JPH01199256A - 入出力制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 本発明は入出力制御方式に関し、 複数の入出力制御装置にそれぞれ接続されるキーボード
を１組のキーボードで共用することを目的とし、 入出力装置に特有のキー押下パターン情報と該入出力装
置が接続された入出力制御装置を指定する指定情報とを
対応させて格納する設定メモリと、入力されたキーデー
タより前記キー押下パターンを検出し、前記設定メモリ
を参照して前記指定情報で指定された該入出力制御装置
に該キーデータを送出する送出手段とを設け、キーデー
タより該入出力装置に対するキー押下パターンを検出し
て対応する入出力制御装置に該キーデータを送出するよ
うに構成した。

〔産業上の利用分野〕

本発明は入出力制御方式の改良に関する。

１つのアドレスが割り付けられて複数の低速入出力装置
と上位装置との間のデータ転送を制御する入出力制御装
置は、上位装置からは１台の入出力装置とみなされて各
入出力装置とのデータ転送はシリアルに行われるため、
同時に２組以上の入出力装置を制御するときは、一方の
制御またはデータ転送が終了するまで待たされて処理が
遅くなる。

このため、複数の入出力装置を、例えば２組に分割して
それぞれ別の入出力制御装置に接続すれば処理速度は改
善できるが、入出力制御情報を入力するキーボードがそ
れぞれ必要なため、システムが高価になるという問題点
がある。

このため、上記キーボードを共用した入出力制御方式が
求められている。

〔従来の技術〕

第５図は従来のシステム構成図で、（１）は基本システ
ムブロック図、（ｎ）は処理速度を改善したシステム例
を表す図である。

出力制御システムの基本構成を示したもので、入出力制
御装置１には１個のアドレスＬＵＩが割り付けられ、こ
のアドレスＬＵＩに基づきポーリングされて端末制御装
置ＴＣ３との間でデータ転送が行われる。

端末制御装置ＴＣ３は上位装置と入出力制御装置１との
間のデータ転送を制御するとともに、入出力制御装置１
に接続されたキーボードＫＢ７から転送された制御情報
に基づき、データ転送および各入出力装置の制御１例え
ばプリンタＰＲ４であれば改行、改頁、出力停止等の制
御情報を入出力制御装置１経由で送出して制御、管理す
るもので、複数の入出力制御装置とはポーリングで通信
する。

入出力制御装置１と入出力装置４〜６との間のデータ転
送は各入出力装置に対応した処理速度で行われるが、そ
のデータ転送中は他の入出力装置との間では同方向のデ
ータ転送は行われず、従って、例えばプリンタＰＲ４お
よび紙テープパンチャＰＴＰ　５に同時にデータまたは
制御情報を出力したいときも、一方の処理が完了するま
で待たされる。

キーボード７は入出力制御装置ｌに接続された入出力装
置を制御するもので、通常多数のファンクションキーが
備えられ、接続された入出力装置に応じて、例えばプリ
ンタＰＲ４であれば改行、改頁等の制御キーが設定され
る。

なお、上り下りのデータ転送は全二重で行われる。

上記処理速度の低下を改善する一方法として、第５図（
Ｉｆ）に示すように、同時に使用されることの多い出力
装置または入力装置を２つに分割して、一方を別のアド
レスＬＵ２が与えられた入出力制御装置２に接続すれば
よいが、制御情報を与えるキーボード？ａ、７ｂもまた
それぞれに必要となる。

〔発明が解決しようとする課題〕

前述の例で示した２組の入出力制御装置を用いて処理速
度を改善させる方法は、それぞれにキーボードが必要で
あって、システムが高価になるという問題点がある。

本発明は上記問題点に鑑み、複数の入出力制御装置を使
用して処理速度を改善させる入出力制御において、キー
ボードを共用させる入出力制御方式を提供することを目
的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明の入出力制御方式は、
第１図本発明の原理図に示すように、該入出力装置（４
〜６）に特有のキー押下パターン情報と該入出力装置が
接続された入出力制御装置（２１，２２）を指定する指
定情１１ｉ　（５０）とを対応させて格納する設定メモ
リ　（３４）と、入力されたキーデータ（５１）より前
記キー押下パターンを検出し、該設定メモリ　（３４）
を参照して前記指定情報（５０）で指定された該入出力
制御装置に該キーデータ（５１）を送出する送出手段（
４０）とを設ける。

