JPH01224329A - 経皮吸収促進剤及び角質溶解剤 - Google Patents

経皮吸収促進剤及び角質溶解剤

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JPH01224329A
JPH01224329A JP4819988A JP4819988A JPH01224329A JP H01224329 A JPH01224329 A JP H01224329A JP 4819988 A JP4819988 A JP 4819988A JP 4819988 A JP4819988 A JP 4819988A JP H01224329 A JPH01224329 A JP H01224329A
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amine oxide
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 普  1 び26己 の 本発明は、経皮吸収促進剤及びこれを含有する皮膚外用
製剤に関する。更に詳しくは、アミンオキシドを有効成
分とする薬物の経皮吸収促進剤、及び該経皮吸収促進剤
と薬物とを含有する皮膚外用製剤に関する。
3g己    の 本発明は、皮膚を痛めることなく、皮膚を清浄にすると
ともに角質を容易に除去し得る角質溶解剤に関する。
[従来の技術] −1び2g己 の 従来から薬物の投与方法としては、経口投与や注射によ
る皮下、筋肉内、静脈内への投与、直腸や口腔内の粘膜
への投与等が行なわれており、中でも経口投与が広く用
いられている。しかしながら経口投与の場合には、薬物
は短時間に大量に吸収されるために血中濃度のコントロ
ールがむずかしく、また吸収された薬物が初回循環時に
肝臓での代謝によりその効力を失うことがあり、また刺
激性の薬物の場合はその投与により胃腸障害等の副作用
を惹起しやすい、等の多くの欠点があった。
近年このような副作用や欠点を改善するために経皮投与
による外用製剤が開発されてきている。
しかしそのような外用製剤においても、薬物の経皮吸収
性が十分に得られない場合が多く、その目的を達成し得
ているとは言いがたい。すなわち皮膚の表面は皮膚角質
層と呼ばれ、本来、体外からの異物の侵入を防御する障
壁としての生理的機能を有するものであるため、単に従
来外用製剤に常用されてきた基剤中に薬物を配合しただ
けでは、十分な経皮吸収性は得られない。
これを改良するために近年、各種の経皮吸収促進剤が提
案され、外用製剤の基剤に配合することが一般に行なわ
れている。そのような経皮吸収促進剤としては例えば、
ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド、メチルデシルスルホキシド等が公知で
ある。
せ求項3舌己 の 従来、身体各部の角質除去を目的とするものには、物理
的な研磨を利用した軽石や、サリチル酸、尿素、乳酸、
酵素等に代表される化学的な溶解作用を利用した乳化物
あるいは軟膏等がある。
[発明が解決しようとする課題] 舌   1 び2記 の 明 しかしながらこれら経皮吸収促進剤は、満足な吸収促進
効果が得られないものであったり、皮膚を刺激して紅斑
を生じるなど、その効果、安全性、使用感の点で十分な
ものとは言いがたい。
本発明者等は上記問題点に鑑み、薬物の経皮吸収促進効
果に優れ、かつ安全性、使用感の点でも満足できる経皮
吸収促進剤を開発すべく鋭意研究を行なった結果、既に
洗浄剤として広く利用され、安全性にも優れているアミ
ンオキシドを経皮吸収促進剤として用いることにより、
優れた経皮吸収性が得られることを見出し、本発明を完
成するに至った。
舌 環3記 の 日 しかしながら、これらは痛みがあったり、皮膚を傷つけ
