JPH01222692A - 扇風機制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は動作モードの切替制御に副降圧部を用すた扇風
機制御装置に関する。

従来の技術 近年、扇風機はマイクロコンピュータを組込むことによ
シ、新しい種々の機能を発揮するものが利用きれるよう
になってきた。特に最近においては扇風機制御装置は機
能向上に伴い、制御部消費電力が増加する傾向にある。

そこで制御部電源′Ｉπ圧を安定に保ちつつ、待機状態
でも消費電力を少くして、前記消費電力の増加に対応す
る方法として、交流電源の降圧部と並列に副降圧部を設
け、扇風機運転時に副降圧部を導通させる方法が使用さ
れている。

以下に従来の扇風機制御装置について第２図を用いて説
明すると、主降圧部１は交流電源の整流・降圧を行い、
直流電源安定部２は主降圧部１からの電圧を安定化して
いる。制御部３は複数の出力端子、３ａ〜３ｄが双方向
半導体スイッチ６ａ〜６ｃ、１４ａの制御入力端子に接
続をれておシ、制御部３の制御出力信号によりファンモ
ータなどの交流負荷５ａ〜５ｃと補助回路１４に交流電
流がそれぞれ送られる。副１降圧部７は片刃肉牛導体ス
イッチ７ｂと抵抗７ｃが直列に接続きれたものであって
、直流電源安定部２と交流電源とを接続するとともに、
主降圧部１に並列に設けられたものである。補助回路１
４は制御部３の出力端子３ｄから前記半導体スイッチ１
４ａを介して前記削節圧部７に設けた片方向半導体スイ
ッチ７ｂの制御入力端子に接続きれるとともに、抵抗１
４ｂを介して交流電源に接続されている。補助回路１４
内に配した抵抗１４ｄ、１４ｅは制御電流調整用抵抗で
ある。

以上のように構成された扇風機制御装置について以下そ
の動作を説明する。

まず、交流電源を投入した状態では制御部３は待機状態
と々シ主降圧部１によシ直流電圧安定部２に電力が供給
されている。次に操作スイッチ（図示せず）により扇風
機動作指示が制御部３に入力されると、双方向半導体ス
イッチ６ａ〜６ｃに制御出力信号を送９、交流負荷５８
〜５ｃに通電される。それと同時に制御部３に内蔵され
た複数の表示２ｇ（図示せず）に電力を供給し制御部３
の消費′電力が増加する。このとき、ある一定線上消費
電力が増加する場合には制御部３は双方向半導体スイッ
チ１４ａをＯＮにするように出力し、片方向半導体スイ
ッチ７ｂがＯＮして主降圧部１と並列に接続された削節
圧部７が導通し、直流電源安定部２への入力電圧を大き
くして、制御部３の負荷増加に対応している。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来の構成では、制御部３のマイク
ロコンピュータに補助回路制御用の専用出力端子３ｄが
必要であり、マイクロコンピュータの使用範囲が限定さ
れるとともに、補助回路専用の双方向半導体スイッチ１
４ａが必要であシ、部品点数が増えるという課題を冶し
ていた。

本発明は上記従来の課題を解決するものでマイクロコン
ピュータの出力端子を有効に使用し、部品点数を減らし
てコストを低減した扇風機制御装置を提供することを目
的とするものである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の扇風機制御装置は、
交流電源を降圧して整流する主降圧）“′ｌｌ（と、こ
の主降圧部からの電圧を安定化する直流電圧安定部と、
操作スイッチ入力に応じて出力信号を発生する制御部と
、複数の速調端子を有する電動機とそれぞれの速調端子
に接続して前記制御部の出力信号を伝える双方向半導体
スイッチと、前記主降圧部に並列に接続される片方向半
導体スイッチを備えた削節圧部とを有し、前記双方向半
導体スイッチの出力側端子の１つと前記片方向半導体ス
イッチの制御端子とを接続して々る構成を有している。

