JPS61163341A - 写真要素 - Google Patents

写真要素

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JPS61163341A
JPS61163341A JP60293426A JP29342685A JPS61163341A JP S61163341 A JPS61163341 A JP S61163341A JP 60293426 A JP60293426 A JP 60293426A JP 29342685 A JP29342685 A JP 29342685A JP S61163341 A JPS61163341 A JP S61163341A
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JP
Japan
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group
lig
dye
compound
groups
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Pending
Application number
JP60293426A
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English (en)
Inventor
ジエイムズ アルバート レチエク
ジヤニス エム.パランボー
ウイリアム エヌ.ワツシユバーン
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPS61163341A publication Critical patent/JPS61163341A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/305Substances liberating photographically active agents, e.g. development-inhibiting releasing couplers
    • G03C7/30541Substances liberating photographically active agents, e.g. development-inhibiting releasing couplers characterised by the released group
    • G03C7/30547Dyes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラー写真に関する。詳述すれば、本発明は
、カラー画像を形成するため使用しうる本質的に無色の
不動性配位子放出化合物を含む写真要素に関する。
〔従来の技術〕
カラー画像を形成するため使用しうる色素形成物質を含
む写真要素を用いてカラー画像を記録することは、写真
の分野において周知である。このような画像を形成する
ため一般に使用される色素(例えばアゾ色素又はアゾ−
メチン色素)の性質は、多年にわたって改善されてきた
が、熱、光、湿度及び化学試薬に対する安定性の改良さ
れた画像を形成する色素については研究が続けられてい
る。
金属−色素錯体を形成することによって色素の安定性を
向上しうろことは公知である。例えば、米国特許第4.
142,891号明細書は、金属と錯結合したアゾ色素
を用いて拡散転写集成体に画像を形成することを開示し
ている。
[発明が解決しようとする問題点] 金属−色素錯体は改良された安定性のため好適であると
考えられるが、公知の金属化された色素又は色素前駆物
質のほとんどは、像状露光の時点で既に着色している。
このような色素及びハロゲン化銀が写真要素の同じ層中
に混入されている場合には、色素は不所望なフィルター
として作用し、ハロゲン化銀と反応するはずの入射光の
一部を吸収する。その結果、感度(即ち、写真感度又は
スピード)が低下する。更に、このような着色色素又は
色素前駆物質は、白色写真印画紙に使用することができ
ない。
不所望なフィルター効果を排除する一つの方法は、ハロ
ゲン化銀及び色素を、反応性に組み合わさった状態を維
持しながら別々の層に含有させることである。これは有
用で、実用的な解決手段であるが、要素における層の数
を増加し、要素を厚くし、製造及び画像形成工程を非能
率的にする。
従って、像状露光及び現像前には、本質的に無色で、要
素中の任意の層中に存在させうる色素前駆物質を使用し
て高度に安定なカラー画像を形成するのが望ましい。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、構造LIGの本質的に無色の不動性配位子放
出化合物を含む写真要素によって前記の問題点を克服し
たものである。この構造において、LrGは金属イオン
と錯結合して金属錯体色素を形成する配位子を表し、X
はハロゲン化銀現像の函数として、LIGから脱離され
る基を表す。
〔実施態様〕
本発明に有用なL I G−X化合物は、本質的に無色
(LIG基と金属イオンとが錯結合して可視色素を形成
する前は、LIG−Xが本質的に観察可能の色を示さな
