JPH012008A - 回折格子製造方法 - Google Patents

回折格子製造方法

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JPH012008A
JPH012008A JP62-158280A JP15828087A JPH012008A JP H012008 A JPH012008 A JP H012008A JP 15828087 A JP15828087 A JP 15828087A JP H012008 A JPH012008 A JP H012008A
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博司 杉本
松井 輝仁
健一 大塚
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三菱電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、分布帰還型(DFB)半導体レーザ等に用
いられる回折格子の製造方法に関し、特に4分の1波長
シフト等の位相が中間部において逆になった回折格子を
製造する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第101図は例えば電子通信学会技術研究報告0QE8
5−11に示された従来の回折格子製造方法の工程を示
す図であり、図において、1は基板、2は回折格子形状
のレジストである。(a)は三光束干渉露光法により感
光性レジストを回折格子形状にパタニングした状態を示
し、(blはレジスト2をマスクに基板1を回折格子形
状にエツチングした状態を示す。
次に従来の製造工程を第10図について説明する。まず
基板1に感光性レジストを塗布し、次に三光束干渉露光
により感光性レジストに干渉縞を露光し現像を行なうこ
とにより、(a)に示すように基板l上に回折格子の形
状にパタニングされたレジスト2を形成する0次にこの
レジスト2をマスクとして基板lをエツチングし、偽)
に示すように回折格子形状を形成する。
〔発明が解決しようとする問題点〕 このような従来の回折格子製造方法では、4分の1波長
シフト等、位相シフトを持った回折格子を作製するため
にはポジ・ネガレジスト併用型干渉露光法2位相シフト
膜を用いた非対称干渉露光法等を利用する必要があり、
工程が複雑になる。
干渉露光条件が厳しくなる等の問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、通常の干渉露光法を用いて逆位相の回折格子
を製造することのできる回折格子製造方法を得ることを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る回折格子製造方法は、基板の上に樹脂で
形成した回折格子層上に被覆層をこの回折格子に損傷を
与えない方法で作製し、この被覆層の内樹脂で形成した
回折格子上の部分のみをエツチングにより取り除いた後
、樹脂を除去し、樹脂で形成した回折格子とは逆位相の
被覆層で形成される回折格子を作製し、この後、この被
覆層をマスクに基板をエツチングするようにしたもので
ある。
〔作用〕
この発明における被覆層は、干渉露光によりパタニング
された樹脂が存在する部分では除去され、樹脂が無い部
分に残存付着することにより、基板に樹脂をマスクにエ
ツチングする場合とは逆の形状を形成し、通常の干渉露
光法に、よる逆位相を持った回折格子の作製を可能とす
る。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、lは基板、2はレジスト、3は被yINと
なるSiNx層であり、例えば電子サイクロトロン共鳴
プラズマ化学気相成長法(ECR−CVD法)により形
成されるものである。
次にその工程を説明する。基板lに感光性レジストを塗
布し、次に干渉露光により感光性レジストに干渉縞を露
光し現像を行なうことにより、基板1上に回折格子の形
状にパタニングされたレジスト2を形成する工程は従来
の干渉露光法と同様であり、この状態を第1図(a)に
示す。
次に、この上に第1図山)に示すように、被覆層として
電子サイクロトロン共鳴プラズマ化学気相成長法(EC
R−CVD法)によりSiNx層3を約1000人形成
する。この時、ECR−CVD法では低温でSiNx層
3を形成でき、レジスト2に損傷を与えることなく被覆
層の形成が可能である。
