JPH0121198B2 - - Google Patents

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JPH0121198B2
JPH0121198B2 JP59255880A JP25588084A JPH0121198B2 JP H0121198 B2 JPH0121198 B2 JP H0121198B2 JP 59255880 A JP59255880 A JP 59255880A JP 25588084 A JP25588084 A JP 25588084A JP H0121198 B2 JPH0121198 B2 JP H0121198B2
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aqueous
liquid
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Eisu Berachitaato Tomasu
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Publication date
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Publication of JPH0121198B2 publication Critical patent/JPH0121198B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G17/00Refining of hydrocarbon oils in the absence of hydrogen, with acids, acid-forming compounds or acid-containing liquids, e.g. acid sludge
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G27/00Refining of hydrocarbon oils in the absence of hydrogen, by oxidation
    • C10G27/04Refining of hydrocarbon oils in the absence of hydrogen, by oxidation with oxygen or compounds generating oxygen
    • C10G27/06Refining of hydrocarbon oils in the absence of hydrogen, by oxidation with oxygen or compounds generating oxygen in the presence of alkaline solutions

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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はスウイートニングの名で呼ばれる鉱油
の処理方法に関する。この処理方法では液状炭化
水素流中に存在するメルカプタンがジスルフイド
化合物に酸化され、このものは炭化水素流に残留
する。従つて、本発明は石油精製所で実施される
ような、ナフサ又は灯油の如き炭化水素流を処理
する方法に関する。特に本発明は炭化水素と循環
水性流を接触させ、しかる後炭化水素相と水性相
とに分離する方法及び装置に関する。
〔従来技術〕
サワー石油留分のスウイートニングは、殆どす
べての石油精製所で採用されている周知のプロセ
スである。このプロセスでは、供給炭化水素流中
に存在するメルカプタンはジスルフイド化合物に
転化し、この化合物は炭化水素流中に残留する。
つまり、スウイートニングプロセスはイオウを許
容できる形に転化させるが、炭化水素供給流から
イオウを除去するものではない。このスウイート
ニングプロセスは、所要酸素を炭化水素流に供給
すべく、典型的には空気である酸素提供流を、炭
