JPH06164891A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH06164891A JPH06164891A JP4309887A JP30988792A JPH06164891A JP H06164891 A JPH06164891 A JP H06164891A JP 4309887 A JP4309887 A JP 4309887A JP 30988792 A JP30988792 A JP 30988792A JP H06164891 A JPH06164891 A JP H06164891A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】カラー画像同士の画像合成を生産性を落とさず
に実施することができる。 【構成】不図示のCCD読取部は原稿303,304の
原稿画像を一度に読み取り、この読み取り時に、ブラン
キング回路105は、CCD読取部が原稿303を読み
取る場合に、所定の指定領域である部分Aを抜き取り、
ページメモリ106は抜き取って得た画像を記憶し、さ
らにブランキング回路105は、CCD読取部が原稿3
04を読み取る場合に、所定の指定領域である部分Bを
消去し、合成回路107は、以上の一連の動作に同期し
て、ページメモリ106中の部分Aの画像を部分B中に
合成して原稿303と304の合成を行い、308に示
す合成画像出力が得られる。
に実施することができる。 【構成】不図示のCCD読取部は原稿303,304の
原稿画像を一度に読み取り、この読み取り時に、ブラン
キング回路105は、CCD読取部が原稿303を読み
取る場合に、所定の指定領域である部分Aを抜き取り、
ページメモリ106は抜き取って得た画像を記憶し、さ
らにブランキング回路105は、CCD読取部が原稿3
04を読み取る場合に、所定の指定領域である部分Bを
消去し、合成回路107は、以上の一連の動作に同期し
て、ページメモリ106中の部分Aの画像を部分B中に
合成して原稿303と304の合成を行い、308に示
す合成画像出力が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、カラー画像記
録装置において、原稿画像の指定された複数の領域の画
像をフルカラーで合成するための処理機能を有する画像
処理装置に関する。
録装置において、原稿画像の指定された複数の領域の画
像をフルカラーで合成するための処理機能を有する画像
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CCD等を用いたカラー画像装置
と、レーザビームプリンタやインクジェットプリンタ等
のディジタルカラープリンタとを組み合わせたディジタ
ルカラー複写装置が開発されたため、多色のカラー原稿
を色調等を含めて忠実に再生記録できるようになってき
ている。
と、レーザビームプリンタやインクジェットプリンタ等
のディジタルカラープリンタとを組み合わせたディジタ
ルカラー複写装置が開発されたため、多色のカラー原稿
を色調等を含めて忠実に再生記録できるようになってき
ている。
【0003】また、画像がデジタル信号に変換されて処
理される特徴を生かして、様々なインテリジェント機能
を搭載したものがある。
理される特徴を生かして、様々なインテリジェント機能
を搭載したものがある。
【0004】例えば、原稿を二分割して一連の複写動作
で二枚の出力を得るページ連写機能、原稿上の指定され
た部分の画像を指定された場所に移動する画像移動機
能、複数の画像を合成して一つの画像出力を得る画像合
成機能、原稿の指定された部分のみを出力するトリミン
グ機能、逆に画像の指定された部分のみを出力しないマ
スキング機能等がある。
で二枚の出力を得るページ連写機能、原稿上の指定され
た部分の画像を指定された場所に移動する画像移動機
能、複数の画像を合成して一つの画像出力を得る画像合
成機能、原稿の指定された部分のみを出力するトリミン
グ機能、逆に画像の指定された部分のみを出力しないマ
スキング機能等がある。
【0005】画像合成機能に関しては、例えばプラテン
上の左側にカラー原稿を、右側に白黒原稿を置き、左側
のカラー原稿はマゼンタ(M),シアン(C),イエロ
ー(Y)の3色で感光体上に画像を形成し、右側の白黒
原稿はブラック(Bk)で画像を形成して同一記録紙上
に転写することによって画像合成を行う構成になってい
る。
上の左側にカラー原稿を、右側に白黒原稿を置き、左側
のカラー原稿はマゼンタ(M),シアン(C),イエロ
ー(Y)の3色で感光体上に画像を形成し、右側の白黒