いことを意味する)である。即ち、LIG−Xは低い光
学的濃度(即ち、0.05未満)を示すが、電磁スペク
トルの非可視部分における電磁線を放射又は反射するこ
とができる。
従って、LIG基及び金属イオンは、金属イオンと錯結
合すると、吸収λmaXが移動して色の異なる色素を生
成するにすぎない化合物とは異なり、無色の前駆物質か
ら着色した色素を形成する。
LIGは、1種以上の金属イオンと錯結合したときに、
可視色素を形成する基である。LIG及びXが結合され
る方法により、この錯結合は、LIGが結合している間
又はLIGがXから脱離した後に起こってもよい。ある
実施態様では、LlG及びXが分解されるまで、LIG
が金属イオンと錯結合しえないように、LIG及びXが
結合している。換言すれば、LIG上の金属キレート形
成部位がXで遮断されている。他の実施態様では、金属
−LrGの錯結合が、L I G−Xの分解なしに起こ
るようにLTG及びXが結合している。次いで、LIG
が像状に放出され、脱離されると、Xになお結合してい
る残留LIGと金属との錯体が形成される。いずれの場
合にも、金属イオンとLIGgとが錯結合して、ハロゲ
ン化銀現像の直接函数又は通函数として色素画像を形成
する。
一般に、LIG基と金属イオンとの錯結合により形成さ
れた色素は、目に見えて着色している色素である。即ち
、これらは、電磁線スペクトルの可視部分、即ち400
〜700nmで電磁線を吸収する。1分子より多数のL
IG基が1個の金属イオンと錯結合することができる。
例えば、2又は3分子のLIG分子が1個の金属イオン
と錯結合することができる。形成されうる代表的色素は
シアン、イエロー及びマゼンタ色素である。
有用なLIG基は、フェロイン型化合物、例えばヒドラ
ゾン類、テトラゾリルピリジン類、ピリジルキナゾリン
類、ビス−イソキノリン類、イミン類、フェナントロリ
ン類、ビピリジン類、チルピリジン類、ビジアジン類、
ピリジルジアジン類、ピリジルベンズイミダゾール類、
ジアシルトリアジン類、0−ニトロアニリン類及びフェ
ノール類、テトラジン類、Sch i l tら著、T
a1anta 、 15巻475〜478頁(1968
)に記載されているトリアジン類、Sch i l t
ら著、Ta1anta 、15%852〜855頁(1
968)に記載されているフェナジン及びキノキサリン
のピリジン誘導体、Sch i I tら著、Ta1a
nta 、  15@1055〜1058頁(1968
)に記載されている置換ペンズイミタゾール誘導体、S
ch i l tら著、Ta1anta s  16巻
448〜452頁(1969)に記載されでいる置換メ
チル及びフェニル2−ピリジルケトン類のオキシム類等
から得られる。他の配位子生成化合物は下記のTala
nta文献:16巻519〜522頁(1969)、1
3巻895〜902頁(1966)、17巻649〜6
53頁(1970)、19巻1025〜1031頁(1
972)、21巻831〜836頁(1974)、22
巻915〜917頁(1975)、23@543〜54
5頁(1976)、24巻685〜687頁(1977
)、26巻85〜89頁(1979) 、863〜86
5頁(1981)、36巻373〜376頁(1979
)、55巻55〜58頁(1980)、29巻129〜
132頁(1982)及びBlandamerら著、J
Chem、 Soc、 Dalton、 1001〜1
008頁(1978)及びCa5e著、J、 Org、
 Chem、  31巻2398〜2400頁(196
6)に記載されている。チルピリジン類は、マゼンタ色
素を得るのに特に有用である。
ある実施態様では、LIGは、処理の間LIGを写真要
素中で非拡散性にするバラスト基を有していてよい。こ
の種の配位子放出化合物は、BALL−LIG−X (
式中LIG及びXは前記のものを表し、BALLは、ア
ルカリ処理組成物中で現像する間、化合物を写真要素中
で非拡散性にするような分子の大きさ及び構造の有機非
ポリマー又はポリマー基を表す)で示すことができる。
特に有用なバラスト基は長鎖アルキル基(例えば炭素原
子数6〜30個)及びアルキル基をもつ芳香族基(フェ
ニル基、ナフチル基)を含む。代表的バラスト基は下記
のものである: (以下余白) −CO−C1,H23,−Co−C6H4(t−C12
1125)、 −CON(C42H25)2゜−8O2
NHC18H37,−〇Cl2H25。
有用なりALL−L I G−X化合物は、例えは下記
の化合物: 以下余白 支び構造式: 4−ヂ積目芋疾ヨ= 〔式中Xは10〜100重量%であり、yは0〜90重
量%である〕で表される反復単位を有するポリマーであ
る。
特に有用なLIG基は、構造式: で表される化合物から誘導される基である。式中mは0
又は1〜3の正の整数を表し、n及びpはそれぞれ独立
にO又は1を表し、二は単結合又は二重結合を表す。
ZはR1−N=、0=、S=、R1−P−1(R’)2
P−又は(R’)3P=を表し、Zが(R’)2P−で
ある場合、nは1であり、さもtくばnは0である。m
が0又はlであり、ZがR1−N=であるのが好ましい
R1、R2、R3、R’、R’及びR6は、それぞれ独
立に水素、アミノ基(−級、二級若しくは三級)、ヒド