化水素流に混合することを包含する。このプロセ
スでは酸化触媒も使用される。酸化触媒は固体組
成物の一部であつても差支えなく、また水性のア
ルカリ性溶液に分散又は溶解してても差支えな
い。普通に使用される酸化触媒は金属フタロシア
ニン化合物である。この種の好ましい触媒は、米
国特許第2882224号に記載されている。この米国
特許にはまたスウイートニングプロセスの一般的
な条件と方法が教示されている。同様なスウイー
トニングプロセスのフローは、米国特許第
2988500号にも示されている。別の触媒系を用い
るスウイートニングプロセスは、米国特許第
3923645号に記載されている。
二つの商業的スウイートニングプロセスのフロ
ーは、1982年4月発行のHydrocarbon
Processingの124頁に示されている。通常苛性ア
ルカリと呼ばれるアルカリ性水溶液を、連続的に
充分量使用する場合、その水溶液と炭化水素流
は、接触物質の固定床を有する反応器にまず通過
せしめられる。次いでこの水溶液は別の静置容器
内で炭化水素流から分離される。第二のプロセス
フローでは、極めて少量の水溶液が反応器に供給
される。次いでこの水溶液は反応器の底部から取
出される。米国特許第4019869号には後者の方法
で使用可能な装置が示されている。そしてまたこ
の米国特許には水平な支持部材上に接触帯域とし
て載置されたシリンダー状の粒子床が教示されて
いる。商業的なスウイートニングプロセスでは、
従来このタイプの粒子床形状が使用されて来たも
のと考えられる。
米国特許第4392947号には、反応帯域の粒子床
に液体を上向き、下向き又は放射状に流すスウイ
ートニングプロセスが開示されている。
〔発明の要約〕
本発明は単一の容器内で接触工程と分離工程の
両方が実施できることを特徴とするスウートニン
グプロセスを提供する。本発明で使用する容器は
単純であるが故に低コストで設計することができ
る。本発明の従来との相違点は、粒子床が分離帯
域内まで下向きに延び、その粒子床の直径が縮少
した底部域が、下部に多孔性区域を有するシリン
ダー壁で囲繞されている点である。
本発明の一態様は、炭化水素流中のメルカプタ
ン化合物の濃度を低減化する方法として特徴付け
られるが、その方法はメルカプタンを含有する液
相の炭化水素供給流と、アルカリ性試薬を含有す
る液相の第1水性流と、酸素提供流とを、垂直に
設置した容器内に位置してメルカプタンをジスル
フイドに酸化するに充分な条件下にある不活性固
体粒状物質の固定床内で、メルカプタン酸化触媒
の存在下に接触させながら、これら液体を容器の
上部域から下方1/3の部位まで前記固定床中を並
流で流下させ;不活性固体粒状物質床の下部を囲
む垂直な多孔スクリーンを介して液体の炭化水素
系部分を、容器の底部1/3に位置する分離帯域に
水平に移行させることによつて、不活性固体粒状
物質床を下降した液体を水性相と、これより低比
重の炭化水素相とに分離してこの炭化水素相を分
離帯域の上部に形成される底なし収集室に集め;
分離帯域からジスルフイド含有炭化水素生成物流
を取り出し;底なし収集室より下位の容器の任意
の部位から第2水性流を取り出し;第2水性流の
少なくとも一部を前記の液相第1水性流として使
用するために、容器にリサイクルすることからな
る。
〔図面に基づく説明〕
図面はライン1を流れるナフサ供給原料中のメ
ルカプタンを、ジスルフイド化合物に転化させる
スウイートニング法の概略図である。本発明方法
の好ましい具体例を示すこの図面では、温度−圧
力調節機器、流量調節バルブ、リサイクルポンプ
など、この種のプロセスで慣用される機器の図示
を省略して図面を簡素化した。図面の提示はこれ
以外の具体例やその具体例の常識的な変更を本発
明から排除するものではない。
図面に於て、ライン1からのサワーナフサ供給
流は、ライン2から運ばれるアルカリ性水溶液
(ここでは苛性アルカリとも言う)と混合される。
ナフサと苛性アルカリの混合物は、ライン3で移
送される。好ましい酸素源である空気は、ライン
4からライン3中の液体に混合され、その液体内
にすべて溶解せしめられる。こうして得られた液
