JPH01203209A - 黒鉛のメタライズ方法及び黒鉛複合部材 - Google Patents

黒鉛のメタライズ方法及び黒鉛複合部材

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JPH01203209A
JPH01203209A JP63027538A JP2753888A JPH01203209A JP H01203209 A JPH01203209 A JP H01203209A JP 63027538 A JP63027538 A JP 63027538A JP 2753888 A JP2753888 A JP 2753888A JP H01203209 A JPH01203209 A JP H01203209A
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JP
Japan
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graphite
carbide layer
metallizing
metal
powder
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Application number
JP63027538A
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English (en)
Inventor
Masahiko Sakamoto
政彦 坂本
Hisanobu Okamura
久宣 岡村
Hiroshi Akiyama
浩 秋山
Takao Funamoto
舟本 孝雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は黒鉛のメタライズ方法及び、黒鉛複合部材に関
する。
〔従来の技術〕
黒鉛製部と金属製部材と接合した複合部材は、例えば、
核融合炉ダイバーダ板としての用途分野が期待される。
これらの両部材の接合は、従来、黒鉛は金属のように軟
1ろう、又は、硬ろう、抵抗溶接法等により接合できな
いため、黒エイ)を他の部材と接合して複合化する方法
として。
■両部材をボルト、ネジなどを用いて機械的に接合する
方法。
■接合層(Ti)を設けた黒鉛部材の上に溶けたCuを
鋳込み、接合する方法。
■接合層(Ti)を設けた黒鉛部材とCuを熱圧プレス
する拡散接合方法などが適用されている。
しかし、■の方法は両部材間の密着性が悪いので接合部
材の熱伝達効率が低下し、また■、■の方法ではその接
合状態が均一でなく健全な接合体を得るには困難である
また、特開昭60−187546号公報に記載のように
、真空雰囲気中で熱圧プレス後、溶融鋳込み等の方法が
提示されているが、作業工程、設備及び量産性に問題が
ある。
すなわち、従来は軟ろう、または、硬ろうにより黒鉛と
他の部材を容易に接合する方法がなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、従来の接合方法では密着性が悪いので接合
部材の熱伝達効率の低下、また接合状態が均一でないた
め接合強度が弱い。また、接合プロセス及びコストの点
で問題がある。
本発明の目的は製造プロセスが簡便な黒鉛のメタライズ
、及び、複合部材を提供することにある。
すなわち、黒鉛表面を金属化(メタライズ)した後、軟
ろう、硬ろう、抵抗溶接法等により、黒鉛と他の部材と
を接合する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は黒鉛部材の表面に炭化物層を形成し、次いで
、炭化物層の表面にNiめつき、または。
Cuめつきを施して金属化した後、黒鉛、または、金属
部材を軟ろう、または、硬ろう、抵抗溶接等により接合
することによって達成される。
〔作用〕
黒鉛のメタライズ及び複合化は、黒鉛表面に炭素と反応
して炭化物を形成する金属粉末を付着、または、印刷し
、これを非酸化性雰囲気中で800〜2000℃に加熱
することにより、黒鉛表面に炭化物層を形成する。
次に、炭化物層の表面に金属めっきを施して黒鉛表面を
金属化(メタライズ)した後、軟ろう、または、硬ろう
により他の部材と接合することにより達成される。
炭素と反応して炭化物を比較的容易に形成する金属元素
は、Cr、Ti、Zr、Hf、Nb。
Fe、Mo、Ta、Mo、W、Vが望ましい。
また、これらの合金粉末でも本目的を達成できる。この
中でも特にCr粉末によって形成されたCr炭化物層は
黒鉛との密着強度、及び、メタライズ温度が低い等の点
で優れている。
−Cr粉末による黒鉛表面へのCr炭化物層の形成は、
