JPH01213072A - 複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は複写装置に関し、詳しくはカラー原稿を１次色
（イエロー、マゼンタ、シアン）や２次色（ブルー、レ
ッド、グリーン）などの単一色で複写を行なう複写装置
に関する。

［従来の技術］ 従来の複写装置において、カラー原稿または白黒原稿を
１次色あるいは２次色のうちの予め指定された単一色で
複写を行なうものが知られていた。

第６図〜第８図は上述したような複写を行なうための構
成を示す。

第６図は画像読取り機構の概念を示す側断面図である。

図において、１は原稿、２は原稿１を載置する原稿台ガ
ラスである。１６は光学系ユニットであり、不図示の駆
動系によって駆動されて原稿１を走査し、画像読取りを
行なう。

光学系ユニット１６は以下に示すような構成からなる。

すなわち、照明装置３から発せられた光は原稿台ガラス
２を透過して原稿１で反射し、再び原稿台ガラス２を透
過して短焦点レンズアレイ４に人絹する。原稿１からの
反射光は短焦点レンズアレイ４によって光電変換素子ア
レイ５上に結像する。光電変換素子アレイ５は第７図に
示すようにＲ，Ｇ、Ｂのフィルタが施された光電変換素
子が複数配列されている。これにより原稿１からの反射
光はＲ，Ｇ、Ｂ成分に分けられて、光量にかかる電気信
号に変換される。

第８図はカラー複写画像の記録が可能な色処理回路の構
成を示す。図において、９は第６図および第７図で前述
した画像読取部である。画像読取部９からの光量にかか
る信号Ｒ，Ｇ、ＢはＬＯＧ変換回路で濃度信号Ｙ、Ｍ、
Ｃに変換され、次に色補正回路８においてマスキングを
行ない、色補正回路８からの濃度信号Ｙ’　、　Ｍ’　
、　Ｃ’　はプリンタ部１０へ送られる。プリンタ部１
０ではこれら信号に基づきフルカラー複写画像の記録が
行なわれる。１７は制御回路であり、ＬＯＧ変換回路７
１色補正回路８．プリンタ部ｌＯにおりる変換係数、出
力等を制御する。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、第８図に示すような構成によって単一色
で複写しようとする場合、色補正回路８からの信号Ｙ’
　、Ｍ’　　、Ｃ’　のうちいずれか１つの信号に基づ
いて複写画像の記録を行なっても不自然な画像になる。

これは、例えは信号Ｃ′　に基づいて単一色で複写した
場合、シアン（Ｃ′）は赤の補色であり、シアンには赤
の成分が含まれないので原稿の赤い部分が記録されない
ようなことがあるからである。

また、別の方法として、信号Ｙ′、　Ｍ′、　Ｃ′に基
づき信号局（Ｙ’　　＋Ｍ’　十〇’　）を合成し、こ
の信号に基づいて単一色で複写する方法もある。この方
法の場合も、原稿の赤、青、緑の部分は薄く複写され、
複写画像が不自然になるという問題点があった。

この原因は、最終的にプリンタ部１０において複写画像
を記録するための基準となる信号が人間の比視感度特性
と異なっている、すなわち輝度信号と異なっているから
である。

本発明は上述した観点に鑑みてなされたものであり、複
写画像記録のための信号を輝度信号とすることによって
、単一色で記録を行なっても自然な複写画像を得ること
が可能な複写装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段１ そのために本発明では、原稿画像を読み取って３原色信
号を形成する画像読取り手段と、画像読取り手段からの
３原色信号を輝度信号に変換する変換手段と、変換手段
からの輝度信号に応答した濃度の単一色によって複写画
像を形成する画像形成手段とを具えたことを特徴とする
。

［作　用］ 以上の構成によれば、輝度信号に基づき単一色で複写画
像の記録を行なうことが可能となる。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図は本発明にかかる色処理回路の一実施例を示すブ
ロック図であり、第８図に示す構成と主に異なるのは画
像読取部９と１．ＯＧ変換回路７との間に１次変換回路
６が加わったことである。１次変換回路６では、以下に
示す（１）式の演算を行なうことによって、画像読取部
９からの信号Ｒ１Ｇ、Ｂを輝度信号Ｖに変換する。すな
わち、Ｖ＝ａＲ＋ｂＧ＋ｃＢ　　　　　　　　（＋）こ
こて、係数ａ、ｂ、ｃは、第２図に示すＲ２Ｇ、Ｂ各々
の分光感度特性について、例えば波長１０ｎｍ毎の値と
各々の係数ａ、ｂ、ｃとの積の和と、第３図に示す比視
感度特性、すなわち輝度信号特性とを比較して行なわれ
る最小二乗法等によって予め求められる。

