JP2002004215A - 舗装路面円形切断用の切断刃および切断方法 - Google Patents
舗装路面円形切断用の切断刃および切断方法Info
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Abstract
切削される円形中心側を向けて斜め傾斜させ、舗装路面
が円錐形状に切断されるようにしている。
Description
などの為にアスファルト道路やコンクリート道路の舗装
路面を円形に切断する舗装路面円形切断装置に用いる切
断刃および切断方法に関するものである。
場合、舗装路面円形切断装置(以下、切断装置と略記す
る)を用いてマンホールの設置位置で舗装路面を円形に
切断することが行われており、この種の切断装置とし
て、本出願人は先に図15に示す装置を提供している。
図15の切断装置は、軸線50aを回転軸として回転す
るとともに昇降可能な駆動主軸50の下端に、径方向に
突出するアーム51の一端が固定され、該アーム51の
他端には、切断刃52が固定している。路面円形切断部
Raの中心点Pを駆動主軸50の軸線50aが通るよう
に舗装路面Rに対して垂直に配置した駆動主軸50が回
転するのに伴って切断刃52が切断円形Cの円周に沿っ
て進むとともに駆動主軸50の下降に伴って切断刃52
が深さ方向に進むことにより、舗装路面を円形に切断し
ている。
り込み舗装路面Rの裏側へ突き抜けると、図16に示す
ように、路面円形切断部Raは舗装路面Rから切り離さ
れた状態となる。舗装路面Rから切り離された路面円形
切断部Raが舗装路面Rから取り出された後、舗装路面
Rに開いた円形の穴にマンホールを設置している。
案されている切断装置は、路面円形切断部Raを舗装路
面Rから取り出し難いという問題がある。これは、図1
8において一点鎖線で示すように、舗装路面Rから切り
離された路面円形切断部Raが自重で地盤Gの方へ移動
し、路面円形切断部Raが路面表面より下に落ち込んで
しまって取り出し難くなることに因る。特に、舗装路面
Rが敷設されている地盤Gが軟らかいと、路面円形切断
部Raが深く落ち込み、極めて取り出し難くなる。
ので、舗装路面から切り離された路面円形切断部が舗装
路面から容易に取り出せるかたちで舗装路面を切断する
ことができる舗装路面円形切断装置の切断刃および切断
方法を提供することを課題としている。
め、本発明は、舗装路面を円形切断する切断刃の切断面
を、切削される円形中心側を向けて斜め傾斜させ、舗装
路面が円錐形状に切断されるようにしている舗装路面円
形切断用の切断刃を提供するものである。
方向に切断していく下端の切り込み用切断刃より上部側
の周面エッジの部分である。即ち、下端の切り込み切断
刃で路面を切り込み、切り込まれた周面を傾斜された切
断面に円錐形状となるように切断している。
軸線を回転軸として回転されるとともに路面円形切断部
の中心点を軸線が通るように舗装路面に対して垂直に配
置される駆動主軸の下端に、径方向に突出するアームの
一端が固定され、該アームの他端に、移動駆動手段によ
り路面に向かって前進させられる切断刃が固定され、上
記駆動主軸の回転に伴って上記切断刃が切断円形の円周
に沿って進むと共に移動駆動手段による前進に伴って上
記切断刃が深さ方向に進むことにより路面切断が行われ
る構成としている舗装路面円形切断装置において、上記
切断刃に傾斜させた切断面を設けている。
動主軸の回転に伴って切断刃が円周に沿って進むと共
に、刃先が斜め内向きに設定された切断面が、その設定
された斜め内向きの方向へ直進することにより舗装路面
の切断が進行するので、切断面では切断円形の径が上側
から下側に向かって徐々に小さくなり、最も下側の切断
円形の径が最も小さくなる。その結果、切断済の路面円
形切断部は、上方へは移動できても下方へは路面非切断
部に当たって移動することが出来ない。即ち、路面円形
切断部の側の切断面が路面非切断部の側の切断面に下か
ら受け止められる形となって、切断済の路面円形切断部
が地盤の方へ移動して落ち込む事態が完全に回避され、
路面円形切断部が容易に路面から取り出せる。
とし、駆動手段に連結されたホルダーに対して斜め傾斜
させて取り付けている。
端に固定される路面切り込用切断刃と、その上部で切断
刃本体に固定される三角形状の傾斜用切断刃を備えた構
