JPH01199771A - 電着シート砥石の製造方法 - Google Patents

電着シート砥石の製造方法

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JPH01199771A
JPH01199771A JP2157188A JP2157188A JPH01199771A JP H01199771 A JPH01199771 A JP H01199771A JP 2157188 A JP2157188 A JP 2157188A JP 2157188 A JP2157188 A JP 2157188A JP H01199771 A JPH01199771 A JP H01199771A
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JP
Japan
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cloth material
weft
layer
electrodeposited
abrasive grain
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JP2157188A
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Inventor
Kazuo Toda
戸田 一夫
Junya Oe
大江 潤也
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Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、被削材研削用のディスク砥石やベルト砥石
等に用いて好適な電着シート砥石の製造方法に関するも
のである。
「従来の技術」 従来より、比較的簡易な研削加工に用いられろディスク
砥石等として、布材の表面にダイヤモンドやCBN等の
超砥粒をNi等の金属メッキによって固定してなる電着
砥粒層を形成した電着シート砥石が用いられている。
このような電着シート砥石は、従来、次のようにして製
造されていた。
すなわち、まず、第3図に示すような、ポリエステル等
の合成樹脂繊維糸Iの多数本からなる撚糸を、たて糸2
およびよこ糸3として、平織りした布材4の表面に、第
4図に示すように、無電解メッキ法によって、CuやN
i等の導電性を有する薄膜状の金属層5を形成する。こ
の工程は、撚糸の状態で予め無電解メッキを施して金属
層5を形成し、この撚糸を平織りして布材4とすること
もある。
次に、この導電性が付与された布材4の表面に、第5図
に示すように、Ni 、Goあるいはこれらの合金等か
らなる金属メッキ層6およびこの金属メッキ層6中に固
着された超砥粒7・・・からなる電着砥粒層8を形成す
る。
ここで、この電着砥粒層8は、Ni基等を含む電解メッ
キ液中において、上記布材4を陰極としてその表面に電
気メッキを施しつつ、これと平行して、生成される金属
メッキ層6中に、ダイヤモンドやCBN等の超砥粒7・
・・を分散して固着することによって形成する。
「発明が解決しようとする課題」 ところが、このようにして製造された電着シート砥石に
あっては、次のような問題があった。
多数本の合成樹脂繊維糸l・・・からなる撚糸を、たて
糸2およびよこ糸3として、平織りされた布材4では、
微視的に、布目において合成樹脂繊維糸!・・・が弛ん
だしのが、生じ、しかも弛みの程度に若干の相違が生ず
る。このため、第6図に示すように、たて糸2の布目の
形状が側断面視して不揃いの形状となり、また高さにも
高低が生じ、さらにこの部分の弾性も異なる。このこと
はよこ糸3についても同様である。
このような状態の布材4の表面に、無電解メッキを施し
導電性を付与してから、電着砥粒層8を形成すると、上
記高低に対応して電着砥粒層8にも高低が生じ、また、
その部分の弾性も異なる。
さらに、弛みの程度の大きい部分は、超砥粒7が密に固
着されない。
このような電着シート砥石を用いてディスク砥石等とし
て、被削材を研削すると、高低があるため被削材の表面