〔作　用〕

入出力装置４〜６に特有のキー押下パターン情報、主と
して入出力装置４〜６に対応して設けられるファンクシ
ョンキーごとにその入出力装置４〜６が接続された入出
力制御装置２１．２２を指定する指定情報５０を設定メ
モリ３４に設定しておき、キーが押下されたとき、送出
手段４０はキー押下パターン（ファンクションキーの種
別）を検出し、設定メモリ３４を参照して指定情報５０
で指定された入出力制御装置２１または２２に押下され
たキーデータ５１を出力する。

これにより入出力制御装置２１．２２が自動的に切り換
えられてキーデータ５１を入力させることができ、キー
ボード３０を共用することができる。

なお、一部のキーデータ５１が両方に送出されることも
あるが、入出力制御装置２１．２２は一連のキーデータ
５１に基づいて制御情報を識別するものであるから、こ
れを分離することができる。

以上により、キーボード３０を共用させることができる
ため、入出力制御装置を複数使用して安価に処理速度を
改善することができる。

〔実施例〕

本発明の実施例を図を用いて説明する。

第２図は実施例の入出カシステムブロック図、第３図は
指定情報例を表す図、第４図はキーボードからの転送デ
ータ例を表す図である。

本実施例は、２組の入出力制御装置をまとめて１組の入
出力制御装置を構成した例を示すとともに、キーボード
３０に設定メモリ３４．キー押下パターンを検出する検
出回路３３を設けた例を示したものである。

第２図に示す入出力制御装置２０において、２１．２２
はそれぞれアドレスＬｕ１およびＬ［Ｉ２が割り付けら
れた２＆ｌｌの入出力制御部であって、第５図における
入出力制御装置１．２と同一構成のもの、２３は３組の
シリアルインタフェース回路Ｓ、　ＩＰ。

２４はプロトコル調整回路であって、入出力制御部２１
．２２からキーボード３０へのデータ転送（下りのデー
タ転送）およびキーボード３０より入出力制御部２１．
２２へのデータ転送（上りのデータ転送）を制御し、後
述するようにキーボード３０よりキーデータ５１ととも
に指定情報５０が出力されたとき、その指定情報５０を
判別してキーデータ５１を指定の入出力制御部２１．２
２にＳ、ＩＰ２３を介して送出し、また一方の入出力制
御部よりデータを受信したとき、他方の入出力制御部か
らのデータ転送を待機せしめる等のプロトコル調整を行
うものである。

上記構成の入出力制御装置２０に対し、複数の入力装置
（第２図ではＰＲ４とＰｒＦ３）または出力装置をそれ
ぞれ分離し、それぞれ入出力制御部２１および入出力制
御部２２に接続する。

またキーボード３０において、 ３１はキーボード制御部、 ３２はキーユニット、 ３４は設定メモリ、 ３３は検出回路でキー押下パターン（ここではファンク
ションキー）を判別するものである。

なお、第１図の送出手段４０は、検出回路３３．キーボ
ード制御部３１およびプロトコル調整回路２４に対応す
る。

ここで、設定メモリ３４は、例えば電気的消去可能なプ
ログラマブルリードオンリメモリ　（ＥＥＦＲＯＭ）で
、システムのセットアツプ時に、ファンクションキーご
とに対応する入出力制御部２１．２２を指定する指定情
報５０が例えばキーボード３ｏよりセントされる。

第３図は指定情報例を示すもので、例えばファンクショ
ンキーＦＵＮＣＩがプリンタＰＲ４に対して使用される
ときは、入出力制御部２１に対して“工”、入出力制御
部２２に対しては“０”、即ち〔１ｏ〕がセットされる
。

