JPS6150773A - ダイヤモンドエンドレスベルト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はセラミックス、光フアイバーグラス。

超硬材等の新素材を研摩する際、特に有利なダイヤモン
ドエンドレスベルトに関スる。

〔従来技術〕

近年、新素材の表面を研摩する研摩ベルトは種々のもの
が開発されている０例えば光フアイバーグラスの端面を
高精度に研摩するエンドレスベルトの一つにレジンボン
ドベルト、即ちポリエチレンのベルト状基村上に砥粒と
しＧＣ（ＳｉＣ）、　ＷＡ（Ａ１２０３）　、　Ｃｒｚ
Ｏｓ　、　ＰｅｘＯｘ　、ダイヤモンド粒等を樹脂でコ
ーティング（結合剤）した可撓性の研摩ベルトが知られ
ている。このような研摩ベルトは大変弱く耐久性が悪く
寿命が短かいという欠点があった０次にメタルポンド、
即ちメッキ結合剤による電着ベルトが実験的に製作され
ている。

このような電着ベルトは次のような工程で作られている
。電解液中に金ｇＡ製又は導電性の薄板（布）で作られ
た環状ベルトを浸漬し、この環状ベルトを陰電極に、電
解液中に挿入したニッケル、又は銅等を陽電極に夫々接
続し、更に該ベルト表面には超微細粒子のダイヤモンド
、ＣＢＮ等の砥粒を分散させておき、前記銅又はニッケ
ル電極と、ベルト電極とに通電することにより、該環状
ベルトの表面に電気的に析出した金属中（銅又はニッケ
ル）に微細粒子のダイヤモンド等を取り込んだ研摩用の
砥石を層状に有する電着エンドレスベルトが形成されて
いる。

このような電着エンドレスベルトにあっては、ベルト表
面に万遍なくメッキ金属（１同又はニッケル）が析出し
、一様に層状の砥石となっていたため、電着エンドレス
ベルトを保管中に曲げたり、折り込んだりするとこの層
状の砥石が折れたり、切断し易く、又ローラに掛は渡し
て光フアイバーグラス等を研摩中にはダイヤモンド粒と
メッキ層との熱膨張の差により亀裂が入ったり、ついに
は砥石が部分的に剥離するというような問題があった。

即ち全面Ｒ’４すると使用中折曲げ伸びの繰返し応力に
より疲労破断してしまうという欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記の問題点に鑑みて、折れにりく、
更に切断しに＜＜、使用中も耐剥離性のある研摩用の電
着エンドレスベルトを提供することである。

〔発明の概要〕

本発明は、上記の目的を達成するために、環状のヘルド
を構成する基材表面に電着砥石部と非砥−石部とを形成
して研摩用の電着エンドレスベルトとすることを特徴と
している。

〔発明の実施例とその効果〕

以下、本発明を図面に基づいて説明する。

第１図、第２図は本発明の第１実施例を示す図であり、
１は導電性で可撓性の金属ベルト基材である。この基材
１は環状のエンドレスベルトを構成しており、カーボン
繊維の布、細金網のメンシュベルト５金属細繊維を混入
したプラスチックベルト、一般りラフト祇にカーボンブ
ランクをン昆入させた導電紙、プリント基板用ポリイミ
ドフィルム５繊維にＮｉＣｕ等の金属を複合化させた布
等が使用される。

基材１の外周表面上には互いに離隔して絶縁性の塗布材
２が複数条塗布接着されており、この塗布材２はスクリ
ーン印刷もしくはシルク印刷等により塗り着けられる。

これら塗布材２，２の間には電着砥石部３が形成されて
基材ｌに接着している。この電着砥石部３は、更に細か
に調べると砥石としてのダイヤモンド粒５　（図中白い
部分）とこれらダイヤモンド粒５を接着しかつ基材１と
接着する銅又はニッケルからなるメッキ層６　（図中黒
色の部分）とから構成されている。

電着砥石部３は任意幅の帯状とすることができ、その延
在方向もスクリーン印刷のパターンにより自由に設定す
ることができる。該ダイヤモンド粒５は１μからの砥粒
が利用でき、電着砥石部３の厚みは１μから２００μま
で設定できる、このときは通電電流量、電解溶液の濃度
を調整して厚みの制御を行っている。