あらさが悪くなる。また、電着砥粒層8の突出した部分
だけが被削材に接触するので、この部分の超砥粒7が脱
落してしまったり、欠けたり、金属メッキ層6にクラッ
クが発生したり、剥離したりする。また、弾性も異なる
ので、被削材の平面度がでない。また、弛みの大きい部
分は超砥粒7が密に固着されていないので、切削性が悪
い。
この発明は、上記事情に鑑みなされたもので、その目的
とするところは、その使用に際して、良好な研削性能が
安定して得られ、また使用寿命の向上が図れる電着シー
ト砥石を製造する方法を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、この発明の電着シート砥石
の製造方法では、合成樹脂繊維糸からなる導電性が付与
された布材の表面に、金属メッキ層およびこの金属メッ
キ層中に固着された超砥粒からなる電着砥粒層を形成す
る電着シート砥石の製造方法において、布材を加熱状態
で布材のよこ糸方向に伸張して、合成樹脂繊維糸の弛み
を矯正した後に、電着砥粒層を形成する。
「実施例」 以下、この発明の電着シート砥石の製造方法の一実施例
を第1図および第2図に基づいて説明する。
なお、第1図および第2図において、第3図ないし第6
図と同一構成要素には同一符号を付しである。
まず、無電解メッキによって金属層5が形成されfこ布
材4を作成する。
次に、この導電性を付与された布材4をよこ糸3方向に
伸張して、よこ糸3の合成樹脂繊維糸lの弛みを矯正す
る。
例えば、Cuを無電解メッキした、ポリエステル繊維糸
96本からなる撚糸(150デニール/2に相当する)
をたて糸およびよこ糸として、平織りした布材の場合、
加熱温度120〜160℃、伸張塵2〜lO%(伸び率
)とする。
このようにすると、よこ糸3の布目の形状が平面視して
ほぼ同形となり、またこの部分は凹部を形成する。また
、よこ糸3の伸張によりたて糸2の布目の形状も平面視
してほぼ同形となり、またこの部分は凸部を形成する。
すなわち、第1図に示すように、平面視して、このほぼ
同形の四部と 、はぼ同形の凸部が交互に整然と配置さ
れた布材4となる。また、第2図に示すように、よこ糸
3の布目の形状が側断面視してほぼ同形となり、また高
さもほぼ同一となる。また、たて糸2の布目の形状も側
断面視してほぼ同形となり、高さらほぼ同一となる。ま
た、各布目における弾性らほぼ同じになる。さらに、布
材4の布折り目の痕も併せて矯正される。
次に、従来と同様にして、布材4の表面に、金属メッキ
層6およびこの金属メッキ層6中に固着された超砥粒7
・・・からなる電着砥粒層8を形成する。
上記のように製造された電着ンート砥石では、はぼ同形
のたて糸2の布目とほぼ同形のよこ糸3の布目とが整然
と配置されているので、たて糸2の各布目に同じように
超砥粒7が固着され、さらに弛みが矯正されているので
密に固着される。このことばよこ糸3についても同様で
ある。また、たて糸2の各布目は側断面視してほぼ同形
となり、電着砥粒層8間の高さもほぼ同一となる。よこ
糸3についても同様である。また、各布目における弾性
らほぼ同じになる。
このような電着シート砥石を用いてディスク砥石等とし
て、被削材を研削すると、電着砥粒層8間の高さがほぼ
同じであるため、被削材の表面あらさが良好となる。ま
た、従来のように、突出した部分だけが被削材に接触し
て、その部分の超砥粒7が脱落してしまったり、欠けた
りすることがないし、金属メッキ層6にクラックが発生
しfこり、剥離したりすることらない。また、弾性もほ
ぼ同じであるので、被削材の平面度が良好となるととも
に、デツピング、クラックの発生を防止することができ
る。また、超砥粒7が密に固着されているので、切削性
か良い。
また、電着砥粒層8を凹部と凸部が交互に整然と配置し
た構成とすることができるため、電着砥粒層8の凸部で
切削を行う一方で、四部によって潤滑剤の供給と切粉の
排出を行うことができるため、優れた切削性能と切粉の
排出性能を得ることができる。
以上のように、上記の電着シート砥石の製造方法にあっ
ては、その使用に際して、良好な研削性能が安定して得
られ、また使用寿命の向上が図れる。
なお、無電解メッキによって布材4を構成する合成樹脂
