JPH01199955A - 2―アリールヒドラジノ―1,3―チアゾール化合物 - Google Patents

2―アリールヒドラジノ―1,3―チアゾール化合物

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JPH01199955A
JPH01199955A JP2447488A JP2447488A JPH01199955A JP H01199955 A JPH01199955 A JP H01199955A JP 2447488 A JP2447488 A JP 2447488A JP 2447488 A JP2447488 A JP 2447488A JP H01199955 A JPH01199955 A JP H01199955A
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Kozaburo Yamada
耕三郎 山田
Yasushi Ichijima
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/392Additives
    • G03C7/39208Organic compounds
    • G03C7/3924Heterocyclic
    • G03C7/39276Heterocyclic the nucleus containing nitrogen and sulfur

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な2−アリールヒドラジノ−1゜3−チア
ゾール誘導体に関するものである。
(従来の技術) 2−アリールヒドラジノ−1,3−チアゾール誘導体の
うちいくつかの化合物は、文献上知られている(ケミス
トリー・オブ・ヘテロサイクリック・コンパウンドvo
1.34 )が、この化合物自体の有用性についてはこ
れまでは特に見出されていない。
ところていくつかの2−アリールアゾ−1,3−チアゾ
ール誘導体がアゾ色素として知られておリ、これは染料
、顔料および種々の色素を扱う産業分野において公知の
化合物である。その例としては9−(5′−ニトロ−2
′−チアゾリルアゾ)ジュロリジン(ジャーナル・オブ
・ザ・ソサイエティー・オブ・ダイヤーズ・アンドカラ
ーリスト95.356) 、 9− (5′−二トロー
2′−チアゾリルアゾ)−2−ケトジュロリジン(同上
93、285) 、 4− (5’−ニトロー2′−チ
アゾリルアゾ)アニリン(同上95.356) 、 4
−(5′−ニトロ−2′−チアゾリルアゾ)−N。
N−ジエチルアニリン(同上95.356) 、 4−
(2′−チアゾリルアゾ)−N、N−ジメチルアニリン
(J、 P、 Ph1llipsら編、オルガニックエ
レクトロニック・スペクトル・データ(1−XVII)
John Wiley & 5ons、 New Yo
rk、1956〜)などがある。
一方、写真化学の分野においては、種々のアゾ色素かハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料に使用されている。たと
えば、米国特許第2,983,608号、及び米国特許
第3,034,892号にはカラードカプラーとして5
−ピラゾロン−4−アリルアゾ色素、l−ナフトール−
4−アリルアゾ色素などを利用することが記載されてい
る。またT、 11. Javaes編”ザ・セオリー
・オブ・ザ・フォトグラフィック・プロセス”には1画
像転写法においては色素現像薬としてハイドロキノンに
連結された5−ピラゾロン−4−アリールアゾ色素やl
−ナフトール−2−アリールアゾ色素を用いることが開
示されている。
しかしながら写真化学の分野において2−アリールアゾ
−1,3−チアゾール色素について検討された例はない
(発明が解決しようとする課題) 本発明者らは写真化学の分野で用いられ、酸化によりア
ゾ色素を与える新規な2−アリールヒドラジノ−1,3
−チアゾール化合物を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) すなわち本発明は、下記一般式(I)もしくはその互変
異性体である一般式(II)で表わされる2−アリール
ヒドラシノー1.3−チアゾール化合物を提供するもの
である。
一般式(I) 一般式(I[) (式中R1は芳香族基を示し、R2およびR3の各々は
水素原子、脂肪族基、芳香族基。
R4−0−CO−1R4Co−、R4NHCO−1R4
SO□−1R4NH5O2−、ニトロ基またはシアノ基
を示し、R4は脂肪族基または芳香族基を示す。ただし
、R,、R2,R3の少なくとも一つの基は総炭素数8
以上の基である。)次に一般式(I)で表わされる化合
物についてさらに詳しく説明する。
一般式(I)においてR1は芳香族基を表わす。
芳香族基とは炭素数6〜20、好ましくは置換もしくは
無置換のフェニル基、または置換もしくは無置換のナフ
チル基である。これらが置換基を有するとき、代表的な
置換基としてはハロゲン原R5502−基、R60C〇
−基、 R050□−基、シアノ基またはニトロ基か挙げられる
。ここでR5は脂肪族基、芳香族基、または複素環基を
表わし、R6、R7およびR8は各々脂肪族基、芳香族
基、複素環基または水素原子を表わす。
R5,R6,R7およびR8において脂肪族基とは炭素
数1〜32、好ましくは1〜22の飽和または不飽和、
鎖状または環状、直鎖または分岐、置換または無置換の
脂肪族炭化水素基である。代表的な例としては、メチル
、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、(1)−
ブチル、(i)−ブチル、(t)−アミル、ヘキシル、
シクロヘキシル、2−エチルヘキシル、オクチル、1.
