JP2005180756A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】空気調和機室内機電源の構成部品を小型化、低コスト化すること。
【解決手段】AC電源に接続しAC入力をDC12V出力31とDC5V出力32として出力する、AC/DCコンバータ40と、出力31に接続し換気ファンモータ11と、室外機への送電用のリレーのコイル12と、電気式空気清浄機13と、上下吹出し方向を制御するステッピングモータ14と、左右吹出し方向を制御するステッピングモータ15等の負荷であり、前記各種負荷を制御する制御部40とを備え、リモコンより発信された信号を室内機が受信すると、換気ファンモータ11を停止させ、リモコン送信受信装置16が送信受信を停止すると換気ファンモータ11の通電を再度行うという制御を行うことで、出力電力容量を低減させることができ、構成部品を小型化出来ることで、省スペース化、コスト低減を図る。
【選択図】図1
【解決手段】AC電源に接続しAC入力をDC12V出力31とDC5V出力32として出力する、AC/DCコンバータ40と、出力31に接続し換気ファンモータ11と、室外機への送電用のリレーのコイル12と、電気式空気清浄機13と、上下吹出し方向を制御するステッピングモータ14と、左右吹出し方向を制御するステッピングモータ15等の負荷であり、前記各種負荷を制御する制御部40とを備え、リモコンより発信された信号を室内機が受信すると、換気ファンモータ11を停止させ、リモコン送信受信装置16が送信受信を停止すると換気ファンモータ11の通電を再度行うという制御を行うことで、出力電力容量を低減させることができ、構成部品を小型化出来ることで、省スペース化、コスト低減を図る。
【選択図】図1
Description
本発明は、空気調和機の電源回路に関するものである。
従来、空気調和機において、例えば室内空気を屋外へ排出する換気ファンなど様々なアクチュエータ等が搭載されている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、AC電源に接続され、AC入力をDC出力1(以下出力1)と、DC出力2(以下出力2)と、DC出力3(以下出力3)に変換し出力する、AC/DCコンバータ10(以下コンバータ10)と、出力1に接続される重負荷Aと、出力2に接続される、負荷B及び負荷Cと、出力3に接続される、負荷D及び負荷Eと、出力3に接続され且つ、前記各種負荷を制御する制御部20とにより構成される空気調和機の室内機の電気回路のブロック図である。重負荷Aは例えば特許文献2に記載の切り換え手段に相当している。
なお、空気調和機の動作は特許文献2に明らかである。
特開2001−208418号公報
特開平5−346275号公報
空調機室内機の情報を手持ちのリモコンに表示させる双方向リモコンと室内機送信受信装置において、リモコンから信号を受けないときは、送信受信装置は駆動せず消費電流は0である。しかしながら、前記送信受信装置を駆動させるためにはある程度大きな電流が必要となり、それによって出力電力容量が大きくならざるを得ない。これは電源構成部品の大型化につながり、コストも高くなるという課題を有している。
また、近年では製品の低コスト化小型化が進んでおり、構成される電源回路でも同じ事が要求されている。
本発明は、前記課題を解決するものであり、構成部品の小型化、低コスト化を目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために本発明の空気調和機は、AC電源をDC出力に変換し出力する出力手段を持つAC/DCコンバータと、前記AC/DCコンバータの出力を電源として駆動する空気調和機のユニット内の各アクチュエータ等の負荷と、前記各アクチュエータ等を制御する制御部からなる空気調和機であって、空気調和機の起動時に前記各アクチュエータ等のうち少なくとも1つを停止するもので、この構成をなすことにより、
圧縮機の大電力を必要とする起動時に、他のアクチュエータ等の駆動を一時停止することにより、電力消費量を所定の値以下に押さえることができ、制御部ならびにAC/DCコンバータを小型化することが出来る。
圧縮機の大電力を必要とする起動時に、他のアクチュエータ等の駆動を一時停止することにより、電力消費量を所定の値以下に押さえることができ、制御部ならびにAC/DCコンバータを小型化することが出来る。
本発明の空気調和機は、出力電力容量の低減を行えることから、構成部品の小型化、それに伴う省スペース化、低コスト化を実現するものである。
第1の発明は、AC電源をDC出力に変換し出力する出力手段を持つAC/DCコンバータと、前記AC/DCコンバータの出力を電源として駆動する空気調和機のユニット内の各アクチュエータ等の負荷と、前記各アクチュエータ等を制御する制御部からなる空気調和機であって、空気調和機の起動時に前記各アクチュエータ等のうち少なくとも1つを停止するもので、この構成をなすことにより、構成部品の小型化、それに伴う省スペース化、低コスト化を実現することができる。
第2の発明は、特に第1の発明のアクチュエータ等は、室内側空気を屋外に排出する換気ファンと、電気式空気清浄器と、上下風向羽根を駆動するモータと、左右風向羽根を駆動するモータと、冷媒の流路を切換える4方弁並びに2方弁と、電子式膨張弁と、送風機のうちのいずれかであるもので、この構成をなすことにより、空気調和機の小型化、それに伴う省スペース化、低コスト化を実現することができる。
第3の発明は、特に第1〜2の発明のいずれかの空気調和機の起動時にはアクチュエータ等のうち、最大消費電力のものを停止するもので、この構成をなすことにより、構成部品の小型化、それに伴う省スペース化、低コスト化を実現することができる。
第4の発明は、特に第1〜2の発明のいずれかの空気調和機の起動時には、アクチュエータ等のうち消費電力の大きいものから所定の数だけ停止するもので、この構成をなすことにより、構成部品の小型化、それに伴う省スペース化、低コスト化を実現することができる。
第5の発明は、特に第1〜4のいずれかの発明のアクチュエータ等は同一の出力を電源とするもので、この構成をなすことにより、構成部品の減少、プリント基板の配線パターンも統合でき、電源の小型化とそれに伴う省スペース化、低コスト化を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図5を用いて本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1〜図5を用いて本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1は、AC電源に接続され、AC入力をDC12V出力31(以下出力31)とDC5V出力32(以下出力32)として出力する、AC/DCコンバータ40(以下コンバータ40)と、出力31に接続される負荷である、換気ファンモータ11と、室外機への送電用のリレーの2次側コイル12(以下リレーコイル12)と、電気式空気清浄機13と、風の上下吹き出し方向を制御する上下ステッピングモータ14(以下上下STM14)と、風の左右吹き出し方向を制御する左右ステッピングモータ15(以下左右STM15)と、リモコン送信受信装置16と、出力31に接続される負荷であり、前記各種負荷を制御する制御部40とにより構成される空気調和機の室内機の電気回路のブロック図である。
