JPH01213458A - 捺染部の超音波除去方法 - Google Patents

捺染部の超音波除去方法

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JPH01213458A
JPH01213458A JP3840388A JP3840388A JPH01213458A JP H01213458 A JPH01213458 A JP H01213458A JP 3840388 A JP3840388 A JP 3840388A JP 3840388 A JP3840388 A JP 3840388A JP H01213458 A JPH01213458 A JP H01213458A
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JP
Japan
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discharge
discharge printing
ultrasonic
liquid
solution
Prior art date
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Pending
Application number
JP3840388A
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English (en)
Inventor
Masataka Hibi
日比 政孝
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TACHIICHI KK
Original Assignee
TACHIICHI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は布地等に捺染形成された捺染部を抜染する捺
染部の超音波除去方法に関する。
〈従来の技術〉 従来、染料または顔料を用いて捺染により染出された家
紋亨の模様を抜染して替え紋したり、色無地6江戸小紋
などの和服に、染料または顔料を用いて家紋等の模様を
捺染により染出して、それらの和服をお茶、お花の会や
入学式等の礼装用の着物として形成し、礼装用途が終る
と捺染された模様を抜染して、従前の色無地、江戸小紋
などの和服として復元させることが行われている。
〈発明が解決しようとする課題〉 この抜染は、一般には、捺染模様を形成する染料または
顔料を溶解させる抜染液を容器に満たし、その容器内に
抜染対象部を浸して、つまみ洗いするようにして抜染が
行われていた。しかし、このような方法では、布地が擦
れて傷み易く、また、1度のつまみ洗いでは完全に抜染
を行うことが出来ず、抜染液への浸漬とつまみ洗いとを
何度も繰返す必要があり、抜染に要する時間が長くなる
という問題があった。
この発明は、従来技術の有するこのような問題点にかん
がみなされたものであり、その目的とするところは、布
地を痛めることなく、迅速に抜染を行うことができる捺
染部の超音波除去方法を提供しようとするものである。
く課題を解決するための手段〉 この発明は上記目的を達成するためになされたものであ
り、真空ポンプに連通した吸気管の開口部に被加工物を
載置する多孔質部材からなる支承板を装設し、上記被加
工物の抜染対象部を上記支承板上に載置し、上記抜染対
象部に超音波n化装置により捺染液を噴霧しながら超音
波を照射付与して、上記抜染対象部を溶解8分解し、溶
解1分解した上記抜染対象部の染料または顔料と上記抜
染液とからなる廃液を上記支承板を介して真空吸引して
排出し、上記抜染対象部およびその周辺に洗浄液を噴射
して仕上げ洗浄する捺染部の超音波除去方法である。
〈実施例〉 以下この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の捺染部の超音波除去方法に用いられる
装置の概要を示す正断面図であり、支承板3および真空
ポンプ!0を装設した抜染処理台1と、超音波霧化装置
17と、洗浄液噴射装置22等により構成されている。
抜染処理台】は、その天板に孔2が穿設されており、孔
2の上部には、中央部に10oメツシュ程度の金属網を
張設した支承板3が装設されている。支承板3の下方に
は孔2を介して連結筒5が配設されており、連結筒5は
フィルタフを介して吸気管8に連通されている。この吸
気筒8は、管路の途中に開度を調整可能なバルブ9が設
けられており、一端が真空ポンプ10の吸込口に連通さ
れている。
超音波n化装置17は、超音波振動子を内装し、実施例
では発振周波数28.5にHz 、高周波出力45Wの
超音波を発生する超音波発掘器15にケーブル16を介
して接続されるとともに、給液ホース19を介して抜染
液容器2oに接続されている。
そして、ホーン18より28.5KH2の超音波を放射
するとともに、抜染液客器2oより捺染形成された模様
等である抜染対象部31を溶解可能な抜染液21を供給
されて、ホーン18先端部より噴霧するように構成され
ている。
洗浄液噴射装置22は、洗浄液26の噴射ポンプを内装
し、ホース24を介して洗浄液容器25に接続されてい
る。モして、汚物を洗浄可能な洗浄液26を供給されて
ノズル23より噴射するように構成されている。
なお、12は真空ポンプ1oの吐出口に接続された吐出
管であり、吐出管12は廃液を回収する回収器13に接
続され、更に、消音器14を介して大気と連通されてい
る。また、フィルタフは交換可能に装備されている。
次に、上記の装置を用いた捺染部の超音波除去方法を説
明する。
先ず、抜染処理台1上に被加工物3oを載置し真空ポン
