JPH01215475A - スポット溶接電極の異常監視方法 - Google Patents

スポット溶接電極の異常監視方法

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JPH01215475A
JPH01215475A JP4066988A JP4066988A JPH01215475A JP H01215475 A JPH01215475 A JP H01215475A JP 4066988 A JP4066988 A JP 4066988A JP 4066988 A JP4066988 A JP 4066988A JP H01215475 A JPH01215475 A JP H01215475A
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JP
Japan
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electrodes
resistance
electrode
spot welding
measurement
Prior art date
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Pending
Application number
JP4066988A
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English (en)
Inventor
Kimihito Torigoe
鳥越 公仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はスポット溶接において、電極の摩耗による不具
合を回避することのできる監視方法に関する。
〈従来の方法〉 スポット溶接は、第5図に示すように電極1.2間に被
溶接物3.4を挟んで、電極1.2間に溶接電流を流す
ことによって行なわれる。ここで、電極1.2は通常鋼
等によ′ り構成され、第6図(a)に示すように先端
を球面状に研摩して使用されている。
ところで、スポット溶接を繰り返して行うと、被溶接物
3.4との摩擦や加熱時の溶融により、電極1.2の先
端が第6図(b)に示すように平坦に摩耗し、組織が変
化していた。電極1.2の先端が平坦化すると、電気抵
抗が小さくなって発熱しにくくなり、溶接不良を引き起
こし易くなる。
そこで、一定時間経過後、第6図(C)に示すように電
極先端を再研摩して球面状とするようにしていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、電極先端の摩耗が進行する程度は必ずし
も時間に比例しない。むしろ、条件や環境あるいはその
突発的変化によって大きく影響を受ける。このため、予
想よりも遅く摩耗が進行する場合もあり、その逆に早く
進行する場合もあり、これに対して一定一間毎の再研摩
を行うと、無駄に電極を研摩することになったり、平坦
な電極1.2により溶接不良を生ずることがあった。
本発明は、電極の摩耗を藍視して、摩耗による不都合が
生じる航に異常と判断して、再研摩することのできる監
視方法を提供することを目的とするものである。
〈課題を解決するための手段〉 斯かる目的を達成する本発明の構成は、電極間に被溶接
物を挟んで溶接電流を流すことによりスポット溶接を連
続して行う方法において、スポット溶接により摩耗する
萌記電極の電気抵抗を繰り返して測定し、測定毎の変化
量又はそれを累積した変化量がある基準値を超えると異
常と判定し、前記電極を再研摩することを特徴とする。
〈実 施 例〉 以下1本発明を図面を参照して詳細に説明する。
第1図に本発明の一実施例に係るフローチャ゛−トを示
す。本実施例では、摩耗する電極の電気抵抗の変化を測
定するため、被溶接物3,4を間に挟まずに電極1.2
を短絡させて、それらの間に測定電流を流し、その電流
変化により抵抗Rを求めることとした。
摩耗により電極1.2の長さが減少すれば、抵抗Rは増
大し、また電極1.2の先端が平坦となって接触面積が
増大すれば、抵抗Rは減少することとなる。従って、電
極1.2の抵抗変化から電極の状態を監視できることに
なる。
第1図に示すように、まず基準値としてΔRR,Rs及
びR,の三種の値を設定する。
次に、スポット溶接開始前においてシリンダ5を作動さ
せて電極1.2を短絡し、初期値R8を測定し、これを
設定する。その後、電極研摩の実施前後かどうか判定し
、実施される前のときは、スポット溶接停止期間を利用
して電極1.2を短絡させて、それらの間に測定電流を
流すことにより抵抗Rを測定し、サブルーチン1へ移行
する。
サブルーチン1は、第2図に示すように、−前回の測定
値RN−1と今回の測定値R,の差をとって変化量ΔR
N(・RN−1−RN)を計算する。
この変化量ΔRHが前記基準値ΔR3よりも大きければ
、何らかの原因により摩耗量等が異常に増大したことと
なる。そこで、変化量Δhから基準値ΔR3とを比較し
、判定値A(−Δh−ΔRg)を計算しておく。ここで
、基準値ΔRsとしては、測定と測定との間にあけるス
ポット溶接により平均的に摩耗する長さに対応する抵抗
値などを選べば良い。次回の比較のため、今回の測定値
RNが設定された後、メインルーチンへ戻る。
メインルーチンでは、第1図に示すように、前記は判定
値Aが0以下の場合は異常と判定し、また0を超えると
正常と判定し、サブルーチン2へ移行する。
サブルーチン2では、第3図に示すように、初期抵抗R
O今回の測定値R,との差をとって累積変位置ΣΔh(
・Re−RH)を計算する。