1,3.3−テトラメチルブチル、デシル、ドデシル、
ヘキサデシル、またはオクタデシルが挙げられる。また
R  、R、RおよびR8において芳香族基とは先に定
義したのと同じ意味の基であり、複素環基とは炭素数1
〜20、好ましくは1〜7の、複素原子として窒素原子
、酸素原子もしくはイオウ原子から選ばれる、好ましく
は3員ないし8員環の置換もしくは無置換の複素環基で
ある。複素環基の代表的な例としては2−ピリジル、4
−ピリジル、2−チエニル、2−フリル、2−イミダゾ
リル、ピラジニル、2−ピリミジニル、l−イミダゾリ
ル、l−インドリル、フタルイミド、1,3.4−チア
ジアゾール−2−イル、ベンゾオキサゾール−2−イル
、2−キノリル、2,4−ジオキソ−1,3−イミダゾ
リジン−5−イル、2.4−ジオキソ−1,3−イミダ
ゾリジン−3−イル、スクシンイミド、フタルイミド、
1,2.4−トリアゾール−2−イルまたは1−ピラゾ
リルが挙げられる。
一般式(I)または(If)においてR2およびR3の
各々は、水素原子、脂肪族基、芳香族基、R4−0−C
O−1R4CO−1R4NHCO−1R4S02−1R
4NHSO2−、ニトロ基またはシアノ基の各基を表わ
し、R4は脂肪族基または芳香族基を表わす。
一般式(I)または(II)においてR2およびR3が
、また上記R4が脂肪族基または芳香族基を表わすとき
、これらはR1について説明した中で定義したのと同じ
意味を表わす。
R1として好ましい基は、例えば以下のような基が挙げ
られる。すなわち、フェニル、2−クロロフェニル、2
,4.6−ドリクロロフエニル、2.5−ジクロロフェ
ニル、4−メチルフェニル、3−ペンタデシルフェニル
、4−ニトロフェニル、3−ニトロフェニル、4−ヘキ
サデカンアミドフェニル、3−デカンアミドフェニル、
4−(2−オクタデシルスクシンイミド)フェニル、2
− (2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)ブタンアミ
ドフェニル、4−スルファモイルフェニル、4− (N
、N−ジエチルスルファモイル)フェニル、3−メタン
スルホンアミドフェニル、2−(3−ペンタデシルフェ
ノキシブタンアミドフェニル、ナフチル、5−ヒドロキ
シナフチルおよび5−メトキシナフチルなどが挙げられ
る。
R2は好ましくは水素原子、脂肪族基、芳香族基であり
、例えば以下のような基が挙げられる。
メチル、エチル、プロピル、t−ブチル、フェニル、4
−メトキシフェニル、3−ニトロフェニル、4−クロロ
フェニル、4−メチルフェニル、ドデシル、ペンタデシ
ル、ヘプタデシル、水素原子、2−メトキシフェニル、
4−アセトアミドフェニル、3−ペンテデシルフェニル
、3−(2−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)ブ
タンアミド)フェニル、3−(2−(2−クロロ−4−
七−オクチルフェノキシ)オクタンアミド)フェニル、
および2−テトラデカンアミドフェニルなどが挙げられ
る。
R3は好ましくは、シアノ基、R4C0−1R4−0−
CO−1R4NHCO−1 R4NHSO2+、R45o2−であり(R4は前記と
同じ意味をもつ)、例えば以下のような基か挙げられる
。シアノ、ドデシルオキシカルボニル、テトラデシルオ
キシカルボニル、ヘキサデシルオキシカルボニル、(I
Ioriso)−ブトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニル、N−プロピルカルバモイル、N−ドデシルカルバ
モイル、N−(2−クロロ−5−ドデシルオキシカルボ
ニルフェニル)カルバモイル、N−[2−クロロ−5−
(4−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)ブタンア
ミド)フェニル]カルバモイル、N−[2−クロロ−5
−(2−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)ブタン
アミド)フェニル]カルバモイル、N−(2,5−ジク
ロロ−4−(N−メチル−N−ドデシルアミノ))フェ
ニルスルファモイル−2−メトキシ−3−t−オクチル
フェニルスルホニル、3−へキサドデシルスルホンアミ
ドベンゾイルおよび4−アセチルフェニルなどが挙げら
れる。
一般式(I)において、Rt 、R2、R3のうち、少
なくとも1つの基は好ましくは総炭素数8以上の基であ
り、より好ましくは総炭素数8〜32である。総炭素数
8以上の基とは4写真感光材料に含有されるとき、一般
式(I)または(If)で表わされる本発明の化合物を
現像処理の過程を通して、写真層において不動化するか