原稿はブラック(Bk)で画像を形成して同一記録紙上
に転写することによって画像合成を行う構成になってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、画像合成を行う場合、片方の原稿はM,
C,Yの三色で、もう片方の原稿はKのみで画像を形成
する構成になっているので、カラー原稿と白黒原稿との
組み合わせでしか画像合成が出来ないという欠点があっ
た。
記従来例では、画像合成を行う場合、片方の原稿はM,
C,Yの三色で、もう片方の原稿はKのみで画像を形成
する構成になっているので、カラー原稿と白黒原稿との
組み合わせでしか画像合成が出来ないという欠点があっ
た。
【0007】また、カラー原稿は3色でしか画像形成が
出来ないので、M,C,Y,Bkの4色で画像を形成し
たものに比べて画像品位が落ちるという欠点があった。
出来ないので、M,C,Y,Bkの4色で画像を形成し
たものに比べて画像品位が落ちるという欠点があった。
【0008】本発明は、上述した従来例の欠点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、カラー
画像同士の画像合成を可能にし、且つ、画像の品質を向
上できる画像処理装置を提供する点にある。
なされたものであり、その目的とするところは、カラー
画像同士の画像合成を可能にし、且つ、画像の品質を向
上できる画像処理装置を提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、本発明に係る画像処理装置は、複
数の原稿画像を読み取って合成する画像処理装置におい
て、第1、第2の原稿画像を1回の読み取り走査で読み
取る読取手段と、前記読取手段で前記第1の原稿を読み
取る場合に、所定の指定領域の画像を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された画像を読み出しながら、
前記読取手段で前記第2の原稿画像を読み取ることによ
って、前記第2の原稿画像と前記記憶手段に記憶された
画像とを合成出力する合成出力手段とを備える。
目的を達成するため、本発明に係る画像処理装置は、複
数の原稿画像を読み取って合成する画像処理装置におい
て、第1、第2の原稿画像を1回の読み取り走査で読み
取る読取手段と、前記読取手段で前記第1の原稿を読み
取る場合に、所定の指定領域の画像を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された画像を読み出しながら、
前記読取手段で前記第2の原稿画像を読み取ることによ
って、前記第2の原稿画像と前記記憶手段に記憶された
画像とを合成出力する合成出力手段とを備える。
【0010】
【作用】かかる構成によれば、読取手段は第1、第2の
原稿画像を1回の読み取り走査で読み取り、記憶手段は
読取手段で第1の原稿を読み取る場合に、所定の指定領
域の画像を記憶し、合成出力手段は記憶手段に記憶され
た画像を読み出しながら、読取手段で第2の原稿画像を
読み取ることによって、第2の原稿画像と記憶手段に記
憶された画像とを合成出力する。
原稿画像を1回の読み取り走査で読み取り、記憶手段は
読取手段で第1の原稿を読み取る場合に、所定の指定領
域の画像を記憶し、合成出力手段は記憶手段に記憶され
た画像を読み出しながら、読取手段で第2の原稿画像を
読み取ることによって、第2の原稿画像と記憶手段に記
憶された画像とを合成出力する。
【0011】
【実施例】以下に、添付図面を参照して、本発明に係る
好適な一実施例を説明する。 <第1の実施例>図2は本発明の第1の実施例による画
像形成装置の内部構成を概略的に示す側断面図である。
図2に示される画像形成装置は、画像形成のプロセスに
電子写真記録方式を採用したフルカラー電子写真複写機
である。
好適な一実施例を説明する。 <第1の実施例>図2は本発明の第1の実施例による画
像形成装置の内部構成を概略的に示す側断面図である。
図2に示される画像形成装置は、画像形成のプロセスに
電子写真記録方式を採用したフルカラー電子写真複写機
である。
【0012】201はイメージスキャナ部で、最大A3
サイズまでの原稿を読み取りデジタル画像信号処理を行
う。また、202はプリンタ部であり、イメージスキャ
ナ部201で読み取られた原稿画像に対応した画像を用
紙にフルカラーで出力する部分である。イメージスキャ
ナ部201は、第1走査ミラー11、第2走査ミラー1
2、第3走査ミラー13、結像レンズ14、R,G,B
フィルタと一体のCCD15、原稿照明ランプ20から
構成される。
