JPH01205139A - フィルム画面サイズ切換え可能なカメラ - Google Patents

フィルム画面サイズ切換え可能なカメラ

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JPH01205139A
JPH01205139A JP63030458A JP3045888A JPH01205139A JP H01205139 A JPH01205139 A JP H01205139A JP 63030458 A JP63030458 A JP 63030458A JP 3045888 A JP3045888 A JP 3045888A JP H01205139 A JPH01205139 A JP H01205139A
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screen size
film
size
shots
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JP63030458A
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Masanori Otsuka
正典 大塚
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、フィルムの1駒の撮影画面サイズを変更でき
る、つまりフィルム画面サイズをフルサイズとハーフサ
イズに切換え可能なカメラに関するものである。
(発明の背景) 従来、35m/m幅のロールフィルムを使用したカメラ
で、フィルム1駒の画面サイズが24mmX35mmの
標準サイズをフルサイズとし、又この半分の大きさをハ
ーフサイズとし、アパーチャーサイズを切り換えていず
れかのサイズの写真を撮影できるカメラが提案されてい
る。
この種のカメラにおけるフィルム枚数表示としては、切
り換えられたフルサイズ或はハーフサイズに応じてフィ
ルム1駒の送り量が変えられて、手動巻上げ機構に連動
して巻き上げられる駒数をメカニカルカウンタにて表示
するもの等があるが、ハーフサイズに切り換えられたこ
とによる駒数の増加などの為に、撮影者が実際に何枚取
りのフィルムで何枚撮影し、残り枚数が何枚かというお
よその見当をつけるのに非常に不便なものであった。
(発明の目的) 本発明の目的は、上記した問題点を解決し、フィルムの
画面サイズの確認を即座にできるフィルム画面サイズ切
換え可能なカメラを提供することである。
本発明の他の目的は、ハーフサイズモード時であっても
、フィルムの残り枚数を容易に知ることのできるフィル
ム画面サイズ切換え可能なカメラを提供することである
(発明の特徴) 上記目的を達成するために、本発明は、画面サイズ設定
手段により設定された画面サイズ情報を読み取ると共に
、撮影枚数計数手段より撮影枚数情報を読み取る読取手
段と、送られてくる画面サイズ情報と撮影枚数情報のそ
れぞれを表示する表示手段とを設け、或は画面サイズ情
報がハーフサイズを示す場合には、撮影枚数情報を、2
駒毎に1ずつ増加する枚数値及び奇数番目、偶数番目を
示す指標に変換する情報変換手段と、フルサイズでは、
読取手段よりの撮影枚数情報を、ハーフサイズでは、情
報変換手段よりの情報を、それぞれ表示する表示手段と
を設け、以て、画面サイズを示す情報とその時の撮影枚
数を示す情報の両方を表示するようにしたことを特徴と
する。
また、本発明は、画面サイズ設定手段により設定された
画面サイズ情報を読み取り、撮影可能総枚数を求めると
共に、撮影枚数計数手段より撮影枚数情報を読み取る読
取手段と、該読取手段よりの撮影可能総枚数に対する現
在の撮影枚数を示す情報を表示する表示手段とを設け、
或は撮影可能総枚数からその時の撮影枚数を減算してフ
ィルム残り枚数情報を算出する算出手段と、フィルム残
り枚数情報を表示する表示手段とを設け、以て、フィル
ムの残り枚数を明示できる情報を表示するようにしたこ
とを特徴とする。