たり、また除去が不十分であったりして十分満足し得る
ものではない。 本発明者らは、こうした事情に鑑み、
上記の欠点を解決すべく角質溶解剤として優れた効果を
有する物質を広範囲に探求した結果、アミンオキシド類
を用いることにより、皮膚科医が常用しているサリチル
酸ゲルあるいは従来より知られているサリチル酸、尿素
、乳酸、酵素等の角質溶解剤よりもはるかにすぐれた効
果が得られ、なおかつ皮膚に対して刺激が著しく少ない
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
[課題を解決するための手段] 求 1 び2記載の すなわち本発明は、アミンオキシドを有効成分とする薬
物の経皮吸収促進剤、及び所望の薬物と上記経皮吸収促
進剤とを含有することを特徴とする皮膚外用製剤である
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明おいてに用いられるアミンオキシドは、次のもの
があげられる。
(1)一般式(A)で表わされるアミンオキシドにI R2−N→0       (A) (式中R1、R2およびR3は炭素原子数1から24の
直鎖または分岐のアルキル基あるいはアルケニル基を表
わしs FLI、FL2、R3のうち少なくとも1個は
炭素原子数8以上の直鎖または分岐のアルキル基あるい
はアルケニル基を表わす。)一般式(A)で表わされる
アミンオキシドの具体例としては、々啼メチルラウリル
アミンオキシド、ジメチルミリスチルアミンオキシド、
ジメチルセチルアミンオキシド、ジメチルステフリルア
ミンオキシド、ジメチルオレイルアミンオキシド、ジメ
チルベヘニルアミンオキシド、メチルジラウリルアミン
オキシドなどが挙げられる。
(2)一般式(B)で表わされるジヒドロキシエチルア
ルキルアミンオキシド CH2CH20H R−N→0       (B) CH2CH20H (式中Rは炭素原子数8から24の直鎖または分岐のア
ルキル基あるいはアルケニル基を表わす)(3)一般式
(C)で表わされるジメチルアルキルポリオキシエチレ
ンアミンオキシド H3 R−(OCR2OR2)n−N+O(C)H3 (式中Rは炭素原子数8から24の直鎖または分岐のア
ルキル基あるいはアルケニル基を表わし、nは1から5
の整数を表わす) 上記アミンオキシドのうちの一種または二種以上が用い
られる。
本発明の経皮吸収促進剤の利用によって薬効が増大し得
る薬物としては、以下のものが例示される。
すなわち、プレドニゾロン、デキサメタシン等のステロ
イド系抗炎症剤、インドメタシン、フルフェナム酸、メ
フェナム酸等の非ステロイド系抗炎症剤、クロルフェニ
ラミン、ジフェンヒドラミン、プロメタシン等の抗ヒス
タミン剤、スルファモノメトキシン、スルファメチゾー
ル等のサルファ剤。ペニシリン、セファロスポリン、エ
リスロマイシン、テトラサイクリン、クロラムフェニコ
ール、ストレプトマイシン等の抗生物質、ナフチオメー
ト、クロトリマゾール等の抗真菌剤、5−フルオロウラ
シル、シクロホスファミド、ブスルファン、アクチノマ
イシン等の抗悪性腫瘍剤、モルヒネ、コデイン、ナロル
フィン、ペンタゾシン、アスピリン、アセトアニリド、
アミノビリン等の鎮痛剤、プロスタグランジン類製剤、
パルビタール、チオベンタール等の催眠剤及び鎮静剤、
クロルプロマジン、レセルピン、クロルジアゼポキシド
等の抗精神病剤、クロルゾキサゾン、レボドパ等の抗パ
ーキンソン病剤、ジキトキシン、ジゴキシン等の強心剤
、塩酸ブロカインアミド、塩酸プロプラノール等の抗不
整脈剤、ジビリダモール、亜硝酸アミル等の抗狭心症剤
、ジアゾキサイド、ミノキシジル、レセルピン、硝酸グ
アネチジン等の抗高血圧剤、バラアミノベンゾエートエ
