JPH01215072A - 高速光半導体リレー - Google Patents
高速光半導体リレーInfo
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- JPH01215072A JPH01215072A JP63039360A JP3936088A JPH01215072A JP H01215072 A JPH01215072 A JP H01215072A JP 63039360 A JP63039360 A JP 63039360A JP 3936088 A JP3936088 A JP 3936088A JP H01215072 A JPH01215072 A JP H01215072A
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- Japan
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- main switch
- power supply
- photocoupler
- optical semiconductor
- circuit
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- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 45
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims description 39
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 14
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 235000010724 Wisteria floribunda Nutrition 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000003134 recirculating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、光半導体リレーに係り、特にフォトカプラ
を使用して入力側と出力側とを電気的に絶縁し、出力側
に設けたMOSFET等の静電誘導形半導体素子からな
る主スイッチを高速動作させるための回路方式に関する
。
を使用して入力側と出力側とを電気的に絶縁し、出力側
に設けたMOSFET等の静電誘導形半導体素子からな
る主スイッチを高速動作させるための回路方式に関する
。
(従来の技術〕
一般に、光半導体リレーは、フォトモスリレーと称され
、例えばMOSFET等の静電誘導形半導体素子のオン
・オフ動作を行う駆動回路として使用されている。従来
、この種の光半導体リレーとして、第5図に示すように
構成したものが知られている。すなわち、第5図におい
て、参照符号10は入力回路、12は光半導体リレー、
14は負荷、16は主電源をそれぞれ示す、光半導体リ
レー12は、1組のフォトカプラ18と放電抵抗器20
とMOSFETからなる主スイッチ22とから構成され
ている。しかるに、前記入力回路lOは、制御電源10
1と入力スイッチ102と入力抵抗器103との直列接
続回路を構成し、この入力回路10に前記フォトカプラ
18の発光素子181が接続されている。なお、参照符
号182は、フォトカプラ18の受光素子を示し、放電
抵抗器20を介して主スイッチ22に接続されている。
、例えばMOSFET等の静電誘導形半導体素子のオン
・オフ動作を行う駆動回路として使用されている。従来
、この種の光半導体リレーとして、第5図に示すように
構成したものが知られている。すなわち、第5図におい
て、参照符号10は入力回路、12は光半導体リレー、
14は負荷、16は主電源をそれぞれ示す、光半導体リ
レー12は、1組のフォトカプラ18と放電抵抗器20
とMOSFETからなる主スイッチ22とから構成され
ている。しかるに、前記入力回路lOは、制御電源10
1と入力スイッチ102と入力抵抗器103との直列接
続回路を構成し、この入力回路10に前記フォトカプラ
18の発光素子181が接続されている。なお、参照符
号182は、フォトカプラ18の受光素子を示し、放電
抵抗器20を介して主スイッチ22に接続されている。
このように回路構成された光半導体リレー12は、入力
回路10において人力スイッチ102がオン動作すると
、該入力回路10に入力電流iFが流れ、これがフォト
カプラ18の発光素子181を発光させて光半導体リレ
ー12のオン信号となる。この発光素子181の発光エ