相反応物は、垂直容器5の上部から固体粒状物質
6の固定床上に導入される。溶解酸素を含有する
液体は接触物質中を流下する。この固体粒状物質
はメルカプタンの転化を促す適当な酸化触媒を支
持することができる。しかし、触媒は苛性アルカ
リに溶けていることが好ましい。容器のほぼ中位
に位置する環状の無孔支持リング9は、固体粒状
物質の粒子床を先細にしてその横断直径を減少さ
せている。環状の無孔壁7はリング9の下端から
下向きに延び、これによつて固体粒状物質は容器
中央で小容積のシリンダー状領域に閉じ込められ
る。壁7の下位では接触物質が多孔スクリーン8
によつて上と同様にシリンダー状に保持される。
壁7及びスクリーン8で形成されるシリンダー状
領域は、壁7及びスクリーン8の外表面と、容器
の内表面との間に位置する環状空間を区画する。
この空間が環状の分離帯域に相当する。
小直径のシリンダー状領域内の固体粒状物質中
を液体が下降すると、その液体は水性流と炭化水
素相に分離し始める。水性液体は界面14を有す
る水性相として容器の底部に集められ、炭化水素
系液体相は界面14の上に位置する。下降液体は
最終的に多孔スクリーン8を水平に通過し、環状
の分離帯域に流れ出る。炭化水素は環状分離帯域
の上部に位置する底なし収集室内に上昇する。こ
の収集室から処理済みナフサは生成物流としてラ
イン10に取出される。水性液体はリサイクルの
ためライン2に取出される。少量の苛性アルカリ
は周期的に除去することができ、あるいは苛性ア
ルカリを所望の純度と濃度に保持すべくライン1
1から追加することができる。アルカリ性水溶液
を間欠的に又は極めて少量ずつ添加する場合、水
性液体は容器5の底部からライン13にも抜き出
すことができる。ベントライン12は容器内でガ
スが発生した場合、これを排気すべく容器5の頂
部に設けることができる。
〔発明の詳述〕
石油精製所で生成される多くの液体炭化水素留
分は、極めて高価な脱硫処理に付されていない限
り、いくらかのイオウ化合物を含有する。これら
留分のイオウ濃度は、水素処理のような精製操作
を受けているので、比較的低い。多くの場合、全
イオウ濃度がその程度に低ければ、モーター燃料
用ナフサ、灯油又はジーゼル燃料のような製品で
は充分である。しかし、或る種のイオウ化合物に
ついてはさらに一層低濃度でなければならない。
殊に、酸性で悪臭のあるメルカプタン化合物は、
極く低濃度でなければならない。イオウ含有化合
物の全量をすべて除去するには著しく費用が嵩
む。従つて、すべてのイオウ化合物を全部除去す
る代りに、少量のメルカプタン化合物をジスルフ
イド化合物に転化させるのが慣例であつて、ジス
ルフイドは蒸気圧が低く、非酸性であるので、炭
化水素生成物中に存在しても我慢できるものであ
る。この処理方法は不快臭を放つ供給原料をスウ
イート(香りのよい)生成物に転化させることか
らスウイートニングと呼ばれる。尚、こうして処
理された(doctered)生成物は、メルカプタン化
合物の不存在を示す簡単な安定試験に合格するこ
とから、ドクタースウイート生成物と呼ばれるこ
ともある。
スウイートニングは通常液体の炭化水素生成物
のメルカプタン含量を低下させる安価な方法とし
て、商業的に広く採用されている。典型的な商業
用スウイートニング装置では、炭化水素原料はガ
ス状の酸素提供流と混合されて接触酸化帯域に流
され、ここでメルカプタンは対応するジスルフイ
ドに酸化される。この反応は酸化縮合とも呼ばれ
ている。高濃度酸素を含有するガスは高価である
ので、酸素提供流としては空気が普通使用され
る。メルカプタンを化学量論的に酸化するのに要
する量より過剰の酸素が、酸化反応を促進させる
目的で炭化水素流に添加される。
通常苛性アルカリと呼ばれるアルカリ性溶液も
炭化水素流に混合されるが、これは連続的でも周
期的でも差支えない。アルカリ性溶液を連続的に
使用するプロセスでは、2相の面接触と混合をよ
くする必要がある。炭化水素と水性苛性アルカリ
を接触帯域に通すことにより、両液は充分混合さ
れ、分離困難な分散液になる。水性相が炭化水素
相に残ることは、殆どすべての場合、極めて望ま
