JPH01198330A - 表示部付樹脂パネルの製造方法 - Google Patents

表示部付樹脂パネルの製造方法

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JPH01198330A
JPH01198330A JP2460888A JP2460888A JPH01198330A JP H01198330 A JPH01198330 A JP H01198330A JP 2460888 A JP2460888 A JP 2460888A JP 2460888 A JP2460888 A JP 2460888A JP H01198330 A JPH01198330 A JP H01198330A
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Akira Yomo
四方 章
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、例えば壁面装飾用表示パネル、銘板あるい
は各種看板等に使用されるパネルであって、一部に文字
、図形等の表示部を有し広告看板的機能を兼備した表示
部付樹脂パネルの製造方法に関する。
従来の技術 従来、この種の表示部付樹脂パネルとして、所要形状に
成形されたパネル本体の表示部に相当する部分が打ち抜
きあるいは切り抜き除去されると共に、この開孔部を閉
塞する態様でこれより若干大きめの着色された裏板がパ
ネル本体にその裏面側から接着固定されたものが知られ
ている。
この種のパネルは、表示部の製作、加工が容易である反
面、パネルの表面に表示部に相当する凹陥部かできて外
嵌体裁が悪いのみならず、これを電照用パネルとして使
用した場合、裏板の輪郭が影となって外観視されるとい
う難を有する。
一方、上述の問題点を解消するものとして、上述のよう
な表示部に対応する開孔部がパネル本体に穿設され、そ
の開孔部に表示片が嵌め込み状態に固定されたものが考
慮される。このようなパネルの製造方法としては、嵌め
込まれるべき表示片に対応する部分をパネル本体に下書
きし、この下書きに沿って切断加工を施すことにより開
孔部を形成せしめた後、この開孔部に表示片を嵌め込み
、かつ接着剤により接着一体止する方法が考えられる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような穿孔加工を手作業で行なう
場合はもとより、たとえ精度の高い工作機械を用いて行
なった場合でも表示片をその全周に亘って隙間なく嵌め
込みつる正確な開孔部を穿設することは事実上きわめて
困難である。而して、斯る隙間の存在により、特に電照
アンドン等の電照用パネルとして使用した場合、その隙
間から内部の光源が直接視認され、いかにも見苦しいも
のとなり高級感に欠けるものとなるという欠点がある。
この発明は、上述の問題点を解決すべく、表示片とこれ
が嵌め込まれた開孔部との間に隙間が生じることなく、
しかも製造容易な表示部付樹脂パネルの製造方法を提供
することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 而して、この発明は、パネル成形用金型(3)内に、所
定の文字、図形等に形成された1又は複数の表示片(2
)を表裏反転状態にして配設し、次いで熱成形温度に加
熱された熱可塑性合成樹脂基板(1)を前記金型(3)
上に配設し、かつ圧空成形することにより、前記表示片
(2)に対応した成形凸部(5)を有する所要形状のパ
ネル本体(4)を成形し、然る後、上記成形凸部(5)
に、少なくとも表示片(2)の外周縁(2a)が沿接す
る周壁(5a)を残す態様で切断ないし切削加工を施す
ことにより、表示片嵌込用の開孔部(6)を形成せしめ
、次いで該開孔部(6)に前記表示片(2)を嵌め込む
と共に、これらの境界(7)に接着剤(8)を注入する
ことにより、前記表示片(2)を前記開孔部(6)内に
嵌め込み状態に接着固定することを特徴とする表示部付
樹脂パネルの製造方法を要旨とするものである。
熱可塑性合成樹脂基板(1)としては、圧空成形か可能
なものであれば特にその素材は限定されるものではない
が、例えば塩化ビニル合成樹脂、ABS合成樹脂等が好
適に使用される。
特に、屋外使用に供する場合には耐候性に優れた塩化ビ
ニル合成樹脂を使用することが望ましい。
表示片(2)は、所定の文字、図形等に形成されたもの
で、例えば塩化ビニル合成樹脂、アクリル合成樹脂等か
らなるものが好適に用いられる。
このパネル(A)を電照用として使用する場合には表示
片(2)として透光性の素材を用いるものとするが、必
ずしもこれに限定されるものではなく、光拡散性の素材
を用いるものとしても良い。上記表示片(2)の厚さt
2は、前記基板(1)の厚さtlと同一かそれより相対
的に厚いものが好適に使用される。
そして、上記表示片(2)を表裏反転状態にしてパネル
成形用金型(3)内の所要位置に所要の配列状態となる