ネルギは、フォトカプラ18の受光素子182が受光し
て所要の電力を発生する。このようにして、受光素子1
82から出力される電力は、放電抵抗器20と主スイッ
チ22のゲート−ソース(G−3)間に電圧VΦを発生
する。従って、この電圧Vcrは主スイッチ22のしき
い値電圧Vよを越えると、主スイッチ22はオン動作す
る。主スイッチ22がオン状態になると、負荷14に対
し主電源16による負荷電流iLが流れる。一方、入力
回路10の入力スイッチ102をオン動作すれば、入力
電流iFがゼロとなり、主スイッチ22はオフ動作する
。この時、受光素子182は、放電抵抗器20を介して
放電される。しかるに、前述した回路構成からなる光半
導体リレー12のオン・オフ動作特性と入出力特性を示
せば、第6図に示すようになる。
回路10において人力スイッチ102がオン動作すると
、該入力回路10に入力電流iFが流れ、これがフォト
カプラ18の発光素子181を発光させて光半導体リレ
ー12のオン信号となる。この発光素子181の発光エ
ネルギは、フォトカプラ18の受光素子182が受光し
て所要の電力を発生する。このようにして、受光素子1
82から出力される電力は、放電抵抗器20と主スイッ
チ22のゲート−ソース(G−3)間に電圧VΦを発生
する。従って、この電圧Vcrは主スイッチ22のしき
い値電圧Vよを越えると、主スイッチ22はオン動作す
る。主スイッチ22がオン状態になると、負荷14に対
し主電源16による負荷電流iLが流れる。一方、入力
回路10の入力スイッチ102をオン動作すれば、入力
電流iFがゼロとなり、主スイッチ22はオフ動作する
。この時、受光素子182は、放電抵抗器20を介して
放電される。しかるに、前述した回路構成からなる光半
導体リレー12のオン・オフ動作特性と入出力特性を示
せば、第6図に示すようになる。
第6図から明らかなように、前記従来の光半導体リレー
12は、フォトカプラ18における僅かな受光エネルギ
でも動作するため、主スイッチ22のゲート−ソース(
G−3)間の静電容量C159の影響により電圧vqの
立上りに傾斜を生じ、このためしきい値電圧Vth−に
達して主スイッチ22がオン動作するまで遅れ時間td
。
12は、フォトカプラ18における僅かな受光エネルギ
でも動作するため、主スイッチ22のゲート−ソース(
G−3)間の静電容量C159の影響により電圧vqの
立上りに傾斜を生じ、このためしきい値電圧Vth−に
達して主スイッチ22がオン動作するまで遅れ時間td
。
を生じる。さらに、主スイッチ22がオン動作し始めて
からこれを完全にオン状態にするためには、主スイッチ
22のドレイン−ゲート (D−G)間の静電容量c
rss の影響でライズタイムtl−という遅れが生じ
る。
からこれを完全にオン状態にするためには、主スイッチ
22のドレイン−ゲート (D−G)間の静電容量c
rss の影響でライズタイムtl−という遅れが生じ
る。
同様に、主スイッチ22がオフ動作する時には、電圧V
qの立下りに傾斜を生じ、主スイッチ22がオフ動作す
るまで遅れ時間td2を生じ、さらに主スイッチ22が
オフ動作し始めてからこれが完全にオフ状態になる・ま
で、例えば数ms〜数十msのフォールタイムt4が生
じる。
qの立下りに傾斜を生じ、主スイッチ22がオフ動作す
るまで遅れ時間td2を生じ、さらに主スイッチ22が
オフ動作し始めてからこれが完全にオフ状態になる・ま
で、例えば数ms〜数十msのフォールタイムt4が生
じる。
そこで、このよ・うに光半導体リレー12の遅れ時間を
短縮するためには、入力回路10での入力電流iFを増
大させると同時に放電抵抗器20へ流す電流も増大させ
ることが考えられるが、この場合各回路素子の定格等に
より電流値の大きさおよびこれに伴う温度上昇に関して
限界があり、満足し得るものではない。
短縮するためには、入力回路10での入力電流iFを増
大させると同時に放電抵抗器20へ流す電流も増大させ
ることが考えられるが、この場合各回路素子の定格等に
より電流値の大きさおよびこれに伴う温度上昇に関して
限界があり、満足し得るものではない。
従って、本発明の目的は、MOS F ET等の静電誘
導形半導体素子を主スイッチとし、これにフォトカプラ
を介して入力する信号によりオン・オフ動作するよう構
成した光半導体リレーにおいて、前記主スイッチの遅れ
時間を簡単な回路構成で最小限に短縮し、高速動作を達
成することができる高速光半導体リレーを提供するにあ
る。
導形半導体素子を主スイッチとし、これにフォトカプラ
を介して入力する信号によりオン・オフ動作するよう構
成した光半導体リレーにおいて、前記主スイッチの遅れ
時間を簡単な回路構成で最小限に短縮し、高速動作を達
成することができる高速光半導体リレーを提供するにあ