しくない。前記の分散液は静置帯域で充分な時間
保持すれば、2液に分離可能である。しかし、静
置帯域はプロセスのコストを増大させる。本発明
の目的のとひとつは、水性相と炭化水素相を充分
に接触させることができ、しかも別途に大容量の
分離容器を必要としない処理方法を提供すること
にある。また装置費用とスウイートニングプロセ
スの複雑さを軽減することも、本発明の目的であ
る。
本発明の方法はナフサ及び灯油を含む各種の比
較的軽質の炭化水素留分をスウイートニングする
際に利用可能である。軽質直留ナフサ、軽質コー
カーナフサ又は流動接触分解生成物は、好ましい
供給原料の具体例であつて、これらは約430〓
(約221.1℃)以下の沸点を有する炭化水素混合物
を含有する。供給原料は石炭、石油、オイルシエ
ルなどから導かれたものでもよい。本発明の方法
に於て、以下に詳述するアルカリ性溶液と炭化水
素原料との混合物は、固体粒状物質の固定床を下
向きに通過せしめられる。液体は分配器により床
の上面全体に散布される。固体粒状物質の固定床
の少なくとも上半分は、処理容器の内面と同様な
シリンダー状をなす。液体はメルカプタンをジス
ルフイド化合物に転化させる所望の酸化縮合を伴
いながら固体粒状物質中を下に移動する。ジスル
フイド化合物は炭化水素流中に溶解する。容器の
下部で、好ましくは容器の下1/3の部位で、二つ
の液相は分離する。この分離は固体粒状物質中で
も少なくとも部分的に生起する。分離は液体が分
離帯域に水平に流れることで、その垂直方向速度
が低下した時に開始される。
分離帯域は少なくともひとつの多孔パネル又は
多孔スクリーンによつて、容器の他の部分から同
じレベルで区画される。この多孔スクリーンは分
離帯域への粒状物質の侵入を阻止し、液体を自由
に流通させるものである。炭化水素は分離帯域中
に流れ込み、当該帯域の頂部に炭化水素出口があ
る関係で、分離帯域内を上昇する。これを実現す
るため、小比重の炭化水素をトラツプできる被い
又はカバーで、分離帯域の上部を囲まれなければ
ならず、そうすることによつて、分離帯域の頂部
に底なし(底あき)室が形成される。この部屋の
底部は炭化水素が流入し高比重の水性のアルカリ
性溶液が容器底部に沈降できるよう開放されてい
る。分離帯域は固体粒状物質を全く含まず、容器
の底部内面まで下向きに延びていることが好まし
い。
分離帯域は幾つかの形状をとることができる。
例えば、容器底部の中央に位置する断面長方形の
箱型構造をとることができる。この分離帯域を上
方から見ると、当該箱型構造は容器外壁の内面間
全体に延びた細長い長方形断面を有する。しか
し、分離帯域は接触物質のシリンダー型床を囲繞
した環状であることが特に好ましい。そしてこの
シリンダー型床は、シリンダー状接触床と連続し
て、図示の如く容器内に下向きに延長されている
ことが好ましい。さらに前記の環状領域は容器の
内面に隣接していることが好ましい。何故なら、
容器内に導管や収集装置を設置しなくとも、多孔
壁を設けるだけで容器から液体を直接排出できる
からである。また、別法として、2枚のシリンダ
ー状多孔壁を使用することにより、環状の分離帯
域を容器の半径方向内側に位置させることもでき
る。この場合、接触物質は分離帯域を囲繞する環
状域にも、また環状の分離帯域で囲まれるシリン
ダー状域にも存在する。分離帯域の全断面積は容
器の全断面積の25パーセント以下、好ましくは20
パーセント以下である。従つて、容器断面積の75
パーセント以上は固体粒状物質で満たされている
ことが好ましい。
分離帯域の多孔壁は剛性の自己支持可能な金属
スクリーンで作られることが好ましい。このスク
リーンは平行なフエースロツドを垂直な支持部材
又は接合ロツドに溶接することで組立てることが
できる。フエースロツドはフラツトな突出面を有
し、その面は固体粒状物質側に向くものとすべき
である。この材料はミネソタ、ニユーブライトン
のジヨンソンデイヴイジヨン オブ ユーオーピ
ー インコーポレーテツドから購入できる。シリ
ンダー状スクリーンは好ましくは容器の内面に達
するまで下向きに延びる。分離帯域の残りの内壁