ステル等の紫外線抑制剤、ハイドロキノン、ビタミンC
エステル類、パラハイドロキシシンナメート等のメラニ
ン生成抑制剤、8−メトキシソラーレン等の屹せんPU
VAUV側、ビタミンA1ビタミンE1ビタミンC等の
ビタミン類、インシュリン、エストラジオール、メチル
テストステロン等のホルモン剤、診断薬、パッチテスト
用アレルゲン、防虫剤、殺虫剤、あるいは保湿剤、角質
柔軟剤、染毛剤などの薬物である。
これらの薬物は、本発明の経皮吸収促進剤中に混合して
用いて皮膚に塗布することにより、速に皮膚に吸収され
る。局所作用を目的とする薬物であれば、皮膚内に深く
浸透して優れた効果を発揮し、全身作用を目的とする薬
物であれば、薬物が血中に移行するので同様に優れた効
果を発揮する。
使用対象は、主として人体用であるが、その他動物、昆
虫、植物等に適用することにより、薬理効果が期待され
る薬物、農薬、成長ホルモン等の基剤、助剤としても有
効である。
薬物の配合量は、薬物の種類、投与の方法、投与の目的
等によって異なるものであり、−概にはいえないが、概
ね経皮吸収促進剤1重量に対して、薬物o、ooi〜5
0重量である。
上記の経皮吸収促進剤は、薬物を適宜混合してそのまま
用いてもよいが、使用感触や適用のしやすさ、安全性等
を勘案して、−船釣には適当な皮膚外用製剤中、例えば
クリーム製剤、軟膏製剤、ゲル製剤、ローション製剤、
乳剤、粘着テープ剤等の基剤中に配合して用いられる。
その場合の各々の構成成分の配合量は、同じく薬物の種
類等によって異なるが、概ね以下の範囲が好ましい配合
量範囲である。すなわち、アミンオキシドの配合量は外
用製剤中0.0001〜10重量%、より好ましくは0
.01〜5重量%である。薬物の配合量はo、ooi〜
10重量%、より好ましくは0゜01〜5重量%である
本発明に係る薬物の経皮吸収促進外用製剤中には、上記
の必須構成成分の他に一般的に医薬品、医薬部外品、化
粧料等の配合される成分を配合することができる。それ
らの成分としてはグリセリン、プロピレングリコール等
の多価アルコール、流動パラフィン、スクワラン、高級
脂肪酸、高級アルコール等の油分、クエン酸、乳酸など
の有機酸類、苛性ソーダ、トリエタノールアミン等のア
ルカリ類、高級アルキル硫酸エステル塩、高級アルキル
エーテル硫酸エステル塩、高級脂肪酸アミドスルホン酸
塩、高級アルキルスルホコハク酸塩、アルキルベンゼン
スルホン酸塩、アシルグルタミン酸塩、高級アルキルリ
ン酸塩等のアニオン性界部活性剤、高級アルキル四級ア
ンモニウム塩、脂肪族アミン塩、アルキルピリジニウム
塩等のカチオン性界面活性剤、カルボキシベタイン、ス
ルホベタイン、イミダシリン誘導体等の両性界面活性剤
、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレン脂肪酸アミド、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪
酸アルカノールアミド、ポリグリセリン脂肪酸エステル
等の非イオン性界面活性剤、粉末、顔料、染料、防腐防
ばい剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、キレート剤、増粘
剤、保湿剤、アルコール、水、香料等が挙げられる。
1求項3−己 の すなわち本発明は、アミンオキシドからなることを特徴
とするとする角質溶解剤を提供するものである。以下、
本発明の構成について詳述する。
本発明において用いられるアミンオキシドは、次のもの
があげられる。
(1)一般式(A)で表わされるアミンオキシドI R2−N→0       (A) (式中FL1、R2およびR3は炭素原子数1から24
の直鎖または分岐のアルキル基あるいはアルケニル基を
表わし、R1+R2+R3の炭素数の合計は16以上で
