JPH01218398A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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JPH01218398A
JPH01218398A JP4084288A JP4084288A JPH01218398A JP H01218398 A JPH01218398 A JP H01218398A JP 4084288 A JP4084288 A JP 4084288A JP 4084288 A JP4084288 A JP 4084288A JP H01218398 A JPH01218398 A JP H01218398A
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伊東 典晃
Akira Torisawa
鳥沢 章
Masaaki Kakizaki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野J 本発明は、例えばパーソナルコンピュータ、ワードプロ
セッサ用のプリンタ等のオフィスオートメーンヨン(0
^)機器に用いるようなモータの制御装置に関する。
【従来の技術1 0−タの磁極数の整数倍の被検出部を有するエンコーダ
と、ステータ側の所定箇所においてロータの回転に伴う
エンコーダの被検出部の数をカウントするカウント手段
とを備え、カウント手段のカウント値が所定値に一致し
たときにステータのコイルへの通電切換えを行うモータ
制御装置において、ステッピングモータをDCモータ態
様で駆動する場合(以下OCモータ駆動という)とステ
ッピングモータ態様で駆動する場合(以下ステッピング
モータ駆動という)とに切換可能とするには、従来、ス
テッピングモータを駆動するための励磁パタン発生手段
を特別に設け、両態様の信号を信号切換手段によって切
換えることで実現していた。
【発明が解決しようとする課題] しかし、このような態様の駆動に際しては、次のような
問題点がある。 ・ (1)スムーズな切換ができない。すなわち、ロータの
位置を把握して行っていなかったので、駆動方法法切換
時に励磁パタンが不連続になり、モータが誤動作する。
(2)ステッピングモータを駆動するための励磁パタン
発生器が必要である。
本発明の目的は、DCモータ駆動と、ステッピングモー
タ駆動とを、ミスステップ無しにスムーズに切換えるこ
とができるようにすることにある。
[課題を解決するための手段] かかる目的を達成するために、本発明は、ステッピング
モータのロータの軸に固定され、ロータの磁極数の整数
倍の被検出部を有するエンコーダーと、ロータの回転に
伴うエンコーダの被検出部の数をカウントするカウント
手段と、カウント手段のカウント値が所定値に一致した
ときにステータのコイルへの通電切換を行う手段と、ロ
ータの回転位置に応じたステッピングモータを駆動子る
ためのパタンを発生可能な外部制御装置からの信号に応
じて、前記手段および外部制御装置からの駆動信号を切
換える切換手段とを具えたことを特徴とする。
[作 用] 本発明によれば、ロータの回転位置を常時モニタしてい
て、それに応じたステッピングモータ駆、勅のパタンを
発生できる外部制御装置からの信号に応じて、DCモー
タ駆動を行うための出力信号とステッピングモータ駆動
を行うための出力信号とを切換える信号切換手段によっ
て、DCモータ駆動とステッピングモータ駆動とをスム
ーズに切換えることができる。
■実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
(第1実施例) 第1図〜第15図は本発明の第1実施例を示す。
まず、第1図は本実施例にがかるモータの駆動制御回路
図、第2図および第3図は、それぞれ、本発明の第1実
施例にがかるモータの構成例を示す斜視図および断面図
である。
第2図および第3図において、符号201は磁気エンコ
ーダを内蔵したステップ状回転が可能なモータである。
このモータ201は磁性体中空リングを有する2つのス
テータ202,2(13を上下に重ね合わせた構造の固
定子204を有する。このステータ202.203は表
面が磁性体からなり、内周部には周方向に交互にN、S
の磁極を形成するための磁極片(ステータ203では2
05.20[iで例示、ステータ202では207,2
08で例示)を微小間隔をおいて交互に多数形成し、そ
の内部の中空部に導線209を多数ターン巻いたボビン
210をはさみこんでいる。
磁極片(205,206,207,208)は軸方向に
おいて対向するように、上下2段にわたって配設固定さ
れている。磁極片(205,206,207,208)