ロキシ基、メルカプト基、アルコキシ基(好ましくは炭
素原子数1〜20のアルコキシ基、例えばメトキシ基、
クロロメトキシ基、エトキシ基、オクチルオキシ基、イ
ミノ基で置換されたアルコキシ基等)、アルキル基(好
ましくは核に1〜20個の炭素原子を有するもの、例え
ばメチル基、エチル基、クロロメチル基、イソプロピル
基、t−ブチル基、ヘプチル基、イミノ基で置換された
アルキル基等)、アリール基(好ましくは炭素原子数6
〜14のもの、例えばフェニル基、ナフチル基、キシリ
ル基、p−メトキシフェニル基、イミノ基で置換された
アリール基等)、又はへテロ環式基(好ましくは核に5
〜20個の炭素原子、窒素原子、硫黄原子又は酸素原子
を有するもの、例えばピリジル基、キノリル基、イミノ
基で置換されたヘテロサイクリル基)である。
R6が前記の基を表す場合、pはlであり、:=は単結
合である。
また、mがOである場合、R1とR2、R2とR3及び
R3とR4は一緒に、それぞれ独立に、置換又は非置換
の5〜20員の単環式若しくは多環式炭素同素環式又は
ヘテロ環式基(例えばピリジル基、キノリル基、トリア
ジニル基、フエナントロイリニル基、ピリミジル基等)
を完成するのに必要な炭素原子及びヘテロ原子(例えば
窒素、酸素、硫黄、セレン等)を表すことができる。こ
うして形成されるヘテロ環式核は、前記のようなオキソ
基、アルキル基、アミノ基、イミノ基、アリール基、ホ
スフィノ基(例えばジフェニルホスフィノ基)、アルコ
キシ基、アミド基、スルホンアミド基、チオ基若しくは
スルホ基、又はへテロ環式基(例えばピリジル基、ピリ
ミジル基、チアゾリル基、イミダゾリル基、チェニル基
等)の1個以上で置換されていてよい。
mが1.2又は3である場合、R1とR2、R5とR6
及びR3とR4は一緒に、それぞれ独立に、mがOであ
る場合について上記したような置換又は非置換の5〜2
0員の単環式若しくは多環式炭素同素環式又はへテロ環
式基を完成するのに必要な炭素原子及びヘテロ原子(例
えば窒素、酸素、硫黄、セレン等)を表すことができる
R5とR6がこのように定義される場合、:が二重結合
であるとき、pは0であり、ニーが単結合であるときは
pは1である。
必要に応じ、LIG又はこれに結合するパラスト基は1
個以上の可溶化基、例えばスルフェート基、スルホネー
ト基、カルボキシレート!、ヒドロキシ基又はホスフェ
ート基を含んでいてよい。
第一鉄イオンと有色色素錯体を形成する有用なLIG基
の例を以下に示す。これらの構造において、Xへの結合
点は、満たされていない結合手で表す。生成する各第一
鉄イオン錯体色素の概算のλmaxを示すが、λmtx
はLIGが結合する基に応じて僅かに(例えば10〜1
5nm)移動することがある。
以下余白 −HN−N=C−C= N−NF2   イエロー、λ
m、!=442nm八 〇H 及び H Xは酸化された現像剤(例えば酸化された発色現像剤)
と反応する任意の基である。好ましい実施態様では、こ
の基は、酸化された発色現像剤と反応して着色生成物を
生じるか又は酸化された発色現像剤と反応して無色生成
物を生じる公知発色カプラーに使用されるカプラー基で
ある。両方の型のカプラー基が写真の分野の当業者に良
く知られており・例えばRe5earch Discl
osure。
publication 17643 、パラグラフ■
(1978年12月)及びそこに引用されている参考文
献に記載されている。
しかしながら、Xがハロゲン化銀現像の結果として色素
又は写真に写真に有用な他のフラグメントを放出するこ
とがこの分野で知られている別の基である場合に、本発
明を用いて有用な結果が得られる。このような基は、レ
ドックス色素レリーサ及び、例えば、米国特許第4.0
53,312号、同第4.055,429号、同第4,
076.529号、同第4.139,379号、同第4
,139.389号、同第4,199,354号、同第
4、199,355号及び同第4.232.167号明
細書に記載されている。
Xは、LIGについて記載したように有機バラスト基を
有しても、また有していなくてもよい。
Xは七ツマ−であってもよく、或いはダイマー、オリゴ
マー又はポリマーのカプラーの一部を形成してもよい。
LIC基は、酸化された現像剤との反応によってカプラ
ーから脱離された基が結合しうる任意の位置でXに結合
する。好ましくは、LIGがカンプリング位置でXに結
合して、酸化された現像剤とカプラーとの反応により、
LIGはXから脱離する。しかしながら、LIGはXの
非カップリング位置に存在してよく、この位置からXと
酸化された現像剤との反応の結果として脱離される。L
IC基が非カップリング位置に存在する場合、公知の脱
離基、又は同−若しくは異なるLIC基を含めて、他の
基がカップリング位置に存在してもよい。従って、本発
明に有用なLIC;−X化合物は化合物1モル当たり1
モルより多くのLIGを提供することができる。LIC
基は同−又は異なっていてよく、同じ又は異なる時期又
は速度で脱離されうる。
本発明の好ましい実施態様では、XとLIGとの間に結
合基は存在しない。LIC基は、金属イオンとの錯結合
を防止するXによって遮断され、酸化された現像剤によ
って脱離されると、酸化された現像剤及びLIGのカッ