図2は、前記コンバータ40の負荷群への出力の制御タイミングチャートを示す。
通常の運転時には、出力31の出力電流は、出力容量の4割程度を占める。しかしながら、リモコン送信受信装置16を駆動させるためには単独で出力容量の7割程度の電流が必要となっている。そこで、図2Aにおいてリモコンより発信された信号を室内機リモコン送信受信装置16が受信すると、まずBで換気ファンモータ11を停止させる。一定時間の後Cでリモコン送信受信装置16よりリモコンへ向けて信号を送信する。一定時間送
信した後Dでリモコン送信受信装置16を停止する。Eで換気ファンモータ11の通電を再度行うという制御を行うことでリモコン送信受信を行う。この間、空気調和機として必要であるリレーコイル12は駆動のままにしている。この制御を行うことにより、出力電力容量を低減させることができ、構成部品を小型化出来ることで、省スペース化、コスト低減を図ることが出来るものである。
信した後Dでリモコン送信受信装置16を停止する。Eで換気ファンモータ11の通電を再度行うという制御を行うことでリモコン送信受信を行う。この間、空気調和機として必要であるリレーコイル12は駆動のままにしている。この制御を行うことにより、出力電力容量を低減させることができ、構成部品を小型化出来ることで、省スペース化、コスト低減を図ることが出来るものである。
また、図3は換気ファンの代わりに空気清浄器を、図4は上下風向羽根用のステッピングモータを、図5は左右風向羽根用のステッピングモータを起動時に停止する場合のタイミングチャートである。
この考案は、空気調和機のみならず、アクチュエータを搭載した様々な機器において、電源装置の小型化、省スペース化、コスト低減に応用することができる。
1 DC出力1
2 DC出力2
3 DC出力3
10 AC/DCコンバータ
11 換気ファンモータ
12 リレーコイル
13 空気清浄機
14 上下ステッピングモータ(上下STM)
15 左右ステッピングモータ(左右STM)
16 リモコン送信受信装置
20 制御部
31 5V出力
32 12V出力
40 AC/DCコンバータ
50 制御部
2 DC出力2
3 DC出力3
10 AC/DCコンバータ
11 換気ファンモータ
12 リレーコイル
13 空気清浄機
14 上下ステッピングモータ(上下STM)
15 左右ステッピングモータ(左右STM)
16 リモコン送信受信装置
20 制御部
31 5V出力
32 12V出力
40 AC/DCコンバータ
50 制御部
Claims (5)
- AC電源をDC出力に変換し出力する出力手段を持つAC/DCコンバータと、前記AC/DCコンバータの出力を電源として駆動する空気調和機のユニット内の各アクチュエータ等の負荷と、前記各アクチュエータ等を制御する制御部からなる空気調和機であって、空気調和機の起動時に前記各アクチュエータ等のうち少なくとも1つを停止することを特徴とする空気調和機。
- アクチュエータ等は、室内側空気を屋外に排出する換気ファンと、電気式空気清浄器と、上下風向羽根を駆動するモータと、左右風向羽根を駆動するモータと、冷媒の流路を切換える4方弁並びに2方弁と、電子式膨張弁と、送風機のうちのいずれかであることを特徴とする、請求項1記載の空気調和機。
- 空気調和機の起動時にはアクチュエータ等のうち、最大消費電力のものを停止することを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載の空気調和機。
- 空気調和機の起動時には、アクチュエータ等のうち消費電力の大きいものから所定の数だけ停止することを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載の空気調和機。
- アクチュエータ等は同一の出力を電源とすることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003420653A JP2005180756A (ja) | 2003-12-18 | 2003-12-18 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003420653A JP2005180756A (ja) | 2003-12-18 | 2003-12-18 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005180756A true JP2005180756A (ja) | 2005-07-07 |
Family
ID=34782117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003420653A Withdrawn JP2005180756A (ja) | 2003-12-18 | 2003-12-18 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009204221A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 空調システム及びビル空調設備の消費電力量予測装置 |
AU2006316147B2 (en) * | 2005-11-17 | 2009-11-12 | Lg Electronics, Inc. | Air conditioning system and controlling method thereof |
JP2012026608A (ja) * | 2010-07-21 | 2012-02-09 | Toshiba Corp | 消費エネルギー管理システムおよび消費エネルギー管理装置 |
-
2003
- 2003-12-18 JP JP2003420653A patent/JP2005180756A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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AU2006316147B2 (en) * | 2005-11-17 | 2009-11-12 | Lg Electronics, Inc. | Air conditioning system and controlling method thereof |
JP2009204221A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 空調システム及びビル空調設備の消費電力量予測装置 |
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US8630745B2 (en) | 2010-07-21 | 2014-01-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Energy consumption management system and energy consumption management apparatus |
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