JPH01199268A - 暗示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、音声情報を聞く際に無意識的に自己暗示をか
けることができ、心理療法の一つの手段として自己啓発
等を図ることもできる暗示装置に関する。

［従来の技術］ 従来、心理療法の一つとして催眠術を被術者に施す際、
メトロノームのような一定周期で音を発したり振り子が
振動する装置を補助的に用いてい、る。また、自らの意
識的な精神コントロールによって精神的不安定や緊張状
態を解消する訓練用として、リラックス状態で脳から出
力されるα波を検出し、α波の検出を淡い発光、低周波
発信で表示し、視覚、聴覚等によって認識するいわゆる
バイオフィードバック装置が使用されている。

［発明が解決しようとする課題］ 上記したような心理療法は、被術者等が催眠状態におい
て潜在意識若しくは自己意識に働きかけられ又は働きか
けることによフて行なわれる。そのため、かかる心理療
法としての性格上安静状態を図りつる環境を特に必要と
し、日常生活のライフサイクルとは全く切り離した時間
帯を設ける必要があった。

本発明は上記課題を解決するためになされたもので、日
常生活のリズムを維持しながら特別の環境および時間枠
を設けることなく、しかも覚醒した状態で無意識のうち
に自己暗示、自己啓発等を音声情報によって与えつる暗
示装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明は上記問題を解決するために、次のような構成を
採用した。

すなわち、本発明にかかる暗示装置は、あらかじめ暗示
用の音声データを記憶した記憶手段と、該記憶手段から
音声データを取り出し、オーディオ機器、テレビ受像機
、ビデオ機器等の音声機器用の音声信号に変換する音声
信号変換手段と、この音声信号を前記各音声機器に入力
される音声信号に重畳させる重畳手段と、前記各手段の
動作を制御する制御手段とを備えてなる。

［作用］ 使用されている音声再生装置に合わせて制御手段により
音声信号重畳条件が設定されるとともに、記憶手段に記
憶された暗示用の音声データが読み出され、音声信号変
換手段によって該音声データが音声再生装置に応じた音
声信号に変換される。この暗示用音声信号は重畳手段に
よって使用される機器の本来の音声信号に重畳され再生
される。この再生に際してｎｆｆｆｆ音用音声量的に若
しくは周波数的に通常の可聴音域の限界音として再生さ
れる。

［実施例］ 第１図は本発明の実施例である暗示装置１の使用状態を
示す図で、暗示装置１はテレビ受像機３とアンテナ４と
の間に介在させて接続される。

暗示装置１には暗示用に録音された音声データが記憶さ
れたビデオテープ２が記憶手段として外部から着脱自在
に着装される。記憶手段としては、音声合成メモリ、Ｃ
Ｄディスク等種々の記憶媒体を利用することができる。

第２図は実施例装置の構成を示すブロック図で、外部か
ら装着される記憶手段２に録音された暗示用音声データ
が音声信号処理手段６によって読み出される。音声信号
処理手段６は、さらに受信回路チューナ７によって選択
されたチャンネルの送信信号から音声信号を取り出し、
この読み出した音声信号前記暗示用音声信号とを重畳さ
せてＲＦコンバータ８へ重畳信号として出力する。重畳
された暗示用音声信号は、テレビの音声とは異なる情報
を含む音声として再生されるので、重畳させる音声の周
波数はテレビの音声の常用周波数範囲から外ねた、例え
ば可聴音域の限界付近のものとするのが好ましい。実施
例では、第３図に示すように再生音量としてテレビの音
声波ａに対して同期して増減する再生波す又は一定のレ
ベルの低い音量として再生される再生波Ｃのようにして
重畳させている。かかる制御および各部の動作タイミン
グは制御手段ＩＯによって行なわれる。また、重畳させ
る暗示用音声信号のレベル設定等μ、キーボード１２か
らの指令をコントロール入出力ボート１１を介して制御
手段ｌＯへ与えることにより行なわれる。

第４図は暗示用装置ｌの別の使用状態を示す図で、テレ
ビ受像機３とビデオ機器２０の間に暗示装置１を介在さ
せて使用する状態を示す。ビデオ機器２０は上記した暗
示装置１の受信回路チューナ７と接続されており、ビデ
オ機器２０に装着するビデオテープを再生テレビ受像機
３で表示させる際に、上記と同様にビデオ機器で再生さ
れる音声信号に対して暗示用音声情報の音声信号が重畳
される。

第５図は別の実施例の使用状態を示す図で、暗示装置３
０は有線放送における音声信号をスピーカ３３で再生ず
る際に暗示用音声を合成するように構成されている。

第６図は暗示装置３０の構成を示すブロック図で、音声
信号処理手段３６は、受信器３７によりて受信された信
号に対して、暗示用音声情報を記憶した記憶手段３２か
ら音声信号を読み出して上記と同様に放送信号に合成さ
せる。暗示用音声が合成された信号は発振１％：］８か
ら有線放送受信機器３３へ送られ、再生音がスピーカ３
５から出力される。有線放送としての音声に対し、暗示
用の情報を含む音声は、上記と同様に音量等のレベルが
調整され、本来の放送内容の障害とならないように合成
される段階で制御手段３９によって合成条件が設定制御
される。この方式は有線放送のみならず無線放送につい
ても行なうことができる。

本発明にかかる暗示装置は上記のように構成されている
ので、テレビ受像機等によって再生される音声に暗示用
音声を受信者の無意識下において認識される音声として
重畳させることができ、いわゆる催眠状態におけると同
様の暗示効果を受信者に与えることができる。したがっ
て、暗示用音声をその自己暗示をかける目的に応じて編
集しセットすることで自己啓発等のメンタルトレーニン
グをテレビ放送やビデオテープを見たり、有線放送を問
いたりする日常の生活リズムの中で行なうことができる
。なお、この暗示用音声は別に調製した暗示用画像とと
もにテレビ受像機等に割り込ませるようにしてもよい。

上記実施例では、テレビ受像機、ビデオ機器、有線放送
受信機等を対象にして暗示用音声を合成するようにした
が、再生される音声信号に応じて暗示用音声が重畳され
るように構成すれば、音声信号を再生して音声情報を得
るその他の機器例えばファミコン等においても使用する
ことができる。

［発明の効果］ 上記説明から明らかなように、本発明にがかる１１３示
装置によれば音声情報を得る機器を日常のライフスタイ
ルにおいて使用する際に、覚醒した通常の生活を行ない
ながら、自己啓発等の目的に応じて暗示用音声を聴取し
て自己暗示をかけることができるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例の使用状態を示す図、第
２図は第１の実施例の構成を示すブロック図、第３図は
暗示用音声のレベル調整を示す図、第４図は他の使用状
態を示す図、第５図は第２の実施例の使用状態を示す図
、第６図は第２の実施例の構成を示すブロック図である
。 １・・・暗示装置　　　　　２・・・記憶手段３・・・
テレビ受像機 ６・・・音声信号処理手段（音声信号読み出し重畳手段
）　　　　　　　１０−・・制御手段８２図 第３因

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）あらかじめ暗示用の音声データを記憶した記憶手
   段と、該記憶手段から音声データを取り出し、オーディ
   オ機器、テレビ受像機、ビデオ機器等の音声機器用の音
   声信号に変換する音声信号変換手段と、この音声信号を
   前記各音声機器に入力される音声信号に重畳させる重畳
   手段と、これら各手段の動作を制御する制御手段とを備
   えてなる暗示装置。