ように配置せしめる。
次いで、上記合成樹脂基板(1)をクランプで支持して
ヒーターにより熱成形温度にまで加熱し、然るのち常法
に従って圧空成形操作を行なう。この成形により、加熱
軟化した基板(1)は、成形用金型(3)の表面に配設
された表示片(2)に沿接した状態に成形される。
上記成形操作終了後、パネル本体(4)を金型(3)か
ら取り出すと共に、該パネル本体(4)から表示片(2
)を取り外す。この表示片(2)の取り外しは、表示片
(2)とパネル本体(4)とか溶着されてい゛ないため
、要すれば軽く振動を付与せしめることにより簡単に行
ないうる。なお、斯る取り外しを行なうためには、表示
片(2)により形成されたパネル本体(4)の成形凸部
(5)の周壁(5a)が垂直ないし抜き勾配となるもの
であることか必要であり、従って表示片(2)を形成す
るに際してその外周縁(2a)か上記要請を満すような
垂直ないしテーパ状となるように形成しておく必要があ
ることは言うまでもない。
次いで、上記パネル本体(4)の成形凸部(5)を切削
ないし切断除去することにより、表示片嵌込用の開孔部
(6)を形成するものとする。この開孔部(6)の形成
に際して、少なくとも表示片(2)の外周縁(2a)が
沿接する前記成形凸部(5)の周壁(5a)を残す態様
で切断ないし切削加工を施すことが必要である。
= 7− 特に、この工程において、表示片(2)の厚さt2に相
当する部分を残して切削ないし切断除去することにより
、表示片(2)をパネル本体(4)に対して面一状態に
容易に嵌め込むことができるものとなり好ましい。
次いで、上記開孔部(6)に前記表示片(2)を嵌め込
むと共に、これらの境界(7)に接着剤(8)を注入す
ることにより、前記表示片(2)を開孔部(6)内に嵌
め込み状態に接着固定するものとする。上記嵌め込みは
、表裏反転せしめ、パネル本体(4)の表面側から行な
うことにより容易になしうる。
なお、表示片(2)として、その厚さt2が前記基板(
1)の厚さtlより厚いものを用いた場合には、前記開
孔部(6)の周壁(5a)の高さを前記基板(1)の厚
さtlより大に設定することができ、ひいては表示片(
2)と上記周壁(5a)との接着面積が増大され、その
接着性が向上される。
また、前記凸部(5)の切削ないし切断除去を表示片(
2)の厚さt2に相当する部分を残して行なった場合に
は、平坦な作業台(B)上にパネル本体(4)をその表
面側を上にして載置すると共に、各開孔部(6)にそれ
ぞれ対応する表示片(2)を嵌め込めば良い。この嵌め
込みにより、パネル本体(4)と表示片(2)とは面一
状態となる。そして斯る嵌め込み状態がらそれらの境界
(7)に接着剤(8)を注入することにより完了しうる
実施例 以下、この発明を壁面装飾用表示パネルに適用した一実
施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、(1)は塩化ビニル合成樹脂からなる
厚さ約1 mmの熱可塑性合成樹脂基板であり、(2)
は厚さ約2mmの塩化ビニル合成樹脂からなる透光性を
有する所定の文字に形成された表示片である。
そして、先ず上記表示片(2)を、第1図に示すように
、成形用金型(3)内の所定位置に所定配列状態となる
ように表裏反転せしめた状態で配置せしめた。
次いで、上記合成樹脂基板(1)をクランプで支持して
図示しないヒーターで熱成形温度に加熱し、然るのち、
第2図に示すように、常法に従って圧空成形操作を行な
った。
上記成形操作終了後、第3図に示すように、パネル本体
(4)を金型(3)から取り出すと共に、該パネル本体
(4)から表示片(2)を取り外し、上記パネル本体(
4)の成形凸部(5)を、NCルータ−(9)を用いて
表示片(2)の厚さt2に相当する部分を残して切削除
去することにより、表示片嵌込用の開孔部(6)を形成
した。
次いで、第4図に示すように、平坦な作業台(B)上に
パネル本体(4)をその表面側を上にして載置すると共
に、上記切削除去工程により形成された各開孔部(6)
にそれぞれ対応する表示片(2)を嵌め込み、かつこれ
らの境界(7)に接着剤(8)を注入することにより、
前記表示片(2)を開孔部(6)内に嵌め込み−10= 状態に接着固定した。
これにより得られた壁面装飾パネル(A)は、前記各表
示片(2)がパネル本体(4)に対し面一状に接着固定
されると共に、各表示片(2)は各開孔部(6)内に全
く隙間のない状態で固定されたものであった。
なお、この発明は、上記実施例において示したような壁
面装飾用表示パネルの製造方法に限定されるものではな
く、要するに嵌め込み式の表示部を有する樹脂パネルで
あれば他に例えば各種看板等に使用されるようなパネル
の製造にも適用され得るものである。
発明の効果 この発明は、上述に次第のとおり、所定の文字、図形等
に形成された1又は複数の表示片(2)を嵌め込むべき
パネル本体(4)の開孔部(6)を形成するに際し、そ
の表示片(2)を用いてパネル本体(4)に対応する成
