JP3613752B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、リモコンあるいはタイマースイッチなどからの出力信号を待って通常動作を行う状態にある、所謂待機時に制御出力を低下させる電源回路とレギュレータICを迂回するスイッチにより消費電力を低減する空気調和機などの電子制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の空気調和機に用いられる電源回路では、図3に示したように構成されている。この電源回路1からはアクチュエータ用として12V直流電圧を固定出力し、その固定電圧をレギュレータIC3を介して制御系回路2′の電源として5V直流電圧に変換し、制御系回路2′として例えばマイクロコンピュータ2へ電圧を供給していた。また、空気調和機のコンプレッサ等の循環路を駆動するアナログ系回路と制御系回路との電源経路を特に考慮してはおらず、同一プリント基板内では物理的に混在していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成の空気調和機は、その待機時においてアナログ系回路は停止しているために電源回路からの電圧は必要ないが、制御系回路を動作させるために一定出力の電圧は必要である。にもかかわらず図3に示す前記従来例の制御系回路では待機時においても、制御系回路に対する電圧を得るために電源回路からレギュレータICに対して運転時と同じ電圧が出力されている。しかし、待機時においてはレギュレータICが制御系回路を動作させるために必要な電圧を供給すれば十分である。このため従来例ではレギュレータICにおいて無駄な電力損失が発生しており、電源回路での消費電力が大きかった。
【0004】
また、空気調和機のタイマー運転が設定されたときには、タイムアップ後の空気調和機の制御をスムーズに行なうため周囲環境を把握する必要があり、周囲環境の情報としてセンサより入力を得るために、アナログ系回路による常時必要以上の消費電力が発生しているという問題があった。
【0005】
本発明は、前記従来技術の問題を解決することに指向するものであり、出力を可変する電源回路と、レギュレータICを迂回してその入力を制御するスイッチにより待機時の消費電力を低減する電子制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明に係る電子制御装置は、マイクロコンピュータにより制御される制御系回路を有する機器の電子制御装置であって、マイクロコンピュータからの指示に基づき、その出力を可変する電源回路と、電源回路から出力の電圧を制御系回路用の電圧へ変換するレギュレータICと、電源回路とレギュレータIC間に設けられレギュレータICへの入力をオン/オフする第1スイッチと、レギュレータICを迂回し電源回路と制御系回路間の接続をオン/オフする第2スイッチと、電源回路から出力される制御系回路と分離したアナログ系回路への入力をオン/オフする第3スイッチとを備え、マイクロコンピュータは、通常時は第1スイッチをオンにすると共に第2スイッチをオフにし電源回路の出力を第1の電圧にし、待機時には第1スイッチをオフにすると共に第2スイッチをオンにし電源回路の出力を第1の電圧より低い第2の電圧に切り換え、かつタイマー運転設定時に前記第3スイッチを特定時間でオン/オフ制御して消費電力を低減することを特徴とする。
【0007】
また、前記マイクロコンピュータは、空気調和機待機中などの特定条件時に入出力ポートのみをハイインピーダンスとして消費電力を低減することで、空気調和機の待機中の消費電力を低減することを特徴とする。
【0008】
前記構成によれば、空気調和機の待機時において、マイクロコンピュータからの指示に基づき電源回路の可変の出力と、第1,2スイッチのオン/オフ動作により、電圧変換するレギュレータICを介することなく制御系回路(マイクロコンピュータ)を駆動できる範囲で消費電力を低く抑えることができる。
【0009】
また、マイクロコンピュータの入出力ポートをハイインピーダンスとし、そのプルアップの処理等の消費電力を低減し、さらに、アナログ系回路と制御系回路への出力の分離と第3スイッチにより、必要のないアナログ系回路への入力を停止し、アナログ系回路への電圧供給を一定時間ごとに第3スイッチをオン/オフして、周囲状況を把握するためのセンサ等を駆動することで、タイマー運転設定時の消費電力を低減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明における実施の形態を詳細に説明する。
【0011】
図1は本発明における実施の形態1を説明するための参考例で空気調和機の電子制御装置の概略構成を示すブロック図である。ここで、前記従来例を示す図3において説明した構成部材に対応し実質的に同等の機能を有するものには同一の符号を付してこれを示し、以下の各図においても同様とする。図1において、1は出力を制御により可変する電源回路、2はマイクロコンピュータ、2′は制御系回路、3は電源回路から電圧の出力を制御系回路用の電圧へと変換するレギュレータIC、4はレギュレータIC3への入力をオン/オフする第1スイッチ、5はレギュレータIC3を迂回し電源回路1と制御系回路2′との接続をオン/オフする第2スイッチである。
【0012】
次に、以上のように構成される本参考例の動作を説明する。まず、マイクロコンピュータ2の指示に基づき空気調和機が待機中であれば、電源回路1の出力を可変して、例えば電圧を12Vから5Vの出力とし、第1スイッチ4をオフし第2スイッチ5をオンすることによりレギュレータIC3を介することなく、電源回路1から電圧の出力を制御系回路へ供給される。また、空気調和機が通常運転時においては、第1スイッチ4をオンし第2スイッチ5をオフとすることによって電源回路1からレギュレータIC3への入力を行って、制御系回路への電圧の供給が行われる(表1参照)。