つまり、変化量ΔR,4を初回から今回までを累積して
ゆくと下式に示すように、初期抵抗R0と今回の測定値
りとの差となるからである。
ΣΔR,= ΔR自+ΔR2+−+ Δh”(Ro−R
+)◆(Rt −R2) ◆−” (RN−r −RN
)・Ro−RH そして、この累積変化量ΣΔRHを基準値isと比較し
、その差をとって判定値B(ΣΔR,−Rs)を計算す
る。ここで、基準値R5としては、これ以上摩耗すると
電極として機能しなくなる限界値などを選択すれば良い
。その後、メインルーチンへ戻る。
メインルーチンでは、第1図に示すように、判定値Bが
0以下であれば、異常と判定し、また0を超えると正常
であると判定し、溶接制御装置などへ異常なしと出力す
る。
この後、次回の測定を行なわないときは、終了したこと
を確認した後終了するが、次回の測定を行うときは、次
の溶接停止期間まで待機5′後・再“電極研摩0前14
″″C″ある7゛5うかを判定する。電極研摩の後であ
ると判定されるとサブルーチン3へ移軒する。
サブルーチン3では、第4図に示すように、電極研摩前
の測定値R1a*tと電極研摩後の測定値RNawを比
較し、その差C(Rlast−RNew)を計算し、ま
た、電極研摩前の初期値Roと電極研摩後の測定値RN
swを比較し、その差D(・RO−R□−を計算する。
これらの差C1Dを前記基準範囲R6と比較した後、メ
インルーチンへ戻る。
メインルーチンでは、これらの差C,Dが前記基準範囲
R,を超えないときは正常であると判定し、前述したよ
うに溶接制御装置等へ異常なしと出力する。一方、これ
らの差C0Dが前記基準範囲R8を超えたときは異常で
あると判定し、溶接制御装置へ異状ありとの出力を行な
った後、異常回復処理を行う。異常回復処理としては、
手作業による電極研摩又は自動電極研摩が実施される。
上記基準範囲R8としては、第6図(C)に示すように
再研摩量Δ1°が十分かどうか、あるいは電極研摩が正
常に行なわれたかの目安になる抵抗値範囲が選ばれる。
異常回復処理が終了したら、初期値設定段階ま÷戻って
前述したサブルーチン1.2の処理を繰り返す。尚、サ
ブルーチン1.2により異常ありと判定された場合も上
記と同様の処理が行なわれる。
このように、本実施例では、測定毎の変化量ΔRN及び
累積変化量ΣΔR,の双方に基づいて判定するが、条件
によってはこれらの一方のみに基づいて判定するように
しても良い。
また、上記実施例で用いた基準値は例示であって、スポ
ット溶接に不具合が生じない範囲で適宜変更して使用し
ても良い。また、電極の電気抵抗の測定手段としては、
上記実施例のものに限るものでなく、その他の手段を用
いても良い。
〈発明の効果〉 以上、実施例に基づいて具体的に説明したように、本発
明は連続してスポット溶接されることにより変化する電
極の状態を常に監視するので、電極を再研摩する時期を
確実に知ることができる。このため、電極が良好な状態
に維持され、溶接不良が防止されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すフローチャート、第2
図、第3図、第4図はいずれも第1図のフローチャート
のサブルーチンを示すフローチャート、第5図はスポッ
ト溶接装置の構造図、第6図(a) 、 (b) 、 
(C)はいずれも変化する電極の状態を示す説明図であ
る。 図面中、 1.2は電極、 3.4は被溶接物、 5はシリンダである。 第2図   第311I    第4図第551 第6WA

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電極間に被溶接物を挟んで溶接電流を流すことによりス
    ポット溶接を連続して行う方法において、スポット溶接
    により摩耗する前記電極の電気抵抗を繰り返して測定し
    、測定毎の変化量又はそれを累積した変化量がある基準
    値を超えると異常と判定し、前記電極を再研摩すること
    を特徴とするスポット溶接電極の異常監視方法。
JP4066988A 1988-02-25 1988-02-25 スポット溶接電極の異常監視方法 Pending JPH01215475A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04279287A (ja) * 1991-03-06 1992-10-05 Mitsubishi Electric Corp 抵抗溶接装置
US6218638B1 (en) 1997-06-12 2001-04-17 Yazaki Corporation Method for inspecting the quality in resistance welding
US6941826B2 (en) * 2001-06-01 2005-09-13 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Method and device for detecting abrasions of electrodes in stationary welding gun
CZ308745B6 (cs) * 2019-10-18 2021-04-21 České vysoké učení technické v Praze Způsob měření opotřebení čepiček svařovacích elektrod pro odporové bodové svařování a zařízení k provádění tohoto způsobu

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