１次変換回路６からの輝度信号ＶはＬＯＧ変換回路７で
濃度信号Ｖ′に変換され、色補正回路８でマスキング処
理は行なわれずプリンタ部ｌＯに信号Ｖ′　か供給され
る。

この結果、プリンタ部１０における複写画像記録のため
の信号Ｖ′が輝度信号Ｖと同様なものとなり、単一色記
録を行なっても複写画像に不自然さを与えないようにな
った。

なお、第１図に示す構成は第８図に前述したようにプリ
ンタ部ｌＯにおいてフルカラー複写画像の記録が可能な
構成であり、本発明の目的を達成するにあたっては、色
補正回路８は省略されてもよく、また、１次変換回路６
以降の信号線は輝度信号のために１本あれば十分である
ことは勿論である。

第４図は第１図に示した構成にさらに下色除去処理を行
なうＩＩｃＲ回路１１を加えた構成を示す。第１図また
は第４図に示すようにフルカラー複写画像の記録が可能
な構成を利用して本発明を実施する場合は、１次変換回
路６２色補正回路８．ＩＩｃＲ回路１１における係数を
制御回路１７の制御に基づいて変更可能なようにするこ
とにより、本発明の実施にあたっては色補正回路８およ
びＯＣＲ回路１１では信号の処理を行なわないようにし
、１次変換回路６における係数ａ、ｂ、ｃを前述のよう
に所定の値に設定するようにずれはよい。

また、第５図に示すように、本発明を実施するための回
路を別途設け、切替回路１８を制御することにより通常
の回路と切替えて処理を行なうような構成としてもよい
。

さらに、１次変換回路６における変換の代わりに、画像
読取部９からの信号Ｇが第３図に示す比視感度特性、す
なわち輝度信号特性と同様となるような変換を行なって
もよい。

さらに加えて、２次色で複写画像記録を行なう場合は、
プリンタ部１０において輝度信号Ｖ′に基づきＹ、Ｍ、
Ｃのいずれか２つを出力すればよい。

［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、輝度
信号に基づき単一色で複写画像の記録を行なうことが可
能となる。

この結果、カラー原稿を単一色で複写しても、自然な複
写画像を記録することのできる複写装置を得ることかで
きた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかる色処理回路の構成を
示すブロック図、 第２図および第３図はそれぞれ分光感度特性および比視
感度特性を示す線図、 第４図および第５図は本発明の他の実施例を示すブロッ
ク図、 第６図は画像読取部の構成を示ず側断面図、第７図は第
６図て示した光電変換素子アレイの概念図、 第８図は色処理回路の従来例を示すブロック図である。 １・・・原稿、 ２・・・原稿台ガラス、 ３・・・照明装置、 ４・・・短焦点レンズアレイ、 ５・・・光電変換素子アレイ、 ６．６八、８Ｂ・・・１次変換回路、 ７．７Ａ、７Ｂ・・・ＬＯＧ変換回路、８・・・色補正
回路、 ９・・・画像読取部、 ＩＯ・・・プリンタ部、 １１・・・ＯＣＲ回路、 １６・・・光学系ユニット、 １７・・・制御回路、 １８・・・切替回路。 東１乞グリのブロック閃 第１図 て乏ｊｆ−シ町；；；　度オ子ノ庄ｉｔシ丁ζす」１艷
泉Ｌ；≧１第２図 γヒ第１感ｙＬす音ント生−を示す孝泉図第３図 １１稍 ＪＬ　イ東す屯耳ヌ軒のイロリ　°「η−ゴ０　図第６
図 尤電変液素チアしイの梠す古註 第７図 従来ケｉＪ　／）ブロック図 第８図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）原稿画像を読み取って３原色信号を形成する画像読
   取り手段と、 該画像読取り手段からの３原色信号を輝度信号に変換す
   る変換手段と、 該変換手段からの輝度信号に応答した濃度の単一色によ
   って複写画像を形成する画像形成手段と を具えたことを特徴とする複写装置。