JPH01202146A - ボイスコイル型リニアモータ - Google Patents

ボイスコイル型リニアモータ

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Publication number
JPH01202146A
JPH01202146A JP9113388A JP9113388A JPH01202146A JP H01202146 A JPH01202146 A JP H01202146A JP 9113388 A JP9113388 A JP 9113388A JP 9113388 A JP9113388 A JP 9113388A JP H01202146 A JPH01202146 A JP H01202146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
yoke
annular permanent
drive coil
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9113388A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Taketomi
正喜 武富
Teruo Umehara
梅原 輝雄
Hiroyuki Daicho
大長 啓之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP9113388A priority Critical patent/JPH01202146A/ja
Publication of JPH01202146A publication Critical patent/JPH01202146A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1例えば磁気ディスク装置における磁気ヘッド
駆動用ポジショナ−機構に使用するロングコイルタイプ
のボイスコイル型リニアモータに関するものであり、特
に磁気回路の漏洩磁束の作用による駆動コイルの移動位
置毎の推力の変化を防止するようにした改良に関するも
のである。
〔従来の技術〕
磁気ディスク装置の磁気ヘッド駆動用ポジショ  ′ナ
ー機構に使用するロングコイルタイプのボイスコイル型
リニアモータの代表的な構成は、第5図に示すようなも
のが最も一般的であり、磁気回路1と、この磁気回路1
の中央部に設けた円筒状の空隙9内に軸方向移動自在に
設けた駆動コイル2とからなる。磁気回路1は2円板状
のヨーク3の中心に円柱状のセンターヨーク4を立設す
ると共に、ヨーク3の外周部に筒状に形成したヨーク5
を設け、かつヨーク5の内周部に環状永久磁石6を固着
して構成しである。センターヨーク4の先端部の磁極部
7と、環状永久磁石6の内周部に配設したリングヨーク
8の磁極部8aとの間には。
円筒状の空隙9を形成する。なお円筒状の空隙9内に軸
方向移動自在に設けた円筒状の駆動コイル2は、その軸
方向長さを前記磁極部7,8aの同方向長さより大に形
成しである。
上記の構成により、駆動コイル2に電流を流すと、この
電流により誘起される磁束と、駆動コイル2を横断する
磁束との相互作用により、電流の流れる方向によって駆
動コイル2が軸方向、すなわち第5図の左右方向に直線
移動するのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の構成において、駆動コイル2に作用する磁束は、
空隙9内におけるものが主であるが、磁気回路1の内側
各部からの漏洩磁束も駆動コイル2に影響を及ぼす。そ
して特に環状永久磁石6からセンターヨーク4に向かう
漏洩磁束BJが、空隙9内の主磁束Bmと同様に駆動コ
イル2に作用することとなり、駆動コイル2と環状永久
磁石6若しくは磁気回路1との相対位置によって、駆動
コイル2に作用する推力に差を生じることとなる。
この結果駆動コイル2に流す電流値が同一であっても、
駆動コイル2によって駆動される磁気ヘッド(図示せず
)の停止位置が異なることとなり。
高精度の位置決めが困難になるという問題点がある。
本発明は上記従来技術に存在する問題点を解決し、S見
回路と駆動コイルとの相対位置の如何に拘らず、駆動コ
イルに作用する推力の差を少なくすることができるボイ
スコイル型リニアモータを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために9本発明においては、環状
永久磁石を内蔵し、かつ筒状の空隙を介して対向する一
対の磁極部を設けた磁気回路と。
前記空隙内を軸方向移動自在に形成した駆動コイルとか
らなり、この駆動コイルの軸方向長さを前記磁極部の同
方向長さより大に構成したボイスコイル型リニアモータ
において、前記環状永久磁石の近傍に環状に形成した整
磁用永久磁石を、ヨークを介して同軸的にかつ前記環状
永久磁石と異極を対向させて設け、前記磁気回路から前
記駆動−コイルに作用する漏洩磁束の方向を変更するよ
うに構成する。という技術的手段を採用したのである。
〔作 用〕
上記の構成により、駆動コイルに作用する漏洩′  磁
束の半径方向成分を整磁用永久磁石によって軸方向成分
に変更させるため、駆動コイルには常に空隙内における
主磁束のみが作用することとなり。
漏洩磁束が駆動コイルに作用することによる影響を少な
(することができる。しかも−旦軸方向に方向を変更さ
せられた漏洩磁束は、磁気空隙部にて回収されるため、
空隙磁束密度を増加させることになり、漏洩磁束の有効
利用が可能となる。
C実施例〕 第1図は本発明の実施例を示す要部縦断面図であり、同
一部分は前記第5図と同一の参照符号で示す。第1図に
おいて、10は整磁用永久磁石であり、環状に形成して
前記環状永久磁石6の近傍にリングヨーク8を介して同
軸的に、かつ環状永久磁石6と異極を対向させて設ける
。すなわち環状永久磁石6の内外面を各々N、S極に着
磁しである場合には、整磁用永久磁石10の内外面を各
々S’、Niに着磁して対向させるのである。
上記のように構成することにより、漏洩磁束Bβの半径
方向成分の大部分は整磁用永久磁石10より生ずる反磁
界によって軸方向に変更することができ、駆動コイル2
に作用する漏洩磁束の量を皆無若しくは大幅に低減する
ことができる。またこのように軸方向に変更させられ、
若しくは押し曲げられた磁束は、リングヨーク8に回収
されるので、空隙磁束密度も200〜300G向上する
第2図はボイスコイル型リニアモータにおいて。
と駆動コイル移動距離との関係を示す図であり。
曲線A+、Bは各々本発明の実施例および従来構造のも
のを表している。なお第2図におけるボイスコイル型リ
ニアモータの各部寸法は下記の通りである。
磁気回路 外径140u 長さ80n コイル長さ 50鶴 第2図から明らかなように1曲線Bにおいては。
駆動コイルの移動距離0および30鶴、すなわち使用範
