JPH0122372Y2 - - Google Patents

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JPH0122372Y2
JPH0122372Y2 JP16416283U JP16416283U JPH0122372Y2 JP H0122372 Y2 JPH0122372 Y2 JP H0122372Y2 JP 16416283 U JP16416283 U JP 16416283U JP 16416283 U JP16416283 U JP 16416283U JP H0122372 Y2 JPH0122372 Y2 JP H0122372Y2
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JP
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bracket
drip
fan
wall
convex portion
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JP16416283U
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JPS6073350U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、開放形回転電機に関するものであ
る。
一般に開放形回転電機は、屋内で使用されるも
のであるため、回転電機内部に水滴が浸入するこ
とを防止する。即ち、防滴のための対策は特に施
されていない。
しかし、使用環境等によつては、上方より雨水
等の水滴が落ちてくる場合があり、このような環
境下で開放形回転電機を使用する際には防滴の対
策が必要であつた。
従来は、開放形回転電機の防滴の対策として、
フアンカバーの円筒部の上部半分には排風口を形
成しないという構造をとることによつて、水滴が
排風口を介して回転電機内に浸入することを防止
していた。
ところが、排風口を少なくしたことによつて、
フアンによる排風が良好に行なわれずに回転電機
の冷却性能が低下するという問題があつた。
即ち、従来は、開放形回転電機に防滴構造を施
すために冷却性能をある程度犠牲にする必要があ
つた。
本考案は、上記の問題を解決し、冷却性能を低
下させることなく防滴性能を向上させた開放形回
転電機を提供するものである。
上記の問題点を解決するために、本考案は、ブ
ラケツトに形成した排風窓部に第1防滴壁、第2
防滴壁を各々形成して解放形回転電機を構成した
ものである。
本考案の実施例を第1図乃至第3図に基づいて
説明する。
第1図において、3はブラケツトであり、2は
回転軸であり、7は軸受装置であり、1はフアン
であり、8はフアンカバーである。
ブラケツト3は、内壁面3b側外周が回転電機
フレーム端部に固定されている。
このブラケツト3は、排風窓11と、第1防滴
壁と、第2防滴壁12を各々有している。
排風窓11は、周方向において等分配置に複数
形成されている。
第1防滴壁10は、ブラケツト3の外壁面3a
側から突出したリング形状の凸部であり、且つ排
風窓11の外周側で、ブラケツト3と同心に形成
されている。
第2防滴壁12は、排風窓11の内周側で、ブ
ラケツト3の肉厚部に形成された凸部12aと、
傾斜面12bとから構成されている。
凸部12aは、ブラケツト3の内壁面3b側に
おいてブラケツト3の半径方向外周側に突出して
形成されており、傾斜面12bは、凸部12aの
根部からブラケツト3の外壁面3a側に到達し、
且つ前記排風窓11を拡大するものである。
そして、この第1防滴壁10、及び第2防滴壁
12で防滴構造が構成されている。
一般にブラケツトは鋳造品であるため、上記の
ような形状のブラケツト3は鋳型を改造するだけ
で容易、且つ経済的に製作できる。
ブラケツト3には、軸受4が支持されており、
この軸受4を挾んでブラケツト3の外壁面3a側
及び内壁面3b側には、各々外小蓋6及び内小蓋
5が取付られ、この軸受4、外小蓋6、内小蓋5
で軸受装置7を形成している。
回転軸2は、軸受装置7の軸受4に支持されて
おり、回転軸2の一端側は、ブラケツト3の外側
に突出している。
フアン1は、ブラケツト3の外側で回転軸2に
固定されている。
フアンカバー8は、一端側を閉鎖した円筒体に
形成されており、フアン1を覆い、ブラケツト3
に固定されている。
そしてフアンカバー8の円筒部には、複数の排
風口9が形成されている。
以上のような構成で回転電機運転時には、回転
軸に取付けたフアンの回転による排風によつて回
転電機内部の温風を外部に放出し、回転電機の冷
却が行なわれる。
次に、本考案の防滴構造の作用を第2図乃至第
3図に基づいて説明する。
なお、図面に付した符号は第1図と同一であ
る。本考案の防滴構造は、通常回転電機が据付ら
れる回転軸水平の状態でも良好に作用するが、特
に雨水等の水滴が浸入しやすい回転電機負荷側軸
を下方にθ度傾斜させて据付た場合の作用を第2
図に基づいて説明する。
フアンカバー8の排風窓9の軸方向開口寸法l
の右端から浸入した図中Aの水滴は、ブラケツト