【0013】
【表1】
Figure 0003613752
以上のことから、空気調和機の待機時における電源回路1からレギュレータIC3への入力が第1スイッチ4のオフにより、レギュレータIC3の消費電力が低減できる。ここで、第1スイッチ4と第2スイッチ5は排他的な関係にあることから交互に切り替える1つのスイッチとして構成しても良い。
【0014】
また、前述したマイクロコンピュータ2の指示に基づいた第1,2スイッチ4,5のオン/オフによる制御系回路2′への電圧供給を行うが、制御系回路2′における各部の制御を行うマイクロコンピュータ2において、その待機時の特定条件で使用される制御回路以外は、接続されている入出力ポートをハイインピーダンスとするコマンドにより制御する機能を用いることで、その消費電力の低減を行う。
【0015】
これは、マイクロコンピュータ2の入出力ポートには一定の入力インピーダンスを有しており、通常ポート入出力の安定化のため、その信号線をプルアップ等の処理が行われる。前記した入力インピーダンスを通じて漏れ電流が流れ、そのポート数が多くなるほど無視できなくなることから、例えばアナログスイッチ等を備え待機時には各ポートをハイインピーダンスとすることにより、前記漏れ電流を減らし電力消費を低減する。
【0016】
図2(a)は、本発明における実施の形態1の空気調和機の電子制御装置で電源回路の出力を制御系回路用とアナログ系回路用とに分離したもの、図2(b)は周囲環境を得るためアナログ系回路のセンサ回路を示すブロック図である。図2(a),(b)において、1は電源回路、2はマイクロコンピュータ、2′は制御系回路、3はレギュレータIC、4は第1スイッチ、5は第2スイッチ、6はアナログ系回路、6′はセンサ回路、6″はセンサ、7はアナログ系回路6への入力をオン/オフする第3スイッチである。
【0017】
以上のように構成される、図2(a)に示すように電子制御回路は電源回路の出力する電圧を分離して、空気調和機の待機時には動作していない回路であるアナログ系回路6への入力を第3スイッチ7によりオフし、空気調和機の消費電力を低減する。
【0018】
また、タイマー設定運転の待機時において、図2(b)に示すセンサ回路6′を介して接続されるセンサ6″から、そのタイマー設定後における稼働時の制御をスムーズに行うために空気調和機の周囲環境の情報を得るため、マイクロコンピュータ2の指示に基づき一定時間ごとにアナログ系回路6の第3スイッチをオンするというように、必要なときのみに電圧供給を行うことでタイマー運転設定時の消費電力を低減する。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、空気調和機などの機器の待機時において、マイクロコンピュータからの指示に基づき第1,2スイッチがオン/オフ動作することにより、電源回路から制御系回路へ電圧変換するレギュレータICを介することなく制御系回路(マイクロコンピュータ)を駆動できる範囲で消費電力を低く抑え、さらに、アナログ系回路への電圧供給を一定時間ごとに第3スイッチをオン/オフすることにより、タイマー運転設定時の消費電力を低減することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態1を説明するための参考例で空気調和機の電子制御装置の概略構成を示すブロック図
【図2】(a)は、本発明における実施の形態1の空気調和機の電子制御装置で電源回路の出力を制御系回路用とアナログ系回路用とに分離したもの、(b)は周囲環境を得るためアナログ系回路のセンサ回路を示すブロック図
【図3】従来の空気調和機の電源回路と制御系回路との概略構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 電源回路
2 マイクロコンピュータ
2′ 制御系回路
3 レギュレータIC
4 第1スイッチ
5 第2スイッチ
6 アナログ系回路
6′ センサ回路
6″ センサ
7 第3スイッチ

Claims (2)

  1. マイクロコンピュータにより制御される制御系回路を有する機器の電子制御装置であって、
    前記マイクロコンピュータからの指示に基づき、その出力を可変する電源回路と、該電源回路から出力の電圧を制御系回路用の電圧へ変換するレギュレータICと、前記電源回路とレギュレータIC間に設けられ前記レギュレータICへの入力をオン/オフする第1スイッチと、前記レギュレータICを迂回し前記電源回路と前記制御系回路間の接続をオン/オフする第2スイッチと、前記電源回路から出力される前記制御系回路と分離したアナログ系回路への入力をオン/オフする第3スイッチとを備え、前記マイクロコンピュータは、通常時は前記第1スイッチをオンにすると共に前記第2スイッチをオフにし前記電源回路の出力を第1の電圧にし、待機時には前記第1スイッチをオフにすると共に前記第2スイッチをオンにし前記電源回路の出力を第1の電圧より低い第2の電圧に切り換え、かつタイマー運転設定時に前記第3スイッチを特定時間でオン/オフ制御して消費電力を低減することを特徴とする電子制御装置。
  2. 空気調和機の制御に用いられる電子制御装置であって、前記マイクロコンピュータは、空気調和機待機中などの特定条件時に入出力ポートのみをハイインピーダンスとして消費電力を低減することで、前記空気調和機の待機中の消費電力を低減することを特徴とする請求項1記載の電子制御装置。
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