る。
本発明に係る高速光半導体リレーは、フォトカプラによ
り入力信号と電気的に絶縁された出力信号を得、この電
気信号により静電誘導形半導体素子からなる主スイッチ
をオン・オフ動作するよう構成した光半導体リレーにお
いて、オン動作用フォトカブラとオフ動作用フォトカプ
ラとを設け、各フォトカプラの受光素子で発生する電力
を蓄積する整流ダイオードとコンデンサとからなる小電
源回路を設け、この小電源回路の小電源によりオン・オ
フ動作時に主スイッチのゲートを急速に駆動するよう構
成することを特徴とする。
り入力信号と電気的に絶縁された出力信号を得、この電
気信号により静電誘導形半導体素子からなる主スイッチ
をオン・オフ動作するよう構成した光半導体リレーにお
いて、オン動作用フォトカブラとオフ動作用フォトカプ
ラとを設け、各フォトカプラの受光素子で発生する電力
を蓄積する整流ダイオードとコンデンサとからなる小電
源回路を設け、この小電源回路の小電源によりオン・オ
フ動作時に主スイッチのゲートを急速に駆動するよう構
成することを特徴とする。
前記の高速光半導体リレーにおいて、オフ動作用フォト
カブラの受光素子に電力が発生した際オン動作用フォト
カプラの受光素子を放電する回路を設け、主スイッチの
オン・オフ動作をスピードアップするよう構成すること
ができる。
カブラの受光素子に電力が発生した際オン動作用フォト
カプラの受光素子を放電する回路を設け、主スイッチの
オン・オフ動作をスピードアップするよう構成すること
ができる。
本発明に係る高速光半導体リレーによれば、光半導体リ
レーのオン・オフ動作を行うための指令を、オン指令の
入力電流のみでなく、オン・オフ指令の正、負両方向の
入力電流とし、これらの入力電流をそれぞれ別個のフォ
トカブラで信号の伝達を行うと共に、この時にフォトカ
プラの受光素子に発生する電力を小電源回路に常時蓄積
し、この小電源回路の小電源を利用して前記各フォトカ
プラの受光素子で得られるオン・オフ動作信号を増幅し
て主スイッチのゲートを強力に駆動することにより、高
速スイッチ動作を達成し、高速光半導体リレーを容易に
実現することができる。
レーのオン・オフ動作を行うための指令を、オン指令の
入力電流のみでなく、オン・オフ指令の正、負両方向の
入力電流とし、これらの入力電流をそれぞれ別個のフォ
トカブラで信号の伝達を行うと共に、この時にフォトカ
プラの受光素子に発生する電力を小電源回路に常時蓄積
し、この小電源回路の小電源を利用して前記各フォトカ
プラの受光素子で得られるオン・オフ動作信号を増幅し
て主スイッチのゲートを強力に駆動することにより、高
速スイッチ動作を達成し、高速光半導体リレーを容易に
実現することができる。
次に、本発明に係る高速光半導体リレーの実施例につき
、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は本発明に係る高速光半導体リレーの一実施例を
示す回路図である。第1図において、参照符号30は入
力回路、32は高速光半導体リレー、34は負荷、36
は主電源をそれぞれ示す、しかるに、本実施例における
高速光半導体リレー32は、それぞれ2組の発光素子3
81゜383と受光素子382.384とからなるフォ
トカブラ3日、整流ダイオード421.422とコンデ
ンサ423とからなる小電源回路42.2つのトランジ
スタ441,442からなる微小信号増幅器44、MO
SFETからなる主スイッチ46、および必要に応じて
オン信号の電圧を速く立下げるための放電用トランジス
タ401とそのベース抵抗器402とからなる放電回路
40によって構成されている。
示す回路図である。第1図において、参照符号30は入
力回路、32は高速光半導体リレー、34は負荷、36
は主電源をそれぞれ示す、しかるに、本実施例における
高速光半導体リレー32は、それぞれ2組の発光素子3
81゜383と受光素子382.384とからなるフォ
トカブラ3日、整流ダイオード421.422とコンデ
ンサ423とからなる小電源回路42.2つのトランジ
スタ441,442からなる微小信号増幅器44、MO
SFETからなる主スイッチ46、および必要に応じて
オン信号の電圧を速く立下げるための放電用トランジス
タ401とそのベース抵抗器402とからなる放電回路
40によって構成されている。
これに対し、入力回路30は、制御電源301と入力ス
イッチ302と入力抵抗器303とスピードアップコン
デンサ304とから構成され、入力スイッチ302が図
示のように位置している場合、この入力回路30にそれ
ぞれ並列に接続されたフォトカプラ38の発光素子38
1゜383に対し負の入力電流!Fを供給する。従って
、この場合、制御電源301と順方向に接続されるオフ