の幅は、マグネットロータ211の周方向の磁極幅に等
しく形成されている。磁極片205および207は、ス
テータ202および203の下面の磁性体部分を内周部
上方向に延長することで各々形成され、しかも互いに4
分の1ピツチずれて形成されている。また磁極片206
および208は、ステータ202および203の上面の
磁性体部分を内周部下方向に延長することで各々形成さ
れ、しかも互いに4分の1ピツチずらして形成されてい
る。212,213は、それぞれステータ202.20
3の導線に接続されたリード線である。
円筒状のマグネットロータ211は、回転軸214に固
定され、一体回動するようになっている。このマグネッ
トロータ211は、ステータ202,203に溶接され
たフランジ215.216にそれぞれ装着された軸受2
17,218に支持され、これによって固定子204の
内側中空部の中に回転自在に配置されている。マグネッ
トロータ211は、プラスチックマグネット、焼結によ
るマグネットいずれであってもよく、適宜なものを使用
すればよい。このマグネットロータ211の外周部には
、磁極片(205,206゜207および208)と対
向するようにNおよびSの磁極が交互に多極にラジアル
配向着磁されている。
回転軸214は、ステータ202に溶接されたフランジ
216に装着された軸受21Bの下端より突出して配設
され、この回転軸214の突出した部分に、その周縁の
全周に微小間隔でN、Sの磁極を交互に288極着磁し
た磁気エンコーダ219を装着している。この磁気エン
コーダ219の磁極部224(周縁部)に対向する箇所
に、A相、B相の信号が電気的位相で90°ずれて出力
されるように構成された磁気センサ(MR素子)220
が配設されている。′この磁気センサ(MR素子)22
0は、固定部材222に装着され、出力信号は、基板2
21上ではんだ付けされたリード線223を介して第1
図示の制御回路に送られる。225はステータ202に
固定された金属製カップ型磁気エンコーダ収納ケースで
あって、この内面の底部には、磁気センサ(MR素子)
220が固定された固定部材222が装着されている。
なお、この収納ケース225内の磁極部224や磁気セ
ンサ(MR素子)220の表面上にゴミやホコリが付着
するのを防いでいる。
本実施例では、マグネットロータ211の磁極数は24
極で、磁気エンコーダ219の磁極数はその整数倍であ
る288極である。従ってロータ極1極当りのエンコー
ダ出力パルス数は12である。
本実施例においては、エンコーダ出力の1パルス当りの
回転角度は1.25度/パルス(360度/288パル
ス)であって、ロータ磁極の回転角度1’4に対して十
分に小さな値になる。すなわち、全く無調整でもエンコ
ーダ出力パルスとロータ磁極との位置の誤差は最大で±
0.625度であり、これはロータ1極に対して約4.
2%の誤差になり、十分に無視できる値である。エンコ
ーダ出力パルス数とロータ磁極数の関係は、許される誤
差の範囲内で設定すればよく、ロータ1回転当りのエン
コーダの出力パルス数はロータの磁極数の整数倍であれ
ばよい。一般には、±12.5%の誤差であればよく、
その場合はロータ磁極数の4倍のパルス数になる。
なお、ハイブリッドステップモータのようにロータの磁
極数が100もあるような場合に、従来のようなホール
素子や他のエンコーダのようにエンコーダ出力パルス数
とロータ磁極数が1対1に対応するときには、双方の位
置合わせに精密な調整が必要になる。しかし、本実施例
によれば、エンコーダ出力パルス数を400〜500に
することによって、上記の位置合わせをせずにハイブリ
ッドステップモータ構造のモータをDCブラシレスモー
タのように機能させることができる。この程度の出力パ
ルス数は、波長0.334μmの着磁パターンで、直径
が26.6mmの(第2図および第3図のような構造の
)磁気エンコーダと磁気抵抗素子(MR素子)によって
容易に実現できる。
第1図は以上のような構成のモータの制御回路の一構成
例を示す。第1図において、22OA、220Bは第2
図および第3図中220で示した磁気抵抗素子(Ml(
素子) 、 103,104は差動増幅アンプ、105
゜106はコンパレータ、107は本実施例に係るUP
クロック・DOWNクロックを発生するアップダウンク
ロック発生器、108はアップダウン(UP−DOWN
)カウンタ、109はモータ駆動信号発生器、110は
モータ駆動回路、111は位置検出カウンタ、112は
外部制御装置、113は速度制御基準信号発生器、。
114はモータ速度制御装置である。
本図を中心として駆動回路の動作説明を行う。
Ml素子22〇八は、第4図(八)に示すように、磁極
部224の磁極配列方向に沿って4つの磁気抵抗素子「
l〜「4を配置して成る。なお、図ではM1素子22〇