、もしくは不動化に近い効果をもたらしめるための基で
あり、写真業界において耐拡散性基と称せられるもので
ある0通常1分子量を大きくする基が用いられる。
本発明の2−アリールヒドラジノ−1,3−チアゾール
誘導体自体は、可視吸収をもたないが、その酸化体であ
る対応の2−アリールアゾ−1゜3−チアゾール誘導体
はイエロー色素を与えるという特性を有する。
以下に本発明の一般式(1)で表わされる化合物の具体
例を示すが2本発明はこれらに限定されるものではない
前記一般式(I)て表わされる本発明の化合物は、一般
に下記のスキームlに示される合成工程によって合成さ
れる。
スキーム1゜ R1−NHNH2+Na  N = C= S−+RI
NIINHCNH2(or NH2CNH2) (RI r R2+ R3は置換基を表わし、Xはハロ
ゲン原子を表わす。) スキーム1において、第1段の反応は、一般的なチオセ
ミカルバジド化合物の合成法に従って合成される0例え
ば、 S、 R,5andier、 W、 Karo。
”Organic Functional Group
 Preparations”。
Vol、2. Academic (1971)、 C
hapter 8  には、具体的な実例と共にチオセ
ミカルバジド化合物の合成法が詳述されている。
スキームlにおいて第2段目の反応は、一般的な2−ヒ
ドラジノチアゾール誘導体の合成法として知られている
。例えば、A、 WEISSBERGER,E。
C,TAYLOR編″TIIE CIIEMISTRY
 OF +IETEROCYCLICCOMPOUND
S” Vol、34  ”TIIIAZOLE AND
 ITSDER[VATIVES (J、 U、 Me
tzger編)”John Wiley& 5ons(
1979) p、249には、2−ヒドラジノチアゾー
ル誘導体の合成法として、チオセミカルバジド誘導体と
α−へロカルボニル化合物との反応による合成法が記載
されている。
また、H,Beyer、 G、 Hen5eke、 C
hew、 Ber、。
83、247(1950)には、具体的な合成例が記載
されている。
(発明の効果) 本発明の2−アリールヒドラジノ−1,3−チアゾール
誘導体はハロゲン化銀写真感光材料においてイエロー色
素前駆体として有用である。
すなわち2−アリールヒドラジノ−1,3−チアゾール
誘導体は、可視吸収を有しないがその酸化体が優れたイ
エロー色素を与えることから、ハロゲン化銀写真感光材
料の現像処理において酸化剤(例えば現像主薬酸化体、
漂白剤)と反応して酸化され色素を生成するようにした
種々の化合物として用いることができる。
また、上述したカラー感光材料のみならず、種々の酸化
還元反応を利用したイエロー色素生成システム−色表示
システム、色画像形成システム−において有用である。
また、このもの自体を合成中間体として利用して、さら
に機能を付与した゛ 化合物を作り、前記の種々のシス
テムに用いることもできる。
(実施例) 次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明する。
実施例1(例示化合物(11)の合T&)N−(2−ク
ロル−3−n−ドブシロキシカルボニルフェニル)−3
−オキソブタン酸アミド(1)の合成 アセト酢酸エチル13.0gと、2−クロル−3−n−
ドブシロキシカルボニルアニリン33.95gとを混合
し、160℃にて1時間反応させた。生成物をヘキサン
及び酢酸エチルより再結晶し、1.40.2gを得た。
N−(2−クロル−3−n−ドブシロキシカルボニルフ
ェニル)−3−オキソ−2−クロル−ブタン酸アミド(
2)の合成 化合物1,40.2gをクロロホルム500m1に溶解
し、水冷下ブロミン15.2gを滴下した。さらに室温
下1時間攪拌後1反応液を水洗し、減圧下溶媒を留去し
た。得られたオイル状の生成物をヘキサン、酢酸エチル
により再結晶し、化合物2.39.2gを得た。
例示化合物(11)の合成 化合物2.39.2g、1−フェニルチオセミカルバジ
ド13.1gおよびエタノール200m1の混合物を2
時間還流した。放冷後析出した結晶をろ取し、冷エタノ
ールにて洗浄した。得られた結晶を酢酸エチルと炭酸水
素ナトリウム水溶液との混合液に加え、pH7〜8に調
製した。有機層を分液し、水洗後、減圧下溶媒を留去し
た。得られた粗結晶なヘキサン、酢酸エチルより再結晶
し、例示化合物(11)、31.3gを得た。
(m、p、 143〜144℃) 実施例2(例示化合物(9)の合成) N−[2−クロル−5−(2−(2,4−ジ−t−アミ
ルフェノキシ)ブタンアミド)]−ピバロイルアセトア
ニリド(3)の合成ピバロイルアセト酢酸エチル10.