サイズまでの原稿を読み取りデジタル画像信号処理を行
う。また、202はプリンタ部であり、イメージスキャ
ナ部201で読み取られた原稿画像に対応した画像を用
紙にフルカラーで出力する部分である。イメージスキャ
ナ部201は、第1走査ミラー11、第2走査ミラー1
2、第3走査ミラー13、結像レンズ14、R,G,B
フィルタと一体のCCD15、原稿照明ランプ20から
構成される。
【0013】原稿台ガラス28上に置かれた原稿は、原
稿照明ランプ20により照射され、第1〜第3走査ミラ
ー11,12,13によって導かれて、レンズ14を通
過後、CCD15の受光面上に投影される。
稿照明ランプ20により照射され、第1〜第3走査ミラ
ー11,12,13によって導かれて、レンズ14を通
過後、CCD15の受光面上に投影される。
【0014】CCD15の受光面上に投影された原稿像
は、RGB3色分解フィルタによりフルカラー情報レッ
ド(R),グリーン(G),ブルー(B)成分に色分解
され電気信号に変換され、画像処理部203に送られ
る。
は、RGB3色分解フィルタによりフルカラー情報レッ
ド(R),グリーン(G),ブルー(B)成分に色分解
され電気信号に変換され、画像処理部203に送られ
る。
【0015】本実施例の場合、CCD15は約5000
画素を有する。また、原稿照明ランプ20と、第1走査
ミラー11は速度Vで、第2,3走査ミラー12,13
は、速度1/2VでCCD15の電気的走査方向に対し
て垂直方向に機械的に動くことによって原稿全面を走査
する。
画素を有する。また、原稿照明ランプ20と、第1走査
ミラー11は速度Vで、第2,3走査ミラー12,13
は、速度1/2VでCCD15の電気的走査方向に対し
て垂直方向に機械的に動くことによって原稿全面を走査
する。
【0016】画像処理部203により、画像信号は、対
数変換,UCR,マスキング,階調補正等の処理をへて
マゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラ
ック(Bk)の各成分に分解され、プリンタ部202内
にあるレーザスキャナユニット16に送られる。
数変換,UCR,マスキング,階調補正等の処理をへて
マゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラ
ック(Bk)の各成分に分解され、プリンタ部202内
にあるレーザスキャナユニット16に送られる。
【0017】また、イメージスキャナ部201における
1回の原稿走査によって、M,C,Y,Bkの内の1つ
の成分がレーザスキャナユニット16に送られ、合計4
回の原稿走査により、1つのフルカラー記録が完成す
る。
1回の原稿走査によって、M,C,Y,Bkの内の1つ
の成分がレーザスキャナユニット16に送られ、合計4
回の原稿走査により、1つのフルカラー記録が完成す
る。
【0018】レーザスキャナユニット16では、画像信
号に応じて半導体レーザを変調駆動する。半導体レーザ
から発光されたレーザ光は、レーザスキャナユニット1
6内にあるポリゴンミラー,レンズ及び、固定ミラー1
7,18を介して感光ドラム1上を走査し、静電潜像を
形成する。
号に応じて半導体レーザを変調駆動する。半導体レーザ
から発光されたレーザ光は、レーザスキャナユニット1
6内にあるポリゴンミラー,レンズ及び、固定ミラー1
7,18を介して感光ドラム1上を走査し、静電潜像を
形成する。
【0019】形成された潜像は、感光ドラム1の真下に
配置された現像装置40によりトナー画像化される。現
像装置40はM,C,Y,Bk各色のトナーとキャリア
を混合した2成分現像剤を使用した4個の現像ユニット
41,42,43,44を積載し、図2中の左右方向に
移動可能な構成になっている。
配置された現像装置40によりトナー画像化される。現
像装置40はM,C,Y,Bk各色のトナーとキャリア
を混合した2成分現像剤を使用した4個の現像ユニット
41,42,43,44を積載し、図2中の左右方向に
移動可能な構成になっている。
【0020】感光ドラム1上に形成されたトナー画像
は、転写装置5により記録紙Pに転写される。転写装置
5は、吸着帯電器4,転写シート5b,転写帯電器5
c,分離除電器8により構成される。用紙カセット31
あるいは32より給紙されてきた記録紙Pは、吸着帯電
器4により転写シート5Bに静電吸着され、転写帯電器
5cによりトナー画像を転写した後、分離除電器8によ
り転写シート5bから分離される。
は、転写装置5により記録紙Pに転写される。転写装置
5は、吸着帯電器4,転写シート5b,転写帯電器5
