JPH01224475A - 点火信号検出回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は１点火信号検出回路、特に複数の点火コイル
とその一次側電流を断続制御する各パワートランジスタ
とを備えた多気筒内燃機関用点火装置に用いる点火信号
検出回路に関するものである。

［従来の技術］ 第３図は１．内燃機関用点火装置に接続された従来の点
火信号検出回路を示す図である０図において、（１）は
バッテリー、（２）はバッテリー（１）と接続されたス
イッチ、（３）はマイコン等から成るＣＰＵ、（４）は
ＣＰ　Ｕ　（３）より制御されるパワートランジスタ駆
動回路、（５）は第１のトランジスタと第２のトランジ
スタから成る第１のダーリントン回路であって、第１の
トランジスタのベースはパワートランジスタ駆動回路（
４）と、第１のトランジスタのエミッタは第２のトラン
ジスタのベースと、第２のトランジスタのコレクタは後
述の第１の点火コイル（７ａ）の−次側の一端と、第２
のトランジスタのエミッタは大地と、それぞれ接続され
ている。（６）は第３のトランジスタと第４のトランジ
スタから成る第２のダーリントン回路であって、第３の
トランジスタのベースはパワートランジスタ駆動回路（
４）と、第３のトランジスタのエミッタは第４のトラン
ジスタのベースと。

第４のトランジスタのコレクタは後述の第２の点火コイ
ル（７ｂ）の−次側の一端と、第４のトランジスタのエ
ミッタは大地と、それぞれ接続されている、各気筒に対
応して設けられた第１および第２の点火コイル（７ａ）
、　（７ｂ）の−次側のそれぞれの他端はスイッチ（２
）の他端と接続されている。

以上によって点火装置（２０）が構成されている。（８
）は第１のダーリントン回路（５）の第１のトランジス
タのコレクタと接続されている第１の抵抗、（９）は第
１の抵抗（８）と直列に接続されている第１のコンデン
サ、（１０）は第２のダーリントン回路（６）の第３の
トランジスタのコレクタと接続されている第２の抵抗、
（１１）は第２の抵抗（１０）と直列に接続されている
第２のコンデンサ。

（１２）は一端が接続点くＣ′）と接続されていると共
に他端が接地されている第３の抵抗である。なお、第１
および第２の抵抗（８）、（１０）と第１および第２の
コンデンサ（９）、（１１）によってオア回路を構成し
ている。（１３）は接続点（Ｃ′）と接続されているパ
ルス発生回路である。

第４図は第３図の各部の動作波形を示す図である。

従来の点火信号検出回路は上記のように構成され、スイ
ッチ（２）が閑じられると、バッテリー（２）から第１
および第２の点火コイル（７ａ＞、（７ｂ）に電流が供
給される。いま、ＣＰＵ（３）より制御信号がパワート
ランジスタ駆動回路（４）に印加されると、パワートラ
ンジスタ駆動回路（４）は第１および第２のダーリント
ン回路（５）、（６）を順次駆動して機関の点火動作を
行わしめる。このとき、接続点（ａ＞および接続点（ｂ
）にそれぞれ第４図（Ａ）および第４図（Ｂ）に示され
るような信号波形が発生される。この信号波形は第１お
よび第２のコンデンサ（９）、（１１）と第３の抵抗（
１２）によって微分され、接続点くＣ′）には第４図（
Ａ）および第４図（Ｂ）に示される信号波形のオア出力
の微分波形が出力される。第４図（Ｃ）に示されるよう
なこの出力波形は、パルス発生回路（１３）に加えられ
る。このパルス発生回路（１３）の出力信号を点火信号
として検出する。この点火信号は内燃機関の各気筒の点
火動作に対応して出力されるため１例えば失火の検出、
あるいは回転数検出等のための信号として用いられる。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のような従来の点火信号検出回路では。

オア回路にコンデンサを使用しているため集積化できず
２回路全体が大形、高価になるなどの問題点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、コンデンサを使用しないので。

波形整形し易い点火信号検出回路を得ることを目的とす
る。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る点火信号検出回路は、複数の点火コイル
とその一次側電流を断続制御する各パワートランジスタ
を有する点火装置からの複数の出力信号の論理和を取る
抵抗オア回路と、この抵抗オア回路の出力信号より直流
成分を除去するための定電圧素子と、この定電圧素子と
接続される出力回路とを備えたものである。

［作用コ この発明においては、定電圧素子は抵抗オア回路の出力
信号より直流成分を除去する。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例による点火信号検出回路を
示す図である１図において、（１）〜（１３）、（２０
）は従来のものと同様である。（１４）は定電圧素子１
例えばツェナーダイオードであって、その陰極が第１の
抵抗（８）および第２の抵抗（９）より成る抵抗オア回
路の出力と、その陽極が第３の抵抗（１２）の一端と接
続されている。なお。

ツェナーダイオード（１４）の陽極はパルス発生回路（
１３）と接続されている。

第２図は第１図の各部の動作波形を示す図である。

上記のように構成された点火信号検出回路において、接
続点（ａ）および接続点（ｂ）に印加される第２図（Ａ
）および第２図（Ｂ）の信号波形を得るための動作は従
来と同様である。第２図（Ａ）および第２図（Ｂ）の信
号波形は第１および第２の抵抗（８）、（９）とツェナ
ーダイオード（１４）を通すことによってバッテリー（
１）の直流成分を除去する。

それによって、接続点（ｃ）の出力波形は第２図（Ａ）
および第２図（Ｂ）の信号波形から直流成分を除去した
第２図（Ｃ）に示すような信号波形が得られる。

なお、上記実施例では接続点（ｃ）にパルス発生回路（
１３）を接続しているが、接続点（ｃ）出力をそのまま
点火信号として出力してもよい。また。

ＡＭ帯ラジオノイズを低減するため接続点（ｃ）にＲｅ
フィルタ回路を接続して出力してもよい。さらに、接続
点（ｃ）に波形整形回路等を接続して矩形波電圧信号と
して出力してもよい。

［発明の効果］ この発明は以上説明したとおり、複数の点火コイルとそ
の一次側電流を断続制御する各パワートランジスタを有
する点火装置からの複数の出力信号の論理和を取る抵抗
オア回路と、この抵抗オア回路の出力信号より直流成分
を除去するための定電圧素子と、この定電圧素子と接続
される出力回路とを備えているので、集積化が可能でＳ
／Ｎ比の良い信号が得られ、波形整形もし易く、安価に
できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による点火信号検出回路図
、第２図は第１図の各部の動作波形図。 第３図は従来の点火信号検出回路図、第４図は点火信号
回路の出力波形図である。 図において、（８）・・・第１の抵抗、（９）・・・第
２の抵抗、（１２）・・・第３の抵抗、（１３）・・・
パルス発生回路、（１４）・・・ツェナーダイオード、
（２０）・・・点火装置である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の点火コイルとその一次側電流を断続制御する各パ
   ワートランジスタを有する点火装置からの複数の出力信
   号の論理和を取る抵抗オア回路と、この抵抗オア回路の
   出力信号より直流成分を除去するための定電圧素子と、
   この定電圧素子と接続される出力回路とを備えたことを
   特徴とする点火信号検出回路。