JPH0121952Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0121952Y2 JPH0121952Y2 JP1982118114U JP11811482U JPH0121952Y2 JP H0121952 Y2 JPH0121952 Y2 JP H0121952Y2 JP 1982118114 U JP1982118114 U JP 1982118114U JP 11811482 U JP11811482 U JP 11811482U JP H0121952 Y2 JPH0121952 Y2 JP H0121952Y2
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- Japan
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- face
- pellet
- base surface
- ceramic pipe
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- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は高圧ナトリウムランプの発光管など
に用いられる透孔性セラミツクを封着するための
固形封着剤に関する。
に用いられる透孔性セラミツクを封着するための
固形封着剤に関する。
従来、第１図に示すように高圧ナトリウムラン
プに使用されるセラミツク製発光管１は、内部が
気密となるように端部をセラミツク製又は金属製
のキヤツプ２で閉塞しているが、この発光管１と
キヤツプ２との間には、第２図に示すようにプレ
ス成形されたいわゆるペレツト状のガラスフリツ
ト５（以後単にペレツトと称す）を介在させ、こ
のペレツト５を真空中又は不活性ガス中で加熱溶
解し、封着してなる構造が一般的である。
プに使用されるセラミツク製発光管１は、内部が
気密となるように端部をセラミツク製又は金属製
のキヤツプ２で閉塞しているが、この発光管１と
キヤツプ２との間には、第２図に示すようにプレ
ス成形されたいわゆるペレツト状のガラスフリツ
ト５（以後単にペレツトと称す）を介在させ、こ
のペレツト５を真空中又は不活性ガス中で加熱溶
解し、封着してなる構造が一般的である。
しかしながら、上記ペレツト５はキヤツプ２の
管内挿入部２１を挿通する透孔５１を中央部に形
成するとともに、この透孔５１の周縁に平担な環
状の基面５２を形成している。この基面５２が発
光管１とキヤツプ２の鍔部２２との間に介在され
るものである。このため、封着に先だつて発光管
１内を排気する際、ペレツト５が発光管１とキヤ
ツプ２との空〓を塞ぐことになり、排気に時間を
要したり、真空度の悪い状態で加熱される結果、
電極４等の酸化等を招く場合もあり問題であつ
た。
管内挿入部２１を挿通する透孔５１を中央部に形
成するとともに、この透孔５１の周縁に平担な環
状の基面５２を形成している。この基面５２が発
光管１とキヤツプ２の鍔部２２との間に介在され
るものである。このため、封着に先だつて発光管
１内を排気する際、ペレツト５が発光管１とキヤ
ツプ２との空〓を塞ぐことになり、排気に時間を
要したり、真空度の悪い状態で加熱される結果、
電極４等の酸化等を招く場合もあり問題であつ
た。
この考案は上記のような問題に鑑みてなされた
ものであつて、ペレツトの基面にペレツトの透孔
側より放射状に形成された溝または不連続に突出
する突起を設け、発光管内の排気時間の短縮が図
れ、さらに電極の酸化を防止でき、しかも均一な
加熱溶解ができ、封着の信頼性も高め得る固形封
着剤を提供しようとするものである。
ものであつて、ペレツトの基面にペレツトの透孔
側より放射状に形成された溝または不連続に突出
する突起を設け、発光管内の排気時間の短縮が図
れ、さらに電極の酸化を防止でき、しかも均一な
加熱溶解ができ、封着の信頼性も高め得る固形封
着剤を提供しようとするものである。
以下この考案の一実施例を第３図および第４図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
ペレツト５はAl2O3，CaO，MgO，BaOをそ
れぞれ重量パーセントが45％、40％、15％、５％
になるように混合したものを、内径８mmφのアル
ミナセラミツク製の発光管１を封着するため、透
孔５１の直径を8.5mm、基面５２の外径を9.5mm、
その厚さを１mmとするとともに、基面５２の両面
に直径が0.5mmで、高さが0.15mmの突起５３を８
個ずつ不連続に突出するようにプレス成形し、こ
の後1300℃の空気中で焼成して得たものである。
れぞれ重量パーセントが45％、40％、15％、５％
になるように混合したものを、内径８mmφのアル
ミナセラミツク製の発光管１を封着するため、透
孔５１の直径を8.5mm、基面５２の外径を9.5mm、
その厚さを１mmとするとともに、基面５２の両面
に直径が0.5mmで、高さが0.15mmの突起５３を８
個ずつ不連続に突出するようにプレス成形し、こ
の後1300℃の空気中で焼成して得たものである。
そして、このペレツト５は従来と同様にセラミ
ツク製のキヤツプ２の鍔部２１とセラミツク発光
管１の間にキヤツプ２の管内挿入部２１を挿通し
た状態で嵌合され、封着工程で加熱溶解される。
ツク製のキヤツプ２の鍔部２１とセラミツク発光
管１の間にキヤツプ２の管内挿入部２１を挿通し
た状態で嵌合され、封着工程で加熱溶解される。
考案者らの実験によれば、上記実施例のもの
は、排気に要した時間は、突起５３が無いものに