形凸部(5)を形成し、然る後、その成形凸部(5)に
切断ないし切削加工を施すことにより表示片嵌込用の開
孔部(6)を形成せしめるものであるから、パネル本体
(4)に表示片(2)を嵌め込むべき開孔部(6)を穿
設するための面倒な下書き等を省略することができ、作
業の能率化を図ることができるばかりか、熟練を要する
ことなく表示片(2)に対応した誤差のない開孔部(6
)を形成することができる。次いで、その開孔部(6)
に表示片(2)を嵌め込み、かつそれらの境界(7)に
接着剤(8)を注入して接着固着するものであるから、
表示片(2)をその全周に亘って隙間なく開孔部(6)
内に嵌め込み状態に固定することができる。従って、特
に電照アンドン等の電照用パネルとして使用した場合、
その隙間から内部の光源が直接視認されるような不都合
を回避することができる。
また、得られるパネル(A)は表示片(2)が開孔部(
6)内に嵌め込み固定されるものであるから、これを電
照アンドン等の電照用パネルとして使用した場合でも、
裏板を接着固定したもののようにその輪郭が影となって
外観視されるという不都合もない。
特許請求の範囲第2項記載のように、成形凸部(5)の
切断ないし切削除去を前記表示片(2)の厚み分t2を
残して行なうようにすれば、パネル本体(4)をその表
面側を上にして平坦な作業台(B)上に載置すると共に
、開孔部(6)に表示片(2)を嵌め込むだけの操作に
より、別途保持具等を用いることなくパネル本体(4)
と表示片(2)とを面一状態に設定することができる。
従って、その後、その状態でパネル本体(4)の開孔部
(6)と表示片(2)との境界(7)に接着剤(8)を
注入するだけで、表面が面一状態となされた表示部付樹
脂パネル(A)を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施態様を示すもので、第1図は成形
、操作前の状態を示す縦断面図、第2図は成形状態を示
す縦断面図、第3図(A)は成形状態における表示片付
近の拡大縦断面図、第3図(B)は表示片の取り外し状
態を示す拡大縦断面図、第3図(C)は成形凸部の切削
除去工程を示す拡大縦断面図、第4図は接着剤の注入操
作を示す拡大縦断面図、第5図は製品の一部切欠き全体
斜視図である。 (1)・・・熱可塑性合成樹脂基板、(2)・・・表示
片、(2a)・・・外周縁、(3)・・・パネル成形用
金型、(4)・・パネル本体、(5)・・・成形凸部、
(5a)・・・周壁、(6)・・・開孔部、(7)・・
・境界、(8)・・・接着剤。 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パネル成形用金型(3)内に、所定の文字、図形
    等に形成された1又は複数の表示片(2)を表裏反転状
    態にして配設し、次いで熱成形温度に加熱された熱可塑
    性合成樹脂基板(1)を前記金型(3)上に配設し、か
    つ圧空成形することにより、前記表示片(2)に対応し
    た成形凸部(5)を有する所要形状のパネル本体(4)
    を成形し、然る後、上記成形凸部(5)に、少なくとも
    表示片(2)の外周縁(2a)が沿接する周壁(5a)
    を残す態様で切断ないし切削加工を施すことにより、表
    示片嵌込用の開孔部(6)を形成せしめ、次いで該開孔
    部(6)に前記表示片(2)を嵌め込むと共に、これら
    の境界(7)に接着剤(8)を注入することにより、前
    記表示片(2)を前記開孔部(6)内に嵌め込み状態に
    接着固定することを特徴とする表示部付樹脂パネルの製
    造方法。
  2. (2)成形凸部(5)の切断ないし切削除去を、前記表
    示片(2)の厚み分(t2)を残して行なうことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の表示部付樹脂パネル
    の製造方法。
JP2460888A 1988-02-03 1988-02-03 表示部付樹脂パネルの製造方法 Expired - Lifetime JPH062376B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281958A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Sakaiya:Kk 装飾固体片が埋め込まれた合成樹脂シートの製造方法および合成樹脂成形品の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010281958A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Sakaiya:Kk 装飾固体片が埋め込まれた合成樹脂シートの製造方法および合成樹脂成形品の製造方法

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