JPS6031595B2 - 羽口の製造方法 - Google Patents
羽口の製造方法Info
- Publication number
- JPS6031595B2 JPS6031595B2 JP2680083A JP2680083A JPS6031595B2 JP S6031595 B2 JPS6031595 B2 JP S6031595B2 JP 2680083 A JP2680083 A JP 2680083A JP 2680083 A JP2680083 A JP 2680083A JP S6031595 B2 JPS6031595 B2 JP S6031595B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tuyere
- resistant
- nickel
- copper
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K20/00—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
- B23K20/22—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating taking account of the properties of the materials to be welded
- B23K20/233—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating taking account of the properties of the materials to be welded without ferrous layer
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Blast Furnaces (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高炉をはじめとする羽口の製造方法に関するも
のである。
のである。
羽□は高温の空気と接する事は勿論、溶湯熔蓬の存在す
る炉内雰囲気に直接さらされるため、熱伝導率の高い銅
若し〈は銅合金製となっている。
る炉内雰囲気に直接さらされるため、熱伝導率の高い銅
若し〈は銅合金製となっている。
そしてその表面には破損防止の為に各種の耐熱、耐摩耗
材の被覆が試みられているが、上述の如く羽□本体が熱
伝導性の大なる銅若しくはその合金から成っている為に
強固な密着性を有する被覆層を形成させる手段としては
メッキ法があるのみであった。なぜならば総射法は羽○
本体がすぐに冷えるので密着性に乏しく、又肉盛溶接方
法では羽口本体の融点が低い為に肉盛材として高融点の
ものを使うことが出来ず、しかも例え低融点の材料を使
ったとしても得られる肉盛層中へ多量に銅が混入し該肉
盛層の融点を低下せしめると共に脆くしてしまうからで
ある。ところがメッキ法では材質に制約がある上に、耐
摩耗性が得られるに必要な位のある程度の厚さのメッキ
被覆層を得る為には相当の長時間を要し作業効果が悪く
、しかもこの様に苦労して厚メッキ層を得てもそれは使
用中高温城にさらされるので容易に剥落するという欠点
があった。本発明は上述の問題を解消し、肉盛溶接法に
より所望する部所に耐熱、耐摩耗性合金層を装着出来る
方法を提供せんとするものであり、その要旨は銅若しく
は鋼合金製羽口本体の表面所要部所に、ニッケル若しく
はニッケル合金又はステンレス鋼を素材とする薄板材を
気密真空的に覆設した状態で熱間等方圧加圧処理を施し
、次いで上記薄板材上の所要部所に耐熱、耐摩耗性材料
を肉盛溶接することを特徴とする羽口の製造方法(以下
第1発明とする)、並びに銅若しくは鋼合金製羽口本体
の表面所要部所に、ニッケル若しくはニッケル合金又は
ステンレス鋼の粉粒体を素材とする中間層が形成される
べく上記羽口本体をガラス等高温高圧で破れないケース
内に収容し該ケースを気密真空的に密封した状態で熱間
等方圧加圧処理を施し、その後上記ケ−スを除去し又は
除去せずして最外表面所要部所に耐熱、耐摩耗性材料を
肉盛熔接することを特徴とする羽口の製造方法(以下第
2発明とする)である。
材の被覆が試みられているが、上述の如く羽□本体が熱
伝導性の大なる銅若しくはその合金から成っている為に
強固な密着性を有する被覆層を形成させる手段としては
メッキ法があるのみであった。なぜならば総射法は羽○
本体がすぐに冷えるので密着性に乏しく、又肉盛溶接方
法では羽口本体の融点が低い為に肉盛材として高融点の
ものを使うことが出来ず、しかも例え低融点の材料を使
ったとしても得られる肉盛層中へ多量に銅が混入し該肉
盛層の融点を低下せしめると共に脆くしてしまうからで
ある。ところがメッキ法では材質に制約がある上に、耐
摩耗性が得られるに必要な位のある程度の厚さのメッキ
被覆層を得る為には相当の長時間を要し作業効果が悪く
、しかもこの様に苦労して厚メッキ層を得てもそれは使
用中高温城にさらされるので容易に剥落するという欠点
があった。本発明は上述の問題を解消し、肉盛溶接法に
より所望する部所に耐熱、耐摩耗性合金層を装着出来る
方法を提供せんとするものであり、その要旨は銅若しく
は鋼合金製羽口本体の表面所要部所に、ニッケル若しく
はニッケル合金又はステンレス鋼を素材とする薄板材を
気密真空的に覆設した状態で熱間等方圧加圧処理を施し
、次いで上記薄板材上の所要部所に耐熱、耐摩耗性材料
を肉盛溶接することを特徴とする羽口の製造方法(以下
第1発明とする)、並びに銅若しくは鋼合金製羽口本体
の表面所要部所に、ニッケル若しくはニッケル合金又は
ステンレス鋼の粉粒体を素材とする中間層が形成される
べく上記羽口本体をガラス等高温高圧で破れないケース
内に収容し該ケースを気密真空的に密封した状態で熱間
等方圧加圧処理を施し、その後上記ケ−スを除去し又は
除去せずして最外表面所要部所に耐熱、耐摩耗性材料を
肉盛熔接することを特徴とする羽口の製造方法(以下第
2発明とする)である。
なお熱間等方圧加圧処理というのは、アルゴンガスや窒
素ガス等を圧力媒体として高温下で被処理物にその全周
から高圧をかけて拡散接合を行わせしむる方法であり、