(発明の実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図でり、該図
において、1は内部に撮影枚数をカウントするカウンタ
1a等を有する各種回路の制御を司るマイクロコンピュ
ータ等の制御回路、2はフィルムパトローネ3よりDX
コード(ISO情報、フィルム枚数情報)を読み取るフ
ィルム情報読取回路、4は、フィルムの画面サイズをフ
ルサイズにするかハーフサイズにするかを設定するF/
H設定スイッチ5及びその設定が完了したことを示すF
ULL設定完了スイッチ6.1(ALF設定設定完了ス
イッチ状態を読み取るF/Hスイッチ入力回路、8は、
レリーズ釦の第1ストロークによりオンするスイッチS
Wt 、その第2ストロークによりオンするスイッチS
W2 、フィルムの給送動作に連動してオンオフするフ
ィルム送り量検出スイッチ9及びその他のメカニカルス
イッチ10〜12の状態を読み取る撮影スイッチ入力回
路、13は、通常の速度による連写モードを選択するス
イッチ14.中速度による連写モードを選択するスイッ
チ15.高速度による連写モードを選択するスイッチ1
6の状態を読み取る速写モードスイッチ入力回路、17
はフィルム位置検出スイッチ18〜26の状態を読み取
るフィルム位置検出スイッチ入力回路、27は、2重撮
影モード選択スイッチ28.撮影情報写し込みモード選
択スイッチ29等の状態を読み取る撮影モードスイッチ
入力回路、30はスイッチ31.32等に応じて各種タ
イマ時間を設定するタイマ回路である。
33は、フルサイズ位置デート写し込み用の表示器LC
DI或はハーフサイズ位置デート写し込み用の表示器L
CD2に所定のデート情報を表示させ、トランジスタ3
5を介してランプ34を、トランジスタ37を介してラ
ンプ36をそれぞれ駆動し、不図示の光路な通して撮影
駒上の所定の位置に年月日等のデート情報を写し込ませ
るデート写し込み回路、LCD3は外部モニター用の表
示器、38〜40はデート修正等に用いるスイッチ、4
1は、表示器LCD4により所定の撮影情報を表示させ
、トランジスタ43を介してランプ42を駆動し、撮影
駒上の所定の位置に撮影情報を写し込ませる撮影情報写
し込み回路、44はF/H設定スイッチ5の状態に応じ
てファインダの視野範囲を変化させるためのファインダ
表示回路で、ハーフサイズが選択された場合にはスーパ
ーインボーズにより不要画面を覆う。
45はフィルム枚数(カウンタ1aのカウント値)及び
現在選択されている画面サイズを表示部45aに表示さ
せるフィルム枚数・フル/ハーフ表示回路、46は現在
選択されている単写、各種連写モードの表示及び設定不
能連写モードが選択された際の警告表示を表示部46a
に行わせる連写モード表示回路、47は、外光輝度なセ
ンサ50より検出してその情報を制御回路1へ送出し、
これに応答して該制御回路1より送られてくる制御信号
に従ってトランジスタ48をオンにし、プランジャー4
9を駆動させる公知のAE回路、51は1RED52よ
り被写体へ向けて光を投射し、その反射光を受光センサ
53で受光して前記被写体までの距離情報を算出する公
知の測距回路、54は、フィルム給送用のモータ56、
ストロボ照射角可変、不図示の部材を介してアパーチャ
ーサイズ(画面サイズ)をフルサイズ側に設定したりハ
ーフサイズ側に設定するモータ55の正逆回転制御を行
うモータ駆動回路、57は主キャパシタ59のエネルギ
ーにより閃光放電管58を発光させるストロボ回路、6
0.61は外光輝度に関係なくストロボ充電・発光を行
わせたり、禁止したすするマニュアルスイッチ、62は
画面サイズ設定の失敗時に点灯し、そのことを知らせる
F/1]設定失敗警告用LED 、 63は低輝度警告
を行うLED、64はセルフタイマ動作中を知らせるL
EDである。
次に動作について説明する。
第2図はF/H設定スイッチ5により画面サイズをフル
サイズ或はハーフサイズに設定した際の制御回路1での
動作を示すフローチャートであり、フィルム装填が完了
している場合には、画面サイズの変更を受付けないよう
