JPH0119923Y2 - - Google Patents

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JPH0119923Y2
JPH0119923Y2 JP13405387U JP13405387U JPH0119923Y2 JP H0119923 Y2 JPH0119923 Y2 JP H0119923Y2 JP 13405387 U JP13405387 U JP 13405387U JP 13405387 U JP13405387 U JP 13405387U JP H0119923 Y2 JPH0119923 Y2 JP H0119923Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内視鏡の送気・送液装置、詳しく
は、内視鏡の体腔内挿入部の先端部より体腔内に
送気・送液する装置に関する。
周知のように、内視鏡で体腔内を観察する場
合、体腔内を或る程度脹ませるために、体腔内に
空気を送り込む必要がある。また、体腔内の観察
中、または先端部を食道等に挿入する際に内視窓
に附着した体腔内粘液は観察を不能にしてしまう
ので、これを水等で洗い落して内視窓を常にきれ
いに保つために水等を送り込む必要がある。この
ように、内視鏡は送気・送液の両装置を必要とし
ているが、これらを一つの送気ポンプを用いて、
適宜切換えて送気・送液を行なうようにした送
気・送液装置については既に知られている。
次に、本考案を説明するに先立ち、この種の送
気・送液装置の一例を、本出願人が先に提案した
送気・送液装置(実公昭48−10706号)の例を用
いて説明する。第1図は、上記本人が先に提案し
た送気・送液装置の断面図である。
第1図において、二点鎖線は上記送気・送液装
置を供えた内視鏡の外形を示しており符号1は操
作部本体、2は接眼部、3は可撓管、4は内視窓
5を端面に有する先端部、6は対物レンズ、7は
対物レンズ6の結像面に端面を配置した光学繊維
束をそれぞれ示す。上記対物レンズ6と接眼部2
とが繊維光学系で光学的に結合されていることは
周知の内視鏡と同様である。
操作部本体1の外部に、外端開口8aを突出さ
せた通気管8は、上記操作部本体1に内設された
筒9に緩く嵌合しており、この通気管8には、そ
の指当て部8bと上記筒9aとの間に介装された
伸張性のばね10の弾力で突出する習性が与えら
れている。
筒9には、その筒9と送気ポンプ(図示され
ず)とを連結するパイプ11、内視窓洗滌水12
を封入した液タンク13と筒9とを連通する加圧
パイプ14及び内視窓5の近傍に噴出口15aを
配置した送気・送液パイプ15がそれぞれ設けら
れている上記送気ポンプと連結されるパイプ11
は、筒9に取り付ける代りに加圧パイプ14の一
部に連結してもよい。送気・送液パイプ15の一
部に基端を連結した送液パイプ16の先端開口は
前記洗滌水12に浸漬している。
今、送気ポンプをパイプ11に連結して、同送
気ポンプを作動させると、筒9内に送り込まれる
空気は通気管8の開口8aから外部に逃げる。そ
こで上記開口8aを塞ぐと、上記空気は送気・送
液パイプ15を通つて噴出口15aから体腔内に
入るので、体腔例えば食道を脹ますことができ
る。
次に上記の塞がれた開口8aをばね10に抗し
て押し込んで通気管8の内端周壁の一部で送気・
送液パイプ15の開口15bを塞ぐと、筒9に送
り込まれた空気は加圧パイプ14を介して容器1
3内に送り込まれる。従つて洗滌水12は送液パ
イプ16を介して送気送液管15に送り込まれ、
その洗滌水は噴出口15aから内視窓5に向つて
噴出し、内視窓5のカバーガラス5aに附着した
粘液や唾液を洗い落す。しかるのち、前記開口8
aを塞いだまゝの状態で通気管8を元の位置に戻
すと、再び空気だけが噴出口15aから噴出し、
カバーガラス5aに附着している洗滌水を吹き飛
ばして内視窓をきれいな透明状態にする。
ところで、送液操作を頻繁に行なう内視鏡にお
いては、使用後送液路内に残された液体を完全に
除去しておかないと、保管中液が流れ出したり、
送液パイプを腐蝕して損傷させたりする恐れがあ
る。そのため、内視鏡の使用後、例えば上述した
洗滌水を封入した液タンク13から送液パイプ1
6を引き抜いて、このパイプ16の開口端から送
気によつて水を吐出させたり、逆に開口端から送
気して送液パイプ15を通して内視鏡の先端部6
から水を吐出させたりして完全に送液パイプ1
5,16内の水を除去するようにしていた。この
ような操作は極めて厄介であり、多くの時間を必
要とするという欠点を有していた。
本考案は、上記の点に鑑み、上記液タンク内に
連通する送液パイプの先端部を上記液タンクの液
内に出入自在に配設することによつて上記欠点を
見事に解消した内視鏡の送気・送液装置を提供す
るにある。
本考案によれば、極めて簡単な構造で、単に上
記液タンク内に連通する送液パイプの先端部を同
液タンク内の液内に出入させるだけという極めて
簡単な操作で、この種の従来の送気・送液装置が
有していた欠点を見事に解消することが出来る。
以下本考案を図示の実施例に基いて説明する。