0gと2−クロロ−5−(2−(2,5−ジ−t−アミ
ルフェノキシ)ブタンアミド)アニリン25.8gとを
キシレン100m1中で5時間還流した。溶媒を減圧下
留去した後、ヘキサン、酢酸エチルにより晶析し、化合
物(3)23.2gを得た。
N−12−クロロ−5−(2−(2,4−ジ−t−アミ
ルフェノキシ)ブタンアミド)]−]2−ピバロイルー
2−ブロモアセトアニリド4)の合成 化合物(3)23.2gのクロロホルム溶液500m1
に、水冷下ブロミン6.5gをゆっくりと滴下した。さ
らに室温下1時間攪拌後反応液を水洗し、減圧下溶媒を
留去した。得られたオイル状の化合物(4)はそのまま
次反応に供した。
例示化合物(9)の合成 上記化合物4.26.4g、1−フェニルチオセミカル
バジド6.2gおよびエタノール200m1の混合物を
2時間還流した。反応液を重ソウ水溶液にあけ、これを
酢酸エチルにて抽出した。有機層を水洗後、減圧下溶媒
を留去し、得られた粗結晶なヘキサン、酢酸エチルより
再結晶し、例示化合′1k(9)、18.3gを得た。
■−p−137〜140”c 実施例3(例示化合物(10)の合成)N−[2−クロ
ロ−5−(4−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)
ブタンアミド)]−アセチルアセトアニリド(5)の合
成 アセト酢酸エチル13.0gと2−クロル−5−(4−
(2,5−ジ−t−アミルフェノキシ)ブタンアミド)
アニリン44.5gとをキシレン260m1とともに3
時間還流した。溶媒を減圧下留去し、得られた粗結晶を
ヘキサン、酢酸エチルより再結晶し、化合物5.37.
0gを得た。
N−[2−クロロ−5−(4−(2,4−ジ−t−アミ
ルフェノキシ)ブタンアミド)]−]2−アセチルー2
−ブロムアセトアニリド6)の合成 化合物5.37.0gをクロロホルム500TIlii
!に溶解し、水冷下ブロミン11.2gを滴下した。さ
らに室温にて2時間攪拌した後1反応液を水洗し、減圧
下溶媒を留去した。得られたオイル状の化合物(6)は
そのまま次の反応に供した。
例示化合物(lO)の合成 上記化合物(6)と1−フェニルチオセミカルバジドl
O,5gとをエタノール200m1中2時間量流した。
放冷後析出した結晶をろ取し、冷エタノールにて洗浄し
た。これを酢酸エチルと重ソウ水との混合液に加え、水
層のpHが7になるようにして抽出した。
減圧下溶媒を留去し、得られた粗結晶をヘキサン、クロ
ロホルムにより再結晶して例示化合物(10)、29.
