JPH01218701A - 鋼矢板の防食被覆装置 - Google Patents

鋼矢板の防食被覆装置

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JPH01218701A
JPH01218701A JP4456688A JP4456688A JPH01218701A JP H01218701 A JPH01218701 A JP H01218701A JP 4456688 A JP4456688 A JP 4456688A JP 4456688 A JP4456688 A JP 4456688A JP H01218701 A JPH01218701 A JP H01218701A
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JP
Japan
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steel sheet
sheet pile
thin layer
rolls
forming roll
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Pending
Application number
JP4456688A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinya Hasegawa
欣也 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 、本発明は、鋼矢板の防食被覆装置に関する。
〈従来の技術〉 鋼矢板は、−Cに1、例えば第3図に示すように平行部
1a、立ち上がり部1b、!1ぎ手部ICから左右対称
に構成される鋼材で、主として土木や建設の資材として
使用される。、 従来から、土木・建設に用いられる鋼矢板は、複数本を
連続的に組み合わせて地中に打ち込み防護柵を形成させ
ることによって、河川、海岸9港湾などを護岸する目的
、あるいは建設や浚渫現場などで地盤を固定し、作業現
場への泥砂の流入。
崩れ込みを防止する目的で使用されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、これらの鋼矢板は、屋外の自然環境の中
で、河川水、廃水、雨水、海水などの水や、大気1日光
などに曝されて、また土砂、泥。
瓦礫などに直接強く接触するので、著しい腐食が起こり
や、すく、特に流水、波などと大気と日光とが交互に作
用する例えば港湾や河口などの環境場所では、前記した
腐食が激しく生ずるのであるが、従来、効果的な腐食防
止策が施されていなかった。
したがって、従来の鋼矢板は、たとえ防食性の高い鋼材
で製造されたものであっても、上記のような自然環境の
もとでは腐食が生じやすく、その耐久性が比較的短く、
例えば20年以上というような長期間の使用が困難であ
った。
そこで、鋼矢板の腐食防止のために、無機ジンク塗料や
タール・エポキシ樹脂塗料などによる塗装や、エポキシ
樹脂や不飽和ポリエステル樹脂によるFRP被覆などが
用いられることがあったが、それらは機械的強度や長期
の耐久性、さらには経済性(特に、その被覆時の作業性
)などの点で効果的ではなかった。
ところで、このような問題点を改善する方法として、例
えば特開昭6o= 33937号公報すく開示されてい
る。その内容は、第4図に示すように□、鋼矢板工、の
被覆すべき内面(第4図(a))もしくは外面(第4図
(b))の形状とほぼ同一の形状の接合面を有する合成
樹脂製の薄層成形体2を、接着剤を介して鋼矢板1の被
覆すべき面に接合する鋼矢板の防食被覆方法である。
この方法によれば、鋼矢板1の表面に重防食被覆が施さ
れるから、良好で高度の耐久性を有する防食を得ること
が可能である。
しかしながら、この方法を実施する場合には、次のよう
な問題がある。
すなわち、まず、合成樹脂製の薄層成形体2を予め成形
する成形装置を設置する必要があるから、その設置スペ
ースを確保しなければならず、設備費が高くつくことに
なる。つぎに、薄層成形体2の成形方法としては、例え
ば押出成形法や加圧成形法など公知の方法でよいとして
いるが、押出成形法の場合は、鋼矢板1に合わせた形の
ものを予め作製することは、技術的に困難であり、まし
て2層重ねとするのは現実的に不可・能に近い。また、
加圧成形法の場合は、薄層成形体2の弾性によるスプリ
ングバックがあるので、平坦な成形体を作製することは
簡単ではない。
本発明は、上記のような問題点を解決すべくなされたも
のであって、薄層成形体の成形装置を被覆ラインと一体
化して構成した鋼矢板の防食被覆装置を提供することを
目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、直線状に配置された複数のテーブルローラ上