にするため、先ず空送りが行われ、きちんとフィルムが
装填されているか否かをALENDL信号により判断す
る。該ALENDL信号が“1“の時はフィルムが装填
されているため、その後F/H設定スイッチ5の操作が
行われても該スイッチの状態変化は受付けない。一方フ
ィルム未装填時に、F/H設定スイッチ5がフルサイズ
側からハーフサイズ側に切り換えられた場合には、モー
タ駆動回路54を通してモータ55を正方向に通電し、
不図示の伝達部材を介してアパ−チャーサイズをハーフ
サイズ側に狭ばめ、ファインダ視野範囲をファインダ表
示回路44を通してスーパーインボーズにより所定の範
囲に狭ばめ(不要部分を覆う)、さらにストロボ回路5
7を通して閃光放電管58の位置を前側に繰り出すこと
によりストロボ照射角を狭くする。またF/H設定スイ
ッチ5がハーフサイズ側からフルサイズ側に切り換えら
れた場合には、モータ駆動回路54を通してモータ55
を逆方向に通電し、アパーチャーサイズをフルサイズ側
に広げ、ファインダ視野範囲をファインダ表示回路44
を通してスーパーインボーズにより元の範囲に広げ、さ
らにストロボ回路57を通して閃光放電管58の位置を
後ろ側に繰り込むことによりストロボ照射角を広げる。
以後はそれぞれFtlLL設定完了スイッチ16、HA
LF設定完了スイッチ17の状態を検知し、各スイッチ
がそれぞれオン、つまり各メカ部材の設定が確実に完了
した場合には、各モードの仮設定を行い、前記モータ5
5への通電を停止する。又所定時間内に各メカ部材の設
定が完了しない場合は、同じくモータ55への通電を停
止すると共に、フィルム枚数・フル/ハーフ表示回路4
5を通して表示部45aに第6図(c)の様に両方の画
面サイズを点滅表示し、F/H設定失敗の警告を行う・ 第3図は前記第2図において仮設定された画面サイズを
ソフトウェア的に設定する動作を示すフローチャートで
あり、#32で前記第2図に示したr F/H設定サブ
ルーチン」の動作を終了すると、次いで#33、#34
へ進んで背蓋の開閉状態、フィルム有無の判断を行う。
ここで、フィルム有りの状態で背蓋が閉じられると、モ
ータ駆動回路54を通してモータ56へ通電し、フィル
ムの空送り動作を行う(フルサイズで4駒分巻き上げる
)。該空送り動作が完了すると、つまりフィルム送り量
検出スイッチ18のオンオフ回数が所定回数に達すると
、ALENDL信号を“1”にラッチし、次いでDXコ
ードの読み取り、及びそのデータの記憶を行う。次に予
め仮設定されている画面サイズに従ってフルサイズモー
ド(以下フルモードと記す)或はハーフサイズモード(
以下フルモードと記す)のソフトウェア的なラッチを行
い、#46へ進んで第4図(a)に示す「空送り成功、
画面サイズ表示すブルーチン」を実行し、表示部45a
に第6図(a)又(b)の如き表示を行う。以降の動作
は全て前記ラッチ状態に基づいて実行する。尚前述した
ようにALENDL信号を“1”にセットした後は第2
図に示した通り、画面サイズの変更は一切受付けない。
所定枚数の撮影の終了検知時、或は不図示のマニュアル
巻戻しスイッチの押圧操作検知時には、モータ駆動回路
54を通してモータ56に巻上げ時とは逆方向の通電を
行い、フィルムの巻戻し動作を開始する。そして該巻戻
し動作が終了すると、前記モータ55への通電を停止す
ると共に、ALENDL信号を“O″にリセットする。
次いで画面サイズを示すモードを強制的にフルモードに
ソフトウェア的にセットし、表示部45aでのモード表
示を消灯する。
第5−1図乃至第5−2図は撮影動作時のフローチャー
トを示すものであり、第1図に示した各種外部スイッチ
の操作により選択されている、2重撮影モード、撮影情
報写し込みモード、単写モード、連写モード(通常連写
(L)、中速連写(M)、高速連写(H))の各種撮影
モードのソフトウェア的な設定動作から開始する。
つまり、前記空送り終了後に設定した画面サイズのモー
ドがフルモードであった場合は、前記2重撮影モード、
撮影情報写し込みモードの設定は無効であるとして#6
1から#67を介して#69へと進行する。一方ハーフ
