JPH0121275Y2 - - Google Patents

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JPH0121275Y2
JPH0121275Y2 JP1982144646U JP14464682U JPH0121275Y2 JP H0121275 Y2 JPH0121275 Y2 JP H0121275Y2 JP 1982144646 U JP1982144646 U JP 1982144646U JP 14464682 U JP14464682 U JP 14464682U JP H0121275 Y2 JPH0121275 Y2 JP H0121275Y2
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JP
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gas
gas bag
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air hose
air
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JP1982144646U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、都市ガスの供給用導管内等を流れる
ガス体を導管内において簡易的に遮断する際に用
いられるガスの遮断装置に関するものである。
[従来技術] ガス導管の切断工事を行う際、或いは緊急にガ
スをガス導管内において遮断する際に、バルブな
どを使用しないで簡易に遮断する方法としては、
第1図に示すようにガス導管01に穿孔02を行
ない、この穿孔02からエアーを注入するとゴム
玉のように脹らむ所謂ガスバツク03を挿入して
ガスを遮断するという方法が知られている。そし
て、このガスバツグは、破損に伴う安全性や、越
しガス放散などの必要性から、通常2ケずつ挿入
される例が多い。この場合、従来のガスバツグ0
3はゴム製の比較的厚く硬い材質で造られている
ため、収縮時において嵩張り、1ケの穿孔02
(タツプ孔)を介して挿入することの出来る数は
1ケのみで、2ケのガスバツグ03をガス導管0
1内に挿入する場合には、第1図に示すように穿
孔02も2ケ必要となつている。
[従来技術に求められる課題] このため、穿孔作業に手数を要すると共に工事
終了後にはこの穿孔02をいちいちプラグで閉塞
する必要があり、これにも手数を要するという欠
点がある。又、穿孔02はガス導管01の径との
関係であまり大きくはできないため、ガスバツグ
03がこの穿孔02に引掛つて擦り傷が付くこと
も多い。
更に、従来のガスバツグ挿入方式ではガスバツ
グが脹らむまでは穿孔02を介してガスが漏洩す
るという欠点がある。
本考案は以上の如き点に鑑みて提案されるもの
で、その目的の第1は2ケのガスバツグを1ケの
穿孔を介して素早くガス導管内に挿入できるよう
にすることである。次に第2の目的はガスバツグ
を収縮時に嵩張らないように構成してガスバツグ
の出し入れ時に穿孔で損傷したりしないようにす
ることである。更に第3の目的はガスバツグの挿
入作業中に穿孔を介してガスが漏洩しないように
することである。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記課題を解決する技術的な手段とし
て次の如き構成のガスの遮断装置を提案する。
下端を開放し、かつこの下端の外周にネジを切
り、側壁に越しガス放散管を取り付けると共に天
壁にエアーホース挿入用の挿入孔を2ケ所開設し
て成る中空状の透明体から成る本体と、 前記本体の挿入孔を介して本体内に出し入れ自
在に挿入して成るエアーホースと、 二枚の四角形ゴム引きナイロン布を合わせて作
つたガスバツグ本体内の一辺に沿つて前記エアー
ホースの先端側を挿入固定して成るガスバツグ
と、 から成るガスの遮断装置。
上記構成において、ガスバツグ本体内に挿入固
定するエアーホースの長さは、ガスバツグ本体の
少なくとも中間位までは挿入した方がよい。これ
は、旗状にしてエアーホースに巻きつけるのに便
利なためである。
[作用] 上記ガスの遮断装置は、先ず遮断箇所において
ガス導管に穿孔機を用いて穿孔を行なうと同時に
この穿孔にタツプ立てを行なつてネジ孔とする。
次に、本体内にガスバツグを先端において巻い
たエアーホースを挿入し、この本体を上記穿孔の
ネジ孔内に螺合してガス導管上に立てる。
次に、一方のエアーホースを下方に押し込んで
ガス導管内にガスバツグ本体部分を挿入し、エア
ーホースを回してガスバツグ本体を解き、かつ少
しエアーを注入しながらガスバツグ本体を外側に
向ける。そして、更にエアーホースを介してガス
バツグ本体内にエアーを注入し、ガスバツグ本体