成としてもよい。該傾斜用切断刃は先細り形状であるの
で、舗装路面の深さ方向に進み易く、円錐形状の切断を
スムーズに行うことができる。
方向に段状に突出した切断面を備え、円錐形状の切断さ
れる舗装路面の表面が更に段状部が設けられた形状に切
断されるようにしてもよい。このように、舗装路面の表
面側に円錐状に切断された表面の外周に段状に切断され
た部分を設けると、この切断された路面部分が段状部に
保持されるため、落ち込みが防止できる。
の切断刃を用い、舗装路面を円錐形状に切断している舗
装路面円形切断方法を提供している。
る切断刃を、切断刃本体の下端に固定した路面切り込み
用の切断刃と、その上部で切断刃本体に固定した径方向
に突出する段状切断刃とを備え、舗装路面が表面側に段
状部を設けた形状に切断されるようにしている舗装路面
円形切断用の切断刃を提供している。
下端縁にダイヤモンドチップなどの超硬質チップが固定
されているものが、切削性・耐久性に優れるので好まし
い。
端より径方向に突出するアームの先端に切断刃が固定さ
れたものに限定されず、円環形状の切断刃本体の下端に
切断刃取り付けて、水平回転させながら舗装路面を切断
していく切断装置、あるいは、円盤形状の回転刃が回転
しながら舗装路面を円形に切断していく切断装置に対し
ても、上記切断刃を取り付け、舗装路面を円錐形状に切
断してもよい。さらに、切断装置は搬送用車両に作業時
も固定して用いる形態が好ましいが、必ずしも車両に搭
載した状態で使用する必要はなく、円形切断部の側方の
路面上に設置して用いるものでもよい。
により詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態に
係る舗装路面円形切断装置の全体構成を示す正面図であ
る。後述する回転駆動手段により軸線を回転軸として回
転されるとともに路面円形切断部の中心点を軸線が通る
ように舗装路面Rに対して垂直に配置される駆動主軸1
2の下端に、径方向に突出するアーム13の一端が固定
され、該アーム13の他端に、後述する移動駆動手段に
より路面に向かって前進させられる切断刃14が固定さ
れ、駆動主軸12の回転に伴って切断刃14が切断され
る円形の円周に沿って進むと共に移動駆動手段による前
進に伴って切断刃14が深さ方向に進むことにより路面
切断が行われる構成としている。
に、アーム13の他端に、切断刃の刃先が斜め内向きと
なるように取り付けている。即ち、切断刃14がホルダ
ー41に固定されている一方、該ホルダー41がアーム
13の他端下側に垂設されたピン42に回転可能に中央
部が軸支されている傾斜プレート43に一体的に取り付
けられ、傾斜プレート43がピン42の周りを回転する
のに従ってホルダー41が一体的に回転して傾くととも
に、ホルダー41に固定されている切断刃の刃先が斜め
内向きとなるように切断刃14は設置される。したがっ
て、傾斜プレート43の傾斜角度θは切断刃14の傾き
の度合い(斜め内向きの度合い)に一致している。
すように、略長方形状の切断刃本体14cの下端縁にダ
イヤモンドチップからなる切り込み切断刃14aを蝋着
けで固着して切削性能の優れたものとしている。該下端
縁の切断刃14aが路面切り込み切断刃先となると共
に、切断刃本体14cの側面エッジが傾斜された切断面
14bとなり、先端の切り込み切断刃14aで切り込ま
れた舗装路面の内周面をえぐるように切り込んでいくよ
うにしている。
44により傾斜プレート43の傾斜角度θを調整するこ
とにより、切断刃14の傾きの度合いを調整している。
即ち、傾斜プレート43の上端側に設けられた長穴43
aに、油圧シリンダ44により左右に移動させられるピ
ン44aが嵌まり込んで係合しており、シリンダ44の
作動に伴って右に移動するピン43aは傾斜プレート4
3を押しながら長穴43aの中を上に移動するととも
に、ピン43aで押された傾斜プレート43はピン42
を支点として右に回転する。ピン43aが右に移動する
ほど傾斜プレート43の傾斜角度θは増加する。
向きの方向へ切断刃14を直進させる移動駆動手段とし
ての油圧シリンダ45を設け、該油圧シリンダ45によ
りホルダーが斜め内向きの方向へ直進さるに従って切断
刃14も斜め内向きの方向へ直進するよう構成してい
る。