モードであった場合には、2重撮影モード選択スイッチ
28がオンであるか否かを調べ、オンであれば#64へ
進んで2重撮影モード■を設定する。前記2重撮影モー
ド選択スイッチ28がオフであった場合には、今度は撮
影情報写し込みモード選択スイッチ29がオンであるか
否かを調べ、オンであれば撮影情報写し込みモード■を
設定する。次に#69へと進み、通常連写か否かをスイ
ッチ14の状態より調べ、オンであれば通常連写モード
を設定(この時の表示部46aでの表示形態を第7図(
a)に示す)し、スイッチ15がオンであれば中速連写
モードを設定する。またスイッチ16がオンであれば次
に#74へ進み、ここで現在の画面サイズを示すモード
がフルモードであるか否かを調べる。この結果フルモー
ドであった場合には、高速速写は実行不能であるとして
#76へ進み、連写モード表示回路46を通して表示部
46aに第7図(b)に示すような点滅表示による警告
表示を行い、次いで#72へと進んで強制的に中速連写
モードを設定する。又先の#74においてハーフモード
であった場合には、高速連写撮影は可能であるので、#
75へ進んで高速連写モードを設定。
する。
次に、不図示のレリーズ釦の第1ストロークが行われて
スイッチSWIがオンすると、まず各回路へ電源を供給
する電池の状態を調べるため、バッテリーチエツク動作
を行う。これはAE回路47に信号を送り、プランジャ
ー49を通電して実負荷をかけることにより行う。この
結果電源は十分であると判断すれば、既知のAE回路4
7、測距回路51、ストロボ回路57へ次々と制御信号
を送り、これらを動作させて測光情報、測距情報を得る
と共に、ストロボ充電を行わせる。
以上の撮影準備動作が終了すると、スイッチSW2のオ
ン待ちのルーチンへと入り、該スイッチSW2がオンす
ると、再びバッテリーチエツク動作を行い、ここでも電
源は十分であると判断すれば、前記測距情報に基づいて
撮影レンズを所定の位置まで繰り出しくAF副制御、次
に前記測光情報に基づいて露光制御(シャッタ制御)を
行う。
その後日付写し込みの為の制御へと入るが、この時フル
モード撮影であった場合には、デート写し込み回路33
を通してフルサイズ位置デート写し込み用の表示器LC
DIに所定のデート情報を表示させ、トランジスタ35
を介してランプ34を駆動して該撮影駒上の所定の位置
に年月日等のデート情報を写し込ませる。また八−フモ
ード撮影であった場合には、デート写し込み回路33を
通してハーフサイズ位置デート写し込み用の表示器LC
D2に所定のデート情報を表示させ、トランジスタ37
を介してランプ36を駆動して該撮影駒上の所定の位置
に年月日等のデート情報を写し込ませる。
次に、この時の撮影がフルモード或はハーフモード時の
通常の撮影時(単写撮影時)であった場合には、#10
6へと進み、先の撮影1駒のフィルム巻上げ動作を開始
する。この時の撮影がフルモード時であった場合には、
#98においてフィルム送り量検出スイッチ9のオンオ
フ回数NMAXがN FULLFiLMにセットされて
いるので、モータ56への通電を行い、フィルム送り量
検出スイッチ9がN FIJLLFiLM回オンオフし
た時点でフィ・ルム枚数(撮影枚数)のカウント値(カ
ウンタ1aの値)を「+1」し、モータ通電を停止する
またこの時の撮影がハーフモード時であった場合には、
#105においてフィルム送り量検出スイッチ9のオン
オフ回数N MAXがN HALFFiLMG::セッ
トされているので、フィルム送り量検出スイッチ9がN
 HALFFiLM回オンオフした時点でフィルム枚数
のカウント値をr+IJL、モータ通電を停止する。そ
の後#116の「フィルム枚数表示すブルーチン」 (
第4図(b)参照)へ進み、フィルム枚数データをフィ
ルム枚数・フル/ハーフ表示回路45へ出力し、表示部
45aに表示する。これにより第6図(a)或は(b)
のフィルム枚数表示が「2」に更新される。尚ハーフモ
ード表示或はフルモード表示は言うまでもなく行われた
ままである。
以上で一連の撮影動作を終了する。