c,分離除電器8により構成される。用紙カセット31
あるいは32より給紙されてきた記録紙Pは、吸着帯電
器4により転写シート5Bに静電吸着され、転写帯電器
5cによりトナー画像を転写した後、分離除電器8によ
り転写シート5bから分離される。
【0021】このように、転写装置5でトナー画像を転
写され、分離された記録紙Pは、定着装置20により定
着され、その後排紙トレー23へ排出される。
写され、分離された記録紙Pは、定着装置20により定
着され、その後排紙トレー23へ排出される。
【0022】図1は第1の実施例による内部構成を示す
ブロツク図である。
ブロツク図である。
【0023】本図において、制御部109は、本発明を
実施した装置全体を所定のプログラムによって制御する
コントローラで、内部はCPU112,ROM113,
RAM114,I/O等で構成される。また、制御部1
09には、オペレータが装置の動作モードを指定するた
めの操作部110、及び画像編集を行う際に、編集する
画像の位置を指定するためのデジタイザ111が接続さ
れている。
実施した装置全体を所定のプログラムによって制御する
コントローラで、内部はCPU112,ROM113,
RAM114,I/O等で構成される。また、制御部1
09には、オペレータが装置の動作モードを指定するた
めの操作部110、及び画像編集を行う際に、編集する
画像の位置を指定するためのデジタイザ111が接続さ
れている。
【0024】CCD読取部101は、R,G,Bのアナ
ログ色信号を独立に得られるCCDイメージセンサ、各
色毎に信号を増幅するアンプ、各色のアナログ信号を8
ビットのデジタル信号に変換するA/Dコンバータ、さ
らに公知のシェーディング補正を行うシェーディング補
正回路により構成されている。
ログ色信号を独立に得られるCCDイメージセンサ、各
色毎に信号を増幅するアンプ、各色のアナログ信号を8
ビットのデジタル信号に変換するA/Dコンバータ、さ
らに公知のシェーディング補正を行うシェーディング補
正回路により構成されている。
【0025】CCD読取部101より得られたR1 ,G
1 ,B1 のデジタル画像信号は、シフトメモリ回路10
2に送られる。シフトメモリ回路102は制御部109
からのシフト量制御信号にしたがって、読み取った画像
の色間、及び画素間のズレが補正される。
1 ,B1 のデジタル画像信号は、シフトメモリ回路10
2に送られる。シフトメモリ回路102は制御部109
からのシフト量制御信号にしたがって、読み取った画像
の色間、及び画素間のズレが補正される。
【0026】シフトメモリ回路103より出力された画
像データR2 ,G2 ,B2 は、補色変換回路103で、
補色データC,M,Yに変換される。
像データR2 ,G2 ,B2 は、補色変換回路103で、
補色データC,M,Yに変換される。
【0027】補色変換回路102より出力された画像デ
ータは、色処理回路104により、制御部109からの
色処理制御信号にしたがってマスキング処理,黒抽出,
CUR等の処理が行われ、M,C,Y,Bkの4色の画
像信号V1 に変換される。マスキング処理,黒抽出,U
CR等の処理に関しては周知なので説明を省略する。本
実施例では、画像形成処理が色毎に面順次で行われるた
め、フルカラー出力の場合、4回のスキャンで1つの画
像を形成する構成になっている。したがって、制御部1
09より出力される色処理制御信号は、処理対象の色の
情報を含む。また、色処理回路104より出力される画
像データV1 は、それぞれのスキャンに対応するM,
C,Y,Bkの4色の内のいずれかの画像データであ
る。
ータは、色処理回路104により、制御部109からの
色処理制御信号にしたがってマスキング処理,黒抽出,
CUR等の処理が行われ、M,C,Y,Bkの4色の画
像信号V1 に変換される。マスキング処理,黒抽出,U
CR等の処理に関しては周知なので説明を省略する。本
実施例では、画像形成処理が色毎に面順次で行われるた
め、フルカラー出力の場合、4回のスキャンで1つの画
像を形成する構成になっている。したがって、制御部1
09より出力される色処理制御信号は、処理対象の色の
情報を含む。また、色処理回路104より出力される画
像データV1 は、それぞれのスキャンに対応するM,
C,Y,Bkの4色の内のいずれかの画像データであ
る。
【0028】色処理回路104から出力された画像デー
タV1 は、次にブランキング回路105に入力される。
ブランキング回路105は、画像を記録する際、あるい
は後述の画像ページメモリに書き込む際に、画像の必要
な部分のみを有効にし、他の部分はブランクにする回路
