JPH0121616Y2 - - Google Patents

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JPH0121616Y2
JPH0121616Y2 JP1566585U JP1566585U JPH0121616Y2 JP H0121616 Y2 JPH0121616 Y2 JP H0121616Y2 JP 1566585 U JP1566585 U JP 1566585U JP 1566585 U JP1566585 U JP 1566585U JP H0121616 Y2 JPH0121616 Y2 JP H0121616Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
barrel
brush tip
piston
brush
elastic ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP1566585U
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JPS61132904U (ja
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  • Pens And Brushes (AREA)
  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本案は、化粧液塗布筆に係る。
従来の技術 従来化粧液を収納する容器体とその化粧液を塗
布する筆とは別体であつた。
考案が解決しようとする問題点 上記容器体と筆とを一体にして、或る操作で適
量の化粧液が筆先から流出するようにすると便利
である。
本案は、そのような化粧液塗布筆を提案するも
のである。
問題点を解決するための手段 本案は、上下両端面開口の軸筒1と、該軸筒下
端部に着脱自在に筒上端部を嵌合させた筆穂付き
筆先筒3と、上記軸筒上部に上下動自在に嵌合さ
せた押釦8から上記軸筒1と筆先筒3の内部へ遊
挿させて弁杆7aを垂設させた作動杆7とを主要
部材とする。
作動杆7はスプリング12により上方へ付勢さ
せてあり、弁杆7aの下部にはピストン9が付設
させてある。ピストン9よりも下方の弁杆外面部
分には凹溝19を縦設させてあり、又該凹溝より
も下方の弁杆部分は、上記筆先筒3内面に固定さ
せた弾性リング13に水密に貫通させてある。更
に弁杆上方部分には、上記軸筒内面に外周面を、
弁杆外面に内周面を、それぞれ気密に接する閉塞
リング14が摺動自在に嵌合させてある。該閉塞
リングと上記ピストン9との間に形成される液体
室20と、筒状ピストン9と弾性リング13との
間に形成される加圧室21とは、作動杆7が上限
に位置する状態でだけ形成される通路11によつ
て連通させる。又筆先筒3の下部内面から筆先筒
下方へ垂設された筆穂4と弾性リング13との間
に形成された下方空間22と加圧室21との間は
弾性リング13により密閉させておく。
上記押釦8により作動杆7を押下げることで上
記通路11が閉じた後、続いて凹溝19を介して
加圧室21と下方空間22とが連通可能に形成さ
せる。
作 用 液体室20内に液体を入れておき、数回押釦操
作により作動杆7を上下動させると通路11を通
つて加圧室内に液体が入る。該状態から押釦8を
押下げると、通路11が閉じて加圧室内が加圧さ
れ、続いて凹溝19を通つて加圧室内液体が下方
空間22内に流入し、該下方空間内に入つた液体
は筆穂4内に入るから押釦を離し、穂先4aで塗
布すればよい。押釦を離すと、作動杆上昇により
凹溝19が上昇して下方空間22と加圧室21間
を弾性リング13が密閉し、続いて通路11が形
成されることで、加圧室21内と液体室20内と
が連通して下方空間内に流入した液体量に見合う
量の化粧液が加圧室21内に通路11を通つて流
入する。又閉塞リング14も下降して液体室内の
負圧化を防止する。閉塞リング下降に伴う該閉塞
リングと押釦8との間の負圧化は、押釦と軸筒と
の間の小間隙を通つて外気が流入することで防止
される。
実施例 軸筒1と筆先筒3の上部とは螺合させてあり、
その軸筒と筆先筒との間に外向きフランジを挟持
させてその外向きフランジを下端に付設させた遮
閉筒18が軸筒下端部内面に嵌合させている。ピ
ストン9は、弁杆7aよりも大内径の筒部上端に
フランジ9aを付設させ、かつそのフランジ孔に
弁杆7aを挿通させて弁杆に付設させた外向きフ
ランジ10下面に上記内向きフランジ9a上面を
密着させ、又筒部下端に周設させた突条を遮閉筒
下方の筆先筒内面に水密に当接させている。その
筒部の上部には小透孔11aが穿設させてあり、
該小透孔と、その筒部と軸筒下部内面との間の隙