は、厚さ1/4インチの炭素鋼のような無孔の金属
板で形成される。固体粒状物質の床は、容器の楕
円底で支持されることが好ましい。容器底部の別
の多孔スクリーンは、接触物質がドレインと共に
排出されるのを防止するために使用される。本発
明を実施する場合の手助けとして、商業的規模で
あるが比較的小型の設計例を見ると、外容器は6
フイート(約1.8m)の内径を有し、高さ8フイ
ート(約2.4m)の固体粒状物質床を含有する。
分離帯域は図示のように環状である。無孔のシリ
ンダー状壁の高さは約12インチ(約30.5cm)であ
り、多孔のシリンダー状の高さは約22インチ(約
55.9cm)である。この例ではアルカリ性水溶液を
極めて低流速で導入しているので、水性相の出口
は容器の底部にある。もし、実質的量(2vol%以
上)の水性液体を炭化水素と共に容器に導入した
場合には、水性相の出口は多孔壁の頂部より下の
位置で分離帯域内と連通させることが好ましい。
本発明方法は次の各工程からなる炭化水素の処
理方法として特徴付けられる。すなわち、メルカ
プタンを含有する液相の炭化水素供給流を、アル
カリ性試薬とアルカリ性水溶液に可溶なメルカプ
タン酸化触媒を含有する液相の第1水性流と、さ
らに酸素提供流と混合して液相の反応帯域供給流
を形成させ;垂直な容器の上部から少なくとも下
方1/4まで下向きに延びた固体粒状物質の固定床
に、前記の反応帯域供給流をメルカプタンをジス
ルフイドに酸化するに充分な条件下で通し;前記
容器の下部域に位置し、前記固体粒状物質の固定
床の下方域を囲繞する環状の分離帯域に、液体を
垂直な多孔壁を通して引き出し、多孔壁の上方に
位置して無孔の上部壁及び側壁で固定床から区分
されている底なし有蓋領域に、ジスルフイド含有
炭化水素相を上昇させ、容器底部にアルカリ性試
薬含有水性相を沈降させることで、固定床中を流
下した供給流を分離し;前記の底なし領域から処
理された炭化水素生成物流を取出して容器の下部
から第2水性流を取出し;この第2水性流の少な
くとも一部を前記の第1水性流として使用するこ
とからなる。
本発明ではメルカプタン酸化触媒が使用され
る。この触媒は酸化帯域内に収容される不活性固
体粒状物質の床に担持させることができ、また水
性のアルカリ性溶液に分散又は溶解させることも
できる。循環水性流中に触媒を存在させること
は、触媒の交換が必要な場合に、これを迅速に行
なえる利点がある。担持型触媒と溶解した触媒を
併用することも可能である。米国特許第3923645
号には不活性粒状担体に保持させるのに好ましい
テトラピリジノポルフイラジンの金属化合物から
なる触媒が記載されている。好ましい触媒は前掲
の引用文献及び米国特許第2853432号、第3445380
号、第3574093号、第4098681号などに記載されて
いる金属フタロシアニンである。金属フタロシア
ニンの金属はチタン、亜鉛、鉄、マンガンなどで
もよいが、コバルト又はバナジウムのいずれかで
あることが好ましく、コバルトであることは特に
好ましい。コバルトフタロシアニンモノスルホネ
ート又はコバルトフタロシアニンジスルホネート
のような商業的に入手可能なスルホン化化合物が
好ましいが、他のモノ−、ジ−、トリ−及びテト
ラ−スルホ誘導体も使用可能である。金属フタロ
シアニンにトリクロロ酢酸を作用させて得られる
ようなカルボキシル化誘導体などの他の誘導体
も、必要に応じて本発明に使用することができ
る。
触媒を担持型で使用する場合には、不活性な吸
着性担体物質が使用される。この物質はタブレツ
ト状、押出し成形状、球状又は形状不定の天然産
そのままの形状であつてよい。しかし、8×20メ
ツシユの形が好適である。クレー及びシリケート
のような天然物又は耐灰性無機酸化物も担体とし
て使用できる。従つて、担体はケイソウ土、キー
ゼルグール、カオリン、アルミナ、ジルコニアな
どから作ることができる。炭素含有担体を含む触
媒、特に熱的及び/又は化学的に処理されて活性
炭と同様な多孔構造を持つようになつたチヤコー
ルを含有する触媒が好ましい。活性触媒成分は含
浸後乾燥させるような適当な方法で、担体に添加
することができる。また、前掲の引用文献に記載
