JPH01224666A - 免疫複合体の測定法 - Google Patents

免疫複合体の測定法

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JPH01224666A
JPH01224666A JP5227688A JP5227688A JPH01224666A JP H01224666 A JPH01224666 A JP H01224666A JP 5227688 A JP5227688 A JP 5227688A JP 5227688 A JP5227688 A JP 5227688A JP H01224666 A JPH01224666 A JP H01224666A
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Hidene Sakaeda
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  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な免疫複合体(Immune Comp
lex、以下r((:jと略称する。)の免疫学的測定
法に関するものである。
〔従来の技術〕
全身性紅斑性狼1i(SLE)、慢性関節リウマチ(R
A)などの膠原病においては、その流血中にICが高車
に検出され、臨床的意義などについて詳しく検討されて
いるが、近年では悪性腫瘍や血液疾患などのg原病以外
の池の多くの疾5患においても工Cが高率に認められ、
その臨床的意義、病態に占める役割などについて解析さ
れつつある。
生体内に浸入あるいは出現した抗原は、抗体と結合して
ICを形成するが、一般には網内系細胞によって速やか
に除去されてしまう。しかし、ICが大量に発生したり
、網内系細胞によって処理されない性状になると、IC
は組織に沈着し、その障害を引き起こす。
従ってICの血中流度測定値は、これらの疾患の診断の
てがかりを与える情報であり、またその濃度の推移は病
態の変化を把握するうえで、また治療の指標として価値
の高い情報となる。
近年、血中に微量に存在するこのICを定量的に測定す
る方法が数多く開発され、その数はゆうに30種類を越
えている。各種の測定法をその測定原理により大別する
と ■ICが補体を活性化する性質を利用した方法(C19
固相法など)。
■ICの物理化学的な性質を利用し、ICを測定する方
法(ポリエチレングリコール法など)。
■細胞のレセプター(FEW体レセプターやFcレセプ
ター)にICが結合する性質を利用した方法(Raji
[飽性なと)。
などである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ICの測定方法として、このように多数の方法があるが
、各測定法による測定値には必ずしも良好な相関が得ら
れているわけではない。この理由としては、感度や再現
性といった技術的な問題以外にも、各測定法に特有な被
検血清による干渉作用が存在することや、検出するIC
の多様性に問題があると言われている。
しかしながらこの中でもC1qを利用した方法は、自己
免疫疾患においてみられる(■織障害の多くが捕体拮合
性ICにより惹起されることを考える時、臨床的には有
用な方法であると考えられる。原理的には古典経路(c
lassical pathway)を介して補体を活
性化するICに最初に結合する補体成分がctqである
ことを応用した方法で、C1q 5olid−phas
e assay (CS P法)、C1q devia
tion test (CD T法) 、C1q  b
inding as−say (CB A法)などが代
表的な方法である。これらの中で特異性、操作の簡便性
などからC5P−EIA(CSP−enzyme im
muno assay)?Aが、現在広く用いられてい
る。
この方法は、まず固相(プレートまたはチューブ)にC
1qを固定化する。その陵、EDTA処理によりIC結
合の内因性の補体をはずした試料(血清)を加え、IC
を捕捉させる。続いて洗浄後、酵素標識抗ヒトエgG抗
体と反応させ、IC中のヒトIgG成分に結合させる。
更に洗浄後、この結合した酵#標識IgG抗体の酵素社
を、基質との反応による発色反応により比色定量するこ
とでICを測るものである。この方法は、他方に比べて
比較的優れた方法ではあるが、以下に述べるような問題
点を有している。
C1qを固定化する際、そのC1q溶1θ中に夾雑物と
してIgGが混入していた場合、そのIgGも固定化さ
れる。そして最終的にインジケーターとして用いる酵素
標識IgG抗体は、I’C中のIgG成分に結合すると
ともに、固定化されたIgGにも結合する。その結果、
固定化されたIgGの分だけ発色反応は底上げされ、そ
のことによりこの測定系のダイナミックレンジは狭くな
り、ひいてはICの検出幅が狭くなる。またこの事は、
この測定系の感度低下をまねく。
ちなみに、タンパク質化学的検定法(SDS−ポリアク
リル7ミド電気泳動法、ディスク電気泳動法、免疫電気
泳動法など)により、単一な標品として検定されても、
C8P法においては、タンパク貢化学的検定法では検出