に、駆動主軸12の側の基部側アーム片13aに切断刃
14を装着する側のアーム片13bを長手方向の出入り
自在に嵌合し、所要位置でネジ等(図示せず)により連
結固定することでアーム13の長さを調節可能に構成し
て、切断する円形の径d1,d2の変化に対応可として
いる。
トラック等の車両11の荷台11aに積載して作業位置
まで搬送し、作業位置において、車両11の後蓋11b
を開き、該後蓋11bを荷台11aと水平に保持した状
態とし、該車両水平部を切断装置支持面として利用して
いる。切断装置10は、図1に示すように、車両11に
搭載した状態で、舗装路面Rにおける路面円形切断部R
aの中心点Pを軸線12aが通るようにして駆動主軸1
2を上方より垂設し、該駆動主軸12よりアーム13を
突出させ、該アーム13の先端に取り付けた切断刃14
で路面Rを円形Cに切断するようにしている。
を中心点Pにセンタリングするために、装置全体を前後
方向と左右方向に位置調節する位置決め手段を介して車
両11の上記切断装置支持面に支持しており、該位置決
め手段より立設した上下移動手段に回転駆動手段を取り
付け、該回転駆動手段により上記駆動主軸12、アーム
13および切断刃14を含む切断手段を駆動するように
している。
まず、位置決め手段は切断装置10の平板状支持台15
を前後方向X(車長方向)および左右方向Y(車巾方
向)(図2に示す)に移動可能としている。 即ち、 上記車
両支持面の荷台11aの後部と後蓋11bに固定ピン1
6a,16bを突設する一方、切断装置10の下端の左
右一対の前後枠17に、上記固定ピン16a,16bを
挿入する挿入穴を形成して、これら挿入穴に固定ピン1
6a,16bを挿入して、切断装置10を車両支持面に
固定するようにしている。
回転自在で移動不可に前後方向のネジ軸18を軸受を介
して取り付け、一方のネジ軸18の先端のハンドル18
aを取り付けると共に左右ネジ軸18を伝動させてい
る。該ネジ軸18と螺合する雌ネジ穴を有する前後移動
枠19を設け、これら左右一対の前後移動枠19の上面
に軸受19bを介して左右方向のネジ軸20を回転自在
で移動不可に軸架している。該ネジ軸20の先端にハン
ドル20aを取り付けると共に、該ネジ軸20と螺合す
るネジ穴を有する左右移動枠21を設け、該左右移動枠
21を上記支持台15の下面に固定している。このよう
に、支持台15を、ネジ軸18のハンドル18aを回転
して前後方向へ移動すると共にネジ軸20のハンドル2
0aを回転して左右方向へ移動するようにしている。
下降させるための上下移動手段は、図6に示すように、
支持台15の上面に、2本の主柱22の下端を主軸受2
3で固定支持して上方へ突出させて並設し、これら2本
の主柱22の上端を連結板24で連結すると共に中間部
をスリーブ25を介して連結している。上記連結板24
およびスリーブ25にネジ穴24a,25aを設け、こ
れらネジ穴24a,25aに送りネジ26を貫通して垂
直方向に取り付けている。該送りネジ26はその大径上
部26aを連結板24の上面に係止して保持すると共
に、上端にハンドル27を取り付けている。送りネジ2
6はネジ穴24aの内部を遊挿し、ネジ穴25aとは螺
合し、ハンドル27の回転でスリーブ25を昇降させて
いる。
が支柱22に摺動自在に外嵌し、この両側円筒部25b
の間に上記ネジ穴25aを有する中央部25cを有する
形状で、該中央部25cに上記回転駆動手段を連結して
いる。即ち、中央部25cの前面側に図7に示すように
駆動部搭載枠部25dを突設する一方、後面側に上記駆
動主軸12を回転自在に支持する軸受部25eを突設し
ている。
25dに原動機30、該原動機30の出力軸と接続した
伝動機31、 該伝動機31の出力軸に取り付けたVプー
リ32を設けている。一方、反対側の軸受部25eに
は、駆動主軸12の上端部を回転自在に支持して垂直方
向に取り付けると共に、該駆動主軸12と伝動させたV
プーリ33を上記Vプーリ32と対応させて設置し、こ
れらVプーリ32と33との間にVベルト34を巻き掛
けしている。尚、図中、35はプーリカバーである。駆
動部搭載枠25d側に原動機スイッチ(図示せず)を設
けており、 該スイッチをONして原動機30を駆動する
と、伝動機31、Vベルト34を介して駆動主軸12が
図中矢印で示すように回転されるようにしている。
