JPH01211375A - 磁気デイスク駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク廓動装置に係り、特に磁気ヘッド
の位置決めを正確に行うことに好適なヘッド送り機構に
関する。

〔従来の技術〕

従来の装置は、実開昭５７−３８３６９号公報のように
送りねじとガイド軸は磁気ヘッドをはさんで平行に設け
られている。これは磁気ディスクの回転面と磁気ヘッド
の読取り、書込み面の平行度を得るためである。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来技術は送りねじとガイドシャフトの間隔については
配慮されていない。このため、ガイドシャフトとキャリ
ッジに設けられているガイド孔間の活動抵抗によりこじ
り力が発生する。これは、ガイドシャフトと送りねじの
間隔が大きくなればなる程大きくなる。そのこじり力は
、移動手段の駆動源であるステッピングモータの負荷と
なり、正確な歩進回転を阻害する結果、磁気ヘッドの送
り精度を悪化する問題があった。

本発明の目的は前記した構造的不合理を改善し、送り精
度を向上することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は送りねじの極力近くに、且つ平行にガイドシ
ャフトを配設することにより解決する。

送りねじの近くにガイドシャフトを配設すると、従来構
成のように磁気ヘッドの両側にガイドシャフトと送りね
じがあるのではなく、磁気ヘッドと送りねじの間にガイ
ドシャフトを配設することになる。しかし１本発明のよ
うな配設順序にすると。

ガイドシャフトと送りねじの高さ寸法の誤差により、磁
気ヘッドの読取り、書込み面を磁気ディスクの回転面と
一致させることが困難となる。

本発明は磁気ヘッドをはさんで片側にガイドシャフトを
配設し、他の片側にボールを配した。ガイドシャフトと
ボールにて支持されたキャリッジに搭載した磁気ヘッド
の読取り、書込み面は磁気ディスクの回転面と一致する
ようにシャーシ、その他の部品の寸法を決定する。さら
に、キャリッジ底面をボールに押圧するようキャリッジ
より薄板ばねを延出し、先端を送りねじに押圧する。以
上の構成により、本発明の目的は達成される。

〔作用〕

ボールとガイドシャフトで磁気ヘッドの位置保持をする
。キャリッジより延出した薄板ばねの先端には送りねじ
の溝に係合する小突起を設け、溝に係合押圧する。この
押圧力はガイドシャフトを支点としボールで受けること
になるので、常にボールとキャリッジ底面は密着するこ
とになり、送りねじでキャリッジを磁気ディスクの半径
方向に移動させるとボールはシャーシとキャリッジには
さまれ転がることになり、キャリッジの移動を阻害させ
ることはない。

薄板ばねはガイドシャフトと送りねじの関係寸法誤差を
薄板ばね自身のたわみで吸収する。

薄板ばねはキャリッジ移動方向には幅広く寸法設定しで
あるのでキャリッジ送り抵抗により変形することはない
。

以上の構成により、送りねじ近くにガイドシャフトを配
設することが可能となり、ガイドシャフトとキャリッジ
のガイド孔にて発生するこじり現象を皆無にできるので
、磁気ヘッドの送り精度を向上できる。

〔実施例〕

以下、本発明を一実施例図面を用いて説明する。

１は全体を包含するシャーシである。２は磁気ディスク
２１を排出するためのイジェクトレバーであり、引きば
ね３により常にフロントパネル４＠に付勢されている。

イジェクトボタン５はイジェクトレバー２に固定されて
いる。６は磁気ディスク２１を回転駆動するためのモー
タ先端に設けられたハブ受である。

７は送りねじ８を介して１９磁気ヘツドを搭載した１２
キヤリツジを磁気ディスク２１の半径方向に駆動するス
テッピングモータである。送りねじ８には第６図に示す
ような螺旋溝８ａを設けておき、この螺旋溝８ａに薄板
ばね１３の先端に設けた第５図のような小突起１３ａを
押圧係合する。

薄板ばね１３の他端は鋲１４等でキャリッジ１２へ固定
するが第４図のように螺旋溝８ａに押圧していない場合
は薄板ばね１３が変位しておらず小突起１３ａはキャリ
ッジ１２側に位置している。

９はガイドシャフトであり、キャリッジ１２に設けたガ
イド孔１２ｂに適正なりリアランスを保たせ挿入する。

挿入後はシャフト支え１０とねじ１１にてシャーシ１に
固定する。キャリッジ１２後方には段部１２ａを設けて
おき、ヘッドアーム１６と一体化しであるヘッドアーム
ばね１６ａをその頂部へ１８座を介して止めねじ１７に
て固定する。

ヘッドアーム１６の先端には、磁気ヘッド２゜を設けで
ある。磁気ヘッド２０はキャリッジ１２に設けた磁気ヘ
ッド１９と相対し、その間に磁気ディスク２１を押圧鉄
皮する。

１５はボールでありシャーシ１に設けた１ｂボール溝内
を転動する。なお、１ａはキャリッジ１２を上方より過
大な力で押された際薄板ばね１３を保護するためのスト
ッパであり、通常はキャリッジ１２の底面に接触してい
ない。

以上の部品を組立した要部横断面を第３図に示す。送り
ねじ８に押圧した薄板ばね１３の押圧力の反力はガイド
シャフト９を支点にしボール１５に作用する。これによ
りキャリッジ１２底面とボールは常に押圧接触している
ことになる。つまり、シャーシ１においてボール１５の
転動面とガイドシャフト９の支持部の寸法関係を適正に
することにより磁気ヘッド、１９．２０の読取り、書込
み面は磁気ディスク２１の回転面と良好な状態に保つこ
とが可能となる。

磁気ヘッド１９．２０の面保持が可能であればガイドシ
ャフト９は送りねじ８側に寄せることは容易となる。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によれば、送りねじとガイドシャ
フトの間隔寸法を小さくして、こじり力を小さくするこ
とができるので、ステッピングモータの負荷を減するこ
とになり正確な歩進回転かえられ、最終的には磁気ヘッ
ドの送り精度が改善され、信号の授受が正確に遂行され
ることになる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は上面図、第２
図は要部縦断面図、第３図は第２図の■−■断面図、第
４図は要部品縦断面図、第５図は小突起部の斜視図、第
６図は小突起と送りねじの係合状態説明図である。 １・・・シャーシ、８・・・送りねじ、８ａ・・・螺旋
溝、９・・・ガイドシャフト、１２・・・キャリッジ、
１２ｂ・・・ガイド孔、１３・・・薄板ばね、１３ａ・
・・小突起、１５・・・ボール、１９．２０・・・磁気
ヘッド、２１・・・磁気ディスク。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、磁気ディスクを回転駆動させる駆動装置と、該磁気
   ディスクに情報の記録再生を行う磁気ヘッドが搭載され
   たキャリッジを該磁気ディスクの半径方向に送りねじ使
   用し移動させる移動手段を備え、全体を包含するシャー
   シとを具備した磁気ディスク駆動装置において、前記キ
   ャリッジを送りねじと平行に移動させるためのガイドシ
   ャフトを前記磁気ヘッドと送りねじとの間に設け、しか
   も、キャリッジより弾性を有する薄板を延出し、その先
   端に小突起を設けて前記送りねじの溝部に押圧係合させ
   ることにより、キャリッジをガイドシャフトを中心に回
   動せしめるようにし、その回動を阻止するようシャーシ
   とキャリッジ底面の間にボールを挿入したことを特徴と
   する磁気ディスク駆動装置。