八を実線で示し、同220Bを点線で示す。
素子r1〜「4は第4図(B)に示すようにブリッジ型
に接続してあり、外部磁界の変化に応じた出力電圧を発
生する。なお、この第4図(8)はMR素子22〇八に
ついて・のみ示すが、Mll素子220Bも同様である
他のMR素子220Bを構成する4つの素子は、第4図
(^)に点線で示すように、MR素子22〇への4つの
素子rlxr4の中間に配置する。
木実流側においては、MR素子はモータ軸に取付けられ
た磁気エンコーダと対向して置かれるため、モータ回転
に伴った磁気エンコーダによる磁界変動に応じて、第5
図に示すような波形が得られる。MR素子は磁気エンコ
ーダの着磁周期に関してl/8周期だけ位相ずれをもっ
て2個配置されるため、一方のMll素子220 A 
h<第5図9符号501で示す波形である場合、もう一
方のMR素子2200は第5図9符号502で示すよう
に、位相が電気的に90゜ずれた波形が得られる。
これらの波形は、次段の差動増幅器103,104によ
って増幅された後、コンパレータ105,106によっ
て第5図9符号503(波形501に対応)、504(
波形502に対応)に示す方形波に波形整形され、次に
UP−DOWNクロック発生器107に入力される。
このクロック発生器107は、第6図に示すように、2
つのD型フリップフロップ601 、eo2で構成され
、入力信号A、Bを入力する2つの入力端子603.6
04と、UP、DOWN(7)2つ(7)出力端子60
5,608とを有し、人力信号A、B間の位相(詳細後
述)によりIJPクロックまたはDOWNクロックを発
生する。
第7図は信号A、B(7)波形603,604と、UP
−DOWN出力波形eos、aillaとの関係を示し
た図である。なお、図中2つの矢印はUP方向またはD
OWN方向の時間の流れを示す。
今、第7図においてUP方向の信号A、Bがクロック発
生器107に人力された場合は、第7図9符号701,
702 ニ示す2つの波形がUP−DOWN出力端子に
現われる。すなわち、UP端子のみに磁気エンコーダの
周囲に対応したパルスが出現し、I)OWN端子には何
も出力されない。逆に、第7図においてDOWN方向か
ら見たパルス信号A、Bが入力された場合は、符号70
3,704に示す波形がUP、DOWN端子に出力され
る。すなわち、ロータの回転方向により2つのMR素子
から出力される信号の位相関係が、第7図の2つの矢印
のいずれかに決定されるためJその回転方向に応じた出
力がIIP−DOWNクロック発生器107から出力さ
れるのである。
次に、IJP−DOWNクロック信号は2つのロP−D
OWNカウンタ108および111に入力される。tl
P−[)OWNカウンタ108は5bitの基数24の
カウンタであり、人力のUPクロック信号121または
DOWNクロック信号122によってアップまたはダウ
ンカウントし、十進表現で“O”から“23”に対応し
た数値を、バイナリ表現で5 bit信号(各信号を8
0,81゜B2.[13,B4とする)として出力端子
に出力する。カウンタ108の出力はモータ駆動信号発
生器109に入力される。
モータ駆動信号発生器109は、第8図に示すように、
4つのデジタルコンパレータ801.802,803゜
804、クロック発生器805.信号切換器8501回
転方向切換器806.スタートストップ制御器807か
ら成る。支タートストップ制御器807は、例えば第9
図のように構成され、外部制御装置112からのスター
トストップ(S/S)信号と信号816〜819のそれ
ぞれとを受容するOR回路1101〜1104を有して
いる。
デジタルコンパレータ801〜804は予め設定してお
いた値と同じデータが入力された場合にクロック信号を
発生する。従って、4つの各デジタルコンパレータに十
進表現で0”から“23”までの数値のいずれかをバイ
ナリの5bitで設定することによって、UP−DOW
Nカウンタ108が所定の数値を示したときに各々パル
ス信号を出力できる。
4つのデジタルコンパレータの出力信号808,809
゜810.811はクロック発生器805に入力される
第1θ図および第11図は、クロック発生器805の構
成の2例を示すもので、これら図に示すように、クロッ
ク発生器805は2個もしくは4個のR−5フリツプフ
ロツプにて構成されている。
今、クロック発生器805を第9図に示すものとし、各
デジタルコンパレータ801〜804の比較値だとして
説明する。
第12図(A)を参照してクロック発生器805の動作
を説明する。図における13号1301はUP−DOW
Nカウンタ108への入力クロック信号波形(IIPま
たはDOWN)を示し、その波形の上の数字はカウンタ
のカウント値(十進)を示す。上記の設定のカウント値