信号を発生するための発光素子383に入力電流iFが
流れてこれを発光させる6次いで、入力スイッチ302
を切換えると、入力回路30には正の入力電流iFが流
れて、オン信号を発生するための発光素子381を発光
させる。このようにして、本実施例の入力回路30では
、常に正または負のいずれか一方の電流が流れるよう構
成する。なお、入力スイッチ302の切換えに際しては
、スピードアップコンデンサ304を設けたことにより
、切換え時に微分的な大電流が入力電流iF として入
力回路30を流れ、これによりリレー動作のスピードア
ップ効果を保持させている。
イッチ302と入力抵抗器303とスピードアップコン
デンサ304とから構成され、入力スイッチ302が図
示のように位置している場合、この入力回路30にそれ
ぞれ並列に接続されたフォトカプラ38の発光素子38
1゜383に対し負の入力電流!Fを供給する。従って
、この場合、制御電源301と順方向に接続されるオフ
信号を発生するための発光素子383に入力電流iFが
流れてこれを発光させる6次いで、入力スイッチ302
を切換えると、入力回路30には正の入力電流iFが流
れて、オン信号を発生するための発光素子381を発光
させる。このようにして、本実施例の入力回路30では
、常に正または負のいずれか一方の電流が流れるよう構
成する。なお、入力スイッチ302の切換えに際しては
、スピードアップコンデンサ304を設けたことにより
、切換え時に微分的な大電流が入力電流iF として入
力回路30を流れ、これによりリレー動作のスピードア
ップ効果を保持させている。
一方、高速光半導体リレー32においては、前記各発光
素子381.383に対応して受光。
素子381.383に対応して受光。
素子382.384が位置し、常時受光素子382.3
84側に継続的に発生する電気エネルギを小電源回路4
2に蓄積し、この小電源を増幅器44を利用して主スイ
ッチ46のゲートGを強力に駆動するよう構成する。な
お、前記増幅器44を構成するl・ランジスタ441゜
442の共通接続されたベースと、フォトカプラ38の
各受光素子382,384との間には、オフ信号を受光
する受光素子384が入力回路30より出力されるオフ
信号を受信した際に、オン信号を受光する受光素子38
2を放電させると共に前記トランジスタ441のベース
111[Eを逆バイアスにしてこれを直ちにオフ動作さ
せ、さらにトランジスタ442のベースを順バイアスに
して十分オンさせる。これにより主スイッチ46のゲー
トに蓄積された電荷を積極的に引き抜くことで主スイッ
チ46を急速にオフ動作させるよう回蕗構成した放電用
トランジスタ401とそのベース抵抗B4O2とからな
る放電回路40が接続配置される。
84側に継続的に発生する電気エネルギを小電源回路4
2に蓄積し、この小電源を増幅器44を利用して主スイ
ッチ46のゲートGを強力に駆動するよう構成する。な
お、前記増幅器44を構成するl・ランジスタ441゜
442の共通接続されたベースと、フォトカプラ38の
各受光素子382,384との間には、オフ信号を受光
する受光素子384が入力回路30より出力されるオフ
信号を受信した際に、オン信号を受光する受光素子38
2を放電させると共に前記トランジスタ441のベース
111[Eを逆バイアスにしてこれを直ちにオフ動作さ
せ、さらにトランジスタ442のベースを順バイアスに
して十分オンさせる。これにより主スイッチ46のゲー
トに蓄積された電荷を積極的に引き抜くことで主スイッ
チ46を急速にオフ動作させるよう回蕗構成した放電用
トランジスタ401とそのベース抵抗B4O2とからな
る放電回路40が接続配置される。
次に、前記構成からなる本発明の高速光半導体リレー3
2の動作につき、第2図に示す動作特性波形図を参照し
ながら以下説明する。
2の動作につき、第2図に示す動作特性波形図を参照し
ながら以下説明する。
今、入力回路30の入力スイッチ302が図−示のよう
に接続していると、入力回路30を流れる入力電流i1
=はオフ信号となり、発光素子383に流れてこれを発
光させる。この発光素子3830発光エネルギは、受光
素子384で受光され所要の電力を発生する′、そして
、この受光素子384から出力される電力は整流ダイオ
ード422を介してコンデンサ423に充電される0次
いで、入力回路30の入力スイッチ302を切換えると
、入力回路30には、第2図に示すようにスピードアッ
プコンデンサ304により増大された正の入力電流iF
が瞬時に流れる。この時の入力電流iF はオン信号と
なり、発光素子381に流れてこれを発光させる。この
発光素子381の発光エネルギは、受光素子382で受
光され所定の電力を発生する。そして、この受光素子3