第2図は、本考案の一実施例を示す送気・送液装
置の断面図である。本考案の送気・送液装置を具
備する内視鏡21は、周知のように、各種操作を
行なう操作部本体22と、この操作部本体22の
右側(図において)に連結する接眼部25と、左
側に連結する先端部24を有する体腔内挿入部2
3とで主要部が構成されている。そして、上記先
端部24の先端面にはカバーガラス(図示され
ず)に覆われた内視鏡が設けられていると共に、
その近傍には同内視窓に向けた噴出口を有する送
気・送液用パイプ26,27の共通の開口端28
が突出して設けられている。
なお、図において、内視鏡21内には周知の光
学系構成部材の他数多くの部材を含むが、それら
の部材については、本考案と直接関係がないので
総て省略してある。
操作部本体2内には、上記送気・送液パイプ2
6,27の中間に介在して両パイプ26,27の
夫々の連通を切換えるための切換装置29が配設
されている。
上記切換装置29は操作部本体22内に内設さ
れた有底筒30と、これに進退自在に嵌合する頭
部に指当て部31aが形成され通気孔31bを有
する通気管31とで構成されており、上記通気管
31は、その指当て部31aと上記有底筒30の
上端面との間に介装された伸張性コイルばね32
の弾力によつて上方に突出する習性が与えられて
いる。
上記有底筒30下端部には左右両側の送気パイ
プ26と夫々連通する連通孔26aが設けられて
おり、中程の左右両側には上記左右両側の送液パ
イプ27と夫々連通する連通孔27aが設けられ
ている。上記通気管31の中程の外周面には周溝
31cが設けられていて、通気管31が押し下げ
られたとき、同周溝31cが上記有底筒30の連
通孔27aと相対して、この周溝31cを介して
左右両側の送液パイプ27は連通し、又、通気管
31が図示の上方に位置する状態では左右両側の
送液パイプ27は連通を阻止されるようになつて
いる。
上記切換装置29によつて分断された、先端部
24と反対側の送気パイプ26は、操作部本体2
2の外部に延びて送気ポンプ33に連通してお
り、その中間で分岐して加圧パイプ34を形成し
ている。そして、この加圧パイプ34の先端部
は、密閉蓋37を貫通して洗滌水36を封入した
液タンク35に気蜜的に取り付けられている。
一方、上記切換装置29によつて分断された、
先端部24と反対側の送液パイプ27は、操作部
本体22の外部に延びてその先端部は上記液タン
ク35の密閉蓋37を貫通して、同パイプ27の
先端部に進退自在に嵌合する送液パイプ27の先
端部としての可動パイプ38を介して液タンク3
5に気密的に取り付けられている 上記可動パイプ38は、上端部に太径のつまみ
部38aが形成されており、同つまみ部38aと
下端部の太径の係止部38bとの中間の細径部3
8cが、上記密閉蓋37の貫通孔37aにOリン
グ40を介装して気密的に進退自在に嵌合してい
る。そして、同可動パイプ38は、嵌入する上記
送液パイプ27の先端部に対しても気密的に進退
自在に嵌合している。
なお、図中符号39は送気パイプ26の逆止弁
を示している。
次に、以上のように構成された本考案の送気・
送液装置の作用について説明する。
第2図の状態、即ち上記可動パイプ38がその
つまみ部38aを押し下げることによつて、その
下端部が洗滌水36内に没入している状態では、
前記第1図の送気・送液装置の場合と全く同様に
作用する。即ち、第2図の状態で送気ポンプ33
を作動させると、空気は上記送気パイプ26及び
通気管31の通気孔31bを通して外部に噴出す
るだけであるが、上記指当て部31aの上面を指
等で押えて通気孔31bを塞ぐと、空気は逆止弁
39を押し開いて送気パイプ26内を通り上記先
端部24の先端面に突出した同パイプ26の開口
端28より噴出して、体腔内に送気される。次い
で送液する場合は、上記指当て部31aをコイル
ばね32の弾力に抗して押し下げると、通気管3
1の下端部が上記有底筒30の左右の両連通孔2
6a間に嵌入するので、両側の送気パイプ26の
連通は遮断される。一方上記通気管31が押し下
げられると、その周溝31cが上記有底筒30の
左右両側の連通孔27aに相対して、左右の送液
パイプ27は上記周溝31cを介して連通する。
このように、送気パイプ26が連通を遮断さ
れ、送液パイプ27が連通した状態で、送気ポン
プ33を作動させると、空気は上記加圧パイプ3
4を通して液タンク35内に圧入され、同タンク
35の洗滌水36の上面の空気圧を高めることに
よつて、同洗滌水36は上記可動パイプ38、送
液パイプ27を通して、上記先端部24から突出
した同パイプ27の開口端28から噴出して、先
端部24の先端面を洗滌する。
次に、本考案による可動パイプ38の作用につ
いて説明する。内視鏡21の送液作業後、この内
視鏡21内の水分を除去するには、上記液タンク
35の洗滌水36内に下部を没入している上記可
動パイプ38を、つまみ部38aを用いてその下
端部の係止部38bと細径部38cとの段部が上
記密閉蓋37の底面に当接する迄引き上げ、第3
図に示すように可動パイプの下端部を洗滌水36