、R1、R2、R3うち少なくとも1個は炭素原子数8
以上の直鎖または分岐のアルキル基あるいはアルケニル
基を表わす) (2)一般式(B)で表わされるジヒドロキシエチルア
ルキルアミンオキシド CH2CR20H R−N→0       (B) CH2CH20H (式中Rは炭素原子数8から24の直鎖または分岐のア
ルキル基あるいはアルケニル基を表わす)(3)一般式
(C)で表わされるジメチルアルキルポリオキシエチレ
ンアミンオキシド H3 R−(OCH2CR2)n−N→0  (C)H3 (式中Rは炭素原子数8から24の直鎖または分岐のア
ルキル基あるいはアルケニル基を表わし、nは1から5
の整数を表わす) 上記アミンオキシドのうちの一種または二種以上が用い
られる。
本発明に係る角質溶解剤は、優れた角質溶解作用を有し
、しかも皮膚に対して刺激が少ないので、そのままでも
、または液状、ゼリー状、軟膏状、クリーム状の各種基
剤に配合して幅広い用途に使用することができる。
[実施例] 4 1 び2己 の 以下に実施例と試験例を挙げて本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものでは
ない。
来亙五豆i蓋! 本発明品であるアミンオキシドについて薬剤透過性試験
を行なった。
爽立勇土ユニ旦旦 次の組成からなる薬物試料を調製した。
(1)ハイドロキノン        1.0  %(
2)被験物質          0.1(3)  エ
タノール         20.0(4)精製水  
         残余1抜 (1)、(2)を(3)に溶解した後、(4)を添加、
混合し、試料とした。
1員旦1 被験物質として以下のものについて試験を行なった。
(A)水に不溶性または微溶性のアミンオキシド実施例
1−1=ジメチルステアリルアミンオキシド 実施例1−2=ニジメチルベヘニルアミンオキシド施例
1−3ニジヒドロキシエチルステアリルアミンオキシド (B)水溶性のアミンオキシド 実施例1−4ニジメチルラウリルアミンオキシド実施例
1−5:ジメチルミリスチルアミンオキシド ぶ4[例にL (1)  ハイドロキノン        1・0 %
(2)  エタノール         20.0(3
)精製水           残余1盗 実施例に準する 蓋聚勇 被験物質による薬剤の経皮吸収促進効果を評価するため
、ヘアレスマウスの摘出皮膚を用いた、in vitr
o拡散セルによる薬剤透過性試験を行なった。拡散セル
装置は拡散面積2cm2の垂直膜型二基セルを用いた。
10〜15週齢の雄性ヘアレスマウスの背部の皮膚全層
を摘出し、拡散セルに装着した。薬物試料側セル室に薬
物試料を2ml、レセプター側セル室にリン酸緩衝生理
食塩水(pH7,2)を2ml入れ、両相を穏やかに撹
拌しながらセル全体を恒温槽中で82℃に保った。24
時間後にレセプター液をサンプリングし、高速液体クロ
マトグラフィーによりレセプター側に透過してきた薬剤
量を定量した。結果は薬剤透過率(%)として表わした
。上記の結果を表1−1に示す。
表より明らかなように、本発明の経皮吸収促進剤は薬物
の皮膚透過促進効果に優れており、特に水に不溶性また
は微溶性のアミンオキシドが効果に優れていることがわ
かる。
蚕亙呈又l双茗皇 犬上五辷且 (1)  [”C]ハイドロキノン     1.0 
  %(2)  ジメチルステアリル      0・
1アミンオキシド (3)  エタノール         20.0(4
)精製水            残余1盪 (1)、(2)を(3)に溶解した後、(4)を添加、
混合し、試料とした。
、比j目粗ヒ3工 (1)  [14C]ハイドロキノン     1・0
  %(2)  エタノール         20.
