JPH01210577A - 簡易仮設床の周辺用パネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、冬季使用されないプール等にバスケットボ
ールのコート等を設置するための簡易仮設床の周辺用パ
ネルに関するものである。

〔従来の技術〕

最近のプールは、長方形状のものばかりではなく流れる
プール等のようにコーナー部が曲面形状等をしたものが
ある。このようなコーナー部を有するプールに仮設床を
設置する場合、加工の容易性や現場での修正加工ができ
るので合板のパネル板を使った仮設床が知られている。

これは、第１２図に示すように標準仕様のパネル板１０
０をコーナー部のギリギリまで敷き込み、残りの部分に
変形パネル板１０１を敷き込む。これら変形パネル板１
０１は木質系の材料からなり、現場で加工し易くなって
いる。また、変形パネル板１０１がどのような形状でも
支持脚１０２を容易に取付けられる。

〔解決しようとする課題〕

このような木質系の材料を使った変形パネル板１０１で
は、湿気や温度等にて反りや膨張等が発生し、これらの
上に設けた仕上げ材を持ち上げてしまうことがあった。

また、他の部材と固定できないので、使用中に上下運動
を起こしてしまい、レベル調整可能な支持脚１０２のボ
ルト等が緩んでしまう虞れもあった。また、変形パネル
板１０１では特殊な形状となるために、支持脚１０２が
多くなってしまい、レベル調整が困難となり、中央部の
支持脚が浮いてしまうこともあった。

そこで、この発明は、湿気や温度等にて反りや膨張等が
発生し難く、他の部材と固定することができ、レベル調
整も容易にした簡易仮設床の周辺用パネルを提供するこ
とを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上述の目的を達成するため、この発明は、支持脚で支え
られたパネル板の上面に複数の係止部材を取付け、これ
ら係止部材に上面が下地面となる複数の下地構成部材を
取付け、これら下地構成部材の一部がパネル板の端から
外方へ延出されて簡易仮設床設置スペースにおける曲面
形状等のコーナー部を有する周、辺を埋めるように構成
したものである。

〔作用〕

下地構成部材として各種長さのものを用意し、或いは下
地構成部材を係止部材に対しスライド可能に設けること
により、パネル板の端から周辺までの下地構成部材の延
出程度を調整すれば、下地構成部材の延出された上面が
略コーナー部に沿う恰好で配置できることとなる。した
がって、従来の如くパネル板そのものを現場で切断加工
等することもなく、パネル板や下地構成部材を湿気や温
度等によって影響されないプラスチック製品で構成する
ことが可能となる。

〔実施例〕

以下に、この発明の好適な実施例を図面を参照にして説
明する。

第１図に示す実施例では、標準仕様のパネル１をコーナ
ー部２のギリギリまで敷きつめ、このコーナー部２から
標準パネル１までの間隔に入り込む大きさのパネル板３
を支持脚４．５で支持し、このパネル板３の上面に複数
の係止部材６を取付け、これら係止部材６に上面が下地
面となる複数の下地構成部材７を取付けである。第２図
に示すように、支持脚５は標準仕様のパネル１とパネル
板３の両方を支持している。両方を支持するためにサポ
ート部材８を支持脚５に設けである。更に、パネル板３
の端から外方へ延出される下地構成部材７の下面には、
支持脚９を設けることが好ましい。係止部材６と下地構
成部材７の関係は、第３図乃至第１０図のように構成す
ることができる。

即ち、第３図では繊維強化プラスチック（ＦＲＰ）材料
から成形された断面Ｈ型の下地構成部材７を使用し、こ
の下地構成部材７の下側の部分を軸線方向にスライド可
能になるように係止部材６で係止しである。係止部材６
やパネル板３もＦＲＰ製とすることができる。第４図に
示すものは、下地構成部材７を断面Ｔ字型に成形し、上
方から係止部材６の溝６Ａに嵌め込むことができるよう
になっている。第３図に示すものと同様にこの実施例で
も下地構成部材７を軸線方向に沿ってスライド可能に構
成することができる。第５図及び第６図に示す実施例も
第４図と同様に上方から下地構成部材７を係止部材６に
係止させることができると共に、スライド可能に構成す
ることもできるようにしたものである。第７図及び第８
図に示す実施例では、上方から下地構成部材７を係止部
材６へ取付けることはできず、係止部材６の一端から下
地構成部材７を差し込むようになっている。

第９図及び第１０図に示す実施例では、係止部材６とし
てパネル板３に等間隔で孔を形成したものを示し、これ
らの孔に対し下地構成部材７に形成された凸条７Ａを適
宜の位置に嵌合させるようにしたものである。

第１１図に示す実施例では、下地構成部材７の向きを必
ずしも一方向としたものではない実施例を示す。下地構
成部材７の延出方向は一方向に限定されるものではなく
、曲面形状等のコーナー部２の形状に合わせてパネル板
３の端から外方へ延出されるようになっている。また、
パネル板３の形状や大きさも数種類のものを用意してお
いても差し支えない。

〔効果〕

以上説明したように、この発明によれば、支持脚で支え
られたパネル板の上面に複数の係止部材を取付け、これ
ら係止部材に上面が下地面となる複数の下地構成部材を
取付け、これら下地構成部材の一部がパネル板の端から
外方へ延出されて簡易仮設法設置スペースにおける曲面
形状等のコーナー部を有する周辺を埋めるようにしたの
で、従来の如く現場加工が不要となり、現場加工するた
めに湿気や温度により悪影響を受は易い合板を使用しな
くてもよく、合板の代わりにＦＲＰ等を用いることが可
能となる。また、パネル板と他の標準仕様のパネルとを
固定することも可能となり、使用中に上下運動を起こす
こともなくなる。また、パネル板を特殊な形状とする必
要がないために、支持脚の本数も従来の如く多くする必
要がない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の好適な実施例を示す簡略斜視図、第
２図は第１図ｎ−ｎ線断面図、第３図乃至第９図は係止
部材と下地構成部材との種々の変形例を示す断面図、第
１０図は第９図における係止部材を示すパネル板の斜視
図、第１１図は種々のコーナー部にこの周辺用パネルを
応用した例を示す平面略図、第１２図は従来例を示す斜
視図、第１３図は従来例を示す断面図である。 ２　・・・コーナー部、 ３　・・・パネル板、 ４．５．９・・・支持脚、 ６　・・・係止部材、 ７　・・・下地構成部材。 出願人　株式会社　ブリデストン 代理人　弁理士　増　１）竹　夫 ？　１　図 第　２　図 第　３　ワ　　　　　　　　　　　−４「１第　９　図 ３　　　　　　　　　　　　　　　　　ぢｆ　１０　　
ロλ　１２　　ｒ：？１ ；τ　１３「ご

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、支持脚で支えられたパネル板の上面に複数の係止部
   材を取付け、 これら係止部材に上面が下地面となる複数の下地構成部
   材を取付け、 これら下地構成部材の一部がパネル板の端から外方へ延
   出されて簡易仮設床設置スペースにおける曲面形状等の
   コーナー部を有する周辺を埋めるように構成した簡易仮
   設床の周辺用パネル。 ２、パネル板の面から外方へ延出された下地構成部材に
   支持脚を取付けた請求項１項に記載の簡易仮設床の周辺
   用パネル。