プリング反応から力、7プリング生成物だけが生成する
。このような好ましいLIG−X化合物の例は、下記の
とおりである: H り \ l     II ぺ / 11 及び 2   へ この構造式において、Zoは電子吸引性基を表し、Z 
+tは電子吸引性基、水素、アルキル基又はアリール基
を表し、BALLは前記のような適当なバラスト基を表
し、陰イオン−は適当な陰イオンを表す。
また、有機ブロッキング基(BL)と結合したLIG及
びX基の放出は、数段階で起こり、その際BL−L r
Gフラグメントは酸化された現像剤との反応によりX基
から脱離される。BL−L IG基は、次に分子内反応
によってLIG基を放出することができる。化合物は貯
蔵条件下に、酸化された現像剤の不存在で遮断基の除去
に対して抵抗性であるが、カップリング反応の間にカッ
プラーから放出されると、遮断基が脱離される。
LIG基を放出する分子内反応は、式:〔式中C0UP
は任意の適当なカプラー基を表す〕の化合物を用いて起
こるような除去反応であってよい。この概念は、米国特
許第4.409.323号明細書に記載されている。
また、 H ぺ / 工 ■ を用いる場合に起こるような、求核置換反応によって分
子内放出が起こりうる。この概念は、米国特許第4,2
48,962号及び同第4,310,612号明細書に
記載されている。
更に、別の実施態様では、LIG及びXは単結合又は、
LIGが脱離され、基のpKaに応じてプロトン化若し
くはイオン化される場合に、一般にLIGと共に残留す
る有機結合基と結合する。有用な有機結合基は、−CO
O−1−CONH−1−0−1−S−15O2−1−S
02 NH−1−CH2Co−1−502N (アルキ
ル)−等並びに米国特許第4,248.962号明細書
に記載されているタイミング基を包含する。特に有用な
結合基は単結合又は−〇−である。
X基として本発明の実施態様の実施に有用な例は、下記
の有色カプラー基である: (以下余白) 式中rは0又はlである)、 式中qは1〜20の整数である)、 似下余白) L 〔式中R7は置換若しくは非置換アルキル基(好ましく
は炭素原子数1〜20のアルキル基)又は置換若しくは
非置換アリール基(好ましくは炭素原子数6〜14のも
の)を表す〕、 へ / \ 2 これらの式において、BALLは前記のような任意の適
当なバラスト基(例えば=N HS O2−CIGH2
B、−NHCO−アルキレンオキシ−アリール基、炭素
原子数1〜20のアルキル基、核に6〜14個の炭素原
子を有するアリール基等)を表し、LINKは酸化され
た現像剤との反応前にX及びLIGを結合する、前記の
ような適当な結合基を表す、BALLは適当なポリマー
骨格であってもよい。
本発明の実施に有用な代表的LIG−X化合物は、下記
の化合物を包含する: N−((4−クロロ−3−(4,4−ジメチル−3−オ
キソ−2−(4”−(2,2’ :5“。
2″−チルピリジル)オキシ〕ペンタンアミド)−フェ
ニル))ヘキサデカンスルホンアミド、マゼンタ色素生
成化合物、 1−ヒドロキシ−N−(4−(2,4−ジ−t−ペンチ
ルフェノキシ)ブチル)−4−(4“−(2,2“:6
’、2”−チルピリジル)オキシ〕−2−ナフトアミド
、マゼンタ色素生成化合物、4−((4,4−ジメチル
−3−オキソ−2−(3−(4’−(2,2’ :6’
+  2”−チルピリジル)〕フェノキシ)ペンタンア
ミド))−N−メチルーN−オクタデシルベンゼンスル
ホンアミド、マゼンタ色素生成化合物、 l−ヒドロキシ−4−(+(4−ニトロ−2−((N−
イソプロピル−N−(4−(6−フェニル−3−(2−
ピリジル)−1,2,4−1−リアジン−5−イル〕フ
ェノキシカルボニル)アミノメチル))フェノキシ))
)−N−(2−テトラデシルオキシフェニル)−2−ナ
フトアミド、マゼンタ色素生成化合物、及び 1−ヒドロキシ−N−(4−(2,4−ジ−t−ペンチ
ルフェノキシ)ブチル)−4−(((4−((N−(2
−(4’−(2,2“:6′。
2″−チルピリジル)オキシ〕−エチル)スルファモイ
ル))フェノキシ)))−2−ナフトアミド、マゼンタ
色素生成化合物。
本発明の実施に有用なLIG−X化合物は、写真化学の
当業者に公知の化学反応を使用して容易に製造すること
ができる。一般に、LIG基を誘導する化合物を、Xを
誘導しうる化合物(例えばカラーカプラー)と反応させ
る。LIG−X化合物の若干の例について詳細な合成法
を以下に記載する。
ある実施態様では、下記の一般的製造技法を使用するこ
とができる: a)ヒドロキシ基を含むLIG基とカップリングオフ位
置に脱離基(例えばハロゲン、トシレート基、メシレー
ト基、スルホニウム塩基等)を含むカラーカプラーとを
反応させて、LIG基が一〇−結合を介してカプラーの
X基に結合した本発明のLIG−X化合物を製造する。
或いは、メルカプト基を有するLIG基を使用して、L
IGiとX基とが−3−結合を介して結合しているLI
G−X化合物を得る。
b)ヒドロキシ基を有するカラーカップラーを脱離基(
前記のような基)を含むLIG基とを反応させて、a)
に記載したのと同種のLIG−X2 化合物を製造する
他の実施態様では、LiG−含有カルボン酸ハライド又
はスルホン酸ハライドをカップリング位置にヒドロキシ