82から出力される電力は、増幅器44のトランジスタ
441.442のベースを駆動してこれをオン動作させ
、増幅器44と主スイッチ46のゲート−ソース(G−
3)間に電圧vcTを発生する。従って、この電圧Vt
。
に接続していると、入力回路30を流れる入力電流i1
=はオフ信号となり、発光素子383に流れてこれを発
光させる。この発光素子3830発光エネルギは、受光
素子384で受光され所要の電力を発生する′、そして
、この受光素子384から出力される電力は整流ダイオ
ード422を介してコンデンサ423に充電される0次
いで、入力回路30の入力スイッチ302を切換えると
、入力回路30には、第2図に示すようにスピードアッ
プコンデンサ304により増大された正の入力電流iF
が瞬時に流れる。この時の入力電流iF はオン信号と
なり、発光素子381に流れてこれを発光させる。この
発光素子381の発光エネルギは、受光素子382で受
光され所定の電力を発生する。そして、この受光素子3
82から出力される電力は、増幅器44のトランジスタ
441.442のベースを駆動してこれをオン動作させ
、増幅器44と主スイッチ46のゲート−ソース(G−
3)間に電圧vcTを発生する。従って、この電圧Vt
。
が主スイッチ46のしきい値電圧vth、を越えると、
主スイッチ46はオン動作する。そして、主スイッチ4
6がオン状態になると、負荷34に対し主電源36によ
る負荷電流iLが流れる。
主スイッチ46はオン動作する。そして、主スイッチ4
6がオン状態になると、負荷34に対し主電源36によ
る負荷電流iLが流れる。
第2図から明らかなように、本発明によれば、入力回路
30の入力スイッチ302の切換え時において、スピー
ドアップされた増大入力電流IFが瞬時に流れると共に
、これに基づき高速光半導体リレー32側で発生する電
力も補充電された小電源回路42の小電源により増幅回
路44で増幅されて、主スイッチ46のゲート−ソース
(G−5)間型圧vcTを高め、主スイッチ46を迅速
にオン動作させることができる。
30の入力スイッチ302の切換え時において、スピー
ドアップされた増大入力電流IFが瞬時に流れると共に
、これに基づき高速光半導体リレー32側で発生する電
力も補充電された小電源回路42の小電源により増幅回
路44で増幅されて、主スイッチ46のゲート−ソース
(G−5)間型圧vcTを高め、主スイッチ46を迅速
にオン動作させることができる。
すなわち、主スイッチ46のゲート−ソース(G−3)
間の静電容量Ci!15に影響される電圧Verの立上
りが急峻となり、しきい値電圧V七Kに達して主スイッ
チ46をオン動作するまでの遅れ時間t、(1を短縮す
ると共に、主スイッチ46がオン動作し始めてからこれ
を完全にオン状態にするためのドレインーゲー)(D−
G)間の静電容ilCrssに影響されるライズタイム
1Yの遅れも短縮することができる。
間の静電容量Ci!15に影響される電圧Verの立上
りが急峻となり、しきい値電圧V七Kに達して主スイッ
チ46をオン動作するまでの遅れ時間t、(1を短縮す
ると共に、主スイッチ46がオン動作し始めてからこれ
を完全にオン状態にするためのドレインーゲー)(D−
G)間の静電容ilCrssに影響されるライズタイム
1Yの遅れも短縮することができる。
なお、主スイッチ46がオン状態になった後、その後オ
フ動作するまでの定常時には、主スイッチ46のゲート
Gに電流が流れないため、フォトカプラ3Bの出力側電
力は全て小電源回路42に充電させて、消費電力を最小
にすることができる。このため、入力回路30における
入力電流iE の定常値は、第2図に示すように微小な
値とすることができる。
フ動作するまでの定常時には、主スイッチ46のゲート
Gに電流が流れないため、フォトカプラ3Bの出力側電
力は全て小電源回路42に充電させて、消費電力を最小
にすることができる。このため、入力回路30における
入力電流iE の定常値は、第2図に示すように微小な
値とすることができる。
次に、入力回路30の入力スイッチを再び図示のように
切換えると、入力回路30には、第2図に示すようにス
ピードアップコンデンサ304により増大された負の入
力電流iFが瞬時に流れる。この結果、前述したように
フォトカプラ38の受光素子384に所要の電力が発生
する。この時、受光素子384から出力される電力は、
放電用トランジスタ401のベースを駆動してこれをオ
ン動作させ、放電回路40を直ちに機能させることがで
きる。従って、主スイッチ46を直ちにオフ動作させる
ことができる。すなわち、この場合、電圧Qの立下りが
急峻となり、主スイッチ46がオフ動作するまでの遅れ
時間jazを短縮すると共に、主スイッチ46がオフ動
