JPH01225247A - ディジタル多重無線装置 - Google Patents

ディジタル多重無線装置

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JPH01225247A
JPH01225247A JP63050928A JP5092888A JPH01225247A JP H01225247 A JPH01225247 A JP H01225247A JP 63050928 A JP63050928 A JP 63050928A JP 5092888 A JP5092888 A JP 5092888A JP H01225247 A JPH01225247 A JP H01225247A
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Katsuji Yoshida
吉田 勝嗣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 無線回線を介して通信をおこなう多重無線回線切替装置
に関し、 P N (Pseudo No1se)パターン発生の
周期とフレームパターン発生の周期の相関性を減らし、
前方保護の誤同期を防止することを目的とし、送信側で
PNパターンを発生させるPNパターン発生部から信号
処理部へ送出されるPNパターン発生の周期を、該信号
処理部からのスタッフ情報と、タイミングジェネレータ
からのタイミングパルスとを比較判定してリセットする
第1のPNリセット判定回路と、受信側の信号処理部で
抽出したデスタッフ情報と、受信側のタイミングジェネ
レータからのタイミングパルスとを比較判定して受信側
のPNパターン発生の周期をリセットする第2のPNリ
セット判定回路を設け、PNパターン発生の周期を信号
処理部からのスタッフ及びデスタッフ情報によるPN発
生部へのリセット方式とするように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ディジタル多重無線回線切替装置におけるフ
レーム同期保護に対する擬似同期防止PNパターン発生
方式の改良に関する。
〔従来の技術〕
第4図は、従来のPNパターン発生方式のブロック図で
あり、図において1は送信側の信号処理部で1−1はデ
ータの速度を信号処理のための速度に変換する速度変換
回路、1−2は入力データにPNパターンをスクランブ
ルするスクランブラ−回路、1−3は入力データにパリ
ティビット、フレームビット、スタッフコントロールビ
ット等必要ナビットを挿入するMIX回路よりなり、5
は受信側の信号処理部で、5−1はフレーム同期回路、
5−2は入力データに挿入された上記各種ビットを抽出
するDEMUX回路、5−3は入力データからPNパタ
ーンをデスクランブルするデスクランブラ−回路、5−
4は処理データの速度を伝送データの速度に変換する速
度変換回路よりなる。3及び6はそれぞれ送信側、受信
側のPNパターン発生部、4及び7は送信側、受信側の
タイミングジェネレータである。
また、第5図は従来のPNパターン発生方式のタイムチ
ャートであり、第5図(a)は送信側、第5図(b)は
受信側のタイムチャートをそれぞれ示している。以下第
4図のブロック図を第5図のタイムチャートとともに説
明する。
第5図に示すように、PNパターン発生回路3及び6で
のPNパターン発生の周期をタイミングジェネレータの
制限と無線スペクトラムによる制限から1マルチフレー
ム毎にタイミングジェネレータ4及び7でリセットをか
けている。(第5図のす、d信号)この場合、タイミン
グジェネレータの制限とは、PNパターンのリセットを
数マルチフレームに1回の割合でかけると、タイミング
ジェネレータ4及び7も数マルチフレームを発生すせね
ばならず、回路規模が大きくなるとともにフレームフォ
ーマット中にそのためのビット情報を付加せねばならず
、回路が複雑になるためである。
また前記の無線スペクトラムによる制限とは、ランダム
なデータはスペクトラムが平坦であるが、相関性を有す
るデータはスペクトラムが平坦にならないため、受信側
の無線機に障害を及ぼすことになる。
第5図(a)及び第5図(b)のタイムチャートにおい
て、従来の方式では第4図のPNパターン発生部3及び
6のPNパターンリセット信号は、b信号及びd信号で
示すように、1マルチフレーム毎に1個タイミングジェ
ネレータ4及び7から送出されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが従来のPNパターン発生方式においては、PN
パターン発生部3及び6と信号処理部1及び5とを同一
のタイミングジェネレータ4及び7から発生の周期を供
給しているため、前述のようにPNパターン発生の周期
を1マルチフレーム毎にリセットをかけていると、この
PNパターン発生の周期が信号処理部1及び5内でのフ