比べて、約半分ですみ、また電極４等の酸化もな
く良好な封着状態が得られた。また、突起５３と
突起５３との間に加熱源からの熱の輻射が高ま
り、ペレツト５の溶解が全体に均一化できた。
は、排気に要した時間は、突起５３が無いものに
比べて、約半分ですみ、また電極４等の酸化もな
く良好な封着状態が得られた。また、突起５３と
突起５３との間に加熱源からの熱の輻射が高ま
り、ペレツト５の溶解が全体に均一化できた。
なお、上記実施例においては、基面５２に突起
５３を突設したものについて説明したが、何にも
これに限ることなく、第５図に示すように、基面
５２に透孔５１の中心より放射状に位置させて溝
５４を刻設したものであつて同等の効果を奏す
る。この場合溝５４は基面５２の両面に形成して
も良いことは自明である。
５３を突設したものについて説明したが、何にも
これに限ることなく、第５図に示すように、基面
５２に透孔５１の中心より放射状に位置させて溝
５４を刻設したものであつて同等の効果を奏す
る。この場合溝５４は基面５２の両面に形成して
も良いことは自明である。
以上説明したようにこの考案によれば、発光管
にキヤツプを封着する際、ペレツトは、発光管内
部の排気されるべきガスの発光管外部への通り路
を形成するため、加熱時、電極等を酸化させるこ
となく短時間に排気を完了でき、またペレツトを
均一に溶解でき、封着の均一性を向上させる等、
工業上大いに利益があるものである。
にキヤツプを封着する際、ペレツトは、発光管内
部の排気されるべきガスの発光管外部への通り路
を形成するため、加熱時、電極等を酸化させるこ
となく短時間に排気を完了でき、またペレツトを
均一に溶解でき、封着の均一性を向上させる等、
工業上大いに利益があるものである。
尚、この考案の詳細には、高圧ナトリウムラン
プを例にとつて説明したが、セラミツクを用いる
他の金属蒸気放電灯にも適用できるのは言うまで
もない。
プを例にとつて説明したが、セラミツクを用いる
他の金属蒸気放電灯にも適用できるのは言うまで
もない。
第１図は高圧ナトリウムランプの発光管の概略
構成図、第２図は従来のペレツトの平面図ａおよ
び断面図ｂ、第３図はこの考案高圧ナトリウムラ
ンプに適用したときの実施例を示す断面図、第４
図はこの考案の一実施例を示す平面図ａおよび断
面図ｂ、第５図は、この考案の他の実施例を示す
斜視図である。 図中、５１は透孔、５２は基面、５３は突起、
５４は溝。なお、各図中同一符号は同一または相
当部分を示す。
構成図、第２図は従来のペレツトの平面図ａおよ
び断面図ｂ、第３図はこの考案高圧ナトリウムラ
ンプに適用したときの実施例を示す断面図、第４
図はこの考案の一実施例を示す平面図ａおよび断
面図ｂ、第５図は、この考案の他の実施例を示す
斜視図である。 図中、５１は透孔、５２は基面、５３は突起、
５４は溝。なお、各図中同一符号は同一または相
当部分を示す。
Claims (1)
- セラミツク管の端面に介在されセラミツク管を
封着する固形封着剤において、上記セラミツク管
の端面と対応するとともに中央部に透孔を形成し
た基面と、この基面に形成され、一端が上記透孔
に対して開口し他端が上記基面の外周縁側に開口
する複数個の溝または基面より不連続に突出する
複数個の突起とを備えたことを特徴とする固形封
着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11811482U JPS5921638U (ja) | 1982-08-03 | 1982-08-03 | 固形封着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11811482U JPS5921638U (ja) | 1982-08-03 | 1982-08-03 | 固形封着剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5921638U JPS5921638U (ja) | 1984-02-09 |
| JPH0121952Y2 true JPH0121952Y2 (ja) | 1989-06-29 |
Family
ID=30271618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11811482U Granted JPS5921638U (ja) | 1982-08-03 | 1982-08-03 | 固形封着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5921638U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55140732A (en) * | 1979-04-19 | 1980-11-04 | Chloride Silent Power Ltd | Sealing glass |
-
1982
- 1982-08-03 JP JP11811482U patent/JPS5921638U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55140732A (en) * | 1979-04-19 | 1980-11-04 | Chloride Silent Power Ltd | Sealing glass |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5921638U (ja) | 1984-02-09 |
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