7gを得た。(m−p、212〜215℃) 実施例4(例示化合物(7)の合成) (3−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)アセトア
ミド)ベンゾイルアセトニトリル(7)の合成 3−ニトロベンゾイルアセトニトリルを還元して得た3
−アミノベンゾイルアセトニトリル、16.0g’i’
アセトニトリル200dに溶解し。
これに室温下2.4−ジ−t−アミルフェノキシアセチ
ルクロライド31.1gを滴下した。
反応液を酢酸エチルにて抽出し、水洗後、減圧下溶媒を
留去した。得られたオイル状の化合物(7)はそのまま
次反応に供した。
α−(苧−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)アセ
トアミド)ベンゾイル−α−ブロムアセトニトリル(8
)の合成 上記化合物(7)をクロロホルムに溶解し、水冷下ブロ
ミン14.4gを滴下した。さらに室温下2時間攪拌し
た後、反応液を水洗し、減圧下溶媒を留去した。得られ
たオイル状の化合物(苧)をヘキサン、クロロホルムに
より晶析し、粗結晶37.0gを得た。
例示化合物(7)の合成 化合物(8)37.0gと1−フェニルチオセミカルバ
ジド10.6gとをエタノール200T1′l1ll中
2時間還流した。放冷後析出した結晶をろ取し、冷エタ
ノールにて洗浄した。重ソウ水と酢酸エチルにより生成
物を抽出し、水洗後減圧下溶媒を留去した。ざらにカラ
ムクロマトグラフィーにより精製し、油状の例示化合物
(7)、25.1gを得た。
実施例5(例示化合物(1)の合成) α−クロロアセト酢酸n−ドデシルの合成アセト酢酸n
−ドデシル27.0gをクロロホルム200m1に溶解
し、水冷下N−クロロスクシンイミド13.35gをゆ
っくりと添加した。室温下さらに2時間攪拌後、反応液
を水洗し、減圧下溶媒を留去した。得られたα−クロロ
アセト酢酸n−ドデシルのオイルは次工程にそのまま用
いた。
例示化合物(1)の合成 前工程で得たα−クロロアセト酢酸n−ドデシルのオイ
ル、l−フェニルチオセミカルバジド16.7g、およ
びエタノール300m1の混合物を1時間還流した。放
冷後析出した結晶をろ取した。得られた結晶を酢酸エチ
ルと炭酸ナトリウム水溶液との混合液に溶解し、pHを
7〜8に調製した。有機層を分液し、水洗後、減圧下溶
媒を留去した。得られた粗結晶をヘキサン/酢酸エチル
より再結晶し、例示化合物(1)、25.ogを得た。
(膣、9.112〜117℃) 以下に本発明を応用例により説明するが、本発明はこれ
らによって限定されるものではない。
(応用例) 例示化合物(1)10.0gにトリ(2−エチルヘキシ
ル)ホスフェート20圃、酢酸エチル25m1を加えて
加温溶解し、ゼラチン10g、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム1.Ogを含む水溶液100m1中に添
加して高温攪拌することにより微細な乳化分散物を得た
。この乳化分散物の全量をBr50モル%からなる塩臭
化銀乳剤100g (Ag6.5gを含む)に加え、硬
膜剤として2%の2.4−ジヒドロキシ−6−クロロ−
5−)−リアジンナトリウム塩107iを添加し銀塗布
量が200 m g /ゴになるように両面をポリエチ
レンでラミネートした紙支持体上に塗布し。
この塗布層の上層にゼラチン層を設けて試料を作成した
。これを試料Aとする。
次に、例示化合物(1)を例示化合物(3)、(7)、
(10)および(15)の当モル量に代えて、同様の方
法で乳化分散物を調製し、同一乳剤を同量使用し、同じ
支持体上に塗布Ag量が同量になるよう塗布して試料を
作成した。これら試料をそれぞれ試料B、C,Dとする
試料A〜Dに100Oc、M、S、のウェッジ露光を与
え、次に示す処理液で処理した。
現像液 ベンジルアルコール        15dジエチレン
トリアミン5酢酸     5gKBr       
       0.4gN a 2 S O35g N a 2 C0330g ヒドロキシアミン硫酸塩       2g4−アミノ
−3−メチル− N−β−(メタンスルホン アミド)エチルアニリン・ 3/2H2S04・H2O4,5g 水で10100Oにする pH10,1 漂白定着液 チオ硫酸アンモニウム (70w t%)          150dNaz
 SO25g Na [Fe (EDTA)]      40gDT
A 水でlooomlにする pH6,8 処理工程 温度 時間 現像液 33°C3分30秒 漂白定着液   33°C1分30秒 水洗 28〜35℃ 3分 このようにして得られた各試料は鮮明で彩度の高いイエ
ロー色画像であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I )もしくはその互変異性体であ
    る一般式(II)で表わされる2−アリールヒドラジノ−
    1,3−チアゾール誘導体。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1は芳香族基を示し、R_2およびR_3の
    各々は水素原子、脂肪族基、芳香族基、R_4−O−C
    O−、R_4CO−、R_4NHCO−、R_4SO_
    2−、R_4NHSO_2−、ニトロ基またはシアノ基
    を示し、R_4は脂肪族基または芳香族基を示す。ただ
    し、R_1、R_2、R_3の少なくとも一つの基は総
    炭素数8以上の基である。)
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