(十進)“0”、′6″、“12”、18″のときにデ
ジタルコンパレータ801.802,803,804よ
り出力されるパルス出力信号808〜811は、第1O
図示のクロック発生器のそれぞれ対応するa−d端子に
入力される。このとき、2つのR−Sフリップフロップ
901,902の4つの出力端子からの信号812.8
13,814,815として、第12図(^)の130
2゜1303.1304.1305のようなりロック信
号が出力される。すなわち、これらの出力は“0”から
“23”のカウント値(十進)によって一意的に決まる
のである。  − この信号1302.1303,1304.1305は2
相のコイル2021.2031への通電信号を表わし、
それぞれA。
B、A、Bで表わす。このA、B、τ、百信号をモータ
駆動回路110に与え、コイル2021.2031に通
電する。
A相用コイル2031は、UP−DOWNカウンタ10
8への人力クロックが“0”、”12”のときに、また
B相用コイル2021はup−nowNカウンタ108
への入力クロックが“6”、“18°°のと咎に通電方
向が切換わる。
1相に注目すると、12パルス毎に通電方向が切換わる
ので、言い換えれば、電気角にて180°毎に通電が切
換わる。
通電切換のタイミングは、ロニタの磁極と、ステータ磁
極の位置を基準としたUP−DOWNカウンタ108の
出力値とに基づいているが、速度制御の態禄は次のとお
りである。
すなわち、一方の磁気抵抗素子220Bからの出力信号
に基づいて得られるロータの回転速度信号120と速度
制御基準信号発生器113からの信号133とを比較し
、両者の・差を解消するようにロータの速度を制御する
。ロータの速度が設定値(速度制御基準信号133の示
す値)よりも遅くなったときには、比較回路114から
の信号134により位相補償回路115.電圧制御回路
116を介してそ一タ駆動回路110内のコイル202
1.2031への印加電圧を上げ、ロータの回転を速く
し、逆に設定値より速くなフたときには印加電圧を下げ
るようにしてロータの速度を一定に保つ。
ところで、デジタルコンパレータの比較値は外部制御装
置112からのコントロール信号130によって任意に
設定できる。
すなわち、本実施例においてエンコーダパルスはロータ
の磁極l相当り12パルスに細分化されているので、通
常の通電タイミングから変化させた通電タイミングをと
ることができる。
第12図(B)は通電タイミングを速くした場合で、通
常の通電タイミング(第12図(A))よりも位相を進
めた状態である。    ′ 第12図(C)は通電タイミングを遅くした場合で、通
常の通電タイミング(第12図(八))よりも位相を遅
らせた状態である。
このように位相を進めたり、遅らせたりすることによっ
て、ロータの加減速度、負荷変動などにより速度が不安
定のときに最適な制御を行うことができる。
例えばデジタルコンパレータ801の設定値をa=23
、同じ<802をb=5、同じ<803をC=11、同
じ<804をd=17とし、各コンパレータ出力808
〜811を第10図のクロック発生器805に人力する
と、第12図(B)の符号1307〜1310に示すよ
うな入力クロツク1パルス分だけ位相が進んだ波形の信
号がクロック発生器805の出力信号812〜815と
して°得られる。同様にコンパレータの比較値をa=1
.b=7.c=13.d=19とすると、第12図(C
)の符号1312〜1315に示すlパルス分だけ位相
が遅れた波形の出力信号812〜815が得られる。す
なわち外部信号130によって任意にUP−DOWNカ
ウンタのカウント値に対応する位相の4つの出力信号8
12〜815がクロック発生器805によって得られる
また、クロック発生器805に第11図示のものを使用
すると、第13図(A)〜(C)に示すような通電タイ
ミングが得られる。第13図(^)において、1401
はエンコーダ出力波形、1402,1403,1404
゜1405は2相のコイル2021.2031の通電状
態を表わし、それぞれA、B、A、Bの4つの信号を表
わす。この場合、A相はIIP−DOWNカウンタ10
8の出力が“θ″、゛6″、′、゛6″、′工2とき、
またB相はUP−DOWNカウンタ10Bの出力が“0
°°。
6°°、“’12°’、”18″のときに通電および通
電方向を切換えている。
この場合電気角にて、90°毎に通電を切換えている。
この通電方式は、バイポーラ駆動の1和動磁力式と同様
である。
すでに説明した180°毎の通電方式(第12図)と比
較すると、通電時間が短くなるのでコイルに流れる電流
は局となるが、得られる回転トルクは約1/J2となる
。これは通常のモータの2相励磁と1相励磁の比較と同
