した。
試料Bは、次に述べるようにして本発明の末法により処
理された同じポリエステル布巾の試料であった。
布巾を装置に入れ、そしてこの装置に水を入れ、2.5
g/ffiのトリクロロベンゼンを5g/2の苛性アル
カリと共に加えた。全体を8 °F /5in(4,4
4”C/5in)の速度で265°F (129’C”
)まで加熱し、そしてこの温度に10分間保持した。次
に、この浴を冷却して抜き出し、水を装置に入れ直し、
そして布巾の0.25重景%の酢酸を加えてpHを5.
0に下げた。次いでLuratex A−25を加え、
この浴を6〒/+++1n(3,33°c/win)の
速度で220¥−(104℃)まで加熱して30分間保
持し、それから浴を冷却し、すすぎ洗いして布巾を取出
した。全体の処理を完了するのに約3時間を要した。
試料Cは、最初の工程で苛性アルカリと共にトリクロロ
ベンゼンを加えたことを除き、試料Aで用いたのと同じ
手順を使用してバウアーの方法で処理した同じポリエス
テル布巾の試料であった。
目的は、残りのバウアー法の添加剤は本発明の有効性を
それほど減少させないことを示すことである。
試料りは、単に、本発明の方法の有効性がバウアーの米
国特許明細書の試料以上に増加する割合(百分率)の計
算である。(試料Aに対する試料Bの処理効果の増加。
) 結果を次の第9表に示す。
第9表 、ブロモフェノールブルー試験 (電輪の直径(インチ(am ) ) A  O,500,8B  0.75 1.00 1.
13 1.00 0.95(1,27) (2,24)
 (1,91) (2,54) (2,87) (2,
54) (2,41)C1,131,131,381,
131,131,131,18(2,87) (2,8
7) (3,51) (2,87) (2,87) (
2,87) (3,00)試料Aは、ブロモフェノール
ブルーの染料が小さな斑点として布巾上に留まった一方
、水が外側へ拡がり続けたという点において、ブロモフ
ェノールブルー染料の拡がりに関しては珍しい結果を示
した。これは、バウアー法で使用したカチオン系BTC
824の効果であると信じられる。この効果は、1回目
の洗浄後に消失した。試料Aの材料については、吸込み
が少なく、且つまた処理された布巾を通しての水分の移
動もよりゆっくりであった。
劃27− 膨潤剤としてナフタレン類を使用した。
例4のトリクロロベンゼンを、リンドレイ(Lindl
ey)社より購入したCarrier M−200と取
り替えた場合には、布巾はプロモフ―ノールブル−試験
で1.25イン皐(3,1T5cm)の電輪を示した。
Carrier M  200は、メチルナフタレンの
エステル混合物として市販されている。
例4のトリクロロベンゼンを、ビフェニル/メチルナフ
タレン混合物であるCarrier CD −1と取り
替えた場合には、プロモフェノールブJレー試験は1.