このような指定情報５０がファンクションキーすべてに
対して設けられる。

なお、ファンクションキーは、ある制御情報を１つのキ
ーで入力するもので、使用頻度の多い制御情報、例えば
プリンタＰＲ４では出カ中断、改行。

改頁等が予め設定されるものである。

また、ファンクションキー以外のキーデータ５１に対し
ては指定情報５０は〔１１〕が設定される。

以上のごとく指定情報５０が設定されたキーボード３０
において、キーデータ５１が入力されると、ファンクシ
ョンキーか否か、またファンクションキーならばその種
別が検出回路３３で検出されて、設定メモリ３４が参照
され、第４図に示すように、対応する指定情報５０とと
もにキーデータ５１が入出力制御装置３０に送出される
。

以上のキーデータをＳ、ｌＦ２３を介して受信したプロ
トコル調整回路２４は指定情報５０に基づき“ｌ”に設
定されている入出力制御部にＳ、　ｌＦ２３を介してキ
ーデータ５１を送出する。

なお、設定情報５０が〔１１〕に設定されているときは
両方の入出力制御部２１．２２に送出される。

各入出力制御部２１．２２は一連のキーデータ５１を解
読して入出力装置および制御情報を認識し、端末制御装
置ＴＣ３に転送する。

なお、下り方向のデータ転送、例えばキーランプの点灯
指示は直前の制御情報を転送した入出力制御部２１．２
２を介してプロトコル調整回路２４に入力されるが、両
方からの下りのデータが衝突するときはプロトコル調整
回路２４で一方を待機させて衝突を防止する。

以上のごとく、入出力制御部に接続された入出力装置に
対応したキー押下パターンと、その人出指 力装置が接続された入出力制御部を指定する設定情報５
０を参照してキーデータ５１の入力を切り換えることが
でき、入出力制御部ごとにキーボードを接続する必要が
なく、またオペレータは切り換えを意識することがない
。

〔発明の効果〕

本発明は、入出力制御部を複数使用して処理速度を改善
する際、キーボードを共用する入出力制御方式を提供す
るもので、安価で且つ処理速度の速い入出力制御システ
ムが提供できる効果は多大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、 第２図は実施例の入出力制御システムブロック図、第３
図は設定情報例を表す図、 （１）は基本システム→゛ロック図、 （ＩＩ）は処理速度を改善したシステム例を表す図であ
る。図中、 ３は端末制御装置ＴＣ１ ４はプリンタＰＲ。 ５は紙テープパンチャＦＴＰ、 ６は祇テープリーグ、　ＰＴＲｌ ２０は入出力制御装置、　　２１．２２は入出力制御部
、２３はシリアルインタフェース、 ２４はプロトコル調整回路、３０はキーボード、３１は
キーボード制御部、　３２はキーユニット、３３は検出
回路、　　　　　３４は設定メモリ、４０は送出手段、
　　　　　５０は指定情報、５１はキーデータである。 第１図 実施例の入出カシステムブロック図 第２図 第３図 キーボードからの転送データ例を表す同第４図 （１）基本システムブロック図 （ＩＩ）処理速度を改善したシステム例を表す図従来の
システム構成図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　入出力装置（４〜６）が接続された複数の入出力制御
   装置（２１、２２）にそれぞれ接続されて該入出力装置
   （４〜６）に対する制御情報を入力する複数のキーボー
   ドを１組のキーボード（３０）で共用する入出力制御方
   式であって、 該入出力装置（４〜６）に特有のキー押下パターン情報
   と該入出力装置が接続された前記入出力制御装置（２１
   、２２）を指定する指定情報（５０）とを対応させて格
   納する設定メモリ（３４）と、入力されたキーデータ（
   ５１）より前記キー押下パターンを検出し、前記設定メ
   モリ（３４）を参照して前記指定情報（５０）で指定さ
   れた該入出力制御装置に該キーデータ（５１）を送出す
   る送出手段（４０）とを設け、 キーデータより該入出力装置に対するキー押下パターン
   を検出して対応する入出力制御装置に該キーデータを送
   出することを特徴とする入出力制御方式。