従ってその前処理として気密真空的、即ち外部とは気密
状でかつ薄板材やケースの内部には空気が存在しない状
態とする事を要するのである。
素ガス等を圧力媒体として高温下で被処理物にその全周
から高圧をかけて拡散接合を行わせしむる方法であり、
従ってその前処理として気密真空的、即ち外部とは気密
状でかつ薄板材やケースの内部には空気が存在しない状
態とする事を要するのである。
本発明に於る耐熱、耐摩耗材料というのは通常用いられ
ているインコロィ、高速度鋼等の鉄基合金、ステラィト
等のコバルト基合金、又はインコネルやハステロイ等の
ニッケル基合金の事である。
ているインコロィ、高速度鋼等の鉄基合金、ステラィト
等のコバルト基合金、又はインコネルやハステロイ等の
ニッケル基合金の事である。
以下本発明を各工程毎に詳しく述べれば、第1発明にあ
っては、銅若しくは鋼合金製羽口本体の表面の全域又は
所望する部所にのみ、羽□本体の融点よりは幾分融点が
高く、かつ羽□本体と袷金的に結合し易いニッケルある
いはその合金又はステンレス鋼を素材とする薄板材で覆
う。
っては、銅若しくは鋼合金製羽口本体の表面の全域又は
所望する部所にのみ、羽□本体の融点よりは幾分融点が
高く、かつ羽□本体と袷金的に結合し易いニッケルある
いはその合金又はステンレス鋼を素材とする薄板材で覆
う。
次いで該薄板材の内部(羽口本体)が真空状態となる様
に該薄板材の周囲を密封する。この場合電子ビーム溶接
法を採用すれば容易に達成できる。この状態のものを前
述した熱間等方圧加圧法で高温高圧(通常500〜80
000、50〜10ぴ気圧)下に置く事により、薄板材
が羽□本体表面上に強固に密着→拡散結合を起こし強固
に接合されたものが得られる。次いで所望部所に上記耐
熱、耐摩耗性材料を肉盛溶接する。この肉盛溶接にあっ
ては羽□本体表面にニッケル若しくはニッケル合金又は
ステンレス鋼の層が形成されている為に上記高融点を有
する合金でも容易に肉盛溶接が行えしかも銅の混入かな
い為に得られる肉盛溶接層の性質を低下させる事はなし
・。
に該薄板材の周囲を密封する。この場合電子ビーム溶接
法を採用すれば容易に達成できる。この状態のものを前
述した熱間等方圧加圧法で高温高圧(通常500〜80
000、50〜10ぴ気圧)下に置く事により、薄板材
が羽□本体表面上に強固に密着→拡散結合を起こし強固
に接合されたものが得られる。次いで所望部所に上記耐
熱、耐摩耗性材料を肉盛溶接する。この肉盛溶接にあっ
ては羽□本体表面にニッケル若しくはニッケル合金又は
ステンレス鋼の層が形成されている為に上記高融点を有
する合金でも容易に肉盛溶接が行えしかも銅の混入かな
い為に得られる肉盛溶接層の性質を低下させる事はなし
・。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 銅若しくは銅合金製羽口本体の表面所要部所に、ニ
ツケル若しくはニツケル合金又はステンレス鋼を素材と
する薄板材を気密真空的に覆設した状態で熱間等方圧加
圧処理を施し、次いで上記薄板材上の所要部所に耐熱、
耐摩耗性材料を肉盛溶接することを特徴とする羽口の製
造方法。 2 銅若しくは銅合金製羽口本体の表面所要部所に、ニ
ツケル若しくはニツケル合金又はステンレス鋼の粉粒体
を素材とする中間層が形成されるべく上記羽口本体をガ
ラス等高温高圧で破れないケース内に収容し該ケースを
気密真空的に密封した状態で熱間等方圧加圧処理を施し
、その後上記ケースを除去し又は除去せずして最外表面
所要部所に耐熱、耐摩耗性材料を肉盛溶接することを特
徴とする羽口の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2680083A JPS6031595B2 (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | 羽口の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2680083A JPS6031595B2 (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | 羽口の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59153574A JPS59153574A (ja) | 1984-09-01 |
JPS6031595B2 true JPS6031595B2 (ja) | 1985-07-23 |
Family
ID=12203382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2680083A Expired JPS6031595B2 (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | 羽口の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031595B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020020019A (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | 日本製鉄株式会社 | 高炉用羽口およびその製造方法 |
JP7260732B2 (ja) * | 2018-08-03 | 2023-04-19 | 日本製鉄株式会社 | 高炉用羽口およびその製造方法 |
JP7215010B2 (ja) * | 2018-08-03 | 2023-01-31 | 日本製鉄株式会社 | 高炉用羽口およびその製造方法 |
JP7172490B2 (ja) * | 2018-11-19 | 2022-11-16 | 日本製鉄株式会社 | 高炉用羽口 |
-
1983
- 1983-02-18 JP JP2680083A patent/JPS6031595B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59153574A (ja) | 1984-09-01 |
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