を移送される鋼矢板の表面に合成樹脂製の薄層成形体を
被覆する防食被覆装置であって、シート状の合成樹脂製
の薄層成形体をガイドするサイドガイドロールと、上下
に2段重ねとされて薄層成形体を鋼矢板の形状に合わせ
た折り目をつける第1の成形ロールと、薄層成形体の形
状が鋼矢板の形状と一致するように順次折り曲げ形成す
る、4対の上下2段重ねロールからなる第2および第3
の成形ロールと、薄層成形体の両耳部を鋼矢板の両継ぎ
手部と一致させるように位置決めする、スリット状の孔
型を有する一対のロールからなる第4の成形ロールと、
これらの成形ロールを通過する薄層成形体のパスライン
の高さが順次鋼矢板のパスラインに一致するようにそれ
ぞれの成形ロールを順次懸吊・固定設置する支持部材と
、この支持部材によって支持され、薄層成形体のパスラ
インの高さと鋼矢板のパスラインとの一致すうの下方で
、かつ前記圧着装置から上流側における鋼矢板の所定長
さを加熱するように配置される加熱装置と、から構成さ
れることを特徴とする鋼矢板の防食被覆装置である。
〈作 用〉 本発明によれば、鋼矢板を移送するテーブルローラの上
方に、薄層成形体の成形装置を配置して、鋼矢板の移送
方向に合わせてシート状の薄層成形体を成形しながら、
鋼矢板と一体化するようにしたので、成形装置の設置ス
ペースを特に必要としない。また、鋼矢板を予め加熱し
てから薄層成形体を圧着して接着するようにしたので、
鋼矢板に薄層成形体を確実に被覆させることが可能であ
る。
〈実施例〉 以下に、本発明の実施例について、図面を参照して詳し
く説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す側面図、第2図は、
各成形ロールを示す正面図である。なお、これらの図面
は、鋼矢板1を第4図(a)に示す継手部ICを上向き
にして、その内面に薄層成形体2を被覆する場合の例で
ある。
図において、3は、直線状に配置された複数のテーブル
ローラであり、鋼矢板1を移送しながら薄層成形体2を
被覆してライン出側へ送り出す。
4は、薄層成形体2の両端部をガイドする一対のサイド
ガイドロールである。
5は、異なる径を有する一対の上下ロール5a。
5bから構成される第1の成形ロールであり、薄層成形
体2の幅方向に鋼矢板1の形状に合わせた4個の折り目
2a、2b、2c、2dを付ける機能を有する。この第
1の成形ロール5は、第2図(a)に詳しく示すように
、エアシリンダ51によってロール開度が調整され、か
つギア52を介′して駆動モーフ53で上下ロール5a
、5bが同時に回転駆動される。また、上下ロール5a
、5t+のほぼ中央部、即ち薄層体2の折れ目2bと2
0の間に相当する表面には、スリップ防止のためにゴム
ライニング54が施される。
6は、第2図(b)に示すように、薄層成形体2の幅方
向に配置される4対の上下2段重ねロール6a、6b、
6c、6dから構成される第2の成形ロールであり、第
1の成形ロール5で付けられた折り目2a、2b、2c
、2dに1合ってさらに薄層成形体2の形状を鋼矢板1
の形状に近づけるように折り曲げ形成する機能を有する
7は、第2図(C)に示すように、4対の上下2段重ね
ロール7a、7b、7c、7dから構成される第3の成
形ロール(第2図(C))であり、薄層成形体2の形状
を鋼矢板1の形状と完全に一致させるように仕上げ成形
する機能を有する。
なお、成形ロール6.7には、駆動力は必要としない。
8は、第2図(d)に示すように、スリット状の孔型を
有する一対のロールからなる第4の成形ロールであり、
薄層成形体2の両耳部2e、2fを鋼矢板1の継ぎ手部
1c、lcに一致させるように最終的に位置決めする機
能を有する。
9は、鋼矢板1と薄層成形体2との一体化される位置に
取付けられて、鋼矢板1の面に薄層成形体2を圧着する
圧着装置である。
10は、支持部材であり、前記サイドガイドロール4お
よび前記各成形ロール5,6,7,8、さらに前記圧着
装置9を吊り下げて、固定取付けされる。これら各成形
ロール5,6,7.8は、薄層成形体2が順次成形され
て、鋼矢板1の被覆すべき面に一体化されるように、そ
のパスラインが鋼矢板1のパスラインに対しである角度
に傾斜して配置される。
11は、前記テーブルローラ2の下方に設置される加熱
装置であり、前記圧着装置9の入側から上流側における
鋼矢板1の所定長さを加熱する機能を有する。
このように構成された本発明装置の、動作を、以下に説
明する。
■ まず、各成形ロール5.,6,7.8のロールの位
置関係を調整する。
■ 被覆すべき鋼矢板1の形状に応じた、所定の幅を有
するシート状の薄層成形体2をサイドガイドロール4で
センタリングした後、成形ロール5に送り込む。
■ シリンダ51を操作して上下ロール5a、5bで薄
