JPH01213558A - ガラス壜の底面検査装置 - Google Patents

ガラス壜の底面検査装置

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JPH01213558A
JPH01213558A JP3927688A JP3927688A JPH01213558A JP H01213558 A JPH01213558 A JP H01213558A JP 3927688 A JP3927688 A JP 3927688A JP 3927688 A JP3927688 A JP 3927688A JP H01213558 A JPH01213558 A JP H01213558A
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glass
glass bottle
area
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Katsuhiro Sakugi
勝博 柵木
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Ishizuka Glass Co Ltd
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Ishizuka Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はガラス壜の底面へのガラス破片の付着のほか、
ビリ、ハゼ、泡等の各種の欠陥を確実に検査することが
できるガラス壜の底面検査装置に関するものである。
(従来の技術) ガラス壜の底面には成形工程中に微細なガラス−破片が
付着したり、業界においてビリ、ハゼと呼ばれる割れ目
や泡、内部突起等のさまざまな欠陥が発注することがあ
り、このためにガラス壜の底面は出荷される前に全数検
査されるのが普通である。このような目的で使用される
検査装置には多くの種類があるが、本出願人の出願に係
る特公昭59〜21499号公報に示されるように、テ
レビカメラと遮光板とを利用したガラス壜の底面検査装
置は暗い視野中に欠陥部分のみが鮮やかなコントラスト
で浮かび上がるため、高い検査゛精度を得ることができ
るものとして知られている。
ところがこの底面検査装置は微細な欠陥をも確実に拾う
ことができるために、ガラス壜の底面に不可避的に生じ
るバッフルマークや、ガラス壜の底面のナーリングと呼
ばれる接地部に不可避的に生じる微細な汚れ等をも欠陥
として排除してしまい、良品を無駄に・排除するムダバ
ネ率が高い欠点のあることが判明した。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はこのような従来の問題点を解決して、正常なガ
ラス壜の底面に不可避的に生じるバッフルマーク、型の
シームライン、ガラス壜の底面のナーリング部に不可避
的に生じる微細な汚れ等を誤って欠陥として検出するお
それがなく、しかもガラス壜の底面へのガラス破片の付
着、ビリ、ハゼ、泡等の各種の欠陥は確実に検査するこ
とができるガラス壜の底面検査装置を目的として完成さ
れたものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するためになされた本発明は、底面を
通して光線が透過できる状態で回転されるガラス壜の口
部上方にその底面の中心線付近のみを視野に納めるカメ
ラを設置するとともに、底面の下方には上記カメラの視
野に対応する底面の中心線を含む第1の領域と、底面の
バッフルマーク径に対応する位置から両側に垂直に延び
る第2の領域とをマスキングする遮光板を設置したこと
を特徴とするものである。
(実施例) 次に本発明を図示の実施例によって更に詳細に説明する
と、第1図において+11は検査されるガラス壜(20
)を支持する孔あきのデッドプレート、(2)はガラス
壜(20)をこのデッドプレート+11上で回転させる
ゴムローラのような適宜の壜回転機構である。(3)は
ガラス壜(20)の底面(21)の下方に設置された照
明ボックスであって、その内部には例えば色温度500
0 ’ Kの高周波U字状蛍光灯のような光源+41が
取付られており、デッドプレート(1)上で回転するガ
ラス壜(20)の底面(21)を下方から照明している
このように底面(21)を通して光線を照射された状態
で回転されるガラス壜(20)の口部上方位置には、ガ
ラス壜(20)の底面(21)の中心線付近のみを視野
に納めることができるカメラ(5)が設置されている0
本実施例ではカメラ(5)として115000秒のシャ
ッタースピードで高速度↑脹影ができるCC111カメ
ラが使用されているが、カメラ(5)の種類は必ずしも
これに限定されるものではない。しかし生産ライン上で
のオンライン検査に使用するためにはこの程度の処理速
度をもつものであることが望ましい、カメラ(5)の視
野は例えば第2図にAとして図示されているとおりの直
線的なものであり、この視野Aの内部の明度の変化のみ
を高速画像処理装置(6)により検出することができる
よう構成されている。
一方、ガラス壜(20)の底面(21)の下方に設置さ
れた前記した照明ボックス(3)の上面には、第2図に
示されるようなキの字状の遮光板(7)が設けられてい
る。この遮光板(7)は上記カメラ(5)の視野に対応
するガラス壜(20)の底面(21)の中心線を含む第
1の領域(7A)と、ガラス壜(20)の底面(21)
のバッフルマーク径に対応する位置から両側に垂直に延
びる第2の領域(7B)との遮光を行うことができる構
造のものである。なおバッフルマークとは、溶融ガラス