0(3)精製水            残余製法 実施例に準する。
■に貫と1 (1)  [” C]ハイドロキノン     1.0
   %(2)尿素             5.0
(3)  エタノール         20.0(4
)精製水            残余製法(3)に(
1)を溶解後、(4)に(2)を溶解した溶液を添加、
混合し、試料とした。
芙鼠亘 一群3匹からなる10週齢の雄性ヘアレスマウス背部皮
膚に、鳥居バッチテスト用絆創膏(径1゜6cm)にて
、試料100μlを貼付した。絆創膏の上にスポンジを
置き、更にゴムの薄膜で被覆し、絆創膏を密着するよう
にした。塗布後、直ちにプラスチック製の密封容器中に
入れ、空気を送り、呼気排泄される炭酸ガスをモノエタ
ノールアミンの50%メタノール溶液に吸収させた。塗
布後、24及び48時間で塗布部の絆創膏を除去し、絆
創膏中の放射活性を測定した。次いで塗布部をセロハン
テープで8回ストリッピンクを行ない、セロテープに接
着した角層中の放射活性を測定した。その後、動物は層
殺し塗布部の皮膚を剥離し、皮膚中の放射活性を測定し
た。残った全身は0.5N−水酸化ナトリウム水溶液3
0gを加えて、ブレンダーにてホモジネートとし、この
一定量を採取し、放射活性を測定した。また、所要時間
までに排泄された糞、及び尿は回収し、放射活性を測定
した。以上の呼気排泄量、糞・尿排泄量、及び体内貯留
量の和をもって体内経皮吸収量とした。上記の試験結果
を表1−2に示す。
表1−2 (48時間後) 表より明らかなように、本発明の経皮吸収促進剤は薬物
の吸収促進効果に優れていることがわかる。
例1−7  クリーム (1)  デキサメタシン      0.025  
%(2)  プロピレングリコール   8.0(3)
  グリセリン       5.0(4)  流動パ
ラフィン      1.0(5)  アジピン酸ジイ
ソプロピル 3.0(6)  ジメチルステフリル  
  5.0アミンオキシド (7)  グリセリンモノ脂肪酸   1.5エステル (8)  防腐剤         3r!J量(9)
  粘土鉱物(ベントナイト)6.0(10)精製水 
        残余l抜 (6)に(1)、(4)、(5)、(7)、(8)を添
加し、706C゛に加温し、溶解混合する。これを組成
物(A)とする。 (10)の一部に(2)、(3)を
添加混合する。これを組成物(B)とする、 温度を7
0°Cに保ち、組成物(B)を撹拌しながら、組成物(
A)を徐々に添加し、予備乳化した後、ホモミキサーで
乳化する。
これを、あらかじめ(10)の残部に(9) 1M:添
加分散しておいたものに撹拌しながら加え、冷却しクリ
ームを得た。
1−4  クリーム (1)  デキサメタシン      0.025  
%(2)  プロピレングリコール   8.0(3)
  グリセリン       5.0(4)  流動パ
ラフィン      1・0(5)  アジピン酸ジイ
ソプロピル 3.0(6)  グリセリンモノ脂肪酸 
  1.5エステル (7)  防腐剤         適量(8)  粘
土鉱物(ベントナイト)6.0(9)  精製水   
      残余1b夫 実施例に準する。
藍慧■ 実施例及び比較例で調整したクリームについて、血管収
縮作用を比較した。
すなわち、健常人男子10名の上背部に、実施例及び比
較例で調整したクリーム、更に前記2種類のクリームで
デキサメタシンを含まないクリームそれぞれをランダム
に割り付け、パッチテスト用絆創膏(鳥居薬品製)を用
いて塗布し、密封貼付した。4時間後絆創膏をはがし、
試料を除去し、更に4時間放置した後判定した。
判定基準は、ステロイドの血管収縮作用に伴う蒼白現象
により「著明な蒼白現象」(スコア2)’J「明らかな
蒼白現象」(スコア1)、「微弱な蒼白現象」(スコア
0.5 ) 、r変化なし」(スコア0)として各基剤
別に平均スコアを求めた。
結果を表1−3に示す。
表より明らかな様に実施例のクリームが血管収縮作用に
優れていることがわかる。
・1例1−8  ゲル (1)  インドメタシン         1.0 
 %(2)  エチルアルコール        50
.0(3)  カルボキシビニルポリマー    1.
2(4)ポリオキシエチレン(40)      1.
5硬化ヒマシ油 (5)  ジメチルベヘニルアミンオキシド 1.0(
6)  ジイソプロパツールアミン    0.35(
7)精製水             残余1迄 (2)に(1)、(4)、(5)を溶解し、これに、(
7)に(3)を溶解したものを加えよく混合する。この
混合物に(6)を添加し、よく撹拌混合しゲルを得た。
l双1旦豆 (1)  インドメタシン         1.0 
 %(2)  エチルアルコール       50.