Cr粉末中に黒鉛を入れて非酸化性雰囲中で加熱しても
達成される。
また、黒鉛の所望表面にCr粉末を付着、または印刷し
、これを非酸化性雰囲中で加熱してもCr炭化物層が形
成される。
この際、Cr炭化物層の表面にはCr酸化物を一部含ん
だ未反応Cr層が生成されるが、これは接着テープ、ま
たは、ピンセット等で簡単に除去できる。
ここで、Cr粉末粒径は100μm以下が望ましく、C
r粉末粒径が100μm以上の場合には。
黒鉛部材表面との接触面積が少なくなるため、黒鉛との
反応が低下し、Cr・炭化物層の厚さが不均一となり、
黒鉛部材とCr炭化物層との密着性を低下させる。この
ため、Cr粉末粒径は細かいほどよく、特に、30μm
以下が望ましい。
また、黒鉛部材表面にCr炭化物を生成させるための加
熱温度は800℃〜1200℃の範囲が望ましく、80
0℃以下の場合は黒船との反応が鈍化し、また、120
0℃以上では黒鉛との反応が過剰となり黒鉛部材に割れ
が発生する。このため、Cr炭化物層の厚さは0.5〜
10μmが望ましい。
一方、黒鉛部材表面に生成されたCr炭化物層表面に形
成するCu、または、N1めつき層の厚さは0.5〜1
0μm程度が望ましく、Niめつき厚さが0.5 μm
以下の場合は金属部材と接合する際、銀ろうにNiが溶
食され、接合強度が低下する。また、Niめつき厚さが
、10μm以上の場合には、Niめつき層の残留応力に
よりNiめつき層が剥離する可能性が生じる。
〔実施例〕
〈実施例1〉 以下1本発明の実施例を図により説明する。
30mm角、厚み20mの黒鉛部材1の30mn角表面
に粒径3μmのCr粉末ペース2を100μm印刷し、
100 ’Cで5分間乾燥後、Ar雰囲気中で1000
℃で30分間加熱した。この時、黒鉛部材表面にCr炭
化物Wj3と一部酸化物を含む未反応Cr層4が形成さ
れるが、この未反応Cr層4を除去し、Cr炭化物層表
面にNiめつきにより厚さ厚さ2μmのNiめつき層5
を形成し、このCr炭化物層3及びNiめつき層5を形
成した黒鉛部材1と30 mu+角、厚み10nnのS
US部材7を銀ろう6を介して、Ar雰囲気中で800
℃で三分間加熱することにより黒鉛部材−金属部材との
一体的な接合体(黒鉛複合部材)が得られた。
〈実施例2〉 前記実施例1と同じ大きさの黒鉛部材に実施例1と同一
の条件でCr炭化物層を生成させた後、その表面にNi
めつきを施し、Pb−3nはんだを用いてSUS部材を
はんだ付して、黒鉛複合部材が得られた。
〔発明の効果〕
本発明によれば、接合布目の熱伝達効率が極めて良好な
上、接合強度も高く、かつ、前便で量産性に優れた黒鉛
複合部材が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例の黒鉛のメタライズ方法及び黒鉛
複合部材の製造方法を示す。 1・・・黒鉛部材、2・・・ペースト状Cr扮末、3・
・・Cr炭化物層、4・・・未反応Cr層、5・・・N
jめつ手続補正書(方式) %式% 発 明 の 名 称 黒鉛のメタライズ方法及び黒鉛複
合部材 補正をする者 “1′−件との関係  特許出願人 名 称<51田株式会i)  日 立 製作所化   
理   人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、黒鉛表面に炭素と反応して炭化物を生成する金属粉
    末を付着、または、印刷し、これを非酸化性雰囲気中で
    加熱することにより、前記黒鉛表面に炭化物層を形成し
    、次いで、前記炭化物層の表面に金属めつきを施すこと
    を特徴とする黒鉛のメタライズ方法。 2、特許請求の範囲第1項記載の前記金属粉末はCr粉
    末とし、前記黒鉛表面にCr炭化物層を形成し、次いで
    前記Cr炭化物層にNiめつき、または、銅めつきのい
    ずれか一方を施して表面を金属化することを特徴とする
    黒鉛のメタライズ方法。 3、特許請求の範囲第2項記載の前記Cr炭化物層を形
    成するための温度は800℃〜1200℃であり、かつ
    、前記Cr炭化物層の厚さは0.5〜10μmであるこ
    とを特徴とする黒鉛のメタライズ方法。 4、特許請求の範囲第1項または第2項記載の方法によ
    つて表面が金属化された黒鉛は軟ろう、硬ろう、または
    、抵抗加熱のいずれか一つにより他の部材と接合される
    ことを特徴とする黒鉛複合部材。
JP63027538A 1988-02-10 1988-02-10 黒鉛のメタライズ方法及び黒鉛複合部材 Pending JPH01203209A (ja)

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