基、メルカプト基又はアミノ基を含むカラーカプラーと
縮合させて、LIGとX基がエステル、アミド、スルホ
ンアミド又はチオエステル結合によって結合しているL
 I G−X化合物を製造することによって本発明に有
用なLIG−X化合物を製造することができる。
本発明に使用するのに好ましいL I G−X化合物は
、一般に、バラスト基及び場合により可溶化基を有する
LIG基をカップリング−オフ位置に脱離基を含むカプ
ラーと反応させることによって製造することができる。
これによりLIGはカプラーによって第四級化されて、
LIGのキレート部位が遮蔽されたL I G−Xを形
成する。また、LIG基はエチレン性不飽和結合を有す
る重合可能なモノマー基(例えばアクリルアミド、アク
リレート等)を含んでいてよい。カプラーとの反応によ
って生じるL I G−X化合物を重合させて、ポリマ
ーLIG−X化合物を生成することもできる。
前記のように、LIGは、金属イオンと錯結合して写真
要素の1以上の層中で所望の色素を生成しうる基である
。LIG基と金属イオンとの錯体が安定であるか、又は
換言すれば、その錯体が相当期間の間錯体の形で存在す
ると思われる限り、種々の金属イオンを使用することが
できる。一般に、このような錯体の形成定数の対数が1
0〜30、好ましくは15〜25の範囲にあるべきであ
る。有用な金属イオンは、Fe++、co++、Cu十
、(u++、Ru++及びO3++を含む。第一鉄イオ
ンは、本発明の実施に好ましい。
本発明を実施する際に、酸化された現像剤とLIG−X
化合物との反応によりXからLIGが脱離する。本発明
の実施に、ハロゲン化銀現像により酸化されたときに、
L I G−Xと反応しうる任意の適当な現像剤を使用
することができる。
本発明の好ましい実施態様では、要素中にネガ画像を形
成しうる。これは、要素中にLIG−X化合物(式中X
は酸化さた現像剤と無色又は拡散性の反応生成物を生じ
る基であり、Xは酸化された現像剤と反応する前には金
属イオンと錯結合しえないようにLIGに結合している
)を混入することによって行われる。LEGは、拡散を
防止するため前記のように適切なバラスト基を有する。
現像剤で像状に現像すると、L I G−X結合は露光
された領域で開裂し、結合した生成物を必要に応じて洗
出することができる。その後、漂白工程の間、又は別の
金属化工程において要素を金属イオン(例えば第一鉄イ
オン)で処理すると、露光領域に色素が生成し、ネガ画
像が生じる。
本発明の別の実施態様では、LIGがLIG−X結合の
開裂なしに金属イオンと錯結合しうるようにLIGとX
とが結合している。換言すれば、LEG中の金属キレー
ト化部位がXで遮蔽されない。公知のカラーカプラーを
用いて、要素の露光領域に適当な有色色素画像を形成さ
せ、LIG−X結合をハロゲン化銀現像の函数として開
裂させて、金属錯体色素を形成するのに利用されないよ
うに処理の間に要素から拡散する可溶性配位子を生成す
る。Xと酸化された現像剤との反応生成物は無色又は拡
散性であってよく、この場合に該生成物は画像濃度に寄
与せず、反応生成物が着色している場合には、主色素画
像を増加又は変性することができる(例えば色補正にお
いて)。未露光領域では、未反応のLIG−X化合物を
金属イオン(例えば第一鉄イオン)で処理して、これら
の領域においてマスキング色素として作用する肉眼で着
色した色素を生成する。
汎用カプラーとしてこの分野に知られているものを使用
して要素中に反転像を生じるため、本発明を利用するこ
ともできる。これは、Xが酸化された現像剤と無色又は
拡散性の反応生成物を生じる基であり、LIGが金属イ
オンと錯結合してXになお結合したまま色素を生じうる
基であるLIG−X化合物を要素中に混入することによ
ってなされる。現像剤で像状に現像すると、露光領域の
LIG−X結合が開裂されるから、フラグメントを要素
から洗出する。その後、要素を金属イオン(例えば第一
鉄イオン)で処理すると、未露光領域に色素が生成し、
反転画像が生じる。
なお別の実施態様では、本発明の写真要素は拡散転写画
像を形成しうる。この要素は、支持体及び1層以上の画
像記録層及び1層の画像受理層を含めて多数の層を含む
。LIG−X化合物を画像記録層中又はそれに隣接して
混入し、LIG−X結合をカップリングオフ化学又はレ
ドックス放出化学により現像の函数として開裂させる。
レドックス放出化学は、例えば米国特許第4.108.
850号及び同第4.139.379号明細書に記載さ
れており、これによりヒドロキノン化合物を還元すると
、色素フラグメントが放出される。各場合に、放出され
たLEG基は、媒染金属イオンを含む画像受理層に拡散
する。これらのイオンはLEG基と錯体を形成して所望
の色素画像を生じる。
本発明の写真要素及びフィルムユニットは、要素又はフ
ィルムユニットに処理溶液又は組成物を混入するか又は
溶液又は処理シートとして別に施す公知の技術によって
処理することができる。これらの溶液又は組成物は、現
像剤(例えば発色現像剤)及び他の適当な処理添加剤、
並びに必要に応じてLIGと錯結合する金属イオンを含
む。また、要素内にLIG−X化合物と同じ又は異なる
層に金属イオンを混入することができる。更に詳述すれ