面上に引き上げる。次いで、この状態にして、上
記切換装置29の指当て部31aを押圧し送液状
態にした後、送気ポンプ33を作動させて送気す
ると、空気は加圧パイプ34から上記液タンク3
5の洗滌水36の水面上の空隙を通して、直接送
液パイプ27へ、下端部から送気される。従つて
送液パイプ27内に残る水分は同パイプ27の液
タンク35内の端部から押し込まれて、全送液路
に残る水分と共に悉く同開口端28から吐出さ
れ、完全に除去される。
第4図は、本考案の他の実施例を示す送気・送
液装置の液タンクの断面図であつて、上記送液パ
イプが送気パイプ内に内挿されて、パイプが二重
構造となつている場合に適用されるものである。
上記送気・送液パイプが二重構造となつている以
外は、他の構成部材は、上記第2図の場合と同様
に構成されている。唯、切換装置(図示されず)
が多少違う構造となるが、周知のものであつて、
本考案と直接関係がないのでその説明は省略す
る。
第4図において、液タンク35の上方開口部を
密閉する密閉蓋37の上下に貫通する貫通孔37
aには、可撓性を有する送液パイプ42を内挿し
た送気パイプ41の下端部が気密的に固定されて
いる。そして、上記送気パイプ41に内挿された
送液パイプ42の下端部は、送気パイプ41の下
端部より下方に突出して洗滌水36内に図示のよ
うに深く没入している。
又、上記密閉蓋37の上下に貫通する貫通孔3
7bには、頭部につまみ部44を有し下端部に係
止部材45が設けられた操作棒43が上下動自在
に気密的に嵌入している。上記つまみ部44は操
作棒43を引き上げるためのものであり、上記係
止部材45は引き上げられた操作棒が抜け出さな
いように、密閉蓋37の下面に当接することによ
つてそれ以上の引き上げを抑止するためのもので
ある。
又、上記係止部材45と上記送液パイプ42の
先端部に固着されたリング状部材46とは可撓性
ワイヤー47で連結されている。このように構成
することによつても、送液する機構については、
上記第2図のものと変る所なく、単に送気・送液
パイプ41,42が二重構造となつている点だけ
の相違である。次いで、送液作業後、送液パイプ
42内の水分を完全に除去しようとする場合は、
上記操作棒43をつまみ部44を用いて二点鎖線
で示す44A位置に引き上げる。すると、上記係
止部材45も引き上げられ、これに可撓性ワイヤ
ー47、リング状部材46を介して連結する送液
パイプ42の下端部の開口部も図に示すように洗
滌水36面上に引き上げられる。この状態で送気
パイプ41から送気すれば、空気は直接送液パイ
プ42に送られるので、同送液パイプ42内に残
る水分は全液路を通じて完全に排出される。
以上説明したように、本考案によれば、極めて
簡単な構造で、しかも極めて簡単な操作で送液路
内の水分を完全に除去することが出来、従来のこ
の種の送気・送液装置が有していた欠点を解消す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の内視鏡の送気・送液装置の一
例を示す断面図、第2図は、本考案の一実施例を
示す内視鏡の送気・送液装置の断面図、第3図
は、上記第2図の液タンクの拡大作動図、第4図
は、本考案の他の実施例を示す送気・送液装置の
要部拡大断面図である。 26,41……送気パイプ、27,42……送
液パイプ、29……送気・送液切換装置(送気・
送液切換手段)、33……送気ポンプ、34……
加圧パイプ、35……液タンク、38……可動パ
イプ(送液パイプの先端部)、43……操作棒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 送気ポンプと、洗滌液を封入した液タンクと、
    この液タンク内に一端側を連通し、他端側を上記
    送気ポンプに連通した加圧パイプと、上記液タン
    ク内に一端側を連通し、他端側を内視鏡の送液路
    に連通する送液ポンプと、上記送気ポンプに一端
    側を連通し、他端側を内視鏡の送気路に連通する
    送気パイプと、内視鏡内に設けられ、送液パイプ
    と送気路または送気路パイプと送気路の何れか一
    方を連通するために、切り換える切換手段とを有
    する内視鏡の送気・送液装置において、 上記液タンク内に連通する送液パイプの先端部
    を、上記液タンクの液内に出入自在に配設したこ
    とを特徴とする内視鏡の送気・送液装置。
JP13405387U 1987-09-02 1987-09-02 Expired JPH0119923Y2 (ja)

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JP13405387U JPH0119923Y2 (ja) 1987-09-02 1987-09-02

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JPS63174803U JPS63174803U (ja) 1988-11-14
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