で、制御部109からのブランキングアドレスデータに
指定された画像信号のみを有効にするよう制御する。
タV1 は、次にブランキング回路105に入力される。
ブランキング回路105は、画像を記録する際、あるい
は後述の画像ページメモリに書き込む際に、画像の必要
な部分のみを有効にし、他の部分はブランクにする回路
で、制御部109からのブランキングアドレスデータに
指定された画像信号のみを有効にするよう制御する。
【0029】ブランキング回路105から出力された画
像信号V2 は、次にページメモリ106と合成回路10
7に入力される。
像信号V2 は、次にページメモリ106と合成回路10
7に入力される。
【0030】ページメモリ106は、読み取った画像を
一時記憶しておくメモリであり、本実施例の場合、ペー
ジメモリ106は16Mバイトで、A4単色1ページ分
の容量を持つ。ページメモリ106は、メモリ制御回路
108により出力されるアドレス、及び書き込み,読み
だし信号により制御される。
一時記憶しておくメモリであり、本実施例の場合、ペー
ジメモリ106は16Mバイトで、A4単色1ページ分
の容量を持つ。ページメモリ106は、メモリ制御回路
108により出力されるアドレス、及び書き込み,読み
だし信号により制御される。
【0031】合成回路107は、ブランキング回路10
5から出力されたリアルタイムな画像信号V2 とページ
メモリ106に書き込まれている遅延された画像信号V
M とを合成した画像信号VO を出力するものである。合
成回路107は、制御部109からの合成回路制御信号
により画像合成する場合のみ、画像信号V2 と画像信号
VM とを合成するよう制御される。
5から出力されたリアルタイムな画像信号V2 とページ
メモリ106に書き込まれている遅延された画像信号V
M とを合成した画像信号VO を出力するものである。合
成回路107は、制御部109からの合成回路制御信号
により画像合成する場合のみ、画像信号V2 と画像信号
VM とを合成するよう制御される。
【0032】メモリ制御回路108は、ページメモリ1
06のアドレス信号、ページメモリ106への画像信号
の書き込みタイミング信号、ページメモリ106からの
読みだしタイミング信号、ページメモリ106のリフレ
ッシュ信号等を、制御部109からのメモリ制御信号に
したがって生成し、デジタイザ111によって指定され
た領域を操作部110より入力された動作モードで制御
する。
06のアドレス信号、ページメモリ106への画像信号
の書き込みタイミング信号、ページメモリ106からの
読みだしタイミング信号、ページメモリ106のリフレ
ッシュ信号等を、制御部109からのメモリ制御信号に
したがって生成し、デジタイザ111によって指定され
た領域を操作部110より入力された動作モードで制御
する。
【0033】図3は第1の実施例による動作を説明する
図であり、図4は図3におけるCPU112の制御手順
を説明するフローチヤートである。
図であり、図4は図3におけるCPU112の制御手順
を説明するフローチヤートである。
【0034】図3において、301は原稿台である。本
実施例では最大A3の大きさの原稿まで読み取ることが
可能である。原稿台301の左上にはホームポジション
302が設けられている。このホームポジション302
を基準に、原稿は読み取られる。
実施例では最大A3の大きさの原稿まで読み取ることが
可能である。原稿台301の左上にはホームポジション
302が設けられている。このホームポジション302
を基準に、原稿は読み取られる。
【0035】全体の手順として、原稿台301上に置か
れた2種類の原稿303,304は、各々A4サイズの
カラー原稿である。原稿303ではAで示される部分を
抜き出し、原稿304ではBで示される部分を消去し
て、両原稿を合成する。以上の部分A,Bは、デジタイ
ザ111によって指示される。
れた2種類の原稿303,304は、各々A4サイズの
カラー原稿である。原稿303ではAで示される部分を
抜き出し、原稿304ではBで示される部分を消去し
て、両原稿を合成する。以上の部分A,Bは、デジタイ
ザ111によって指示される。
【0036】そこで、操作部110上のコピースタート
キーが押されると(ステツプS1)、前述のような複写
動作が開始される。まずイメージスキャナ部201では
原稿303,304をA3の原稿(最大のサイズ)とし
て読み取りを行い(ステツプS2)、プリンタ部202
がA4の記録紙に出力できるように制御部109は制御
を行う(ステツプS3)。すなわち、制御部109の制
御において、原稿303の領域では、イメージスキャナ