されている如く、酸化帯域内で触媒を形成させる
こともできる。最終触媒は好ましくは約0.1〜約
10wt%の金属フタロシアニンを含有する。固体
触媒すなわち担持型触媒は、容器の中央部を満た
す接触物質だけでもよく、他の固体粒子と混合し
てもよい。
好ましいスウイートニング方式では、水性のア
ルカリ性溶液がサワー供給流及び空気と混合さ
れ、その混合物が酸化触媒の固定床に通過せしめ
られる。好ましいアルカリ性試薬は通常苛性アル
カリと呼ばれる水酸化ナトリウム又は水酸化カリ
ウムのようなアルカリ性金属水酸化物の溶液から
なる。水酸化ナトリウムは約1〜40wt%、好ま
しくは約1〜約25wt%の濃度で使用される。所
望により他の適当なアルカリ性物質も使用でき
る。アルカリ性溶液を容器に送る好ましい速度
は、供給原料の組成などに依存する。アルカリ性
溶液の流速は、炭化水素のそれの15vol%以上で
ある。また、触媒活性を維持するために、少量ず
つ間欠的に導入することもできる。添加する酸素
の量はサワー炭化水素供給流のメルカプタン含量
に基づいて決められる。添加酸素量は供給流中に
含まれるメルカプタンのすべてを酸化するのに要
する量より過剰であることが好ましく、化学量論
的必要量の約110〜約220%で酸素を供給すること
が好ましい。
反応混合物に一定の滞留時間を与えるうえで本
発明の方法では充填床接触帯域を使用することが
必要である。多孔板又はチヤンネルミキサーのよ
うな僅かな機械的装置は、接触床に関連して使用
できるが、入口部の分配器以外の装置を使用する
ことは好ましくない。酸化帯域での接触時間は、
供給炭化水素基準の液空間速度が約1〜70になる
よう選ばれる。固定床内の接触時間は1分を越え
ることが好ましい。スウイートニングプロセスは
一般に大気温度又は僅かの昇温下で行なわれる。
約50〓(約10℃)以上、約300〓(約148.9℃)以
下の温度が好ましい。接触帯域内の圧力は臨界的
ではないが、炭化水素の蒸発を抑え、加えた酸素
及び窒素の炭化水素への溶解を遂行させるのに必
要なだけ、一般に昇圧される。大気圧程度の低圧
で酸化帯域は充分操作可能である。しかし、本発
明の方法は相当量のメルカプタンを含む炭化水素
を対象とするので、所望のガス溶解度を得るため
に、実質的な昇圧が必要とされる。従つて、
150psig以上に昇圧することが好ましい。
1000psig程度の高圧も採用可能であるが、プロセ
スのコストを上昇させるので、液相状態の保持に
必要なければ高圧は好ましくない。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の方法の一具体例を示す説明
図である。 1;ナフサ供給ライン、2;苛性アルカリ液供
給ライン、4;空気供給ライン、5;容器、6;
接触物質、7;無孔壁、8;多孔壁、9;リン
グ、10;処理済みナフサ排出ライン、14;界
面、13;ドレイン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) メルカプタンを含有する液相の炭化水素
    供給流を、酸素提供流と混合し、さらにアルカ
    リ性試薬とアルカリ性水溶液に可溶なメルカプ
    タン酸化触媒を含有する液相の第1水性流と混
    合して反応帯域供給流を形成させ、 (b) ほぼ垂直に設置された容器の頂部から少なく
    とも下方1/4まで充填された不活性固体粒状物
    質の固定床に、前記の反応帯域供給流をメルカ
    プタンをジスルフイドに酸化するに充分な条件
    で下向きに通過させ、 (c) 前記の容器の下部域に位置し、前記固体粒状
    物質の固定床の下方域を囲繞する環状分離帯域
    に、液体を垂直な多孔壁を通して引き出し、多
    孔壁の上に位置する無孔の上部壁及び側壁で固
    体粒状物質の固定床から区画されている底なし
    有蓋領域に、ジスルフイド含有炭化水素相を上
    昇させ、容器の底部にアルカリ性試薬を含有す
    る水性相を落ち着かせることで、固体粒状物質
    の固定床内を流下する前記液体を分離し、 (d) 前記の底なし領域から処理された炭化水素生