繊維糸lの表面に導電性を有する金属層5を形成したの
で、その表面の全面に亙って密に金属メッキ層6を形成
することができるため、金属メッキ層6と布材4との固
着が安定し、かつ超砥粒7を強固に保持することができ
る。
「発明の効果」 以−1−説明したように、この発明の電着ンート砥石の
製造方法は、合成樹脂繊維糸からなる導電性か付与され
た布材の表面に、金属メッキ層およびこの金属メッキ層
中に固着された超砥粒からなる電着砥粒層を形成する電
着シート砥石の製造方法において、布材を加熱状態で布
材のよこ糸方向に伸張して、合成樹脂繊維糸の弛みを矯
正した後に、電着砥粒層を形成するようにしたものであ
る。
このため、上記伸張処理によって、布材のよこ糸の布目
の形状が平面視してほぼ同形となり、またこの部分は四
部を形成する。また、よこ糸の伸張によりたて糸の布目
の形状も平面視してほぼ同形となり、またこの部分は凸
部を形成する。すなわち、平面視してほぼ同形の四部と
ほぼ同形の凸部が交互に整然と配置された布材となる。
また、よこ糸の布目の形状が側断面視してほぼ同形とな
り、また高さもほぼ同一となる。また、たて糸の布目の
形状ら側断面視してほぼ同形となり、高さむほぼ同一と
なる。凄だ、各布目における弾性もほぼ同じになる。さ
らに、布材の布折り目の痕も併せて矯正される。
したがって、この布材の表面に電着砥粒層を形成ずろと
、はぼ同形のたて糸の布目とほぼ同形のよこ糸の布目と
が整然と配置されているので、たて糸の各布目に同じよ
うに超砥粒が固着され、さらに弛みが矯正されているの
で密に固着される。
このことばよこ糸についても同様である。また、たて糸
の谷布目は側断面視してほぼ同形となり、電着砥粒層間
の高さらほぼ同一となる。よこ糸についても同様である
。また、この部分の弾性もほぼ同じになる。
このような電着シート砥石を用いてディスク砥石等とし
て、被削材を研削すると、電着砥粒層間の高さがほぼ同
じであるため、被削材の表面あらさが良好となる。また
、従来のように、突出した部分だけが被削材に接触して
、その部分の超砥粒か脱落してしまったり、欠けたりす
ることがないし、金属メッキ層にクラックが発生したり
、剥離したすすることもない。また、弾性らほぼ同じで
あるので、被削材の平面度か良好となるとともに、チッ
ピング、クラックの発生を防止することができる。また
、超砥粒が密に固着されているので、切削性が良い。
以上のように、上記の電着シート砥石の製造方法にあっ
ては、その使用に際して、良好な研削性能が安定して得
られ、また使用寿命の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の電着シート砥石の製造
方法の一実施例を説明するための図であって、第1図は
伸張処理した導電性が付与された布材の平面図、第2図
は同布材の側断面を示す概略図である。 第3図ないし第6図は従来の電着シート砥石の製造方法
を説明するための図であって、第3図は布材の概略側断
面図、第4図は導電性を付与した布材の概略側断面図、
第5図は電着砥粒層を形成した布材の概略側断面図、第
6図は布材の側断面を示す概略図である。 I・・・・・・合成樹脂繊維糸、2・・・・・・たて糸
、3・・・・・・よこ糸、4・・・・・布材、5・・・
・・・金属層、6・・・・・・金属メッキ層、7・・・
・・・超砥粒、8・・・・・・電着砥粒層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 合成樹脂繊維糸からなる導電性が付与された布材の表面
    に、金属メッキ層および同金属メッキ層中に固着された
    超砥粒からなる電着砥粒層を形成する電着シート砥石の
    製造方法において、上記布材を加熱状態で同布材のよこ
    糸方向に伸張して、上記合成樹脂繊維糸の弛みを矯正し
    た後に、上記電着砥粒層を形成することを特徴とする電
    着シート砥石の製造方法。
JP2157188A 1988-02-01 1988-02-01 電着シート砥石の製造方法 Pending JPH01199771A (ja)

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