されないレベルの夾雑物IgGの影響が無視できないこ
とが多い。尚、現在一般に用いられているC1q精製法
では上記程度のIgGが混入してくる可能性が高い。
〔問題点を解決する手段〕 本発明者は、かかる事情を1みてC3P−EIA法の利
点をそのまま生かし、なおかつ同法の欠点を解消すべく
鋭意考察の結果、ICにはC1q結合部位が複数(最低
2ケ所)以上存在するというICの特徴に着眼し、C1
q及び酵素様jlIC1q (インジケーター)でサン
゛ドウィッチするという、#素標識IgG抗体を用いな
い全く新規なC1qサンドウイツチ(C3P−EXA)
法を考案するに至った。これにより現在のC3P−EI
A法の酵素標識IgG抗体使用による問題点が、この酵
素標mc1q使用に切替えることにより解消可能と推定
された。そこで鋭意研究の結果、本測定法が可能である
事を確認し本発明に至った。
即ち、本発明は、まず固相(プレートまたはチューブ)
にC1qを固定化する。そしてEDTA処理により、I
C結合の内因性の補体をはずした試料(血清)を加え、
ICを捕捉させる。続いて洗浄後、物質標識C1qと反
応させ、IC中のヒトIgG成分に結合させる。
更に洗浄後、この結合した物質標識C1qの物質を定量
することでICを測るものである。
次に本発明を調製例および実施例によってさらに説明す
るが、本発明はその要旨を越えない限り、これによって
限定されるものではない。
古−I CIの− 本発明の固相化C1qおよび物′!!i標識C1qのC
1qの原料としてはヒトなどの動物血清が用いられる。
この製造法にはいくつかの方法が知られているが、その
中でも米増等の方法(K、Yone+*asu and
 R,M、5troud : Journ−al of
 Immunology、106,304−.1971
)が最も収量よく、しかも短時間に精製できる。不法で
は更にこの精製法を改良しC1qを得た。
ζP′2  ベルオ ぐダーゼ、 C1の 。
1、J、Simpson等の方法(Journal o
f ImwunologicalMethods、67
.167−172,19114)により、ctqにペル
オキシダーゼを標識した。尚、架橋法は不法の遇ヨーソ
酸法にこだわらず、グルタルアルデヒド法あるいはマレ
イミド法にてもよい。
96六マイクロプレート(ポリスチレン製)に調製例1
によりれ1製したC1qを、PBSで10μg/−の濃
度に調製したものを200μgづつ加え、4°Cで一晩
放置し、コーティングした。
次にC19)αを吸引廃棄した後、各ウェルをPBSで
3回洗i%シた。その後2%BSA含有PBSを250
μg分注し、室温で2時間放置することによりブロッキ
ングした。
更に液を廃棄し、PBSで3回洗浄したのち、模擬的な
ICであるAHG (^ggregatad huma
n IgG)の希釈系列を150μgづつ各ウェルに分
注し、室温で3時間放置した。
反応液を吸引廃棄し、PBSで3回洗浄したのち、ペル
オキシダーゼ標識C1qを150μgづつ各ウェルに分
注し、4℃で一晩放置した。
反応液を吸引廃棄し、PBSで3回洗浄後、2,2゜−
アジノージ−〔3−エチルベンツチアゾリンスルホン酸
(6));ABTS (ベーリンガー マンハイム社製
)および過酸化水素を含む基貢溶)αを加え、室温で9
0分間反応させ、EIA−READERG:mTOD4
11の吸光度を自動測定した(図1)。
この結果、この測定系はAHGに対して良好な反応性を
示した。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本性は全く新規なIC測定
法であり、この測定によるICの測定が可能であること
を示した。
【図面の簡単な説明】
添付の第1図は、本発明を説明するための図である。 手続補正書(方式) 昭和63年6月26日差田 昭和63年6月25日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒト体液中の免疫複合体を免疫学的測定法により
    測定する方法において、試料中の免疫複合体に対して特
    異的に結合させる標識試薬として物質標識C1qを用い
    ることを特徴とする免疫複合体の測定法。
  2. (2)固相化したC1qと試料を反応させることにより
    免疫複合体を補捉させ、続いて物質標識C1qをさらに
    免疫複合体に結合させ、その結合標識量を測定して免疫
    複合体を検出、定量することを特徴とする特許請求範囲
    の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)C1qがヒト、ウサギ、ウシ、ウマ、ラット、マ
    ウス、モルモット、カエル、ヤギ等種々の動物由来のも
    のである固相化C1q及び物質標識C1qをもちいるこ
    とを特徴とする特許請求範囲第一項記載の方法。
  4. (4)物質が酵素、放射性物質、補酵素、酵素の基質、
    細胞機能調節物質、色素、電子授受物質または金属を含
    む化合物ないしは組成物である物質標識C1qをもちい
    ることを特徴とする特許請求範囲第一項記載の方法。
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