ここで、前記撮影において、通常連写モードが設定され
ていた場合には(第7図(a) 参照)、前述のような
一連の1駒に対する撮影動作が終了すると直ちに該駒の
巻上げを行った後、前記SWI及びSW2はオンされた
ままであるので、#123→#124−#125→#7
8→#79→・・・・・・と進み、再度同様の撮影動作
を行う。このような動作は前記SWI及びSW2がオン
となっている間繰り返し行う。
また、中速連写モードが設定されていた場合は、前記通
常連写モードが設定されている場合とほぼ同様の動作を
行うが、大きく異なる点は#106で行うモータ56の
通電制御であり、ここでは通常連写モード時よりもモー
タ56の回転数を上げ、高速度にてフィルム巻上げを行
い、中速連写に対応可能としている。
又高速速写モードが設定されていた場合は、前述したよ
うにこの時の画面サイズが八−フモードであれば高速速
写は実行不能であるとして表示部46aに第7図(b)
に示すような点滅表示による警告表示を行い(#76)
、強制的に中速連写モードを設定して上述した中速連写
モードでの動作を実行する。一方ハーフモードであった
場合には、前述のような撮影動作が終了すると直ちに撮
影l駒の巻上げを中速連写モード時での速度にて行い、
前記SWI及びSW2はオンされたままであるので、こ
の場合は#123−#124→#125→#126→#
84→#85→#86→・・・・・・と進み、再度の測
距、測光動作等(#80〜#83までの動作)は行わず
、直ちに撮影露光動作へと進行する。つまり、最初の1
駒撮影時に用いた測光情報や測距情報を2駒目以降の撮
影時にも使用し、これらの動作を省くことによって高速
連写に対応可能としている。尚上記のことから分かるよ
うに、この時の撮影が夜間撮影であった場合は、最初の
1駒のみしかストロボ撮影は行われず、その後の駒に対
しては通常のAE撮影が実行されることになる。
次に、2重撮影モードが設定されている場合について述
べる。このモードは画面サイズがハーフモードであり、
且つフィルム枚数が奇数の場合のみ設定可能となる。
2重撮影モード選択スイッチ28のオンを検知すると#
64へ進み、2重撮影モード■を設定する。そして該2
重撮影モード■を設定した場合は、#100にてフィル
ム送り量検出スイッチ9のオンオフ回数N MAXをN
 1(ALFF iLM−Mにセットし、撮影1駒のフ
ィルム送り位置を通常のハーフモード撮影時の送り量よ
りも小さい値とし、フィルム巻上げ時には前記フィルム
送り量検出スイッチ9がN HALFF iLM−M回
オンオフすることによりその動作を停止する。また、#
67を介して#68で2重撮影モード■を設定した場合
は、#104にてフィルム送り量検出スイッチ9のオン
オ)回数N MAXをN HALFFiLM+Ml::
セットし、撮影1駒のフィルム送り位置を通常のハーフ
モード撮影時の送り量と同じ値とし、フィルム巻上げ時
には前記フィルム送り量検出スイッチ9がN HALF
FiLM+M回オンオフすることによりその動作を停止
する。
以上のような撮影動作制御を行うことにより、奇数枚目
と偶数枚目にそれぞれ撮影された写真は各写真の端面に
て接続されたような写真となり、これはあたかもフルモ
ード撮影による1駒撮影を行ったような写真となる。こ
の様子を示したものが第8図である。
次に撮影情報写し込みモードが設定されている場合につ
いて述べる。このモードも前記2重撮影モードと同様、
画面サイズがハーフモードであり、且つフィルム枚数が
奇数の場合のみ設定可能となる。
このモードの時には、最初に撮影情報写し込み撮影モー
ド■に設定し、通常のレリーズ動作を行った後の#11
8において撮影情報写し込み撮影モード■に設定し、次
に#122へ進んで直ちに撮影情報写し込み回路41を
通して表示器LCD4に所定の撮影情報を表示させ、ト
ランジスタ43を介してランプ42を駆動してフィルム
面上の所定の位置に撮影情報を写し込ませ、フィルムの
巻上げを行う。
以上のような撮影動作制御を行うことにより、第8図に
示すように奇数枚目には通常に撮影が、偶数枚目にはそ