部201によって原稿303が読み取られ、ブランキン
グ回路105によって部分A以外の領域の画像が消去
(トリミング)されて、その結果がページメモリ106
に書き込まれる。
キーが押されると(ステツプS1)、前述のような複写
動作が開始される。まずイメージスキャナ部201では
原稿303,304をA3の原稿(最大のサイズ)とし
て読み取りを行い(ステツプS2)、プリンタ部202
がA4の記録紙に出力できるように制御部109は制御
を行う(ステツプS3)。すなわち、制御部109の制
御において、原稿303の領域では、イメージスキャナ
部201によって原稿303が読み取られ、ブランキン
グ回路105によって部分A以外の領域の画像が消去
(トリミング)されて、その結果がページメモリ106
に書き込まれる。
【0037】続いて原稿304の領域では、原稿304
を読み取ると同時に、プリンタ部202が第1色目のマ
ゼンタ(M)を用いた記録が開始される。即ち、原稿3
04では部分Bの領域がブランキング回路105によっ
て消去(マスキング)され、その消去後の画像は合成回
路107によってページメモリ106内に書かれている
原稿303の画像と合成され、プリンタ部202によっ
てマゼンタ(M)のトナー画像が形成される。このとき
制御部109は、部分Aと部分Bとが重なるように、ペ
ージメモリ106からの読み出しタイミングを制御する
(ステツプS4)。
を読み取ると同時に、プリンタ部202が第1色目のマ
ゼンタ(M)を用いた記録が開始される。即ち、原稿3
04では部分Bの領域がブランキング回路105によっ
て消去(マスキング)され、その消去後の画像は合成回
路107によってページメモリ106内に書かれている
原稿303の画像と合成され、プリンタ部202によっ
てマゼンタ(M)のトナー画像が形成される。このとき
制御部109は、部分Aと部分Bとが重なるように、ペ
ージメモリ106からの読み出しタイミングを制御する
(ステツプS4)。
【0038】このようにして、残りのシアン(C),イ
エロー(Y),ブラック(Bk)についても同様の読み
取りと記録を行うことによって、フルカラー画像同士の
合成画像出力308を得ることができる(ステツプS
5)。
エロー(Y),ブラック(Bk)についても同様の読み
取りと記録を行うことによって、フルカラー画像同士の
合成画像出力308を得ることができる(ステツプS
5)。
【0039】以上したように、第1の実施例によれば、
原稿を2枚読み取る際に、途中でシーケンスを止めず、
2枚の原稿を一読み取り動作で読み取ることで、生産性
を落とさないでカラー画像合成が可能になる。また、良
好な画質の出力画像を形成することができる。 <第2の実施例>以下に、第2の実施例を説明する。こ
の説明にあたっては、第1の実施例と同様のものは同じ
番号を1000番台で表して説明を省略する。
原稿を2枚読み取る際に、途中でシーケンスを止めず、
2枚の原稿を一読み取り動作で読み取ることで、生産性
を落とさないでカラー画像合成が可能になる。また、良
好な画質の出力画像を形成することができる。 <第2の実施例>以下に、第2の実施例を説明する。こ
の説明にあたっては、第1の実施例と同様のものは同じ
番号を1000番台で表して説明を省略する。
【0040】図5は第2の実施例による動作を説明する
図であり、図6は図5におけるCPUの制御手順を説明
するフローチヤートである。
図であり、図6は図5におけるCPUの制御手順を説明
するフローチヤートである。
【0041】図5において、原稿台1301上に置かれ
た原稿1401,1402は、各々A4サイズの原稿で
ある。例えば原稿1401は、帳票,名簿等のフォーマ
ットになるような白黒原稿であり、原稿1402は、原
稿1401のフォーマットにはめ込みたい写真等のカラ
ー原稿である。図5によれば、原稿1401はCで示す
部分を消去し、原稿1402はDで示す部分を抜き出し
てそれぞれを合成する。以上の部分C,Dは、デジタイ
ザ1111によって指示される。
た原稿1401,1402は、各々A4サイズの原稿で
ある。例えば原稿1401は、帳票,名簿等のフォーマ
ットになるような白黒原稿であり、原稿1402は、原
稿1401のフォーマットにはめ込みたい写真等のカラ
ー原稿である。図5によれば、原稿1401はCで示す
部分を消去し、原稿1402はDで示す部分を抜き出し
てそれぞれを合成する。以上の部分C,Dは、デジタイ
ザ1111によって指示される。
【0042】そこで、操作部1110上のコピースター
トキーが押されると(ステツプS101)、上述のよう