レームパターン発生の周期と相関性を有することになる
ため、回線を運用中、前位局の入力データが断またはオ
ール1のA I S (Alarm Indicati
on  Signal)である場合、後位局の入力デー
タは主信号がPNパターンそのものか、或いは反転した
PNパターンであるため、入力データ中に含まれるフレ
ームパターンとの相関性が大きくなってしまう。そのた
め、フレーム同期の前方保護の段数が多くなると誤同期
状態に陥り易くなるという問題点が生じる。ここで前方
保護の段数が多くなると誤同期状態に陥り易くなるとい
うことは、例えば前方保護の段数をN段とすると、N回
連続してフレーム同期がとれなくなった時を同期はずれ
とするため、PNパターンとフレームパターンが相関性
を有する場合はN回の内、数回は一致したとみなし、誤
同期としてしまう為である。このことをさらに説明する
と、第6図に示すようにPNパターンの任意の点を取出
して、このPNパターンとフレームパターンとを比べて
みると、フレームパターン6ビツト中に5ビツトも一致
してしまう場合があるということである。
本発明は、このような問題点に鑑み、PNパターン発生
の周期とフレームパターン発生の周期の相関性を減らし
、前方保護の誤同期を防止することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の擬似同期防止PNパターン発生方式
の原理図であり、送信側、受信側ともPNパターン発生
部3及び6から信号処理部1及び5へ送出されるPNパ
ターン発生の周期を該信号処理部1及び5からのスタッ
フ及びデスタッフ情報と、タイミングジェネレータ4及
び7からのタイミングパルスで比較判定してリセットす
る第1及び第2のPNリセット判定回路2及び8を設け
た構成としている。
〔作 用〕
本発明では、PNパターン発生の周期のリセット方式を
従来のタイミングジェネレータ4及び7からPNパター
ン発生部3及び6への1マルチフレーム毎のリセット方
式から、信号処理部1及び5からPNパターン発生部3
及び6へのスタッフ情報によるリセット方式に変えるこ
とにより、PNパターン発生の周期が例えば10マルチ
フレームに1回(スタッフ率が0.1の場合)となり、
信号処理部1及び5からのフレームパターンの発生周期
が1マルチフレーム毎であるため、両パターン同志の相
関性が減り、前方保護の誤同期を防止するようにしてい
る。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例の擬似同期防止PNパターン
発生方式のブロック図を示している。
図において、第1図及び第4図で示したものと同一のも
のは同一の記号で示している。
また第3図(a)及び第3図(b)は、上記第2図にお
ける主要部のタイムチャートである。
以下、第2図のブロック図を第3図のタイムチャートと
ともに説明する。
第2図の各回路間の信号線は、本発明の説明に必要なも
のだけを示している。
第2図の送信側において、搬送端局(図示せず)等から
入力されたデータは、速度変換回路1−1で速度変換さ
れ、スクランブラ−回路1−2に入力される。一方PN
パターン発生部3においては、速度変換回路1−1から
のスタッフ判定信号〔第3図(a)のC信号〕と、タイ
ミングジェネレータ4からのlマルチフレーム毎に1回
のタイミングパルス(B信号)を第1のPNリセット判
定回路2で比較判定したPNパターンリセット信号位置
情報(D信号)によりリセットされたPNパターンがス
クランブラ−回路1−2に送出される。このスクランブ
ラ−回路1−2で入力されたデータとPNパターンとが
スクランブルされてMIX回路1−3に入る。間X回路
1−3では、無線区間で必要な例えばパリティヒツト、
フレームビット及びスタッフコントロールビット等をフ
レームパターンに挿入して無線装置(図示せず)に送出
される。一方受信側では、無線装置で受信したデータを
フレーム同期回路5−1で送信側と同じフレームパター
ンを発生させて入力データ内のフレームパターンと1b
it毎の比較を行いデータの検証を行う。さらに入力デ
ータはDEMUX回路5−2で付加された前記各種ビッ
トを抽出し、スタッフコントロールビットでの判定情報
(G信号)を第2のPNリセット判定回路8に入力する
。第2のリセット判定回路8では、この情報とタイミン
グジェネレータ7からの1マルチフレ−ム毎の最終挿入
ビット位置を示すタイミングパルス(F信号)とを比較
判定し、PNパターン発生部6にPNパターンリセット
信号(H信号)を送出する。
これによりリセットされたPNパターンは、デスクラン
ブラ−回路5−3に送出され、速度変換回路5−4で速
度変換されて伝送系(図示せず)に送出される。
本発明では、前述したように送信側のPNNバター発生
部3のリセット信号位置情報(D信号)と、1マルチフ
レームの最終挿入ビット位置を示すタイミングパルス(