様であり、駆動条件等により使い分けることができる。
90°毎通電においても前述した通電のタイミングの位
相の変更は同様に行うことができる(第13図(B) 
、 (C)参照)。
以上の構成によれば、ロータ位置をエンコーダ、 MR
素子の組合せに基づいて監視し、ステータ磁極とロータ
磁極が一致した時に、励磁パタンを切換えるため、元来
のステップモータとしての特性がなくなり、DCモータ
特性が実現されることになるが、本例によれば同じ制御
回路でステップモータとしての動作も実現する。
すなわち、信号切換器850はクロック発生器805か
らの信号812,813,814,815と、外部制御
装置112からの信号824,825,826,827
とを、同じシ外部制御装置からの切換信号828によっ
て切換えることにより、DCモータ駆動とステッピング
モータ駆動とを切換える。
DCモータ駆動については前記説明の通りであるが、ス
テッピングモータ駆動は信号824.825.826 
827によってコトロールされる。すなわち外部制御装
置112は第13図(A) に示す1相励磁パタン、第
12図(^)に示す2相励磁パタンを内部に保持してい
て、これらパタンを適宜信号線824.825.826
 。
827へ出力し、モータ201をステッピングモータ動
作をさせる。ステッピングモータは励磁パタンの切換え
ごとに所定のステップ角度だけ回転するから、外部制御
装置112はパタンの出力タイミングによってモータ2
01の速度を制御できる。
ところでDCモータは、起動、停止時に振動がなく高速
回転が可能であり、ステッピングモータは位置決めが簡
単に行えるが低速での振動が大きいなど動作特性が異な
るため、最適動作には使い分けが必要である。そこで2
つの駆動方法をスムーズに切換えるべく、外部制御装置
112は、第8図に示すように、ロータの位置情報をク
ロック発生器から出力される信号812,813,81
4,815をモニタすることにより把握している。通常
のDCモータ駆動では、モータ201はこれらの信号8
12,813,814゜815で駆動されている。従フ
て、DCモータ駆動からステッピングモータ駆動へ切換
える場合、モータ201が静止状態であフても回転中で
あフても、ステップ動作の最初の励磁パタンをクロック
発生器805がその直前に出力しているパタンに合わせ
ることによってミスステッ゛ブ無しに切換えることがで
きる。
このことは、モータのカウンタの初期設定の一例にもな
る。すなわち、カウンタの初期設定は2相モータの1相
を励磁して行うが、これはモータ駆動をステッピングモ
ードにし、1相励磁パタンを選択することにより容易に
実現できる。
次に、クロック発生器の出力信号812〜815は第8
図に示すように画報方向切換器806に人力される。回
転方向切換器806は4つのマルチプレクサで構成され
ており、外部制御装置112からのモータ回転方向指示
信号129により人力信号を振り分けて出力する。また
、例えば外部制御装置112からの信号128によりス
タートストップ制御器807に設けたOR回路1101
〜1104の出力信号124〜127をすべて“Hig
h”状態にすることによって、モータを停止させること
ができる。
第1図において、110は2つのステータ202゜20
3に設けた導線209からなるコイル2021.203
1に電流を流すための千−夕駆動回路であって、本例で
はバイポーラ式駆動回路である。このモータ駆動回路1
10は、モータ駆動信号発生器109からの出力信号1
24〜126に基づいてモータを正または逆回転させる
なお、磁気センサ(MR素子)220よりの信号をIJ
P−DOWNカウンタ108およびIllでカウントす
ることによりロータの位置を知ることができるが、モー
タを駆動する前の電源ON時(初期設定時)にロータの
磁極とステータの!a極とが対向している位置を初期状
態として、IIP−DOWNカウンタ108および11
1の出力を“0”に設定する。以後、モータを停止させ
ても゛回路の電源をOFF Lない限りこの設定は有効
である。    、 具体的には1,2相のコイル2021および2031の
うち、1相を一定の方向に通電する。この際には通電し
た側のステータ相の磁極とロータマグネットの磁極が対
向しており、この時点でIIP−DOWNカウンタ10
8および111の出力が“O”となるように外部制御装
置112からのリセット信号131および132を与え
る。この操作によりロータの磁極と、ステータ磁極の対
向点を基準としてロータの位置が1712に細分化され
た位置情報信号を得ることができ、ざらニIIP−DO
WNカウンタioaおよび111 (7)出力値に基づ
いてロータの位置を知ることかでき、コイルへの通電切
換が可能となる。
なお、第14図に示すように、4つのコイル1201.