0(3)  カルボキシビニルポリマー    1.2
(4)  ポリオキシエチレン(40)      1
.5硬化ヒマシ油 (5)  ジイソプロパツールアミン    0.35
(6)精製水             残余実施例に
準する。
±双去と旦 市販のインドメタシン1%含有の軟膏(ゲル状外用剤)
藍霊五 上記ゲル基剤について、カラゲニン浮腫抑制率試験によ
りその薬効を調べ比較した。
すなわち、生後6週齢のウィスター系雄性ラット5匹を
1群とし、まず、各群のラットの右後肢容積を、ラット
後波足踏浮腫容積測゛定装置KM−357(夏目製作新
製)を用いて、測定し、その後、試料0.28をラット
の右後肢に塗布する。2時間後に、同部位に1%カラゲ
ニンナトリウム塩0.05m1を皮下に注射し、カラゲ
ニンナトリウム塩注射3時間後に右後肢容積を測定し、
試料塗布前の右後肢容積との差を足浮腫容積とし、下式
により足浮腫抑制率を算出した。
Vc  −Vt 足浮腫抑制率(%)=        X100c ただし、Vc及びVtは、それぞれコントロール群(被
験試料無塗布)、被験試料塗布群の平均足浮腫容積を示
す。
上記の試験結果を表1−4に示す。
表より明らかなように、実施例のゲル基剤は、カラゲニ
ン浮腫抑制作用に優れている事がわかる。
−求3曾 の 次に本発明を実施例をもって詳細に説明するが、それに
先立ち、各実施例で用いた評価法を説明する。
角質溶解性の評価は、モルモットより採取した角質層を
用いて行なった。角質層の採取は以下の方法で行なった
。モルモットの背部をバリカンおよび脱毛剤により除毛
し、紅斑がおさまってから層殺し、皮膚全層をハサミに
て剥離した。皮膚裏側の皮下脂肪をハサミで除去したの
ち、60℃の温水に1分間浸漬し、水冷後表皮をビンセ
ットおよびスパチュラできれいに剥離した。その表皮を
リン酸緩衝液(pif 7.6)中0.1%トリプシン
で37℃、1時間処理して生細胞を消化し、水洗、乾燥
して角質層を得た。
角質溶解性の試験は以下の方法で行なった。角質層をl
Xlem四方に切り、試験溶液10m1に浸漬し、32
℃恒温槽中にて経口を追って角質層の状態を観察した。
評価結果は次の記号により表わした。
−二角質層の形試変化なし 十 :角質層がやや崩壊 十+:角質層がかなり崩壊 C:角質層の存在が認められなくなった実施例2−1 各種アミンオキシドの水溶液もしくは水懸濁液について
、その角質溶解性を試験した。結果を表1に示す。いず
れのアミンオキシドにおいても顕著な角質溶解性がある
ことが示された。また、その水溶液の濃度が0.01m
M(0,0003%)の低濃度においても有効な角質溶
解性を示した。
比較例2−1 皮膚科医が常用しているサリチル酸ゲルあるいは従来よ
り知られている角質溶解剤の水溶液について、その角質
溶解性を試験した。結果を表2に示す。いずれの角質溶
解剤も、本試験法においては明らかな角質溶解性は示さ
なかった。
(以下余白) [発明の効果] 請求 1 び2記載の 明 請求項1及び2記載の経皮吸収促進剤及び皮膚外用製剤
は、薬物の経皮吸収促進効果に優れ、かつ安全性、使用
感触も極めて良好なものである。
請求項3記載の 請求項3記載の角質溶解剤は、従来の角質溶解剤よりも
はるかにすぐれた角質溶解効果を有し、かつ皮膚に対し
て刺激が著しく少ないものである。
特許出願人  株式会社 資生堂

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アミンオキシドを有効成分とする経皮吸収促進剤。 2、薬物と、アミンオキシドを含有することを特徴とす
    る皮膚外用製剤。 3、アミンオキシドを有効成分とする角質溶解剤。
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