ば、本発明の要素の処理は、適当な銀現像によって、カ
ラー又は白黒に、例えば、フェニレンジアミン又はヒド
ロキノン現像剤で処理し、次いでFe+3塩漂白剤で漂
白するか、又は簡単にLIGの像状に分布したものを第
一鉄イオンで処理することによって達成することができ
る。電子移動剤をレドックス放出工程に使用することが
できる。第一鉄イオン又は他のイオンを、L I G’
4と錯結合するための漂白溶液中に含有させることがで
きる。
前記のLIG−X化合物を混入した本発明の写真要素は
、支持体及び1層以上のハロゲン化銀乳剤層及び組み合
わさった色素形成層を含むことができる。L I G−
X化合物をハロゲン化銀乳剤層又は別の層、例えば隣接
層中に混入することかで2 き、この場合には、これら
は乳剤層中のハロゲン化銀を現像した、酸化された発色
現像剤と反応性に組み合わさった状態になる。ハロゲン
化銀乳剤層は写真カプラー化合物、例えば発色カプラー
、有色マスキングカプラー等を含むか又は組み合わせて
有する。これらのカプラー化合物は、LIG及び金属イ
オンの錯結合によって形成される色素と同−又は異なる
色又は色相の色素を形成することができる。ハロゲン化
銀乳剤層は、更に、このような層に一般的に含まれる他
の添加剤を含むことができる。
多層、多色写真要素は、シアン色素像形成物質が組み合
わさった赤感性ハロゲン化銀乳剤ユニット、マゼンタ色
素像形成物質が組み合わさった緑感性ハロゲン化銀乳剤
ユニット及びイエロー色素像形成物質が組み合わさった
青感性ハロゲン化銀乳剤ユニットを含み、少なくとも1
個のハロゲン化銀乳剤ユニットにLIG−X化合物が組
み合わさっている。ここに記載するLIG−X化合物は
要素の1個以上のユニット又は層に混入するか、又は組
み合わせることができる。LIG−X化合物は、緑感性
ハロゲン化銀乳剤ユニット中に存在するか、又はこれと
組み合わせるのが好ましい。
感光性ハロゲン化銀乳剤は、この分野で公知のように粒
径が粗大な、通常の又は微細なハロゲン化銀結晶又はこ
れらの混合物を含んでいてよい。
乳剤はネガ型又は直接ポジ型乳剤であってよい。
これらは、主としてハロゲン化根粒の表面又は主として
粒子の内側に潜像を形成することができる。
これらを化学的に及びスペクトルで増感することができ
る。
要素の支持体は、写真要素に使用される任意の適当な基
材であってよい。一般に、フレキシブルな祇又は樹脂フ
ィルム支持体を使用し、紙支持体が特に有用である。紙
支持体をアセチル化するか又はバライタ及び/又はぼ−
オレフィンポリマー、例えばポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレン−ブテンコポリマー等で被覆することが
できる。
ハロゲン化銀乳剤及び拡散転写要素を含めて写真要素に
関する更に詳細なことは、例えば、前記のRe5ear
ch Disclosure 、 publicati
on 17643及びRe5earch I)iscl
osure 5publication 15162.
1976年11月及び米国特許第4,358,525号
明細書に記載されているように、この分野で良く知られ
ている。
〔実施例〕
袈遺拠土 有用なマゼンタ色素形成L I G−X化合物は、下記
の方法で製造された1−ヒドロキシ−N−(4−(2,
4−ジ−t−ペンチルフェノキシ)ブチル)−4−(4
’−(2,2’:6′、21′−チルピリジル)オキシ
ュー2−ナフトアミドである。
無水N、N−ジメチルホルムアミド(DMF)100m
l中の1,4−ジヒドロキシ−N−C4−(2,4−ジ
−t−ペンチルフェノキシ)ブチル〕−2−ナフトアミ
ド12.25g(25ミリモル)及び2.6−ジー2−
ピリジル−4−メチルスル・  ホノピリジン3.1g
(10ミリモル)の溶液に窒素ガス下に50%NaH2
,4g(50ミリモル)を少量ずつ添加した。水素の発
生が完了した後、溶液を2時間90℃に加熱した。薄層
クロマトグラフィー分析(CH3CN/MeOH=9/
1)によりすべてのスルホンが消費されていることが判
った。反応混合物を希KH2poa緩衝液2N中に注ぎ
、攪拌すると、生成物が固化した。溶剤を除去した後、
粗製生成物をシクロヘキサンと共に数回すりつぶして未
反応のナフトアミドを除去した。
生じる精製したL I G−X化合物を口過により黄褐
色固体(9g)として単離した。質量分析は、化合物が
示した構造と一致することを示した。
1遣1 七ツマー■−ベンゾイルメチル−2−(4−(2−アク
リルアミドエトキシ”)−6−(2゜2′−ビピリジル
)〕ピリジニウムプロミドを下記の方法で製造した。
DMFlo、On+1中のN−(2−(2,6−ジ(2
−ピリジル)−4−ピリジルオキシフエチル)アクリル
アミド10.OOg(20ミリモル)及びα−ブロモア
セトフェノン5.79g(29ミリモル)の混合物をア
ルゴン下に80℃で3.5時間攪拌した。室温に冷却し
たら、生じた固体をCH2Cl2とすりつぶして未反応
の出発原料を除去した。粗製生成物を口過し、CH2C
l2で洗浄し、メタノールに取った。メタノール溶液を
真空中で蒸発させて澄明な油を得た。CH2Cl2を添
加し、すりつぶして、白色固体6gを得た。元素分析及
