JPH0121753Y2 - - Google Patents

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JPH0121753Y2
JPH0121753Y2 JP7530085U JP7530085U JPH0121753Y2 JP H0121753 Y2 JPH0121753 Y2 JP H0121753Y2 JP 7530085 U JP7530085 U JP 7530085U JP 7530085 U JP7530085 U JP 7530085U JP H0121753 Y2 JPH0121753 Y2 JP H0121753Y2
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JP
Japan
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upper plate
cabbage
drum
cutting blade
disc
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JP7530085U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、キヤベツ等を自動的に細く切断する
キヤベツスライサに関するものである。
従来技術 従来、この種のキヤベツスライサとしては、切
断刃を上板に固定し、この上板上でキヤベツを回
転摺動させて細く切断するものが提案されてい
る。
しかしながら、このキヤベツスライサでは、切
断刃が固定されているため、切断刃の切れ味が悪
く、この切れ味が少しでも低下すると、全く使い
ものにならなくなつてしまうばかりでなく、あま
り薄く切断することができないという欠点があつ
た。
この欠点を解消するために、上板の一部に設け
た透孔で回転する円板状切断刃を設け、この円板
状切断刃の回転方向と反対方向に回転するドラム
を上板の上部に設け、ドラムの回転によつて上板
の上をキヤベツが摺動するようにし、円板状切断
刃と上板の透孔との間隔によつてキヤベツの切断
厚さを限定するようにしたキヤベツスライサを本
出願人が提案した。(特願昭59−47943号参照)。
しかしながら、このキヤベツスライサでは、キ
ヤベツが大きいときには、キヤベツの重さによつ
てキヤベツが浮き上がることもなく、同じ厚さに
切断されるが、キヤベツが小さくなつて軽くなる
と、キヤベツが円板状切断刃の上を滑り易くな
り、切断される厚さがだんだん薄くなつて、最初
に切断された厚さとの差が大きくなり、不揃いと
なるという欠点があつた。
考案が解決しようとする問題点 従つて、従来のキヤベツスライサにおいて、切
断刃が固定されたものでは、切れ味が悪く、また
円板状切断刃が上板と平行なものでは、キヤベツ
の重量によつて切断される厚さが異るという欠点
があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題点を解決するために、フレ
ームに固定され、かつ中心軸よりずれた位置に円
形透孔を有する上板と、キヤベツ等を挿入する挿
入孔を設け、上記上板の上部で上記中心軸と一致
する回転軸により回転自在に装着され、かつ下部
側面に設けた歯車を有するドラムと、上記円形透
孔の上部で上記上板とほぼ平面で回転するように
装着された円板状切断刃と、上記上板の下部に装
着され、上記ドラムの上記歯車に係合されたピニ
オン軸及び上記円板状切断刃の回転軸を回転する
機構を介して連結されたモータとを設けたキヤベ
ツスライサにおいて、上記フレームに設けたナツ
トにねじ込まれ、下板に回転自在に装着された軸
の中間につまみを固着した上板傾斜機構を設け、
上記つまみを回転することにより、上記フレーム
と上記下板との間隔を調整して上記上板を傾斜さ
せるようにしたことを特徴とする。
作 用 本考案では、上板の円形透孔側が高くなるよう
に上板を傾斜させることにより、ドラムによつて
回転されるキヤベツ等が円板状切断刃に対して下
方から当るので、キヤベツが軽くなつても円板状
切断刃の上に浮き上がることがなく、円板状切断
刃と上板の間隔によつて決められた厚さにキヤベ
ツを切断することができる。従つて、切断された
キヤベツの厚さが均一になるという利点がある。
実施例 第1図は、本考案の1実施例のキヤベツスライ
サの側面図を、第2図は第1図のキヤベツスライ
サのドラムを外し、上板を一部切除した平面図
を、第3図は第1図のキヤベツスライサの軸受筐
部分の側面断面図を示したもので、上板1はフレ
ーム2に固定され、この上板1の上部に設けられ
たドラム3はその回転軸4を上板1の下部に設け
られた軸受筐5に装着された軸受6に嵌入するこ
とによつて回転自在に装着され、またドラム3の
下部側面に設けた歯車7はその側面に設けられた