B信号)を一致させておくと、送信側で速度変換してス
タッフ処理を施した時の1マルチフレームの最終挿入ビ
ットの時にPNNバター発生部3をリセットするため、
受信側では挿入ビット中のスタッフコントロールビット
(スタッフの有、無の情報)を検出してその時の1マル
チフレームの最終ビット位置でPNパターン発生部6を
リセットするため、送信側と受信側とで同じタイミング
のPNパターンを得ることができる。
従って本発明が、PNパターン発生の周期を、信号処理
部1からのスタッフ情報を用いてPNNバター発生部3
でリセットするようにして、信号処理部1でのフレーム
パターン発生の周期と分離し両パターンの相関性を減ら
しているため、前位局で障害が起きてフレームパターン
が挿入されたPNパターンそのものとして後位局で受信
されても、フレーム同期前方保護の誤同期が防止でき、
確実にフレーム同期アラームが送出できる。このことを
さらに詳述すれば、第6図に示すようにフレームパター
ンは、1マルチフレーム内で6ビツトのパターンの繰返
し信号であるが、PNパターンの段数を11段とすると
、PNパターンの周期は2047ビツトの繰返し信号と
なる。従来の方式では、1マルチフレーム毎にPNパタ
ーンのリセットがかかってしまうため、もしフレームパ
ターンとPNパターンの値が一致してしまうと、PNパ
ターンの周期が1マルチフレームより長い時は、毎回同
じ所からスタートするため、たえず一致してしまうこと
になる。ところが本発明の擬似同期防止PNパターン発
生方式では、PNパターンの周期を生かしてフルにこの
PNパターンを回しているので仮に最初のマルチフレー
ムで両パターンが一致しても、次のマルチフレームでは
、はずれてくることを利用しているわけである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、従来の擬似同期防
止PNパターン発生方式に比べ、PNパターン発生の周
期とフレームパターン発生の周期との相関性が減ること
により、前方保護の誤同期が防止でき、本発明の擬似同
期防止PNパターン発生方式をディジタル多重無線回線
切替装置に採用することにより、伝送品質の飛躍的向上
が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の擬似同期防止PNパターン発生方式の
原理図、 第2図は本発明の一実施例の擬似同期防止PNパターン
発生方式のブロック図、 第3図(a)及び第3図(b)は本発明の一実施例の方
式のタイムチャート、 第4図は従来のPNパターン発生方式のブロック図、 第5図(a)及び第5図(b)は従来の方式のタイムチ
ャート、 第6図はPNパターンとフレームパターンとの関係を説
明するためのタイムチャートである。 図において、1及び5は信号処理部、2は第1のPNリ
セット判定回路、3及び6はPNパターン発生部、4及
び7はタイミングジェネレータ、8は第2のPNパター
ン判定回路を示す。 第3図(Q) (F信号) 、t=icすTIr−11■−Ef:/−+フイミとト
チyl−(を9刑)第3図(b) ダε艮tp+PNII#7−シイ惑士方1(n7ブム千
↑−ト(区信僅1) 第5図(Q) (C4!号) (61客号) /4疋41のPNハ・7一シ屓匹を方t(つ7fムチ↑
−ト(之信便j) 第5図(b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 送信側の信号処理部(1)で入力されたデータを処理し
    て無線回線を介して送出し、受信側の信号処理部(5)
    で受信されたデータの信号処理を行うディジタル多重無
    線回線切替装置において、送信側でPNパターンを発生
    させるPNパターン発生部(3)から前記信号処理部(
    1)へ送出されるPNパターン発生の周期を該信号処理
    部(1)からのスタッフ情報と、タイミングジェネレー
    タ(4)からのタイミングパルスで比較判定して前記P
    Nパターン発生部(3)のリセットパルスを送出する第
    1のPNリセット判定回路(2)と、 受信側の信号処理部(5)で抽出したデスタッフ情報と
    、タイミングジェネレータ(7)よりのタイミングパル
    スで比較判定して受信側のPNパターン発生部(6)か
    らのPNパターン発生の周期をリセットするパルスを送
    出する第2のPNリセット判定回路(8)を設け、 前記タイミングジェネレータ(4、7)より前記信号処
    理部(1、5)でそれぞれ発生されるフレームパターン
    発生周期と、前記PNパターン発生部(3、6)でそれ
    ぞれ発生されるPNパターン発生周期との相関性を減ら
    し、 前方保護の誤同期を防止するように構成したことを特徴
    とする擬似同期防止PNパターン発生方式。
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