次に、緩衝フッ酸によってエツチングを行なう。
例えば、6対1でフッ化アンモニウムとフッ酸を混合し
た緩衝フッ酸を用い約1分間エツチングすると、エツチ
ング速度の違いによりレジスト2上のS i Nx層3
はすべてエツチングされるのに対し、基板1上のSiN
x層3は約200人膜厚が減少するだけである。Vtい
て、有機溶剤でレジスト2を除去することにより、レジ
スト2とは逆位相のSiNx層3の回折格子が形成され
る。この状態を第1図(C)に示す。
最後に、このSiNx層3をマスクに基板1をエツチン
グすることにより、第1図(dlに示すように、レジス
ト2を直接マスクにエツチングした場合とは位相が逆の
回折格子が得られる。
なお、上記実施例では被覆層としてECR−CVD法に
よる3iNx膜3を用いる場合を示したが、本発明はレ
ジスト2に損傷を与え・ない作製方法が可能で、レジス
ト2を除去する有機溶剤に溶解しない被覆層であれば適
用可能である。
また、上記実施例ではSiNx層3のエツチングに緩衝
フッ酸を用いる場合を示したが、このエツチングはドラ
イエツチングであってもよい。
また、上記実施例ではレジスト2で形成される回折格子
とは逆位相の回折格子だけを製造する工程を示したが、
レジスト形状と同位相、逆位相の2種の回折格子を同一
基板上に製造する方法の実施例を以下に示す。
第2図はこの発明の第2の実施例による回折格子製造方
法を示す工程図であり、図において、2は第2レジスト
、4は第2レジスト、5は第3レジスト、6は4分の1
波長シフト部分である。
まず、基板1上に干渉露光により回折格子の形状の第ル
ジスト2を作製し、被覆層としてECR−CVD法でS
iNx層3を形成する工程は上記実施例と同様である。
次に逆位相の回折格子を得ようとする部分(この場合は
右半分)を第2レジスト4でカバーした後、カバーしな
い部分(この場合は左半分)の5iNxji!13をす
べて取り除く。この状態を第2図(a)に示す。
この状態から左半分の基板1のエツチングを行ない、干
渉露光で得たレジスト2形状と同位相の回折格子を得る
。第2レジスト4を取り除いた後、上記実施例と同様に
緩衝フッ酸を用いてエツチングを行い、回折格子の形状
の5iNxJiJ3を作製する0次にエツチングされて
いる基板1部分をカバーするために、第2図(b)に示
すように第3レジスト5を左半分に形成する。
この状態から基板1のエツチングを行い、干渉露光で得
たレジスト2形状とは逆位相の回折格子を作製し、先に
作製した同位相の回折格子との境界部に4分の1波長シ
フト6を得る。この状態を第2図(C)に示す。
第3図はこの発明の第3の実施例による回折格子製造方
法を示す工程図であり、図において、1ないし6は第2
図に示すものと同様であり、7はECR−CVD法で形
成したSi0g層、8はECR−CVD法で形成したS
iNx層であり、回折格子の形状にエツチングされた基
板lを保護する働きをする。
まず、第3図(a)に示すように、干渉露光で得られた
干渉縞の形状を持った第ルジスト2上に、SiO□7を
上記実施例と同様にECR−CVDで形成する。
次に1.第3図(b)に示すように、第2レジスト4を
形成し、第2レジスト4に覆われていない部分のS i
 Oz層7を取り除く。
この後、第ルジスト2をマスクに基板1をエツチングす
る。続いて、再度ECR−CVD法でSiNx層8を形
成する。この状態を第3図(C1に示す。
次に、有機溶剤で第2レジスト4を除去することにより
、通常の金属のリフトオフ法と同様に第2レジスト4上
のSiNx層8が取り除かれる。
次に上記実施例と同様に緩衝フッ酸を用いてエツチング
することにより、第ルジスト2上のSiO□N7がなく
なり、第3図(d)に示す状態が得られる。この時5i
Nx718はエツチング速度が遅いため、エツチングさ
れず基板1を覆ったままでいる。
次に、3101層7をマスクにして基板1をエツチング
することにより、レジスト2形状とは逆位相の回折格子
が作製され、先に作製した同位相の回折格子との境界部
に4分の1波長シフト6が得られる。この状態を第3図
(11りに示す。
第4図ないし第9図はこの発明の第4の実施例による基
板1のエツチングが1回の場合の回折格子製造方法を示
す工程図であり、図において、■ないし7は第3図に示
すものと同様であり、9は基板1とSiNx層3間に生
じる空洞である。
まず、干渉露光法で干渉縞形状を作製した第ルジスト2
上にECR−CVD法でSiNx層3を形成した上に、