び核磁気共鳴(NMR)分析は、生成した化合物が示し
た構造と一致することを示した。
製造例3 有用なマゼンタ色素形成ポリマーLIG−X化合物は、
下記の方法で製造されるポリ (アクリルアミド−ヨー
1−ベンゾイルメチル−2−(4−(2−アクリルアミ
ドエトキシ)−6−(2゜2“−ビピリジル)〕−ピリ
ジニウムプロミド)である。
水(300ml)及びエタノール(50+1)中のアク
リルアミド(24,0g、 0.34モル)及び1−ベ
ンゾイルメチル−2−(4−(2−アクリルアミドエト
キシ)−6−(2,2’−ビピリジル)〕ピリジニウム
プロミド(6,0g、0.011モル)の溶液に開始剤
として2,2°−アゾビス(2−メチルプロピオニトリ
ル)(0,60g)を添加した。混合物を窒素雰囲気下
に保持し、65℃に加熱した。1゜5時間後、脱気した
水(水中に窒素ガスを15分吹き込んだ)(200ml
)を添加し、65℃での加熱を4.5時間続けた。次い
で、生成したポリマー溶液を蒸溜水中で透析によって精
製し、濃縮した後に固体10.3%(27g、収率89
%)を得た。
翌遺桝土 有用なマゼンタ色素形成ポリマーLIG−X化合物は、
下記の方法で製造されるN−((4−クロロ−3−(4
,4−ジメチル−3−オキソ−2−(4’−(2,2”
 :6”、2”−チルピリジン)オキシ〕ペンタンアミ
ド)−フェニル))ヘキサデカンスルホンアミドである
攪拌機を装着した25m1のフラスコ中に下記の化合物
を添加した=2.6−ジー2−ピリジル−4−ヒドロキ
シピリジン0.5g(2ミリモル)、テトラメチルグア
ニジン0.43 g (3,75ミリモル) 、CH3
CN51111及びN−〔4−クロロ−3−(2−クロ
ロ−3−オキソ−4,4−ジメチルペンタンアミド)フ
ェニル〕ヘキサデカンスルホンアミド1.5g(2,7
ミリモル)。生じる混合物を40℃で攪拌しながら1時
間加熱した。薄層クロマトグラフィー分析(10%Et
OAc/ CH3−CN)により出発チルピリジンが残
留することが判ったので、更に、0.3gのヘキサデカ
ンスルホンアミド及び0.1gのテトラメチルグアミジ
ンを混合物に添加した。反応混合物を更に5時間攪拌し
、その後溶剤を除去した。残渣をシリカゲルでクロマト
グラフィーした。カプラーの無極性分解生成物を10%
シクロヘキサン/ CH2CI2〜CH2Cl2で希釈
した。所望のLIG−X化合物を10%t!tOAc/
 CH2C12〜50%CH2C1z/EtOAcで希
釈した。溶剤を除去すると、質量分析によって所望のマ
ゼンタ色素と同定されたガラス状固体0.8gが残留し
た。
以下余白 1111Σ 有用なマゼンタ色素形成ポリマーL rc;−X化合物
は、下記の方法で製造される4−((4,4−ジメチル
−3−オキソ−2−(3−(4’ −(2,2’:6’
+  2”−チルピリジン)フェノキシ〕ペンタンアミ
ド))−N−メチル−N−オクタデシルベンゼンスルホ
ンアミドである。
無水アセトニトリル100m1中のトリエチルアミン(
2当it) 1.4a+1の溶液に3g及び 〜 / 1、63 gを添加した。生じる反応混合物をアルゴン
下に24時間還流した。冷却した後、白色固体2.5g
を口過により集めた。この物質は薄層クロマトグラフィ
ーで一つのスポ・ノドを示し、示した構造と一致する赤
外線スペクトル、NMRスペクトル及び質量スペクトル
を存していた。
製造例6 別の有用なマゼンタ色素形成L I G−X化合物は、
下記の方法で製造された1−ヒドロキシ−4−(((4
−ニトロ−2−1(N−イソプロピル−N−(4−(6
−フェニル−3−(2−ピリジル)−1,2,4−1−
リアジン−5−イル)フェノキシカルボニル)アミノメ
チル))−フェノキシ)) l −N−(2−テトラデ
シルオキシフェニル)−2−ナフトアミドである。
(以下余白) 反応体 及び HNH2 (それぞれ、2.5g及び0.37g)をエタノール1
00111中で合し、アルゴン下に一夜還流した。
室温に冷却すると、生成物が油状になった。溶剤を徐々
に蒸発させ、撹拌棒で粉砕すると、生成物が固化した。
イソプロパツールから再結晶すると、淡黄色固体1.7
0 gが得られ、これは極めて微量の最初の反応体を含
む薄層クロマトグラフィーの一つのスポット及び示した
構造と一致する赤外線、NMR及び質量スペクトルを示
した。
裂遺班1 別の有用なマゼンタ色素形成LIG−X化合物は、下記
の方法で製造された1−ヒドロキシ−N−(4−(2,
4−ジーt−ベンチルフエキキシ)ブチル)−4−[[
(4−((N−(2−(4’−(2,2’ :6’、2
”−チルピリジル)オキシ〕エチル)スルファモイル)
)フェノキシ)))−2−ナフトアミドであるヵ テトラヒドロフラン100m1中の 〜 /   〜 /   へ / N      N      N 0.584g及び無水トリエチルアミン0.4gの溶液
にテトラヒドロフラン20m1中の SO□Ct 1.33−gの溶液を添加した。全部添加した後、反応
混合物を室温で2時間攪拌した。生じるEt3 N・H
CIを0別し、木酢H0,5n+1を添加し、0液を乾
燥させた。残渣をCH2Cl2に取り、1規定酢酸、水
及び食塩水で洗浄し、次いで硫酸す) IJウム上で乾
燥した。CH2Cl2を真空中で除去し、生じる物質を