1202.1203.1204を使用し、これらに第1
図示のモータ駆動信号発生器109からの4つの駆動信
号124,125.128,127を適用することによ
って、第2図、第3図示のモータをユニポーラ駆動する
ことができる。駆動信号通電方式は、バイポーラ駆動と
同じもの(第1図)を用いる。これも駆動条件等により
使い分けることができる。
以上説明したように、ロータの磁極数に比べ、1極当り
1/12に細分化されたエンコーダ信号によりロータの
位置検出を行うことによってロータの速度制御が安定し
、最適な制御を行うことができる。しかもエンコーダ信
号をカウントしているので、通電タイミングの切換えを
正確に行える。またロータの回転位置を検出でき、位置
制御を行うことができる。
(第2実施例) 第15図は本発明の他の実施例を示す図である。
本実施例では、信号切換器850はモータ駆動信号発生
器109と、モータ駆動回路110との間に設けである
本実施例においても、上記第1実施例と同様に動作し、
同様の効果が得られるのみならず、信号切換器850を
必要に応じて取付けることが可能となり、回路の自由度
が増すことになる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、DCそ一夕駆動
と、ステッピングモータ駆動とを、ミスステップ無しに
スムーズに切換えることができ、回転の条件によって最
適な駆動方法を選ぶことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例にがかるモータの制御装置
の回路図、 第2図および第3図は、それぞれ、本実施例に適用可能
なモータの構成例を示す斜視図および断面図、 第4図(^)は本実施例におけるMR素子とエンコーダ
との関係を示す図、 第4図(B)は本実施例におけるMR素子の等価回路図
、       ・ 第5図は同MR素子の出力信号を示す波形図、第6図は
本実施例のUP−DOWNクロック発生器の−構成例を
示す回路図、 第7図は同発生器の入出力信号を示すタイミングチャー
ト、 第8図は本実施例に係るモータ駆動信号発生器の一構成
例を示す回路図、 第9図はスタートストップ制御装置の構成例を示す回路
図、 第1O図は180°クロック発生器の構成例を示す回路
図、 第11図は90°クロック発生器の構成例を示す回路図
、 第12図および第13図は、それぞれ、第1θ図および
第11図に対応したUP−DOWNカウンタ出力と通電
切換信号の関係の態揉を示すタイミングチャート、 第14図はモータのユニポーラ駆動回路図、第15図は
本発明の第2実施例を示す回路図である。 220.220^、220B・・−Mll素子、108
.111 ・UP−DOWNカウンタ、109・・・モ
ータ駆動信号発生器、 112・・・外部制御装置、 801.802.803.804・・・デジタルコンパ
レータ、212.213,2021.2031・・・コ
イル、211・・・ロータ、 202.203・・・ステータ、 850・・・信号切換器。 第2図 第3図 第4図(B) IJI)             DOIj■604
 B 第7図 第9図 第15図 手糸売ネ甫正書 平成1年5月25日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ステッピングモータのロータの軸に固定され、該ロ
    ータの磁極数の整数倍の被検出部を有するエンコーダと
    、 前記ロータの回転に伴う前記エンコーダの被検出部の数
    をカウントするカウント手段と、該カウント手段のカウ
    ント値が所定値に一致したときに前記ステータのコイル
    への通電切換を行う手段と、 前記ロータの回転位置に応じた前記ステッピングモータ
    を駆動するためのパタンを発生可能な外部制御装置から
    の信号に応じて、前記手段および前記外部制御装置から
    の駆動信号を切換える切換手段と を具えたことを特徴とするモータ制御装置。
JP4084288A 1987-10-21 1988-02-25 モータ制御装置 Granted JPH01218398A (ja)

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