を脹らませてガス導管の内壁に密着させる。同じ
ようにしてもう一方のガスバツグ本体もガス導管
内に挿入し、脹らませて密着させる。なお、これ
らの作業中、ガスバツグ本体の位置関係は透明な
本体を通して確認しながら行なう。
次に、工事が終了し、ガスバツグ本体を取り外
ずす際は、エアーホースからエアーを抜いてガス
バツグ本体を収縮させ、次にエアーホースをその
まま任意の方向に回転してこのエアーホースに偏
平に収縮したガスバツグ本体を巻きつけてから本
体内にガスバツグ本体を収容し、次に本体をガス
導管の穿孔ネジ孔から取り外ずす。本体を取り外
ずしたのちの穿孔ネジ孔には閉塞用プラグを螺合
して閉塞する。
[実施例及びその作用] 第2〜8図に本考案の実施例を示す。第2図に
於いて、1は透明な材質(例えばプラスチツク)
から成り、下端にタツプ孔に対するネジ2を切
り、側壁3に越しガス放散管4を取り付け、天壁
5に2ケのエアーホース挿入孔6,6′を開口し
て成る中空状の本体である。
7,7′は挿入孔6,6′に対して上方から押し
込み自在に挿入された金属製のエアーホースにし
て、この下端にはゴム引きナイロン布で造つた極
く薄く柔軟で、エアーを抜いた際は偏平な四角形
になるガスバツグ本体8,8′が旗状に取り付け
られている。この状況は第6図イに示されてい
る。9,9′はエアーホース7,7′の本体1外に
取り付けたストツパーにして、エアーホース7,
7′の押し込み目安とするものである。10,1
0′は前記ガスバツグ8,8′に対してエアーを注
入するためのフレキシブルパイプを示す。
次にその使用例を説明する。
第4図はガス導管11に対して本考案装置を取
り付け、一方のガスバツグ本体8を下降させた状
態を示し、本体1は無漏洩式穿孔機を取り付ける
ためのシヤツター台12の孔13を介して直接ガ
ス導管11の穿孔ネジ孔14に対してネジ2を利
用して取り付けられる。
本体1を取り付けたなら、次に下端にガスバツ
グ本体8を巻きつけたエアーホース7(この状況
は第6図ロに示されている。)をストツパー9が
本体1の天壁5に当るまで押し下げ、ガスバツグ
本体8内に少しエアーを注入してガスバツグ本体
8が外側を向くように本体1の外から確認し、更
に同じようにしてもう一方のガスバツグ本体8′
を挿入し、互いに背中合わせの状態になるように
調整する。次に、フレキシブルパイプ10,1
0′からエアーホース7,7′を介してガスバツグ
本体8,8′内にエアーを注入し、ガスバツグ本
体8,8′を第5図に示すように管内で膨脹させ、
ガスを遮断する。第7図はエアーバツグ本体8,
8′が膨脹した状況を示し、第8図は膨脹した状
態でのA−A′線断面図である。但し、ガスバツ
グ本体8,8′は何にも拘束されない状況におい
ては第7図のとおり楕円であるが、管内で拘束を
受けると、第8図のように中央部の断面において
円形となり、管に密着する。工事終了後は、ガス
バツグ本体8,8′内の空気を抜き、次にエアー
ホース7,7′を回転して、ガスバツグ本体8,
8′をエアーホース7,7′の先に巻き付けてから
エアーホース7,7′を引き上げ、ガスバツグ本
体8,8′を本体1内に戻す。ガスバツグ本体8,
8′を本体1内に戻して収容されたことを確認し
てから本体1を穿孔ネジ孔14から取り外ずし、
この穿孔ネジ孔にはプラグを締め付けて閉塞す
る。
[本考案の効果] 本考案は以上のように、透明な本体内に、ガス
バツグ本体を旗状に取り付けたエアーホースを2
本挿入し、このエアーホースの出し入れによりガ
スバツグをガス導管内に挿入したり、これからと
り出すことができるようにしたので、次の如き効
果を期待できる。
a 本体内にガスバツグ付の2本のエアーホース
を挿入し、この本体をガス導管に設けた穿孔ネ
ジ孔に取り付けるようにしたので、ガス導管に
対する穿孔ネジ孔は1ケで済み、然も本体も1
ケのため、穿孔作業及び本体の取り付けを素早
くできる。この結果、特に緊急時におけるガス
の遮断に有効である。
b ガスバツグ本体はゴム引きナイロン布である
ため、薄く、また収縮状態において旗状を呈し
ている。この結果、本体内において、ガスバツ
グ本体をあらかじめエアーホースに巻き付けて
棒状にしておき、この状態で本体から直接ガス
導管内に挿入したり、又、ガス導管から引き抜
くことができる。この結果、ガスバツグ本体は
ガス導管側の穿孔ネジ孔に直接擦れることはな
く、よつてガスバツグ本体がその出し入れに際
して損傷する必要がない。
c 本体をガス導管の穿孔ネジ孔に取り付けてか
らガスバツグ本体の挿入及び引き出しを行なう
ため、このガスバツグ本体の出し入れ作業時に
穿孔ネジ孔から漏洩したガスは本体内において
溜められ、外部に漏洩しない。この結果、ガス
の遮断作業を安全に行なうことができる。
d 収縮時に四角形状に偏平となるガスバツグ本
体をエアーホースの先端に旗状に取り付け、ガ
スバツグ本体の出し入れ時にあらかじめガスバ