    成物を取り出し、容器の下部から第2の水性流
    を取り出し、 (e) この第2の水性流の少なくとも一部を前記の
    第1の水性流として使用する、 ことからなる炭化水素流のスウイートニング法。 2 炭化水素供給流が430〓(約221.1℃)以下の
    初留点を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 3 メルカプタン酸化触媒がフタロシアニン化合
    物からなることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 4 環状分離帯域が固体粒状物質を含まないこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 固体粒状物質がチヤコールからなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 6 水性流の流速が供給流のそれの15容量%以下
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項の
    記載の方法。 7 (a) メルカプタンを含有する液相の炭化水素
    供給流と、アルカリ性試薬を含有する液相の第
    1水性流と、酸素提供流とを、垂直に設置した
    容器内に位置してメルカプタンをジスルフイド
    に酸化するのに充分な条件下にある不活性固体
    粒状物質の固定床内で、メルカプタン酸化触媒
    の存在下の接触させながら、これら液体を容器
    の上部域から下方1/3の部位まで前記固定床中
    を並流で流下させ、 (b) 前記固定床を流下した液体の炭化水素系部分
    を、固定床の下部を囲む垂直な多孔スクリーン
    を介して容器の底部1/3に位置する分離帯域に
    水平に移行させることにより、前記の流下液体
    を水性相とこれより低比重の炭化水素相とに分
    離し、この炭化水素相を分離帯域の上部に形成
    される底なし収集室に集め、 (c) 分離帯域からジスルフイド含有炭化水素生成
    物流を取り出し、 (d) 底なし収集室より下位の容器の任意の部位か
    ら第2水性流を取り出し、 (e) 第2水性流の少なくとも一部を前記の液相第
    1水性流として使用するために、容器にリサイ
    クルする、 ことからなる炭化水素流のスウイートニング法。 8 メルカプタン酸化触媒が水性相中に存在して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載
    の方法。 9 触媒がフタロシアニン化合物からなることを
    特徴とする特許請求の範囲第7項記載の方法。 10 触媒が金属フタロシアニン化合物からなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の方
    法。 11 固体粒状物質の固定床がチヤコールからな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の
    方法。 12 分離帯域が環状であつて、容器の内表面と
    シリンダー壁との間に位置し、シリンダー壁の下
    部は多孔スクリーンで、上部は無孔壁であること
    を特徴とする特許請求の範囲第7項記載の方法。 13 シリンダー壁内のシリンダー領域に不活性
    固体粒状物質が満たされ、その固定床が分離帯域
    の上まで上向きに続いていることを特徴とする特
    許請求の範囲第7項記載の方法。 14 炭化水素供給流が430〓(約221.1℃)以下
    の初留点を有することを特徴とする特許請求の範
    囲第7項記載の方法。 15 酸素提供流が空気であり、炭化水素供給流
    に残存するガス溶解容量以下の量でこれが系内に
    供給されることを特徴とする特許請求の範囲第7
    項記載の方法。
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