る軸線12aの通る位置にフック37を突設し、該フッ
ク37に下げ振り38を取り付けている。該下げ振り3
8は、上記位置決め手段により切断装置10を前後方向
および左右方向に移動させて、中心点Pの上方に位置す
るようにし、よって、駆動主軸12の軸線12aを中心
点Pにセンタリングさせている。また、駆動主軸12お
よびアーム13には冷却水通路(図示略)を設け、切断
作業中の切断刃14に冷却水が噴射されるようにも構成
されている。
明する。まず、図1に示すように、車両11をマンホー
ルの蓋1の付近に停止させた後、後蓋11bを開いて、
荷台後部を開口すると共に、後蓋11bと荷台後端とか
らなる支持面に切断装置を固定する。切断装置10のア
ーム13の長さおよびアーム13の先端に取り付ける切
断刃14の傾き角度は、切断円形に対応させて予めセッ
トしておくが、上記車両の支持面に固定してからセット
するようにしてもよい。次に、下げ振り38をフック3
7に取り付け、該下げ振り38が切断円形の中心点Pの
上方に位置するように位置決め手段のハンドル18aと
20aとを回転操作して支持台15を移動させた後、上
下移動用の送りネジ26のハンドル27を回転して、切
断刃14の下端のダイヤモンドチップ14aが路面Rの
切断円形Cの接触位置へ下降する。
作動させて駆動主軸12を水平回転させるとともに、油
圧シリンダ45を作動させて切断刃14を斜め内向きの
方向へ押すようして直進させる。図8に示すように、切
断刃14は駆動主軸12の回転に伴って円周に沿って進
むとともに油圧シリンダ45の作動により深さ方向に進
みながら、その下端のダイヤモンドチップからなる切り
込み切断刃14aが路面を円形に切削して切断してゆ
く。切断深さに応じて、切断刃14を全周に沿って所要
回数移動させて、所定の深さの円形切断Cを施す。
た円形の内周面は、切り込み切断刃14aの上部の傾斜
切断面14bで切断され、上方にむかって次第に切断さ
れる円形の径が拡大していく。なお、上記切断作業時に
は、冷却水通路に冷却水を供給してアーム先端より切断
刃14に向かって冷却水を噴射する。この冷却水の噴射
によりダイヤモンドチップ14aおよび切断刃14の発
熱・摩耗を低減させられる。
断円形Cの周面では、図9に示すように、切断円形の径
が上側から下側に向かって徐々に小さくなり、最も下側
の切断円形の径が最も小さくなっている。その結果、切
断された路面円形切断部Raは、上側へは移動できても
下側へは路面非切断部Rbに当たって移動することが出
来ず、路面円形切断部Raの側の切断面が路面非切断部
Rbの側の切断面に下から受け止められる形となって、
切断された路面円形切断部Raが地盤Gの方へ移動して
落ち込む事態が回避されるから、切断済の路面円形切断
部Raを取り出すのは容易である。なお、第1実施形態
の切断装置の場合、切断刃14を傾斜させずに従来のよ
うに垂直にして路面円形切断部を切断する使い方も可能
となっている。
いて説明する。第2実施形態の切断刃14−Aは、図1
0(A)(B)に示すように、切断刃本体14cの下端
に固定される切り込用切断刃14aと、その上部で切断
刃本体に固定される三角形状の傾斜用切断刃14b’を
備えている。切断刃14−Aは傾けずに路面Rに垂直に
して路面切断を実行する。切断作業中の切断刃14−A
の垂直前進は、駆動主軸12の下降により行ってもよい
し、油圧シリンダ44の作動により行ってもよい。つま
り、切断刃を路面に向かって前進させる移動駆動手段
は、駆動主軸12及び/又は油圧シリンダ44から構成
している。
用切断刃14b’により周面を削り取りながら前進する
ので、路面円形切断部の周囲には傾斜用切断刃14b’
の形に対応した空隙が形成される。その結果、路面円形
切断部が地盤の方へ移動して落ち込むことがあっても、
路面円形切断部の周囲に出来た空隙により、切断済の路
面円形切断部を容易に路面から取り出せる。また、切断
刃14ーAの傾斜用切断刃14b’は先細り形状である
ので、舗装路面に対する切削性に優れており、テーパー
状突出部14bによる溝形成が切断進行の妨げとなるこ
ともない。
例を示し、切断刃14−Bは傾斜させた切断面14bの
上部に、さらに径方向に段状に突出した切断面14dを
備え、円錐形状の切断される舗装路面の表面が更に段状