の時の撮影情報(ISO情報等)が写し込まれることに
なる。
第9図(a) (b)は、前記第3図#43の「空送り
成功、画面サイズ表示すブルーチン」及び5−2図#1
16の「フィルム枚数表示すブルーチン」を変えた、本
発明の第2の実施例の動作を示すフローチャートであり
、前記表示部45aを第10図に示す如き表示内容をも
つ表示部45bとした以外は前記第1の実施例と全て同
様である。
この実施例では、フルモード時には、該フルモードをソ
フトウェア的に設定すると同時に空送りが成功すると、
表示部45bにrFULLJなる表示とrlJなる表示
を行い、以後撮影が行われる毎に、更新されるフィルム
枚数の値を変化させて表示する。またハーフモード時に
は、該フルモードをソフトウェア的に設定すると同時に
空送りが成功すると、表示部45bにrHALFJなる
表示と「1」なる表示、更にはrAJなる表示を行う。
そして該1駒目の撮影が終了すると前記表示部45bに
はrHALFJなる表示とフィルム枚数「1」なる表示
はそのままとし、前記rAJなる表示は消して今度はr
BJなる表示を行う。さらに2駒目の撮影が終了すると
、表示部45bにはrHALFJなる表示はそのままと
し、今度はフィルム枚数を「2」とし、前記rBJなろ
表示は消して再びrAJなる表示を行う。
つまり、フルモード時にはrFULLJなる表示とその
時のフィルム枚数を表示し、rAJ、rBJなる表示は
一切行わない。一方ハーフサイズ時にはrHALFJな
る表示を行うと共に、フィルム枚数は偶数枚目に達する
毎に更新表示しくつまりフルモード時と同様の駒数が表
示されることになる)、又フィルム枚数が奇数の場合は
rAJを、偶数の場合はrBJをそれぞれ表示してその
時のフィルム枚数値に対して、最初の撮影であるか最後
の撮影であるかを知らしめるようにしている。尚このよ
うな構成にした場合、rAJ、rBJなる表示がなされ
ているか否かにより画面サイズは分かるため、rFUL
LJ、rHALFJなる表示は行わなくとも良い。
第11図(a) (b)は、前述と同様前記第3図#4
3の「空送り成功、画面サイズ表示すブルーチン」及び
5−2図#116の「フィルム枚数表示すブルーチン」
を変えた、本発明の第3の実施例の動作を示すフローチ
ャートであり、前記表示部45aを第12図に示す如き
表示内容をもつ表示部45cとした以外は前記第1の実
施例と全て同様である。
この実施例では、フルモード時には、該フルモードをソ
フトウェア的に設定すると同時に空送りが成功すると5
表示部45cにrFULLJなる表示を行うと共に、分
母に装填されているフィルムの撮影可能総枚数を、分子
に「1」なる表示を行い、以後撮影が行われる毎に、分
子に表示されるフィルム枚数の値を変化させる。またハ
ーフモード時には、該フルモードをソフトウェア的に設
定すると同時に空送りが成功すると、表示部45bにr
HALFJなる表示を行うと共に、分母に装填されてい
るフィルムの撮影可能総枚数の2倍の値を、分子に「1
」なる表示を行い、以後撮影が行われる毎に、分子に表
示されるフィルム枚数の値を変化させる。
つまりフルモードが設定されていて、36枚取りのフィ
ルムが装填されて空送りが成功した場合には、表示部4
5cにはrFULLJなる表示とrl/36Jなる表示
が行われ、ハーフモードが設定されている場合には、表
示部45cには「HALFJなる表示とrl/72Jな
る表示が行われ、以後撮影が行われる毎に分子の値が増
加していくことになる。
第13図(a) (b)は、前述と同様前記第3図#4
3の「空送り成功、画面サイズ表示すブルーチン」及び
5−3図#116の「フィルム枚数表示すブルーチン」
を変えた、本発明の第4の実施例の動作を示すフローチ
ャートであり、前記表示部45aを第14図に示す如き
表示内容をもつ表示部45dとした以外は前記第1の実
施例と全て同様である。
この実施例では、フルモード時には、該フルモードをソ
フトウェア的に設定すると同時に空送りが成功すると、
表示部45cにrFULLJなる表示を行うと共に、装