プ10を作動させる。このとき、被加工物30の汚れ防
止と1m用のために、支承板30上に薄手の布地(図示
せず)をおき、捺染形成された面を下面側にして抜染対
象部31をその上に載置する。
次いで、バルブ9の開度を調整して真空ポンプ10の吸
引力を調整し、その吸気圧により抜染対象部31を支承
板3の上面に、上記布地を介して密着させる。
続いて、超音波発振器15を作動させ、超音波n化装置
1フのホーン18より霧化された抜染液21が噴射され
る。そして、その抜染液21を抜染対象部31の裏側よ
り所要量噴射しながら、ボーン18先端部を抜染対象部
31の裏側に軽く当てて、超音波を抜染対象部31およ
びそれに付着した抜染液31に伝搬させる。
これにより、抜染対象部31に捺染されていた染料また
は顔料は、抜染液21に溶解されるとともに超音波によ
り被加工物3oから分離され、それらの相乗効果により
抜染が迅速に行なわれる。
この溶解1分離された染料または顔料と抜染液21とか
らなる廃液は、真空ポンプ1oの吸気圧により、支承板
3の網目部分を通って連結筒5内へ吸引され、更に、フ
ィルタフにより顔料または染料および微塵が除去されて
、吸気管8を通り真空ポンプ10を介して吐出管12か
ら排出されるそして、回収器13で廃液が回収され、吸
引された空気は消音器14を介して大気中へ放出される
続いて、洗浄液噴射装置22を作動させて、ノズル23
より洗浄液26を抜染対象部31およびその周辺に噴射
し、被加工物30に付着している残余の抜染液21を洗
い流して、仕上げ洗浄が行われる。
なお、この発明は上述の説明および国側に制限されるこ
となく、この発明の技術的思想から逸脱しない範囲にお
いて、その実施態様を変更することができる0例えば、
超音波の周波数および支承板の金属網のメツシュ値は特
に限定されるものではなく、更に、支承板は金属網に代
えて金属板に多数の小孔を穿設した多孔板、またはキャ
ンパス布地を張設したものであってもよい。
〈発明の効果〉 以上説明したようにこの発明の捺染部の超音波除去方法
は、真空ポンプに連通した吸気管の開口部に被加工物を
載置する多孔質部材からなる支承板を装設し、被加工物
の抜染対象部を支承板上に載置し、抜染対象部に超音波
霧化装置により捺染液を噴霧しながら超音波を照射付与
して、抜染対象部を溶解9分解し、溶解9分解した抜染
対象部の染料または顔料と抜染液とからなる廃液を支承
板を介して真空吸引して排出し、抜染対象部およびその
周辺に洗浄液を噴射して仕上げ洗浄をするので、支承板
上に載置された抜染対象部に、抜染液を噴霧して捺染部
染料または顔料を溶解しながら、超音波により被加工物
から分離するので、被加工物の布地を傷めることなく、
化学的、物理的作用が相乗して抜染を迅速に行うことが
できる。
また、抜染対象部を載置する支承板より、廃液を下方へ
排出できるので、抜染後の被加工物に汚れが再付着する
ことが少なく、更に、抜染作業中は抜染対象部が支承板
に吸引密着されるので、超音波霧化装置のホーンを、適
正に安定して当接させることができる等の効果を奥する
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の捺染部の超音波除去方法に用いられ
る装置の一例を示す概略正断面図である3・・・支承板
、 10・・・真空ポンプ、 17・・・超音波霧化装置、 21・・・抜染液、 22・・・洗浄液噴射装置、 26・・・洗浄液、 31・・・抜染対象部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 真空ポンプに連通した吸気管の開口部に被加工物を載置
    する多孔質部材からなる支承板を装設し前記被加工物の
    抜染対象部を前記支承板上に載置し、 前記抜染対象部に超音波霧化装置により抜染液を噴霧し
    ながら超音波を照射付与して、上記抜染対象部を溶解、
    分離し、 溶解、分離した前記抜染対象部の染料または顔料と前記
    抜染液とからなる廃液を前記支承板を介して真空吸引し
    て排出し、 前記抜染対象部およびその周辺に洗浄液を噴射して仕上
    げ洗浄することを特徴とする捺染部の超音波除去方法。
JP3840388A 1988-02-19 1988-02-19 捺染部の超音波除去方法 Pending JPH01213458A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6886371B2 (en) * 1999-04-28 2005-05-03 Sharp Kabushiki Kaisha Washer having a partial washing apparatus, and washing apparatus
US7313932B2 (en) * 2001-03-15 2008-01-01 Sharp Kabushiki Kaisha Washing machine

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5016279B1 (ja) * 1971-03-19 1975-06-11
JPS5246192A (en) * 1975-10-11 1977-04-12 Hideo Furukawa Discharge printing method and apparatus
JPS5530470A (en) * 1978-08-25 1980-03-04 Hiroichi Nishiura Cleaning method and apparatus of fabric by supersonic wave

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