な複写動作が開始される。原稿1401の領域では、イ
メージスキャナ部1201によって原稿1401が白黒
イメージとして読み取られ(ステツプS102)、ブラ
ンキング回路1105により部分Cの領域画像が消去
(トリミング)され、その結果がページメモリ1106
に書き込まれる(ステツプS103)。
トキーが押されると(ステツプS101)、上述のよう
な複写動作が開始される。原稿1401の領域では、イ
メージスキャナ部1201によって原稿1401が白黒
イメージとして読み取られ(ステツプS102)、ブラ
ンキング回路1105により部分Cの領域画像が消去
(トリミング)され、その結果がページメモリ1106
に書き込まれる(ステツプS103)。
【0043】次にイメージスキャナ部1201によっ
て、原稿1402の読取を開始する位置1403をスタ
ート地点とし、原稿1402がフルカラーで読み取られ
(ステツプS4)、これと同時にプリンタ部1202に
おいて、第1色目のマゼンタ(M)による記録が開始さ
れる。即ち、原稿1402では、部分D以外の領域がブ
ランキング回路1105で消去(トリミング)され、両
画像を合成しながらマゼンタ(M)のトナー画像の形成
動作が行われる(ステツプS105)。
て、原稿1402の読取を開始する位置1403をスタ
ート地点とし、原稿1402がフルカラーで読み取られ
(ステツプS4)、これと同時にプリンタ部1202に
おいて、第1色目のマゼンタ(M)による記録が開始さ
れる。即ち、原稿1402では、部分D以外の領域がブ
ランキング回路1105で消去(トリミング)され、両
画像を合成しながらマゼンタ(M)のトナー画像の形成
動作が行われる(ステツプS105)。
【0044】マゼンタの画像形成動作が終わると、イメ
ージスキャナ部1201は位置1403まで戻り、シア
ン,イエロー,ブラックのトナー画像形成動作を行う
(ステツプS106)。ここで、ブラックの画像形成時
に、イメージスキャナ部1201で読み取られた原稿4
02のブラックの画像信号は合成回路1107でページ
メモリ1106内に書かれている原稿1401の画像と
合成されトナー画像化されることによって、合成画像出
力1404が得られる。
ージスキャナ部1201は位置1403まで戻り、シア
ン,イエロー,ブラックのトナー画像形成動作を行う
(ステツプS106)。ここで、ブラックの画像形成時
に、イメージスキャナ部1201で読み取られた原稿4
02のブラックの画像信号は合成回路1107でページ
メモリ1106内に書かれている原稿1401の画像と
合成されトナー画像化されることによって、合成画像出
力1404が得られる。
【0045】以上説明した様に、第2の実施例によれ
ば、白黒原稿とカラー原稿とを合成する際に、まず白黒
原稿を一度だけ読み取ってページメモリに書き込み、続
いてカラー原稿を読み取ってページメモリに書き込まれ
ている白黒画像データと合成しながら複写動作を行うこ
とで、画像合成を行う場合でも複写スピードを落とさな
いで出力することが可能になる。
ば、白黒原稿とカラー原稿とを合成する際に、まず白黒
原稿を一度だけ読み取ってページメモリに書き込み、続
いてカラー原稿を読み取ってページメモリに書き込まれ
ている白黒画像データと合成しながら複写動作を行うこ
とで、画像合成を行う場合でも複写スピードを落とさな
いで出力することが可能になる。
【0046】さて、上述した第2の実施例では、原稿台
上に2枚の原稿を置いて画像合成を行ったが、自動原稿
交換装置を用いても良い。この場合、白黒原稿を一番最
初に読み取るようにセツトすると、一枚目の原稿を読み
取って指定領域をマスキングしてページメモリに書き込
み、それ以後の原稿は所定領域をトリミングして合成し
ながらカラー画像形成を行うことによって、同一フォー
マットでカラー画像部だけ原稿の異なるものを多数出力
することが容易になるという効果がある。
上に2枚の原稿を置いて画像合成を行ったが、自動原稿
交換装置を用いても良い。この場合、白黒原稿を一番最
初に読み取るようにセツトすると、一枚目の原稿を読み
取って指定領域をマスキングしてページメモリに書き込
み、それ以後の原稿は所定領域をトリミングして合成し
ながらカラー画像形成を行うことによって、同一フォー
マットでカラー画像部だけ原稿の異なるものを多数出力
することが容易になるという効果がある。
【0047】また、前述の第2、第3の実施例では、フ
ォーマット画像を白黒画像として説明したが、本発明は
これに限定されるわけではなく、M,C,Yといった他
の多色で構成しても良い。
ォーマット画像を白黒画像として説明したが、本発明は
これに限定されるわけではなく、M,C,Yといった他