填されているフィルムの撮影可能総枚数を表示し、ハー
フモード時には、表示部45cにrHALFJなる表示
を行うと共に、装填されているフィルムの撮影可能総枚
数の2倍の値を表示する。以後撮影が行われる毎に、前
記表示値を「−1」ずつ減算し、その値を表示する。
つまりフルモードが設定されていて、36枚取りのフィ
ルムが装填されて空送りが成功した場合には、表示部4
5cにはrFULLJなる表示と「36」なる表示が行
われ、ハーフモードが設定されている場合には、表示部
45cにはrHALF」なる表示と「72」なる表示が
行われ、以後撮影が行われる毎にr35J 、[344
、又はr71 J 、r70Jというようにフィルム残
り枚数が表示されることになる。
第1〜第4の実施例によれば、フィルムの画面サイズの
切り換え操作に伴って変化するアパーチャーサイズ等の
変更が確実に行われたことを検知した後にフィルム枚数
(その時の撮影枚数、フィルムの残り枚数)の表示を行
うと共に、現在いずれの画面サイズが設定されているか
を示す表示をも行うようにしたので、撮影を行っている
最中以外のカメラ放置状態であっても、その表示を見る
ことによっ七、何枚取りのフィルムで今までに何枚撮影
し、残り枚数が何枚かということを容易に知ることがで
き、非常に使い勝手の良いカメラを提供可能となる。
(発明と実施例の対応) 本実施例において、F/H設定スイッチ5及び第3図の
#32.#41.#42の動作を行う部分が本発明の画
面サイズ設定手段に、カウンタ1aが撮影枚数計数手段
に、制御回路lが読取手段、情報変換手段、算出手段に
、フィルム枚数・フル/ハーフ表示回路45、表示部4
5a〜45dが表示手段に、それぞれ相当する。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、画面サイズ設定
手段により設定された画面サイズ情報を読み取ると共に
、撮影枚数計数手段より撮影枚数情報を読み取る読取手
段と、送られてくる画面サイズ情報と撮影枚数情報のそ
れぞれを表示する表示手段とを設け、或は画面サイズ情
報がハーフサイズを示す場合には、撮影枚数情報を、2
駒毎に1ずつ増加する枚数値及び奇数番目、偶数番目を
示す指標に変換する情報変換手段と、フルサイズでは、
読取手段よりの撮影枚数情報を、ハーフサイズでは、情
報変換手段よりの情報を、それぞれ表示する表示手段と
を設け、以て、撮影枚数情報のみならず、設定されてい
る画面サイズを示す情報をも表示するようにしたから、
フィルムの画面サイズの確認を即座に行うことが可能と
なる。
また、本発明は、画面サイズ設定手段により設定された
画面サイズ情報を読み取り、撮影可能総枚数を求めると
共に、撮影枚数計数手段より撮影枚数情報を読み取る読
取手段と、該読取手段よりの撮影可能総枚数に対する現
在の撮影枚数を示す情報を表示する表示手段とを設け、
或は撮影可能総枚数からその時の撮影枚数を減算してフ
ィルム残り枚数情報を算出する算出手段と、フィルム残
り枚数情報を表示する表示手段とを設け、以て、フィル
ムの残り枚数を明示できる情報を表示するようにしたか
ら、ハーフサイズモード時であっても、フィルムの残り
枚数を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図乃
至第4図及び第5−1図乃至第5−2図は第1図実施例
を具体化した場合の第1の実施例の動作を示すフローチ
ャート、第6図及び第7図は第1の実施例における各種
表示形態を示す図、第8図は同じく2重撮影時、撮影情
報写し込み時、ハーフモード撮影時の動作の説明を助け
るための図、第9図(a) (b)は本発明の第2の実
施例の主要部分の動作を示すフローチャート、第10図
は第2の実施例における画面サイズ及びフィルム枚数表
示を示す図、第11図(a) (b)は本発明の第3の
実施例の主要部分の動作を示すフローチャート、第12
図は第3の実施例における画面サイズ及びフィルム枚数
表示を示す図、第13図(a) (b)は本発明の第4
の実施例の主要部分の動作を示すフローチャート、第1