囲の両端と中間部における推力の差が0.4kgfあり
、最大推力の20%近(の値を示す。これに対して1本
発明の実施例を示す曲線A、においては、全体的に平、
坦な形状であり、使用範囲における推力の差は僅か0.
1kgfに過ぎず、最大推力の5%以内の値となってお
り、推力のバラツキが大幅に低減されていることが認め
られる。
第3図は本発明の他の実施例を示す要部縦断面拡大図で
あり、同一部分は前記第1図と同一の参照符号で示す。
本実施例においては環状永久磁石6の寸法を外径114
鰭、内径72mm、長さ24鶴とし、整磁用永久磁石1
0を外径67.6m、内径63.6鰭、長さ6.8 u
+とじ、環状永久磁石6と同一の材質(Nd −Fe 
−B系磁石 日立金属製)Is35 BH)とした以外
は前記実施例と同様である。この場合において整磁用永
久磁石10の軸方向の長さが10鶴を越えると、磁束を
絞る作用が劣化するため10mm以下、好ましくは6〜
7龍に形成するのがよい。
上記構成のボイスコイル型リニアモータにおいて、駆動
コイル2にIAの直流電流を流した場合の推力と駆動コ
イル2の移動距離との関係を示すと、前記第2図の曲線
A2のようになる。第2図から明らかなように、使用範
囲の両端と中間部における推力の差は、前記実施例にお
けるものと略同様であるが2曲線A2の方がよりリニア
リティが向上していることがわかる。
第4図は駆動コイル2の移動領域における軸方向位置と
磁束密度との関係を示す図であり、鎖線で示す位置は前
記第3図における鎖線の位置、すなわちリングヨーク8
の中間位置と対応する。第4図において曲線A、Bは各
々第3図に示す実施例および第5図に示す従来構造のも
のを示している。第4図から明らかなように1曲vAB
においては鎖線の両側が対称でなく、非対称成分すが存
在する。このためリニアリティが劣り、前記第2図の曲
線Bに示す特性となる。これに対して曲線Aにおいては
前記のような非対称成分が全く存在せず、鎖線に対して
略対称の曲線となっているため。
前記のようにリニアリティが向上するものと認められる
本実施例においては、整磁用永久磁石としてフェライト
磁石およびNd −Fe −B系磁石を使用した例を示
したが、他の永久磁石を使用してもよいことは勿論であ
る。特に希土類コバルト磁石若しくはNd −Pe −
B系磁石のように環状永久磁石と同様な高性能磁石を使
用すると、空隙磁束密度がより向上すると共に、空隙磁
束密度が均一となる範囲が拡大する。従って推力特性の
りニアリティの極めて良好な(例えば±2.,5%以下
)領域は上記の場合より40〜50%増大する。
〔発明の効果〕
本発明は、上記記述のような構成および作用であるから
、駆動コイルに対する漏洩磁束の影響を皆無若しくは極
めて僅かなものにしたことにより。
駆動コイルの移動位置による推力差を大幅に低減するこ
とができ、入力に応じた高精度の移動、すなわち磁気ヘ
ッドの位置決め精度を飛躍的に向上させ得るという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第5図は各々本発明の実施例および従来構
造のものを示す要部縦断面図、第2図はボイスコイル型
リニアモータにおいて駆動コイルにIAの直流電流を流
した場合の推力と駆動コイル移動距離との関係を示す図
、第3図は本発明の他の実施例を示す要部縦断面拡大図
、第4図は駆動コイルの移動領域における軸方向位置と
磁束密度との関係を示す図である。 6:環状永久磁石、2:駆動コイル、1o:整磁用永久
磁石。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 環状永久磁石を内蔵し、かつ筒状の空隙を介して対向す
    る一対の磁極部を設けた磁気回路と、前記空隙内を軸方
    向移動自在に形成した駆動コイルとからなり、この駆動
    コイルの軸方向長さを前記磁極部の同方向長さより大に
    構成したボイスコイル型リニアモータにおいて、前記環
    状永久磁石の近傍に環状に形成した整磁用永久磁石を、
    ヨークを介して同軸的にかつ前記環状永久磁石と異極を
    対向させて設け、前記磁気回路から前記駆動コイルに作
    用する漏洩磁束の方向を変更するように構成したことを
    特徴とするボイスコイル型リニアモータ。
JP9113388A 1987-10-16 1988-04-13 ボイスコイル型リニアモータ Pending JPH01202146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9113388A JPH01202146A (ja) 1987-10-16 1988-04-13 ボイスコイル型リニアモータ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26113487 1987-10-16
JP62-261134 1987-10-16
JP9113388A JPH01202146A (ja) 1987-10-16 1988-04-13 ボイスコイル型リニアモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01202146A true JPH01202146A (ja) 1989-08-15

Family

ID=26432602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9113388A Pending JPH01202146A (ja) 1987-10-16 1988-04-13 ボイスコイル型リニアモータ

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JP (1) JPH01202146A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10126514B2 (en) 2008-08-29 2018-11-13 Corning Optical Communications, Llc Independently translatable modules and fiber optic equipment trays in fiber optic equipment

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10126514B2 (en) 2008-08-29 2018-11-13 Corning Optical Communications, Llc Independently translatable modules and fiber optic equipment trays in fiber optic equipment

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