部が設けられた形状に切断されるようにしている。該切
断刃14−Bでは図12に示す舗装路面の切断が行われ
る。
刃14−Cを示し、切断刃本体14cの下端に固定した
路面切り込み用の切断刃14aと、その上部で切断刃本
体14cに固定した径方向に突出する段状切断刃14
d’とを備え、舗装路面が表面側に段状部を設けた形状
に切断されるようにしている。第3実施形態の切断刃1
4−Cは傾けずに路面Rに垂直にして路面切断を実行す
る。
に示すように、周面を削り取りながら前進するので、路
面円形切断部の周囲には段状切断刃14cの形に対応し
た空隙SBが形成される。その結果、路面円形切断部が
地盤の方へ移動して落ち込むことがあっても、路面円形
切断部の周囲に出来た空隙SBにより、切断済の路面円
形切断部を容易に路面から取り出せる。
せるアームは、第1〜3実施形態のように、1本に限ら
ず、例えば、180°反対の方向に同じ構成のアームが
もう1本設けられている構成でもよい。該構成とすると
切断時間の短縮が図れる。また、第1〜3実施形態の場
合、上下移動手段は、ハンドルを回転操作し、送りネジ
を介してスリーブを昇降させているが、モータ等の原動
機を用いてもよい。
の切断装置の切断刃によれば、駆動主軸の回転に伴って
切断刃が円周に沿って進むと共に、切断刃の傾斜させた
切断面が切断される円形の内周面をえぐるように切断す
ることにより、切断円形の径が上側から下側に向かって
徐々に小さくなり、最も下側の切断円形の径が最も小さ
くなるため、切断された路面円形切断部は、上側へは移
動できても下側へは路面非切断部に当たって移動するこ
とが出来ず、切断された路面円形切断部が地盤の方へ移
動して落ち込む事態が回避される結果、切断済の路面円
形切断部を容易に路面から取り出すことができる。
切断すると、切断部の周囲には段状形成され、路面円形
切断部が段状部で保持されて落ち込むことが防止され、
切断済の路面円形切断部を容易に路面から取り出すこと
ができる。
置を車両に搭載して切断作業を行っている状態を示す正
面図である。
図である。
図である。
を示す図であって、(A)は側面図、(B)は正面図で
ある。
図である。
面図である。
刃を示す図であって、(A)は側面図、(B)は正面図
である。
(A)は側面図、(B)は正面図である。
ある。
刃を示す図であって、(A)は側面図、(B)は正面図
である。
示す断面図である。
ある。
断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 舗装路面を円形切断する切断刃の切断面
を、切削される円形中心側を向けて斜め傾斜させ、舗装
路面が円錐形状に切断されるようにしている舗装路面円
形切断用の切断刃。 - 【請求項2】 上記傾斜させた切断面は、舗装路面を深
さ方向に切断していく切り込み用の切断面の下端より上
部側の周面である請求項1に記載の舗装路面円形切断用
の切断刃。 - 【請求項3】 上記切断刃の切断刃本体は平板形状で、
駆動手段に連結されたホルダーに対して斜め傾斜させて
取り付けている請求項1または請求項1に記載の舗装路
面円形切断用の切断刃。 - 【請求項4】 上記切断刃は、切断刃本体の下端に固定
される路面切り込用切断刃と、その上部で切断刃本体に
固定される三角形状の傾斜用切断刃を備えている請求項
1または請求項2に記載の切断刃。 - 【請求項5】 上記傾斜させた切断面の上部に、さらに
径方向に段状に突出した切断面を備え、円錐形状の切断
される舗装路面の表面が更に段状部が設けられた形状に
切断されるようにしている請求項1乃至請求項4のいず
れか1項の記載の切断刃。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
記載の舗装路面切断用の切断刃を用い、舗装路面を円錐
形状に切断している舗装路面円形切断方法。 - 【請求項7】 舗装路面を円形切断する切断刃を、切断
刃本体の下端に固定した路面切り込み用の切断刃と、そ
の上部で切断刃本体に固定した径方向に突出する段状切
断刃とを備え、舗装路面が表面側に段状部を設けた形状
に切断されるようにしている舗装路面円形切断用の切断
刃。
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