間とが、既述液体室20と加圧室21内とを連通
する通路11を形成するもので、作動杆下降によ
りその小透孔11aは遮閉筒18内面により閉塞
される。
弾性リング13は、筆先筒3の下部内面に嵌着
させた嵌合筒3aの上面上へ載置させ、該弾性リ
ングと上記ピストンの内向きフランジ9a間に介
装させたコイルスプリング12下端と上記嵌合筒
上面とで挟持されている。筆穂4内にはその筆穂
の中心線上に小内径のパイプ5を装着させてい
る。該パイプ下端は薄肉筒6下端よりも上方に位
置させている。薄肉筒6は、穂先部分を除く筆穂
外面に嵌合させた弾性に富む筒体であり、筆先筒
下端よりも下方まで薄肉筒下部を突出させてい
る。このように薄肉筒6を設けることで、筆穂内
に化粧液体が圧入されても、薄肉筒下端部が拡開
することでその液圧により筆穂を形成する筆毛が
左右に分れてその間から化粧液体がボタ落ちする
ようなことがない。
押釦8は、弁杆7a上端へ頂壁裏面から垂設さ
せた内筒8aを嵌着させ、又頂壁外周から垂設さ
せた外筒8b下端に、リング状部内外縁からと外
筒とを起立させたシール部材15を嵌着させ、そ
の外筒を軸筒1の上部内へ嵌合させている。上記
押釦の外筒8b下部に給気孔16が穿設させてあ
り、その給気孔内面はシール部材15の内筒15
aで閉塞され、この等給気孔と内筒とが給気弁を
形成している。押釦の上方抜出しを防止するた
め、押釦外筒の外面に突条を周設させ、軸筒上端
に嵌着させたシール環2下端にその突条が接する
よう設けてある。尚23はキヤツプである。
効 果 本案は上記構成とするもので、押釦8を介して
の作動杆押下げにより適量の化粧液体を筆穂内に
流入できるから、従来のように筆穂を容器体内に
差込むことで液体を含ませる手数が不要であり、
押釦を押下げない状態では弾性リング13が加圧
室21と下方空間との間を閉塞し、かつ閉塞リン
グ14が液体室20上方を閉塞するから液洩れす
ることがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本案化粧液塗布筆の半断面図である。 1……軸筒、3……筆先筒、7……作動杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下両端面開口の軸筒1と、該軸筒下端部に着
    脱自在に筒上部を嵌合させた筆穂付き筆先筒3
    と、上記軸筒上部に上下動自在に嵌合させた押釦
    8から上記軸筒1と筆先筒3の内部へ遊挿させて
    弁杆7aを垂設させた作動杆7とを主要部材とな
    し、作動杆を上方へ付勢させるスプリング12を
    設けて弁杆7aの下部にはピストン9を付設させ
    ると共に、該ピストンよりも下方の弁杆外面部分
    に凹溝19を縦設させ、かつ上記筆先筒内面に固
    定させた弾性リング13に、上記凹溝よりも下方
    の弁杆部分を水密に貫通させ、更に弁杆上方部分
    には、上記軸筒内面に外周面を、弁杆外面に内周
    面を、それぞれ気密に接する閉塞リング14を摺
    動自在に嵌合させて、該閉塞リング14とピスト
    ン9との間に形成される液体室20と、ピストン
    9と弾性リング13との間に形成される加圧室2
    1とは、作動杆が上限に位置する状態でだけ形成
    される通路11によつて連通させると共に、筆先
    筒3の下部内面から筆先筒下方へ垂設された筆穂
    4と弾性リング13との間に形成された下方空間
    22と上記加圧室21との間は弾性リング13に
    より密閉させておき、上記押釦により作動杆を押
    下げることで、上記通路11が閉じ、続いて凹溝
    19を介して加圧室21と下方空間22とが連通
    可能に形成させたことを特徴とする化粧液塗布
    筆。
JP1566585U 1985-02-05 1985-02-05 Expired JPH0121616Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1566585U JPH0121616Y2 (ja) 1985-02-05 1985-02-05

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JP1566585U JPH0121616Y2 (ja) 1985-02-05 1985-02-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61132904U JPS61132904U (ja) 1986-08-19
JPH0121616Y2 true JPH0121616Y2 (ja) 1989-06-27

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