ピニオン8と係合している。このピニオン8はメ
タルボツクス9に回転自在に支持された回転軸1
0の端部に固着され、この回転軸10にプーリー
11が固着されている。またモータ筐12内にモ
ータ13が装着され、このモータ13の回転軸に
プーリー14,15が固着され、プーリー14と
プーリー11の間にベルト16が掛けられてい
る。また第2図及び第3図に示したようにドラム
3の軸受6からずれた位置で、軸受箱5に設けら
れた軸受17に回転軸18が支持され、この回転
軸18に固着されたプーリー19とモータ13の
軸に設けられたプーリー15の間にベルト20が
掛けられている。また回転軸18の端部に固着さ
れた円板状切断刃21は上板の円形透孔22を通
して上板1とほぼ同一平面になるように設けられ
ている。なお、モータ13はモータ筐12の側面
に固着されたスイツチ23及びコンデンサ40に
接続されるコード24を介して電源に接続されて
いる。
また第1図及び第4図に示すように、フレーム
2と下板25の間に上板傾斜機構26が設けられ
ている。この上板傾斜機構26は両端にねじ2
7,28が切られた軸29の中間につまみ30を
固定し、この軸29の一端のねじ27はフレーム
2に固着されたナツト31にねじ込まれ、また軸
29の他端のねじ28は下板25のバカ穴32を
通してロツクナツト33にねじ込まれ、さらにつ
まみ30の上下に支持管34が固定されている。
一方、第1図及び第5図に示したようにほぼ直角
に折れ曲がつたヒンジ35がフレーム2と軸受筐
5にねじ36,37でそれぞれ固定されている。
このヒンジ35は第6図に示すようにキヤベツス
ライサの背後のフレーム2に固着される部分35
aと軸受筐5に固着される部分35bを持ち、部
分35a,35bにそれぞれねじ穴35c,35
dを持つている。
第7図は、本考案の1実施例のキヤベツスライ
サの上板の平面図、第8図は第7図のA−A断面
図を示したもので、上板1の上面に同心円状の凹
凸38が設けられ、上板1の一部に設けた円形透
孔22を通して設けられた円板状切断刃21に対
して上板1の上面を摺動するキヤベツ等がドラム
の回転による遠心力により横ずれしないようにし
ている。なお、第8図では円心円状の凹凸38を
設けているが、これは渦巻状の凹凸にしてもよ
い。
さらに、第9図は本考案の1実施例のキヤベツ
スライサのドラムの一部切欠した側面図を、第1
0図は第9図のドラムの平面図を示したもので、
ドラム3はキヤベツを挿入孔39は2つの挿入孔
39a,39bに分かれており、またこの挿入孔
39は矢印Bで示したドラム3の回転方向の先端
が狭く、後部が大きく構成され、半切りにしたキ
ヤベツが室39a,39bの形状に合致するよう
に構成され、また回転方向後端を広くすることに
よりキヤベツが押され易く、切れ味の向上に役立
つている。
以上のように構成した本実施例の動作を説明す
る。まず、第1図及び第4図に示したように上板
傾斜機構26はつまみ30を回転すると、ねじ2
7がナツト31にねじ込まれることによりフレー
ム2及び上板1が下がり、つまみ30を逆に回わ
すことによりフレーム2及び上板1が上がるよう
に構成されているので、つまみ30を回転して上
板の傾斜角度を調整して円板状切断刃21側を高
くし、傾斜調整機構側が低くなるように調整し、
それと同時に円形透孔22における円板状切断刃
21と上板1のすき間を調整する。この時、ヒン
ジ35は僅かに折れ曲がり、部分35aと35b
の角度が拡がる。このようにして円板状切断刃2
1と上板1のすき間、即ちキヤベツのスライス幅
を調整した後、スイツチ23を入れてモータ13
を回転する。そして、ドラム3の室39a,39
bに半切りにしたキヤベツを入れると、ドラム3
が回転し、円板状切断刃21によつてキヤベツが
切断されるが、このとき、上板1が傾斜している
ので、キヤベツは円板状切断刃21の下側から上
方に動かされ、従つてキヤベツが円板状切断刃2
1の上に浮き上がることがなく、キヤベツが小さ
くなつてもほぼ同じ厚さで切断することができ
る。また、上板1の上面に同心円状または渦巻状
の凹凸を設けているので、ドラムの回転による遠
心力によりキヤベツが横滑りすることなく、円板
状切断刃21に対して正面に当り、切れ味が非常
に良いという利点がある。
考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案は、上
板の円形透孔側が高くなるように上板を傾斜させ
ることにより、ドラムによつて回転されるキヤベ
ツ等が円板状切断刃に対して下方から当るので、
キヤベツが軽くなつても円板状切断刃の上に浮き
上がることがなく、円板状切断刃と上板の間隔に
よつて決められた厚さにキヤベツを切断すること
ができ、切断されたキヤベツの厚さが均一になる
という利点があり、さらに上板の上面に同心円状
の凹凸または渦巻状の凹凸を設けたので、キヤベ