第３図、第４図はスクリーン印刷のパターンとして、円
状の多数の水玉模様を採用した場合を示している。即ち
基材ｌ上に円孔７を有する塗布材２をスクリーン印刷に
より印刷し、この円孔７内に電着砥石部３を電着して電
着エンドレスベルトを形成している。

ここで前記帯状及び円状の電着砥石部３の厚みは塗布材
２の厚みよりやや大きくてもよいし、同一厚さでもよい
。これら帯の幅や円の半径はベルト基材１の大きさ、ダ
イヤモンド粒５の粒度によって経験的に設定できる。従
って基材１表面上には電着砥石部３と非砥石部としての
塗布材２の部分が所定の繰り返しパターンで配設構成さ
れている。

このような研摩用のダイヤモンドエンドレスベルトを所
定のローラに掛は渡し回転させて、光フアイバーグラス
、セラミックス、陶磁器、フェライト、半導体結晶材、
ゲルマニューム、人造宝石。

超硬合金、その他超硬脆性材料を研摩する。電着砥石部
３が、比較的柔かく弾力性のある塗布材２の間に多数の
帯状又は円状の鳥となって形成されているため、保管中
に曲げたり、折り込んだりしても、折れたり、切断する
ことがなくなる。又本発明のエンドレスベルトで研摩す
ると多数の電着砥石部３が被研摩材に当たり充分に研摩
することができる。使用中にこのエントルレスベルトが
連、続して伸縮を繰り返しても電着砥石部３が切断した
り、剥離するようなことがなくなる。又使用中の温度変
化によるダイヤモンド粒５とメッキ層６の熱膨張の差に
よる体積変化は電着砥石部３が飛び飛びの島となってい
るため個々の電着砥石部３が変形するだけで吸収される
。

第５図、第６図はこの発明の第２実施例を示す図であり
、８は可撓性の金属箔からなる環状のペルトチする。こ
のベルト８には表から裏に貫通する孔９が穿設されてお
り、ベルト８の外周表面には電着砥石部３が形成されて
いる。従って、ダイヤモンド粒５を取り込む金属メッキ
層６及び金属７凸８は折り曲げ、伸縮等の変形時には発
生する歪みを孔９により吸収し応力や繰り返し変形に対
し強靭となる。なお孔９は金属箔８に耐食性物質を多数
の円形部を残して塗布し酸やアルカリ溶液で溶解して孔
９を形成する。その後に孔９以外の残部に電着砥石３を
前述のとおりメッキしてエンドレスベルトを形成する。

又、電着砥石部３と非砥石部２　（孔９）とを繰り返し
パターンで環状ベルトに形成すれば充分なので、このベ
ルトは導電性のものでなく非導電性のベルトであっても
よい、この場合には無電解メッキにより電着砥石を形成
する。

（発明の効果〕 以上、説明してきたとおり、本発明によれば、研摩用の
電着エンドレスベルトに電着砥石部と非砥石部とを所定
の繰り返しパターンで形成したため、保管中の折り曲げ
に強く、使用中の連Ｖｇ繰り返し応力にも耐える。又研
摩中の温度変化にも強く剥離もせず而も切断もしないダ
イヤモンドエンドレスベルトを実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１実施例を示すダイヤモンドエン
ドレスベルトの斜視図、第２図は第１図のａ−ｎ線断面
拡大図、第３図は第１実施例の形の斜視図、第４図は第
３図のＶｌ−Ｖｌ線断面拡大図。 第５図はこの発明に係る第２実施例の斜視図、第６図は
第５図のＴＶ−ＩＶ線断面拡大図である。 ｌ・・・基　材　　　２・・・塗布材（非砥石部）３・
・・電着砥石部　５・・・ダイヤモンド粒６・・・メッ
キ層（銅、ニッケル） ８・・・金属箔　　　９・・・孔 特許出願人　　　株式会社呉英製作所 第１図 牙３図 オ６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 環状のエンドレスベルトからなる基材の表面に電着砥石
   部と非砥石部とが繰り返し模様となるように層形成され
   たダイヤモンドエンドレスベルト。