3に当るため回転電機内部には浸入しない。
図中Bの水滴は、第1防滴壁10に当るため回
転電機内部には浸入しない。
図中Cの水滴は、第1防滴壁10は通過する
が、第2防滴壁12の傾斜面12bに当つてフア
ン1側に流出するため回転電機内部には浸入しな
い。
図中Cの水滴よりさらに傾角を有して排風口9
より浸入し、第1防止水滴壁10を通過した図中
Dの水滴は、凸部12a及び傾斜面12bに当つ
てフアン1側に流出するため回転電機内部には浸
入しない。
また、第3図に示すように回転電機負荷軸側を
上方にθ度傾斜させて据付た場合においては、フ
アンカバー8の排風口9を通過した大部分の水滴
は、ブラケツト3の外周部や第1防滴壁10に当
つてフアン1側に流出するため回転電機内部には
浸入しない。
以上、実施例に基づいて詳細に説明したよう
に、本考案は、ブラケツトの排風窓部に第1防滴
壁及び第2防滴壁を各々形成して開放形回転電機
を構成したことによつて、雨水等が水滴の落ちて
くるような使用環境において、開放形回転電機を
通常の状態で据付た場合でも傾斜させて据付た場
合でもいづれの場合も、回転電機内部への水滴の
浸入は良好に防止でき、しかも冷却性能を低下さ
せることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部断面図、第2図
及び第3図は第1図を斜面据付とした場合の要部
断面図を示す。 図中1はフアン、2は回転軸、3はブラケツ
ト、3aは外壁面、3bは内壁面、7は軸受装
置、8はフアンカバー、9は排風口、10は第1
防滴壁、11は排風窓、12は第2防止水滴壁、
12aは凸部、12bは傾斜面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ブラケツト3と、回転軸2と、軸受装置7と、
    フアン1と、フアンカバー8とを有する開放形回
    転電機であつて、 前記ブラケツト3は、排風窓11と、第1防滴
    壁10と、第2防滴壁12とを有し、 前記排風窓11は、周方向において等分配置に
    複数形成されており、 前記第1防滴壁10は、前記ブラケツト3の外
    壁面3a側から突出したリング形状の凸部であ
    り、且つ前記排風窓11の外周側で、前記ブラケ
    ツト3と同心に形成されており、 前記第2防滴壁12は、凸部12aと、傾斜面
    12bとを有し、且つ前記排風窓11の内周側
    で、前記ブラケツト3の肉厚部に形成されてお
    り、 前記凸部12aは、前記ブラケツト3の内壁面
    3b側において前記ブラケツト3の半径方向外周
    側に突出して形成されており、 前記傾斜面12bは、前記凸部12aの根部か
    ら前記ブラケツト3の外壁面3a側に到達し、且
    つ前記排風窓11を拡大するものであり、 前記フアンカバー8は、一端側を閉鎖した円筒
    体に形成されており、且つ複数の排風口9が円筒
    部に形成されており、 前記ブラケツト3は、前記軸受装置7を支持し
    ており、 前記回転軸2は、前記軸受装置7に支承され、
    且つ一端側が前記ブラケツト3の外側に突出して
    おり、 前記フアン1は、前記ブラケツト3の外側で前
    記回転軸2に固定され、 前記フアンカバー8は、前記フアン1を覆い、
    且つ前記ブラケツト3に固定されたことを特徴と
    する開放形回転電機。
JP16416283U 1983-10-24 1983-10-24 開放形回転電機 Granted JPS6073350U (ja)

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JP16416283U JPS6073350U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 開放形回転電機

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JP16416283U JPS6073350U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 開放形回転電機

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Publication Number Publication Date
JPS6073350U JPS6073350U (ja) 1985-05-23
JPH0122372Y2 true JPH0122372Y2 (ja) 1989-06-30

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JP7134132B2 (ja) * 2019-04-26 2022-09-09 三菱電機株式会社 電動機

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JPS6073350U (ja) 1985-05-23

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