作し始めてからこれが完全にオフ状態になるまでのフォ
ールタイムtf も短縮することができる。また、この
場合においても、高速光半導体リレーのフォトカプラ3
8の出力側電力は全て小電源回路42に充電させて、消
費電力を最小にすることができる。
切換えると、入力回路30には、第2図に示すようにス
ピードアップコンデンサ304により増大された負の入
力電流iFが瞬時に流れる。この結果、前述したように
フォトカプラ38の受光素子384に所要の電力が発生
する。この時、受光素子384から出力される電力は、
放電用トランジスタ401のベースを駆動してこれをオ
ン動作させ、放電回路40を直ちに機能させることがで
きる。従って、主スイッチ46を直ちにオフ動作させる
ことができる。すなわち、この場合、電圧Qの立下りが
急峻となり、主スイッチ46がオフ動作するまでの遅れ
時間jazを短縮すると共に、主スイッチ46がオフ動
作し始めてからこれが完全にオフ状態になるまでのフォ
ールタイムtf も短縮することができる。また、この
場合においても、高速光半導体リレーのフォトカプラ3
8の出力側電力は全て小電源回路42に充電させて、消
費電力を最小にすることができる。
なお、本発明に係る高速光半導体リレーにおいて、放電
回路40は、ベース抵抗器402を充分高抵抗とするこ
とにより放電用トランジスタ401の動作を安定させた
り、放電用トランジスタ401に代えて抵抗器のみとし
たりすることができるが、例えば第3図に示すように、
放電用トランジスタ403のエミッタをフォトカプラ3
8のオフ動作用受光素子384のカソ−ドに接続し、コ
レクタをオン動作用受光素子382のアノードおよび増
幅器44の各トランジ、l’441.442のベースと
接続し、さらにベースをオン動作用受光素子382のカ
ソードに接続することにより、部品点数を少なくして低
消費電力に適する構成とすることができる。
回路40は、ベース抵抗器402を充分高抵抗とするこ
とにより放電用トランジスタ401の動作を安定させた
り、放電用トランジスタ401に代えて抵抗器のみとし
たりすることができるが、例えば第3図に示すように、
放電用トランジスタ403のエミッタをフォトカプラ3
8のオフ動作用受光素子384のカソ−ドに接続し、コ
レクタをオン動作用受光素子382のアノードおよび増
幅器44の各トランジ、l’441.442のベースと
接続し、さらにベースをオン動作用受光素子382のカ
ソードに接続することにより、部品点数を少なくして低
消費電力に適する構成とすることができる。
また、入力回路30は、第一4図に示すように単一の制
御電源301とし、入力スイッチ302の切換えに際し
、オン信号を発生する場合にのみスピードアップコンデ
ンサ304が作用するよう構成すれば、フォトカプラを
低コストに構成することができると共に消費電力も低減
することができる。
御電源301とし、入力スイッチ302の切換えに際し
、オン信号を発生する場合にのみスピードアップコンデ
ンサ304が作用するよう構成すれば、フォトカプラを
低コストに構成することができると共に消費電力も低減
することができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明は前記実施例に限定されることな(、本発明の精神を
通説しない範囲内において種々の設計変更をなし得るこ
とは勿論である。
明は前記実施例に限定されることな(、本発明の精神を
通説しない範囲内において種々の設計変更をなし得るこ
とは勿論である。
前述した実施例から明らかなように、本発明によれば、
フォトカプラの出力側に常時僅かながらも継続的に電気
エネルギを発生するように構成したことにより、この電
気エネルギを蓄積して小電源を形成し、この小電源を増
幅器を使用してオン信号の入力時には強力に主スイッチ
のゲートを駆動し、光半導体リレーの高速動作を達成す
ることができる。
フォトカプラの出力側に常時僅かながらも継続的に電気
エネルギを発生するように構成したことにより、この電
気エネルギを蓄積して小電源を形成し、この小電源を増
幅器を使用してオン信号の入力時には強力に主スイッチ
のゲートを駆動し、光半導体リレーの高速動作を達成す
ることができる。
また、本発明の高速光半導体リレーは、高頻度すなわち
高周波入力でリレーを駆動すると、増幅器の消費電力が
大きくなり、小電源回路が機能しなくなってしまうが、
この場合入力回路のスピードアップコンデンサの容量を
適度に大きな値に設定することにより、入力電流iFの
実効値が増加して小電源回路に電力を補足することがで
き、前述した高速動作と併せ高頻度動作を安定にするこ
とができる。
高周波入力でリレーを駆動すると、増幅器の消費電力が