の多色で構成しても良い。
【0048】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カラー画像同士の画像合成を生産性を落とさずに実施で
きる。
カラー画像同士の画像合成を生産性を落とさずに実施で
きる。
【図1】第1の実施例による内部構成を示すブロツク図
である。
である。
【図2】本発明の第1の実施例による画像形成装置の内
部構成を概略的に示す側断面図である。
部構成を概略的に示す側断面図である。
【図3】第1の実施例による動作を説明する図である。
【図4】図3におけるCPU112の制御手順を説明す
るフローチヤートである。
るフローチヤートである。
【図5】第2の実施例による動作を説明する図である。
【図6】図5におけるCPUの制御手順を説明するフロ
ーチヤートである。
ーチヤートである。
1 感光ドラム 4 吸着帯電器 5 転写装置 5b 転写シート 5c 転写帯電器 8 分離除電器 11 第1走査ミラー 12 第2走査ミラー 13 第3走査ミラー 14 結像レンズ 15 CCD 16 レーザスキヤナユニツト 17,18 固定ミラー 20 原稿照明ランプ 31,32 用紙カセツト 40 現像装置 41,42,43,44 現像ユニツト 101 読取装置 102 シフトメモリ 103 補色変換回路 104 色処理回路 105 ブランキング回路 106 ページメモリ 107 合成回路 108 メモリ制御部 109 制御部 110 操作部 111 デジタイザ 112 CPU 113 ROM 114 RAM 201,1201 イメージスキヤナ部 202,1202 プリンタ部 203 画像処理部 303,304,401,402 原稿 308,404 合成画像出力 403 位置
Claims (2)
- 【請求項1】複数の原稿画像を読み取って合成する画像
処理装置において、 第1、第2の原稿画像を1回の読み取り走査で読み取る
読取手段と、 前記読取手段で前記第1の原稿を読み取る場合に、所定
の指定領域の画像を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された画像を読み出しながら、前記
読取手段で前記第2の原稿画像を読み取ることによっ
て、前記第2の原稿画像と前記記憶手段に記憶された画
像とを合成出力する合成出力手段とを備えることを特徴
とする画像処理装置。 - 【請求項2】前記第1、第2の原稿画像はそれぞれカラ
ー原稿であって、前記記憶手段はカラー画像の記憶手段
であることを特徴とする請求項1の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4309887A JPH06164891A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4309887A JPH06164891A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06164891A true JPH06164891A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=17998517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4309887A Withdrawn JPH06164891A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06164891A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8698959B2 (en) | 2009-06-03 | 2014-04-15 | Thomson Licensing | Method and apparatus for constructing composite video images |
-
1992
- 1992-11-19 JP JP4309887A patent/JPH06164891A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8698959B2 (en) | 2009-06-03 | 2014-04-15 | Thomson Licensing | Method and apparatus for constructing composite video images |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |