JPH01206950A - カカオ代用脂 - Google Patents

カカオ代用脂

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JPH01206950A
JPH01206950A JP63027785A JP2778588A JPH01206950A JP H01206950 A JPH01206950 A JP H01206950A JP 63027785 A JP63027785 A JP 63027785A JP 2778588 A JP2778588 A JP 2778588A JP H01206950 A JPH01206950 A JP H01206950A
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JP
Japan
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oil
fat
mol
fats
oils
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Pending
Application number
JP63027785A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshitate Abeshima
阿部島 ▲し▼于
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はチョコレートの油脂成分として使用されるカカ
オ代用脂、特にその1.3−ジパルミトー2−オレイン
成分が、皮油とパーム分別油中間部からなるC B E
 (Cocoa Butter t’quivalen
t)型カカオ代用脂に関するものである。
〔従来の技術〕
カカオ脂は、そのトリグリセリド組成が約35モル%の
2−オレオ1,3−パルミトステアリルグリセリド、約
12モル%の2−オレオ1,3−シバルミチルグリセリ
ド、及び約25モル%の2−オレオ1゜3−ジステアリ
ルグリセリドからなり、これら全体の75モル%前後を
占める2−不飽和1,3−飽和トリグリセリドが、カカ
オ脂に特有の、室温で硬く体温付近の温度で急激に軟化
、溶解するという性質を付与している。一般にCBE型
カカオ代用脂は上記トリグリセリドのうち2−オレオ1
,3−シバルミチルグリセリドや2−オレオ1.3−ジ
ステアリルグリセリド成分を多く含有する油脂を選択し
、それらの成分を分別等の加工により含有量を高め、用
途や要求品質に応じて配合し、カカオ代用脂としている
2−オレオ1.3−ジステアリルグリセリド含有油脂は
、シャ脂、ポルネオタロー脂、コクム脂、イリッペ脂、
マンゴ−核油等である。イリッペ脂のごとくかなりの2
−オレオ1,3−パルミトステアリルグリセリドを含む
ものもあり、油脂の種類によって含量の差はあるが、こ
れらの油脂は40〜90モル%の2−オレオ1,3−ジ
ステアリルグリセリドを含んでおり、その程度に応じ、
高融点部あるいは低融点部を分別により除去して2−オ
レオ1.3−ジステアリルグリセリド成分含量を高め、
カカオ代用脂の原料としている。
一方、2−オレオ1,3−シバルミチルグリセリドはパ
ーム油から分別により、高融点部及び低融点部を除去し
て得られる中融点部で、パーム油のコストが比較的安く
、供給量が安定し、コスト変動も大きくないところから
、カカオ代用脂の原料として様々な応用が試みられてい
る。パーム油以外の2−オレオ1.3−シバルミチルグ
リセリド原料としては、トウハゼ(ナンキンハゼ(Ch
inesetallow)ともいわれる)の実の皮油が
ある。これは、ベイリーのインダストリアル・オイル・
アンド・ファツト・プロダクツ(Bailey’s I
ndustrialO4l and Fat Prod
ucts) 3版、4版に記載されており、その中に一
例として2−オレオ1,3−シバルミチルグリセリド含
量が64モル%である例も示され、パーム分別油中間部
同様、カカオ代用脂への応用の可能性が示唆されている
。従ってナンキンハゼ皮油そのものを2−オレオ1,3
−シバルミチルグリセリド原料とするには何ら新規性が
ない。
〔発明が解決しようとする課題〕
パーム油はオイルバームの果実に含まれる油脂であるが
、収穫後直ちに搾油しなければ、リパーゼ等の作用によ
る加水分解で、酸価の上昇とともにモノグリセリド、ジ
グリセリド含量も増大する。
また直ちに搾油し、加水分解の作用を極力さけたとして
も数パーセントのジグリセリドが検出される。これはジ
グリセリドが、オイルパームの代謝に何らかの関係があ
り、加水分解の有無を問わず、存在するためと思われる
。ジグリセリドは、2−オレオ1,3−シバルミチルグ
リセリドと共融混合物を形成し、固体脂含量を減少させ
、油脂の固化性に悪影響を及ぼす等好ましくない性質を
もっている。脂肪酸、モノグリセリドと異なり、ジグリ
セリドは精製工程では除去されに<<、パーム油を2−
オレオ1,3−シバルミチルグリセリド原料とする場合
は、ジグリセリドの完全排除が困難であった。
トウハゼの実の外皮に含有される油脂を精製、加工して
得られる油脂(以下皮油という)は2−オレオ1,3−
シバルミチルグリセリド成分が50〜75%も含まれ、
非常に良質なカカオ代用脂原料であるが数%〜10数%
にも及ぶ3−オレオ1,2−シバルミチルグリセリド成
分も含まれる。トリパルミチルグリセリドとは異なり、
3−オレオ1,2−シバルミチルグリセリドは2−オレ
オ1.3−シバルミチルグリセリドと融点、結晶状態が
似ているため、分別では容易に除去できない。3−オレ
オ1.2−シバルミチルグリセリドはチョコレート生地
の粘度を上昇させ、カカオ代用脂としての性能を低下さ
せる。この様にパーム分別油中間部及び皮油を単独で2
−オレオ1,3−シバルミチルグリセリド原料とする場
合は問題があった。2−オレオ1,3−シバルミチルグ
リセリド原料をパーム分別油中間部に求めた場合はジグ
リセリドの、皮油に求めた場合は3−オレオ1.2−シ
バルミチルグリセリドの除去に困難性があった。しかも
、これらを除去するためには有用成分でる2−オレオ1
゜3−シバルミチルグリセリドの損失もさけられず、収
量が減少し、満足な結果が得られなかった。
本発明者は2−オレオ1,3−シバルミチルグリセリド
成分の研究を続けるうち、パーム分別油中間部と皮油を
併用することにより、それぞれを単独の2−オレオ1,
3−シバルミチルグリセリド成分とするより性能的に優
れることを認め、本発明を完成した。すなわち本発明の
目的は従来のパーム分別油中間部単独あるいは皮油(分
別油)単独を2−オレオ1,3−シバルミチルグリセリ
ド成分とするものとは異なり、ジグリセリドあるいは3
−オレオ1.2−シバルミチルグリセリドが存在しても
収量のよいカカオ代用脂を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、一つは、トウハゼの実の外皮に含有される油
脂(皮油)を精製、加工して得られる油脂を30〜70
重量%、およびパーム油を分別して得られるパーム分別
油中間部を30〜70重景%配合してなるカカオ代用脂
である。
もう一つは、皮油を精製、加工して得られる油脂を15
〜35重量%、パーム油を分別して得られるパーム分別
油中間部を15〜35重量%、および飽和酸がパルミチ
ン酸、ステアリン酸、アラキン酸より構成され、トリ飽
和グリセリド5モル%以下、2オレオ1,3−ジ飽和ト
リグリセリドを50モル%以上有する油脂1種以上を3
0〜70重量%配合してなるカカオ代用脂である。
本発明において、皮油とパーム分別油中間部を併用する
と、ジグリセリド、3−オレオ1,2−シバルミチルグ
リセリドがある程度残存していても固化性能が良好で、
しかもチョコレートのナンバリング過程で極端な粘度上
昇も起こらず、またプルーミング耐性に優れている。併
用することにより、各々単独で使用する場合よりも優れ
た性能をもったカカオ代用脂が得られる。併用の効果は
一定範囲に限られ、ジグリセリド、3−オレオ1.2−
シバルミチルグリセリド、トリパルミチルグリセリドが
多すぎると効果は小さくなる。トリバルミチルグリセリ
ドは分別による除去が比較的簡単であるが、トリパルミ
チルグリセリドと3−オレオ1.2−シバルミチルグリ
セリドは、増粘作用をもちカカオ代用脂として不都合な
成分であるから除去する必要があるが、併用することに
よりある程度残存していても極端な性能劣化は生じない
パーム分別油中間部はジグリセリド3モル%以上含有す
ると品質劣化を起こし、皮油はトリパルミチルグリセリ
ドが5モル%、3−オレオ1,2−シバルミチルグリセ
リドが15モル%以上あるとカカオ代用脂としての性能
がでなくなる。しかし併用することによりパーム分別油
中間部のジグリセリド含量5モル%迄、皮油はトリパル
ミチルグリセリド8モル%、3−オレオ1.2−シバル
ミチルグリセリド25モル%迄含有していても良好なカ
カオ代用脂が得られる。併用の範囲は、パーム分別油中
間部対皮油がモル比で3=7〜7:3、望ましくは4:
6〜6:4である。この範囲外では、チョコレートに応
用した場合、著しくチョコレートが増粘し、テンパリン
グがうまく行われず、冷却時の固化速度が遅くなり、作
業上不都合が生ずる。
皮油はトウハゼの実の外皮から油脂分30重量%前後で
得られる固形脂で、融点37〜48℃の高い固体脂含量
を有する油脂で、中国南部、及び米国南部で産出される
。トリ飽和グリセリド含量が、5〜20モル%であり、
カカオ代用脂成分である2−オレオ1,3−シバルミチ
ルグリセリドが50〜75モル%、他に3−オレオ1.
2−シバルミチルグリセリドが12〜20モル%含まれ
、残りは2.3−ジオレオ1−バルミチルグリセリドと
なっている。
本発明に使用する皮油は、トリ飽和グリセリド含量が8
モル%以下、好ましくは6モル%以下のものである。8
モル%以下であれば分別せずとも配合量を調整すること
により使用できるが、これ以上存在する場合は分別によ
り除去し、トリ飽和グリセリド含量を減少させなければ
ならない。高融点トリグリセリドは代用脂の口溶けやチ
ョコレート生地の粘度上昇、ブルーミング等に悪影響を
及ぼし好ましくない。皮油の中でも、脂肪酸組成でパル
ミチン酸64モル%以下、ステアリン酸3モル%以下、
オレイン、酸30モル%以上含むものは、トリ飽和グリ
セリド含量が8モル%以下であるが、その中でも各脂肪
酸含量がそれぞれ62モル%以下、2モル%以下、33
モル%以上のものは、トリ飽和グリセリド含量が5モル
%以下とカカオ代用脂原料としては最適である。
パーム分別油中間部のジグリセリド含量は5モル%迄含
有されていても使用できるが、代用脂としての性能を維
持するためには、構成脂肪酸が、パルミチン酸50モル
%以上、ステアリン酸5モル%以上、オレイン酸34モ
ル%以下であることが好ましい。
本発明によるカカオ代用脂は皮油、パーム分別油中間部
の他に、さらに他の油脂を配合したものも含まれる。そ
れらの油脂は、飽和脂肪酸がステアリン酸、パルミチン
酸、アラキン酸であるトリ飽和グリセリド5モル%以下
、好ましくは3モル%以下、2−オレオ1.3−ジ飽和
トリグリセリドを50モル%以上、好ましくは60モル
%以上含有する油脂である。具体的にはシャナツツ脂、
ポルネオタロー脂、コクム脂、イソッペ脂、マンゴ−核
油、サル脂等であり、もしトリ飽和グリセリドが5モル
%以上、2−オレオ1,3−ジ飽和トリグリセリドが5
0モル%以下であるならば、分別により高融点部、低融
点部を適宜除去し、トリグリセリド構成を調整しなけれ
ばならない。該カカオ代用脂は皮油、パーム分別油中間
部配合油と前記の油脂1種以上との組合せで構成される
が、前者が70重量%以上あるとカカオ代用脂の口溶け
、カカオ脂との相溶性が悪くなり、逆に30重量%以下
であると冷却固化速度が低下する。従って皮油、パーム
分別油中間部配合油の使用量は30〜70重量%、好ま
しくは40〜60重量%に調整されなければならない。
〔発明の効果〕
パーム分別油中間部をカカオ代用脂として使用する場合
、ジグリセリド含量3モル%以上存在すると性能が落ち
る。また皮油についても3−オレオ1,2−シバルミチ
ルグリセリドがかなり含まれ性能に影響する。これらの
ものは除去が難しいが、併用することにより、範囲は限
られるが、カカオ代用脂としての性能劣化はさけられる
。すなわち各々を単独で使用するより、併用することで
性能が上がる相乗効果をもつ。
〔実施例〕
以下、実施例に基づき本発明を具体的に説明する。文中
の%は重量%を示す。
製造例1 酸価0.25、融点35.6℃、ヨウ素価52.6の蒸
留脱酸のパーム油1部に5%含水メチルエチルケトン3
部を入れ溶解し、24℃で60分間攪拌後、析出した結
晶を吸引濾過し、結晶を同温度の溶剤で洗浄、固液分離
を行った。
次いでこの濾液を3℃に冷却し、この温度で60分間攪
拌して析出した結晶を吸引濾過し、再度固液分離を行っ
た。結晶を同温度の溶剤で洗浄し、溶剤を除去してパー
ム分別油中間部を22.6%の収率で得た。これを再精
製し、240℃で3時間脱臭し製造例1として、表−1
に示した。このものはジグリセリド含量が4.2モル%
であった。
製造例2 トリ飽和グリセリドが13.6モル%含まれる酸価5.
4、融点41.1℃、ヨウ素価32.1の皮油を常法に
て5000 g精製して酸価0.32の脱ガム、脱酸、
脱色油4520 gを得た。得られた油脂1部に5%含
水メチルエチルケトン3部を加え、このミセラを25℃
で60分間攪拌後、析出した結晶を吸引濾過し、結晶を
同温度の溶剤で洗浄、固液分離を行った。濾液から溶剤
を除去して皮油分別油を87.2%の収率で得た。これ
を再精製後、240℃で3時間脱臭し製造例2として表
−1に示した。このものの3−オレオ1,2−シバルミ
チルグリセリド含量は23.2モル%であった。
実施例1 製造例1および2で得られたパーム分別油中間部60%
に皮油分別油40%を配合して、再精製し、240℃で
3時間脱臭して得られたカカオ代用脂を、実施例1とし
て表−1に示した。このもののジグリセリド含量は3.
8モル%であり、3−オレオ1゜2−シバルミチルグリ
セリド含量は19.6モル%であった。表−1からもわ
かる様に、皮油分別油とパーム分別油中間部を配合する
ことにより、固体脂含量が各々の配合比より計算した値
とは異なり、低温側(10℃)では計算値(85,7)
より高く、高温側(35℃)では計算値(11,1)よ
り低い値になっている。即ちカカオ代用脂としてより好
ましい物性になっている。
実施例2 実施例1と同様にパーム分別油中間部40%と皮油分別
油60%とを配合して再精製し、3時間脱臭して、表−
1に示す油脂を得た。このもののジグリセリド含量は3
.5モル%であり、3−オレオl。
2−シバルミチルグリセリド含量は21.5モル%であ
った。表−1に示すごとく、配合比を変えても配合によ
る相乗効果が出ており、実施例1と同様にカカオ代用脂
として好ましい物性になっている。
実施例3 実施例1で得られた皮油分別油と、パーム分別油中間部
との配合油50%と、ショレア・ロブスタ(Shore
a robusta)種のポルネオタロー脂から脱ガム
、脱酸、脱色を行った油(酸価0.12、融点35.5
℃、ヨウ素価40.1) 50%との配合油を、240
℃で3時間、水蒸気蒸留して脱臭し、表−1に示される
カカオ代用脂を得た。
実施例4 実施例2で得られた皮油分別油とパーム分別油中間部と
の配合油50%と、実施例3で用いたと同様のポルネオ
タロー脂50%との配合油を240℃で3時間水蒸気蒸
留して脱臭し、表−1に示されるカカオ代用脂を得た。
実施例3.4とも低温側に於ける固体脂含量が配合比に
よる計算値(73,4,74,5)より高く、逆に高温
側では計算値(8,2,9,3)よりそれぞれ低くなっ
ており、カカオ代用脂としてより好ましい物性になって
いる。
比較例1 製造例1で得られたパーム分別油中間部50%と実施例
3で用いたと同様のポルネオタロー脂50%との配合油
を240℃で3時間水蒸気蒸留して脱臭し、表−1に示
すカカオ代用脂を得た。このものは固体脂含量がやや低
く、代用脂としては性能的に良好ではなかった。
比較例2 製造例2で得られた皮油分別油50%と実施例3で用い
たと同様のポルネオタロー脂50%との配合油を240
℃、3時間水蒸気蒸留して脱臭し、表−1に示すカカオ
代用脂を得た。このものは固体脂含量は充分に高いが、
高温側でもかなり固体脂が残存しており、口溶けが良く
なかった。
参考例 実施例3と4、比較例3と4で得られたカカオ代用脂を
使用してチョコレートを試作し、テンバリング時の増粘
、口溶はテスト、冷却固化速度、ブルームテスト、耐熱
性テスト等を実施した。チョコレートの配合は次の通り
である。
砂IJ!      41 、5  重量%全脂粉乳 
  22 カカオマス  14 カカオ代用脂 22 大豆レシチン 0.5 このチョコレートをテンパリフグ操作後、型に入れて8
℃の冷蔵庫に保持冷却し、冷却開始時から型離れする′
迄の時間を測定した。型からとり出してから18〜20
℃で2週間エージングし、安定結晶を充分成長させてか
らブルームテスト、口溶け、耐熱性テスト等を実施した
。テスト結果を表−2に示す。これからもわかるごとく
、チョコレートの性能テストに於いても、パーム分別油
中間部、皮油分別油をそれぞれ単独でポルネオタロー脂
に配合するよりも、これら2種を併用し配合することに
より、カカオ代用脂としての性能を向上させることがで
きる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トウハゼ(Stillingia Sebife
    ra)の実の外皮に含有される油脂を精製、加工して得
    られる油脂を30〜70重量%、およびパーム油を分別
    して得られるパーム分別油中間部を30〜70重量%配
    合してなるカカオ代用脂。
  2. (2)トウハゼ(Stillingia Sebife
    ra)の実の外皮に含有される油脂を精製、加工して得
    られる油脂を15〜35重量%、パーム油を分別して得
    られるパーム分別油中間部を15〜35重量%、および
    飽和酸がパルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸より
    構成され、トリ飽和グリセリド5モル%以下、2オレオ
    1,3−ジ飽和トリグリセリドを50モル%以上有する
    油脂1種以上を30〜70重量%配合してなるカカオ代
    用脂。
JP63027785A 1988-02-10 1988-02-10 カカオ代用脂 Pending JPH01206950A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009178135A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Kao Corp 食用油の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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