ツグ本体をエアーホースに巻き付けて細くして
おくことができる。この結果、穿孔ネジ孔もで
きるだけ小径に穿孔することができると共にガ
ス導管内において2本の旗状ガスバツグを背中
合わせのようにして挿入できる。このため、2
本一緒に同一の孔からガス導管内に挿入して脹
らませても互いに干渉しない。
c 本体を透明体にて構成したので、エアーホー
ス及びガスバツグ本体の状態を外から透視で確
認できる。この結果、作業が大変しやすい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来に於けるガスバツグの使用例を示
す説明図、第2図は本考案に係るガスの遮断装置
の断面図、第3図は平面図、第4,5図は使用例
を示す断面図、第6図イはガスバツグ本体部分の
斜視図、第6図ロはガスバツグ本体をエアーホー
スに巻きつけた状態の斜視図、第7図はガスバツ
グ本体を脹らませた状態の斜視図、第8図はA−
A′線断面図である。 1……本体、2……ネジ、3……側壁、4……
放散管、5……天壁、6,6′……挿入孔、7,
7′……エアーホース、8,8′……ガスバツグ本
体、9,9′……ストツパー、10,10′……フ
レキシブルパイプ、11……ガス導管、12……
シヤツター台、13……孔、14……穿孔ネジ
孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下端を開放し、かつこの下端の外周にネジを切
    り、側壁に越しガス放散管を取り付けると共に天
    壁にエアーホース挿入用の挿入孔を2ケ所開設し
    て成る中空状の透明体から成る本体と、 前記本体の挿入孔を介して本体内に出し入れ自
    在に挿入して成るエアーホースと、 二枚の四角形ゴム引きナイロン布を合わせて作
    つたガスバツグ本体内の一辺に沿つて前記エアー
    ホースの先端側を挿入固定して成るガスバツグ
    と、 から成るガスの遮断装置。
JP14464682U 1982-09-24 1982-09-24 ガスの遮断装置 Granted JPS5949090U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14464682U JPS5949090U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 ガスの遮断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14464682U JPS5949090U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 ガスの遮断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5949090U JPS5949090U (ja) 1984-03-31
JPH0121275Y2 true JPH0121275Y2 (ja) 1989-06-26

Family

ID=30322502

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14464682U Granted JPS5949090U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 ガスの遮断装置

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JP (1) JPS5949090U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020159415A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 北海道瓦斯株式会社 ガス管閉鎖装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722490A (en) * 1980-07-12 1982-02-05 Osaka Gas Co Ltd Nonstop flow type device for constructing conduit pipe

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020159415A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 北海道瓦斯株式会社 ガス管閉鎖装置

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JPS5949090U (ja) 1984-03-31

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