大きくなり、小電源回路が機能しなくなってしまうが、
この場合入力回路のスピードアップコンデンサの容量を
適度に大きな値に設定することにより、入力電流iFの
実効値が増加して小電源回路に電力を補足することがで
き、前述した高速動作と併せ高頻度動作を安定にするこ
とができる。
従って、本発明の高速光半導体リレーによれば、従来の
動作遅れ時間と比べて、数十μsに短縮することができ
るばかりでなく、必要な定常入力電流iFを従来の数十
mAから数mAに低減することができる。また、主スイ
ッチのゲートは、定常時には電流が流れないことから、
この時のフォトカプラの出力側に発生する電力は全て小
電源回路へ蓄積されるため、定常時の消費電力の低減と
共に電力の有効利用を図ることができる。
動作遅れ時間と比べて、数十μsに短縮することができ
るばかりでなく、必要な定常入力電流iFを従来の数十
mAから数mAに低減することができる。また、主スイ
ッチのゲートは、定常時には電流が流れないことから、
この時のフォトカプラの出力側に発生する電力は全て小
電源回路へ蓄積されるため、定常時の消費電力の低減と
共に電力の有効利用を図ることができる。
さらに、本発明によれば、前述したようにフォトカプラ
の出力側に常時機能する小電源回路が存在することから
、この小電源を過電流検出や温度過上昇等の判断、記憶
等を行うための各、種動作回路の電源として有効に利用
することができる。
の出力側に常時機能する小電源回路が存在することから
、この小電源を過電流検出や温度過上昇等の判断、記憶
等を行うための各、種動作回路の電源として有効に利用
することができる。
第1図は本発明に係る高速光半導体リレーの一実施例を
示す回路図、第2図は第1図に示す高速光半導体リレー
の動作特性波形図、第3図は第1図に示す回路の放電回
路部分の変形例を示す要部回路図、第4mは第り図に示
す回路の入力回路部分の変形例を示す要部回路図、第5
図は従来の光半導体リレーの一構成例を示す回路図、第
6図は第5図に示す光半導体リレーの動作特性波形図で
ある。 10.30 +++入力回路 101,301.、、
制御電源102.302.、、入力スイッチ 103,
303.、、入力抵抗器304、、、スピードアップコ
ンデンサ20、、、放電抵抗器 12.32.、、光
半導体リレー14.34.、、負荷 16,3
6.、、主電源18.38.、、フォトカプラ 181
,381.383.、、発光素子182、382.38
4.、、受光素子 40.、、放電回路401、、、放
電用トランジスタ 402、、、ベース抵抗器 403、、、放電用トランジスタ 42.、、小電源回
路421.422.、、整流ダイオード 423.、、
コンデンサ44、、、 il@l 441.4
42. 、、 ) 5 y シスp22.46.、、主
スイッチ 特許出願人 富士電機株式会社 FIG、 I FIG、 2 FIG、3 FIG 4
示す回路図、第2図は第1図に示す高速光半導体リレー
の動作特性波形図、第3図は第1図に示す回路の放電回
路部分の変形例を示す要部回路図、第4mは第り図に示
す回路の入力回路部分の変形例を示す要部回路図、第5
図は従来の光半導体リレーの一構成例を示す回路図、第
6図は第5図に示す光半導体リレーの動作特性波形図で
ある。 10.30 +++入力回路 101,301.、、
制御電源102.302.、、入力スイッチ 103,
303.、、入力抵抗器304、、、スピードアップコ
ンデンサ20、、、放電抵抗器 12.32.、、光
半導体リレー14.34.、、負荷 16,3
6.、、主電源18.38.、、フォトカプラ 181
,381.383.、、発光素子182、382.38
4.、、受光素子 40.、、放電回路401、、、放
電用トランジスタ 402、、、ベース抵抗器 403、、、放電用トランジスタ 42.、、小電源回
路421.422.、、整流ダイオード 423.、、
コンデンサ44、、、 il@l 441.4
42. 、、 ) 5 y シスp22.46.、、主
スイッチ 特許出願人 富士電機株式会社 FIG、 I FIG、 2 FIG、3 FIG 4
Claims (2)
- (1)フォトカプラにより入力信号と電気的に絶縁され
た出力信号を得、この電気信号により静電誘導形半導体
素子からなる主スイッチをオン・オフ動作するよう構成
した光半導体リレーにおいて、 オン動作用フォトカプラとオフ動作用フォ トカプラとを設け、各フォトカプラの受光素子で発生す
る電力を蓄積する整流ダイオードとコンデンサとからな
る小電源回路を設け、この小電源回路の小電源によりオ
ン・オフ動作時に主スイッチのゲートを急速に駆動する
よう構成することを特徴とする高速光半導体リレー。 - (2)オフ動作用フォトカプラの受光素子に電力が発生