層成形体2を挟み、駆動モータ53を駆動させて、ギア
52を介して上下ロール5a、5bを同時に回転駆動し
、薄層成形体2に折り目2a。
2b、2c、2dを付けながら順次送り出される。
■ 折り目の付けられた薄層成形体2は、第2の成形ロ
ール6、第3の成形ロール7で順次折り曲げられて鋼矢
板1の形状に仕上げられて、第4の成形ロール8に送り
込まれる。
■ 一方、鋼矢板1がテーブルローラ3によって第1の
成形ロール5の速度に同調した速度で移送されてきて、
加熱装置11で加熱される。
■ この加熱された鋼矢板lの先端内面に、成形された
薄層成形体2の先端両耳部1e、l’fを第4の成形ロ
ール8によって位置決めしながら重ね合わせる。
■ ついで、圧着装置9が作動して、薄層成形体2の上
方から押圧することにより、順次鋼矢仮工の内面に薄層
成形体2を圧着する。
■ このようにして、鋼矢板1を移動させながら連続的
に鋼矢板1の全長にわたって防食被覆が施される。
なお、上記の実施例は、鋼矢板1の内面を被覆する場合
について説明したが、各成形ロール5゜6.7.8の形
状、配置を変えるごとにより、第4図(b)に示すよう
な鋼矢板1の外面をも被覆することが可能である。
また、本発明に用いられる薄層成形体2を構成する合成
樹脂は、必ずしもプラスチックス樹脂に限定されるもの
ではなく、例えばポリウレタン樹脂、熱可塑性エラスト
マー、その他の合成ゴムなどの弾性材料であってもよい
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、薄層成形体の成
形工程と薄層成形体の被覆工程とを一体化したので、設
備スペースを必要とせず、したがって設備費の節減が可
能である。また、薄層成形体の形状を鋼矢板の形状に合
わせて加工し、かつ加熱しながら圧着して被覆するから
、防食された鋼矢板の性能を向上することが可能である
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の〜実施例を示す側面図、第2図は、
各成形ロールの正面図で、(a)第1の成形0−ル、(
ロ)第2の成形ロール、(C)第3の成形ロール、(d
)第4の成形ロール、第3図は、鋼矢板の斜視図、第4
図は、防食鋼矢板の従来例を示す断面図である。 1・・・鋼矢板、    2・・・薄層成形体。 3・・・テーブルローラ。 4・・・サイドガイドロール。 5・・・第1の成形ロール。 6・・・第2の成形ロール。 7・・・第3の成形ロール。 8・・・第4の成形ロール。 9・・・圧着装置、10・・・支持部材。 11・・・加熱装置、51・・・シリンダ。 53・・・駆動モータ、54・・・ゴムライニング。 特許出願人   川崎製鉄株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  直線状に配置された複数のテーブルローラ上を移送さ
    れる鋼矢板の表面に合成樹脂製の薄層成形体を被覆する
    防食被覆装置であって、 シート状の合成樹脂製の薄層成形体をセンタリングする
    サイドガイドロールと、 上下に2段重ねとされて薄層成形体を鋼矢板の形状に合
    わせた折り目をつける第1の成形ロールと、 薄層成形体の形状が鋼矢板の形状と一致するように順次
    折り曲げ形成する、4対の上下2段重ねロールからなる
    第2および第3の成形ロールと、薄層成形体の両耳部を
    鋼矢板の両継ぎ手部と一致させるように位置決めする、
    スリット状の孔型を有する一対のロールからなる第4の
    成形ロールこれらの成形ロールを通過する薄層成形体の
    パスラインの高さが順次鋼矢板のパスラインに一致する
    ように、それぞれの成形ロールを順次懸吊・固定設置す
    る支持部材と、 この支持部材によって支持され、薄層成形体のパスライ
    ンの高さと鋼矢板のパスラインとの一致する点に設置さ
    れる圧着装置と、 前記テーブルローラの下方で、かつ前記圧着装置から上
    流側における鋼矢板の所定長さを加熱するように配置さ
    れる加熱装置と、 から構成されることを特徴とする鋼矢板の防食被覆装置
JP4456688A 1988-02-29 1988-02-29 鋼矢板の防食被覆装置 Pending JPH01218701A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100635439B1 (ko) * 2005-04-19 2006-10-18 통일공업 주식회사 덕트 및 이의 제조방법
CN102632114A (zh) * 2012-04-27 2012-08-15 北京科技大学 一种具有非等厚锁扣的冷弯钢板桩的成型方法
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