4図は第4の実施例における画面サイズ及びフィルム枚
数表示を示す図である。 1・・・・・・制御回路、1a・・・・・・カウンタ、
2・・・・・・フィルム情報読取回路、4・・・・・・
F/Hスイッチ入力回路、5・・・・・・F/H設定ス
イッチ、9・・・・・・フィルム送り量検出スイッチ、
13・・・・・・連写モードスイッチ入力回路、14〜
15・・・・・・スイッチ、27・・・・・・撮影モー
ドスイッチ入力回路、28・・・・・・2重撮影モード
選択スイッチ、29・・・・・・撮影情報写し込みモー
ド選択スイッチ、33・・・・・・デート写し込み回路
、45・・・・・・フィルム枚数・フル/ハーフ表示回
路、45a〜45d・・・・・・表示部、46・・・・
・・連写モード表示回路、46a・・・・・・表示部、
47・・・・・・AE回路、51・・・・・・測距回路
、54・・・・・・モータ駆動回路、55.56・・・
・・・モータ、57・・・・・・ストロボ回路。 特許出願人  キャノン株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルムの画面サイズをフルサイズ或はハーフサ
    イズに設定する画面サイズ設定手段と、撮影枚数を計数
    する撮影枚数計数手段とを備えたフィルム画面サイズ切
    換え可能なカメラにおいて、前記画面サイズ設定手段に
    より設定された画面サイズ情報を読み取ると共に、前記
    撮影枚数計数手段より撮影枚数情報を読み取る読取手段
    と、送られてくる画面サイズ情報と撮影枚数情報のそれ
    ぞれを表示する表示手段とを設けたことを特徴とするフ
    ィルム画面サイズ切換え可能なカメラ。
  2. (2)フィルムの画面サイズをフルサイズ或はハーフサ
    イズに設定する画面サイズ設定手段と、撮影枚数を計数
    する撮影枚数計数手段とを備えたフィルム画面サイズ切
    換え可能なカメラにおいて、前記画面サイズ設定手段に
    より設定された画面サイズ情報を読み取ると共に、前記
    撮影枚数計数手段より撮影枚数情報を読み取る読取手段
    と、前記画面サイズ情報がハーフサイズを示す場合には
    、前記撮影枚数情報を、2駒毎に1ずつ増加する枚数値
    及び奇数番目、偶数番目を示す指標に変換する情報変換
    手段と、フルサイズでは、前記読取手段よりの撮影枚数
    情報を、ハーフサイズでは、前記情報変換手段よりの情
    報を、それぞれ表示する表示手段とを設けたことを特徴
    とするフィルム画面サイズ切換え可能なカメラ。
  3. (3)フィルムの画面サイズをフルサイズ或はハーフサ
    イズに設定する画面サイズ設定手段と、撮影枚数を計数
    する撮影枚数計数手段とを備えたフィルム画面サイズ切
    換え可能なカメラにおいて、前記画面サイズ設定手段に
    より設定された画面サイズ情報を読み取り、撮影可能総
    枚数を求めると共に、前記撮影枚数計数手段より撮影枚
    数情報を読み取る読取手段と、該読取手段よりの撮影可
    能総枚数に対する現在の撮影枚数を示す情報を表示する
    表示手段とを設けたことを特徴とするフィルム画面サイ
    ズ切換え可能なカメラ。
  4. (4)フィルムの画面サイズをフルサイズ或はハーフサ
    イズに設定する画面サイズ設定手段と、撮影枚数を計数
    する撮影枚数計数手段とを備えたフィルム画面サイズ切
    換え可能なカメラにおいて、前記画面サイズ設定手段に
    より設定された画面サイズ情報を読み取り、撮影可能総
    枚数を求めると共に、前記撮影枚数計数手段より撮影枚
    数情報を読み取る読取手段と、前記撮影可能総枚数から
    その時の撮影枚数を減算してフィルム残り枚数情報を算
    出する算出手段と、フィルム残り枚数情報を表示する表
    示手段とを設けたことを特徴とするフィルム画面サイズ
    切換え可能なカメラ。
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