した際オン動作用フォトカプラの受光素子を放電する回
路を設け、主スイッチのオン・オフ動作をスピードアッ
プするよう構成してなる請求項1記載の高速光半導体リ
レー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63039360A JPH01215072A (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 高速光半導体リレー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63039360A JPH01215072A (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 高速光半導体リレー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01215072A true JPH01215072A (ja) | 1989-08-29 |
Family
ID=12550902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63039360A Pending JPH01215072A (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 高速光半導体リレー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01215072A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0700101A1 (en) * | 1994-08-31 | 1996-03-06 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Photosemiconductor relay, photosemiconductor relay device, controller using photosemiconductor relay, power supply apparatus using photosemiconductor relay and terminal switching apparatus using photosemiconductor relay |
JP2007274292A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Audio Technica Corp | コンデンサーマイクロホン回路 |
-
1988
- 1988-02-24 JP JP63039360A patent/JPH01215072A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0700101A1 (en) * | 1994-08-31 | 1996-03-06 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Photosemiconductor relay, photosemiconductor relay device, controller using photosemiconductor relay, power supply apparatus using photosemiconductor relay and terminal switching apparatus using photosemiconductor relay |
US5757020A (en) * | 1994-08-31 | 1998-05-26 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Photosemiconductor relay, photosemiconductor relay device, controller using photosemiconductor relay, power supply apparatus using photosemiconductor relay and terminal switching apparatus using photosemiconductor relay |
JP2007274292A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Audio Technica Corp | コンデンサーマイクロホン回路 |
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