25インチ(3,175cm)の電輪を示した。 Ca
rrierCD−1も、ノースクロライナ州バーリント
ンのリンドレイ・ケミカル社より購入した。
このように、例27及び28は、この発明ではいくつか
のタイプの膨潤剤をこの発明の方法の効果を減じること
なく使用することができる、とも\うことを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、固体合成重合体の表面を改質する方法であって、次
    の諸工程、すなわち、 ( I )固体合成重合体を膨潤剤又は膨潤剤混合物及び
    塩基の浴と7以上のpHで接触させる工程、(II)この
    浴を少なくとも1秒間少なくとも200°F(93.3
    ℃)の温度に加熱する工程、(III)この浴を酸性にし
    て7未満のpHにする工程、 (IV)上記の重合体と浴とを分離する工程、を包含して
    いて、それにより改質された表面を有する重合体が得ら
    れる方法。 2、工程(II)において、前記浴及び前記重合体を約2
    65°F(129℃)の温度に約10分間加熱する、請
    求項1記載の方法。 3、工程(III)で使用する酸が酢酸である、請求項1
    記載の方法。 4、固体合成重合体の表面を改質する方法であって、次
    の諸工程、すなわち、 ( I )固体合成重合体を膨潤剤又は膨潤剤混合物及び
    塩基の浴と7以上のpHで接触させる工程、(II)この
    浴及び重合体を少なくとも1秒間少なくとも200°F
    (93.3℃)の温度に加熱する工程、 (III)この浴を酸性にして7未満のpHにする工程、 (IV)上記重合体を少なくとも5分間活性物質と接触さ
    せる工程、 (V)その後、上記の重合体と浴とを分離する工程、 を包含しており、それによって改質された表面を有する
    重合体が得られる方法。 5、前記固体合成重合体がポリエステルである、請求項
    4記載の方法。 6、前記固体合成重合体がナイロンである、請求項4記
    載の方法。 7、前記ポリエステルが紡織繊維(textile)の
    形をしている、請求項5記載の方法。 8、前記ナイロンが紡織繊維の形をしている、請求項6
    記載の方法。 9、前記紡織繊維がポリエステルと少なくとも1種の他
    の合成重合体との織りブレンド(wovenblend
    )の形をしている、請求項7記載の方法。 10、前記膨潤剤がトリクロロベンゼンであり、前記塩
    基が苛性アルカリ(caustic)であり、工程(I
    I)における前記浴の温度が少なくとも265°F(1
    29℃)であり、工程(II)における前記浴の温度が少
    なくとも5分間保持され、工程(III)において使用す
    る酸が酢酸であり、そして工程(IV)において使用する
    前記活性物質が非イオンポリアミド重合体である、請求
    項4記載の方法。 11、前記活性物質が非イオンオキシエチル化ポリアミ
    ド重合体である、請求項10記載の方法。 12、前記活性物質がシリル化有機重合体である、請求
    項4記載の方法。 13、前記活性物質がエチレングリコールのアニオン共
    重合体、ポリエチレングリコール、芳香族ジカルボン酸
    、及び、スルホン化芳香族ジカルボン酸の金属塩である
    、請求項4記載の方法。 14、前記活性物質が (CH_3O)_3Si(CH_2)_3N^+(CH
    _3)_2(C_1_8H_3_7)Cl^−である、
    請求項4記載の方法。 15、前記固体合成重合体がフィルムの形をしている、
    請求項1又は4記載の方法。 16、請求項1又は4記載の方法により調製された固体
    合成重合体。 17、固体合成重合体の表面を改質する連続式の方法に
    おいて、次の諸工程、すなわち、( I )膨潤剤又は膨
    潤剤混合物及び塩基の、pHが7以上である浴へ固体合
    成重合体を連続的に供給する工程、 (II)この固体合成重合体を上記の浴より連続的に取出
    し、そしてこの重合体より過剰の膨潤剤及び塩基を取除
    く工程、 (III)この固体合成重合体を、200°F(93℃)
    以上の温度で行なう加熱処理に連続的にかける工程、 (IV)この固体合成重合体に酸性浴を通過させる工程、 (V)出てきた固体合成重合体をすすぎ洗いして酸を除
    去又は減少させる工程、 を包含しており、それによって改質された表面を有する
    重合体が得られる方法。 18、固体合成重合体の表面を改質する連続式の方法に
    おいて、次の諸工程、すなわち、( I )膨潤剤又は膨
    潤剤混合物及び塩基の、pHが7以上である浴へ固体合
    成重合体を連続的に供給する工程、 (II)この固体合成重合体を上記の浴より連続的に取出
    し、そしてこの重合体より過剰の膨潤剤及び塩基を取除
    く工程、 (III)この固体合成重合体を、200°F(93℃)
    以上の温度で行なう加熱処理に連続的にかける工程、 (IV)この固体合成重合体に酸性浴を通過させる工程、 (V)この固体合成重合体を活性物質と少なくとも5分
    間接触させる工程、 (VI)この固体合成重合体をすすぎ洗いする工程、 を包含しており、改質された表面を有する重合体が得ら
    れる方法。 19、請求項17又は18記載の方法により調製された
    固体合成重合体。 20、請求項16又は19記載の固体合成重合体から製
    造された物品。
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