ツが摺動するときに横ずれすることなく、円板状
切断刃に対して正面に当り、切れ味が非常に良い
という利点があり、またドラムに2つの挿入孔を
設け、キヤベツの進行方向に対して先端を狭く、
後端を広くしたので、キヤベツの丸みと合つてキ
ヤベツが押し易くなり、切れ味の向上に役立つと
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例のキヤベツスライサ
り側面図、第2図は第1図のドラムを外し、上板
の一部を切除した平面図、第3図は第1図の軸受
筐部分の断面図、第4図は第1図の上板傾斜機構
の拡大図、第5図は第1図のヒンジ取付部分の拡
大図、第6図は第1図のヒンジの詳細図、第7図
は第1図のドラムを取除いた平面図、第8図は第
3図の軸受筐の側面及び上板の断面図、第9図は
第1図のドラムの一部を切欠した側面図、第10
図は第9図のドラムの平面図である。 1……上板、2……フレーム、3……ドラム、
4……回転軸、5……軸受筐、6,17……軸
受、7……歯車、8……ピニオン、9……メタル
ボツクス、10,18……回転軸、11,14,
15,19……プーリー、13……モータ、1
6,20……ベルト、21……円板状切断刃、2
2……円形透孔、23……スイツチ、24……コ
ード、25……下板、26……上板傾斜機構、2
7,28……ねじ、29……軸、30……つま
み、31……ナツト、32……バカ穴、33……
ロツクナツト、34……支持管、35……ヒン
ジ、36,37……ねじ、38……凹凸、39…
…挿入孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フレームに固定され、かつ中心軸よりずれた
    位置に円形透孔を有する上板と、キヤベツ等を
    挿入する挿入孔を設け、上記上板の上部で上記
    中心軸と一致する回転軸により回転自在に装着
    され、かつ下部側面に設けた歯車を有するドラ
    ムと、上記円形透孔の上部で上記上板とほぼ同
    じ平面で回転するように装着された円板状切断
    刃と、上記上板の下部に装着され、上記ドラム
    の上記歯車に係合されたピニオン軸及び上記円
    板状切断刃の回転軸を回転する機構を介して連
    結されたモータとを設けたキヤベツスライサに
    おいて、上記フレームに設けたナツトにねじ込
    まれ、下板に回転自在に装着された軸の中間に
    つまみを固着した上板傾斜機構を設け、上記つ
    まみを回転することにより、上記フレームと上
    記下板との間隔を調整して上記上板を傾斜させ
    るようにしたことを特徴とするキヤベツスライ
    サ。 (2) 上記ドラムの上記挿入孔を2つに分割し、上
    記挿入孔は上記ドラムの回転方向後端を拡大し
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のキヤベツスライサ。 (3) 上記上板に上記ドラムの回転軸を中心に同心
    円状の凹凸または渦巻状の凹凸を設けたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のキヤベツスライサ。
JP7530085U 1985-05-20 1985-05-20 Expired JPH0121753Y2 (ja)

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JP7530085U JPH0121753Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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JP7530085U JPH0121753Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61191896U JPS61191896U (ja) 1986-11-29
JPH0121753Y2 true JPH0121753Y2 (ja) 1989-06-28

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ID=30616392

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JP7530085U Expired JPH0121753Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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JPS61191896U (ja) 1986-11-29

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