JPH0120443Y2 - - Google Patents

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JPH0120443Y2
JPH0120443Y2 JP15796384U JP15796384U JPH0120443Y2 JP H0120443 Y2 JPH0120443 Y2 JP H0120443Y2 JP 15796384 U JP15796384 U JP 15796384U JP 15796384 U JP15796384 U JP 15796384U JP H0120443 Y2 JPH0120443 Y2 JP H0120443Y2
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JP
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carrier
car
rotation
parking
hanging rods
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JP15796384U
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JPS6173749U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、立体駐車装置の搬器に係るものであ
る。
(ロ) 従来技術 従来の立体駐車装置において、搬器の吊り杆を
入出庫時に拡張しようとするものはなかつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 最近自動車特に乗用車にはバツクミラーをドア
ーに取り付けたドアーミラーが一般化され、フエ
ンダーに取り付けた従来の車幅より片方で約100
〜150mm、両方では200〜300mmも広くなつている。
立体駐車装置では、このバツクミラーが入出庫時
に搬器の吊り杆に当たるので、搬器幅を従来より
拡げなければならないが、これを拡げると装置全
体が大きくなるばかりでなく、それだけ広い設置
面積が必要となり、また、既に設置している駐車
装置では、たとえ搬器幅を拡げても、これが本機
部分に当たつて作動できなく、結局、既設の駐車
装置ではドアーミラーの自動車は収容できない状
況である。本考案は、これに鑑みなされたもの
で、搬器吊り杆の一部、ドアーミラー当接部分を
入出庫位置において拡張しようとするものであ
る。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は、前述の諸欠点を改善すべく、左右に
設けた前後二対の吊り杆によつて自動車載置台を
天枠に吊持した搬器において、少なくとも一対の
吊り杆を自動車載置台及び天枠に対して回動自在
に構成して回動装置を設けるとともに、その上下
方向の中間部を回動軸芯に対して偏芯させて設
け、前記回動装置に係合する回動駆動装置を駐車
装置本体の自動車の入出庫位置に設けたことを特
徴とするものである。
(ホ) 作用 自動車の入出庫位置において、搬器の吊り杆の
回動装置を駐車装置本体に設けた回動駆動装置に
係合させて吊り杆を回動させると、吊り杆はその
中間部が偏芯しているので、偏芯部を外方に位置
させると、偏芯分だけ拡張されることになり、ド
アーミラー車でも楽に通過でき、通過後は吊り杆
を回動して偏芯部を引つ込めておけば、搬器の移
動の際駐車装置本体に当たることなく何ら支障を
起こさない。
(ヘ) 実施例 以下図面に示した循環式立体駐車装置の場合の
実施例について説明すると、1は搬器であつて、
上部中央の支軸2の前後に固着した天枠3,3、
自動車載置台4及び自動車載置台4を天枠3,3
に吊持する吊り杆5,5′,5,5′から構成さ
れ、吊り杆5,5′はそれぞれ上端部を天枠3に、
下端部を自動車載置台4にそれぞれ回動自在に挿
通し、上端部に抜け止め用の止金6,6′を、下
端部に溝車7,7′を固着し、その中間部をD寸
法偏芯させている。8は自動車載置台4に設けた
軸受9,9に保持されて往復動のみ自在とした往
復体であつて、第3図に示すように往復体8にそ
れぞれ一端を固着したワイヤー10,10′を自
動車載置台4に回動自在に保持した滑車11,1
1′を経て前記溝車7,7′に巻き付けたのち他端
を自動車載置台4に取付けたスプリング12,1
2′に固着し、溝車7,7′,往復体8、軸受9,
9、ワイヤー10,10′、滑車11,11′及び
スプリング12,12′で吊り杆5,5′の回動装
置Aを構成している。次にBは駐車装置本体に設
けたシリンダーからなる回動駆動装置であつて、
搬器1が循環して入出庫位置に達した位置におい
て、前記の往復体8を押圧する位置に設けてい
る。
次に、その作用について説明する。自動車を搬
器1内へ進入させる場合には、回動駆動装置Bを
作動させて往復体8を押し込むと、ワイヤー1
0,10′がスプリング12,12′の引張力に抗
して引つ張られて溝車7,7′が回動し、該溝車
に固着した吊り杆5,5′が回動し、その中間部
の偏芯部が第1図に示すように外方に押し出さ
れ、ドアーミラー部分の吊り杆間隔が拡張され、
自動車を容易に進入させることができる。進入
後、回動駆動装置Bを元の位置まで引つ込める
と、スプリング12,12′の復元力によつて溝
車7,7′が元の位置まで回動して吊り杆5,
5′の偏芯部が内方に移動して吊り杆間隔が狭ま
り、搬器1の循環移動に際して何ら支障を起こす
ことがない。出庫の場合も前記同様に拡張させて
出庫すればよい。
なお、前記実施例では、溝車によつて吊り杆を
回動するようにしたが、これを、第4図、第5図
に示すように、吊り杆下端に固着したレバー13
を直接シリンダー14で押圧することもでき、実
用新案登録請求の範囲に記載した技術思想を逸脱
しない範囲において種々の設計的変更のあるのは
勿論で、これら回動装置及び回動駆動装置の構造
にとらわれるものではない。
(ト) 考案の効果 以上のように本考案によれば、幅の狭い搬器に
自動車を収容することができるので、駐車装置を
小型にすることができ、また、既設の従来の駐車
装置でも搬器の吊り杆を変更するだけで車幅の広
い自動車を収納することができ、しかも構造至つ
て簡単で安価に製造できるなどの効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は循環式駐車装置の入出庫位置にある搬
器部分の正面図、第2図は同側面図、第3図は第
2図のX−X矢視図、第4図、第5図はそれぞれ
回動装置及び回動駆動装置の別の実施例を示す部
分平面図及び側面図である。 1……搬器、3……天枠、4……自動車載置
台、5,5′……吊り杆、A……回動装置、B…
…回動駆動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右に設けた前後二対の吊り杆5,5′によつ
    て自動車載置台4を天枠3,3に吊持した搬器1
    において、少なくとも一対の吊り杆5,5′を自
    動車載置台4及び天枠3に対して回動自在に構成
    して回動装置Aを設けるとともに、その上下方向
    の中間部を回動軸芯に対して偏芯させて設け、前
    記回動装置Aに係合する回動駆動装置Bを駐車装
    置本体の自動車の入出庫位置に設けたことを特徴
    とする立体駐車装置における入出庫時の搬器吊り
    杆拡張装置。
JP15796384U 1984-10-18 1984-10-18 Expired JPH0120443Y2 (ja)

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JP15796384U JPH0120443Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15796384U JPH0120443Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

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JPS6173749U JPS6173749U (ja) 1986-05-19
JPH0120443Y2 true JPH0120443Y2 (ja) 1989-06-19

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JP15796384U Expired JPH0120443Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

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JPH0247149Y2 (ja) * 1985-02-21 1990-12-12

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JPS6173749U (ja) 1986-05-19

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