作　　　用 この構成によシ、電動機の通電時には双方向半導体スイ
ッチの交流出力または電動機の逆起電力が片方向半導体
スイッチの制御端子に伝わシ、片方向半導体スイッチが
ＯＮすることにより、主降圧部と削節圧部が並列接続す
ることとなシ、直流電圧安定部への入力電力が増加し、
制御部の負荷電流増大に対して安定状態を保つことがで
きる。

実施例 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。第１図は本発明の一実施例における扇風機制御装
置の回路図を示すものである。ここで、従来例と同じ構
成のものは、同一番号をイ」して説明を省略する。双方
向半導体スイッチ６８〜６Ｃの出力端子は電動機９の速
調端子９ａ〜９Ｃにそれぞれ接続され、双方向半導体ス
イッチ６ａ〜６Ｃのうち１つの出力端子６ａと片方向半
導体スイッチ７ｂの制御端子７ｄとが接続されている。

以上のように構成された本実施例の扇風機制御装置につ
いて以下その動作を説明する。まず、操作スイッチ（図
示せず）がＯＦＦの状態では制御回路３は待機状態であ
り、主降圧部１により電圧が下げられ直流電圧安定部２
に一定の電力が供給されている。次に、操作スイッチの
一つと選択して操作すると、制御部３の出力端子３ａ〜
３ｃの１つにより出力信号が双方向半導体スイッチ６ａ
〜６Ｃの１つに伝えられ電動機９の端子９ａ〜９Ｃの１
つに通電されると同局に、ｒｌ＋制御部３に設けた複数
の表示器（図示せず）が点灯し、制御部３の負荷電流が
増大する。ここで、双方向半導体スイッチ６ａかＯＮし
ているときにはこの出力が、片方向半導体スイッチ７ｂ
に伝えられる。そして、双方向半導体スイッチ６ｂ、６
ｃがＯＮしている時には電動機９の逆起電力が双方向半
導体スイッチ６ａの出力側に発生し、この逆起電力が片
方向半導体スイッチ７ｂの制御端子７ｄに伝えられる０
従って双方向半導体スイッチ６ａ〜６ＣのいずれがＯＮ
した場合でも片方向半導体スイッチ７ｂがＯＮして、削
節圧部７が主降圧部１と並列に接続されるため、直流安
定部２はより多くの電力を供給することができる。した
がって制御部３への供給電力は増加し、制御部３の負荷
電流増大に対して安定した電力供給が行われる。

以上のように本実施例によれば、電動機の速調端子に発
生する逆起電力を用いることにより、制御部のマイクロ
コンピュータの出力端子と半導体スイッチを余分に使用
することなく制御部の負荷電流変動に対応することがで
きる。

発明の効果 前記実施例の説明よシ明らかなように、本発明は扇風機
用電動機駆動用の双方向半導体スイッチの出力を用いて
削節圧部の片方向半導体スイッチを制御したことによシ
、マイクロコンピュータの出力端子を有効に使用し、回
路部品を削減してコストを低減するという効果を得るこ
とができる優れた扇風機制御装置を実現できるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の扇風機制御装置の回路図、
第２図は従来の扇風機制御装置の回路図　。 である。 １・・・・主降圧部、２・・・・・直流電圧安定部、３
・・・・・・制御部、６ａ〜６ｃ・・・・・・双方向半
導体スイッチ、７・・・・削節圧部、７ｂ　・・・片方
向半導体スイッチ、８　・・・・交流電源、９　・・・
・電動機、９ａ〜９ｃ・・・・・速調端子。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　交流電源を降圧して整流する主降圧部と、この主降圧
   部からの電圧を安定化する直流電圧安定部と、操作スイ
   ッチ入力に応じて出力信号を発生する制御部と、複数の
   速調端子を有する電動機と、この電動機のそれぞれの速
   調端子に接続して前記制御部の出力信号を伝える双方向
   半導体スイッチと、前記主降圧部に並列に接続される片
   方向半導体スイッチを備えた副降圧部とを有し、前記双
   方向半導体スイッチの１つの出力側と前記片方向半導体
   スイッチの制御端子とを接続してなる扇風機制御装置。