第2レジスト4を形成する。この時第4図に示すように
、基板1の左側の内、第2レジスト4が覆われない部分
を作っておく。
次に、第5図に示すように、第2レジスト4に覆われな
い5iNxji3を取り除く。
再度ECR−CVD法で、第6図に示すように、Sin
、層7を全面に形成する。この時、第2レジスト4をモ
ノクロベンゼン処理等でひさしのある形状にしておくこ
とにより、S i Ot 117が付着しない部分を作
製できる。
次に、有機溶剤を用いて第2レジスト4を取り除く、ま
たこの時、510s JI17が付着していない部分か
ら有機溶剤が浸透することにより、左側の部分について
は第2レジスト2が溶解し、第7図に示すように、基板
lとSiNx層3の間に空洞9が形成される。
この後、緩衝フッ酸を用いて上記実施例と同様にエツチ
ングすることにより、第8図に示す状態が得られる。こ
の時、S i O,層7はS i NX JW3に比ベ
エッチング速度が速いことからすべて取り除かれる。
この状態から基板1をエツチングすることにより、第9
図に示すように、4分の1波長シフト6を持った回折格
子が得られる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係る回折格子製造方法によれ
ば、樹脂で形成した回折格子層上にこの回折格子に損傷
を与えない方法で被覆層を作製し、この被覆層の内樹脂
で形成した回折格子上の部分のみを取り除いて、樹脂で
形成した回折格子とは逆位相の被覆層で形成される回折
格子を作製し、これをマスクに基板をエツチングするよ
うにしたので、通常の干渉露光法により得られたレジス
トで形成された回折格子を用いて、簡単な工程でレジス
ト形状とは逆位相の回折格子を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例による回折格子製造方
法を示す工程図、第2図はこの発明の第2の実施例によ
る回折格子製造方法を示す工程図、第3図はこの発明の
第3の実施例による回折格子製造方法を示す工程図、第
4図ないし第9図はこの発明の第4の実施例による回折
格子製造方法を示す工程図、第4図は従来の回折格子製
造方法を示す工程図である。 1は基板、2は第2レジスト、3は被覆層、4は第2レ
ジスト、5は第3レジスト、6は4分の1波長シフト部
、7はSiO□層、8はSiNx層、9は空洞。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板の上に樹脂で形成された回折格子層上に、該
    回折格子に損傷を与えない方法で上記樹脂を溶解する溶
    剤では溶解しない被覆層を作製する工程と、 上記樹脂で形成された回折格子上の上記被覆層のみをエ
    ッチングにより取り除いた後、当該樹脂部分を除去し、
    上記樹脂で形成された回折格子の形状とは逆位相の、上
    記被覆層で形成される回折格子を作製する工程と、 この後、上記被覆層で形成される回折格子をマスクにし
    て上記基板をエッチングする工程とからなることを特徴
    とする回折格子製造方法。
  2. (2)上記樹脂で形成された回折格子部分を残して、上
    記被覆層によって形成された回折格子部分を作製し、そ
    れぞれを独立にエッチングマスクとして上記基板をエッ
    チングし、位相の異なる回折格子を同一基板上に形成す
    る工程を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の回折格子製造方法。
  3. (3)上記被覆層は電子サイクロトロン共鳴プラズマを
    利用した化学気相成長法により作製されるものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の回折格子製造方法。
  4. (4)上記被覆層はSiN_xまたはSiO_2膜から
    なるものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第3項のいずれかに記載の回折格子製造方法。
  5. (5)上記樹脂で形成された回折格子上の上記SiN_
    xまたはSiO_2膜を選択的に取り除く方法は緩衝フ
    ッ酸もしくはドライエッチングによることを特徴とする
    特許請求の範囲第4項記載の回折格子製造方法。
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