エチルエーテルに再溶屏させ、蒸発により乾燥させて、
示した構造と一致する赤外線、N M R及び質量スペ
クトルを有する、ふわふわした白色固体1.69gを得
た。
下記の実施例は、本発明の詳細な説明するため示すもの
である。
例1 ポリ (アクリルアミド−ツー1−ベンゾイルメチル−
2−(4−(2−アクリルアミドエトキシ)−6−(2
,2’−ビピリジル)ピリジニウムプロミド)の加温攪
拌溶液(固形分10.3%、溶液58.04g)に12
.5%ゲル溶液(30,6g)、10%アルカノールX
C(商標)表面活性剤溶液(3,8g)、分散剤溶液(
4,3g)及び蒸溜水(41,0g)を添加した。前記
溶液にAg160■/ml及びゼラチン60■/ m 
1を含むハロゲン化銀乳剤6.3mlを添加することに
より被覆組成物を製造した。次いで、乳剤を酢酸セルロ
ース支持体上に約129m1/%の被覆量で被覆した。
ゼラチン1.07g/mr及び2%ビス(ビニルスルホ
ニルメチル)エーテル硬化剤溶液85■/dを含む上塗
溶液を、約54m1/r+?の被覆量で乳剤上に被覆し
た。生じる写真要素を像状露光し、pH11のフェニレ
ンジアミン発色現像溶液で現像してXからLIGを脱離
させ、エチレンジアミン四酢酸鉄漂白溶液で漂白し、定
着した。次いで要素を希硫酸第一鉄アンモニウム溶液(
0,1モル)中に入れる。
この溶液は、遊離LIG基と錯結合して像状露光領域に
マゼンタ色素像を形成させる第一鉄イオンを提供した。
例2 この例は、写真要素中でマスキング色素を生成するため
LIG−X化合物を使用することを説明するものである
公知のシアン色素生成カプラー、即ちN−CN’−(4
−シアノフェニル)ウレイド−3−ヒドロキシフェニル
)−2−(2,4−ジ−t−ペンチルフェノキシ)ヘキ
サン酸アミド及び無色のマゼンタ色素生成L I G−
X化合物、即ちl−ヒドロキシ−N−(4−(2,4−
ジ−t−ペンチルフェノキシ)ブチル)−4−(4’−
(2,2’ :6’、2”−チルピリジル)オキシ〕−
2−ナフトアミドの1:1モル比の混合物をそれらの半
分の重量のジブチルフタレート及びそれらの3倍の重量
の酢酸エチルに溶かしたものを酢酸セルロース支持体上
の臭沃化銀乳剤中に分散させた。被覆レベルは、マゼン
タ色素生成LIG−X化合物0.48g/rrr、シア
ン色素生成カラーカプラー0.58g/rrr、へg0
.9g/イ及びゼラチン3.8g/dであった。
得られた要素を像状に露光し、フェニレンジアミン発色
現像溶液(pH10)で現像し、フェリシアン化物を基
質とする漂白溶液を使用して漂白した。この方法により
、露光領域にシアン色素像が生じ、これらの領域でX基
からチルピリジルLIG基が脱離する。遊離LIG基を
処理溶液中で要素から洗出した。次いで、要素を希硫酸
第一鉄アンモニウム溶液(10′″3モル)中に入れ、
第一鉄イオンを生成させ、これを未結合L )G−X化
合物のLIG基とti結合させ、要素の未露光領域にマ
ゼンタ色補正色素像を生じた。
例3 この例は、写真要素においてイエロー色素の不所望な緑
の吸収を補正するためL I G−X化合物を使用する
ことを説明するものである。
マゼンタ色素生成LIG−X化合・吻であるN−((4
−クロロ−3−(4,4−ジメチル−3−オキソ−2−
(4”−(2,2’ :6”、2”−チルピリジル)オ
キシュペンタンアミド)フェニル))ヘキサデカンスル
ホンアミド及び構造式:を有する公知イエロー色素生成
カラーカプラーをl:3モル比で、それらの半分の重量
のジブチルフタレート及びそれらの3倍の重量の酢酸エ
チルに溶かした後、酢酸セルロース支持体上にハロゲン
化銀乳剤中で被覆した。被覆レベルは、マゼンタ色素生
成LIG−X化合物1.8g/rrr1イエロー色素生
成カラーカプラー5.9g/n(、八g2.5g/n(
及びゼラチン12.4 g / n(であった。
得られた要素を像状に露光し、例2に記載したようにし
て現像し、漂白した。未結合のLIG基を露光領域から
から洗出した。次いで、要素を例2に記載したように第
一鉄イオンで処理した。第一鉄イオンは未結合LIG−
X化合物のLIG基と錯結合して、要素の未露光領域に
マゼンタ色補正色素を生じた。
〔発明の効果〕
本発明の写真要素は、安定性の優れたカラー画像を得る
ため使用することができる。更に、これらの要素及びそ
の使用方法は、像状露光後に現像組成物で現像し、金属
イオンで処理するまで本質的に無色であるので、本明細
書に記載した色素生成物質の配置において望ましい多様
性を有する。
従って、公知の金属化された色素又は金属化可能な色素
で遭遇する配置の問題は、解決される。本発明による色
素生成物質は、カラーマスキング色素を生じるため使用
することもできる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、構造LIG−X〔式中LIGは金属イオンと錯結合
    して金属錯体色素を形成する配位子を表し、Xはハロゲ
    ン化銀現像の函数として、LIGから脱離される基を表
    す〕の本質的に無色の不動性配位子放出化合物を含む写
    真要素。
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