が投入された祖型の上面をバッフル金型により閉じ、プ
レス又はブロー圧力によってパリソン成形を行う際にパ
リソン底面に形成されるバッフル金型と粗型との合せ目
のあとであり、パリソンが仕上型でガラス壜の最終形状
までプロー成形された後も第3図に(22)として示さ
れるような円形のマークとしてガラス壜(20)の底面
(21)に残るものである。また第3図に(23)とし
て示されているのは仕上型の合せ目のあとであるシーム
ライン、(24)は壜底の接地面に形成されているナー
リングと呼ばれる凹凸模様である。前記した遮光板(7
)の第2の領域(7B)はカメラ(5)の視野Aがこの
バッフルマーク(22)と交叉する2つの位置から両側
に向って垂直に延びるものとされている。
(作用) このように構成されたものは、ガラス壜(20)の底面
(21)に欠陥が存在しない場合にはカメラ(5)の視
野Aには遮光板(7)の第1の領域(7A)が映るのみ
であり、光源(4)からの光はカメラ(5)に入ること
がない、しかし底面(21)の外表面にガラス破片が付
着していたり、底面(21)にビリ、ハゼ、泡、内部突
起のような光線を屈折、反射する欠陥があれば、遮光板
(7)以外の部分から中心線上に入射した光線がこれら
の欠陥によって屈折、反射されて光る点としてカメラ(
5)の視野に入り、暗いバックグラウンド中に欠陥部分
のみが鮮やかなコントラストで浮上がることとなる。従
って本発明の底面検査装置によれば、従来と同様にこれ
らの欠陥を精度良くかつ高速度で確実に検査することが
できる。
しかも本発明においては、遮光板(7)はパワフルマー
ク(22)の径に対応する位置から視野Aに対して垂直
に延びる第2の領域(7B)を備えているので、バッフ
ルマーク(22)、シームライン(23)、ナーリング
(24)等がカメラ(5)の視野Aに入る部分では第3
図に矢印で示される方向からは光線が入ることがない。
従ってこれらの部分に生ずる不可避的な凹凸等によって
光線が反射され、カメラ(5)の視野Aに入ることが防
止される。なお、これらの部分にも斜方向からは光線が
入るためにガラス破片の付着のような明らかな欠陥の検
出は確実に行われることは勿論である。しかしバッフル
マーク(22)やシームライン(23)、あるいはナー
リング(24)の部分における汚れ等はその特有の方向
性により斜方向からの光線によっては視野Aに向って反
射することがな(、このような法則性の発見が本発明の
基礎となっている。
以上のように、本発明によればバッフルマーク(22)
、シームライン(23)やナーリング(24)の部分に
生ずる汚れ等を誤って検出することがないので、良品を
無駄に排除するムダバネ率を低下させることができる。
本発明のガラス壜の底面検査装置をラインテストしたと
ころ、次のとおりの結果が得られた。まず129本の良
品中に12本の不良品(0,5X0゜5B程度のガラス
片付着湯)を混入した総数141本のサンプル壜の検査
を10回繰返し行わせた。その結果、10回とも12本
の不良壜は全て検出され、しかも良品を誤って排除した
本数は0本でムダバネ率は0%であった。次に総数39
975本の別のガラス壜についてオンラインテストを行
ったところ、10本の不良壜が排除されたがこの装置を
通過後に1本の不良壜が検出されたので検出率は10/
、11=91%であった。また160本の良品が誤って
排除されたのでムダバネ率は0.4%となるが、従来の
検査装置によるときはムダバネ率は1〜2%に及ぶのが
普通であり、本発明の効果が実証された。
なお第2図に示す例では底面全体を検査するためにガラ
ス壜(20)を少くとも180’回転させる必要がある
が、第4図に示すようにカメラ(5)の視野Aと遮光板
(7)の第1と第2の領域(7A)、(7B)をクロス
状に配置しておけば、ガラス壜(20)を90″回転さ
せるだけで良いこととなり、検査スピードを更に向上さ
せることができる。
(発明の効果) 本発明は以上の説明からも明らかなように、正常なガラ
ス壜の底面に不可避的に生ずるバッフルマーク等の凹凸
を誤って排除するムダバネ率を従来よりも大幅に減少し
つつ、ガラス壜の底面のガラス破片の付着等の欠陥は確
実に検出することができるものであるから、従来の問題
点を一掃したガラス壜の底面検査装置として、産業の発
展に寄与するところは極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す一部切欠側面図、第2図
はその要部の平面図、第3図はガラス壜の底面と遮光板
との関係を示す平面図、第4図は他の実施例の要部を示
す平面図である。 (5):カメラ、(7):遮光板、(7A) :第1の
領域、(7B) :第2の開城、(20) ニガラス壜
、(21):底面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  底面(21)を通して光線が透過できる状態で回転さ
    れるガラス壜(20)の口部上方にその底面(21)の
    中心線付近のみを視野に納めるカメラ(5)を設置する
    とともに、底面(21)の下方には上記カメラ(5)の
    視野Aに対応する底面(21)の中心線を含む第1の領
    域(7A)と、底面(21)のバッフルマーク径に対応
    する位置から両側に垂直に延びる第2の領域(7B)と
    をマスキングする遮光板(7)を設置したことを特徴と
    するガラス壜の底面検査装置。
JP63039276A 1988-02-22 1988-02-22 ガラス壜の底面検査装置 Expired - Fee Related JPH0695077B2 (ja)

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