JP2017206139A - 加飾部品及びその製造方法 - Google Patents

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Tomohiro Chikaraishi
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Abstract

【課題】車両の内装材に新たな意匠を呈する。【解決手段】基材(29)と基材(29)の表面に積層された表皮材(31)とを備える加飾部品(7)において、表皮材(31)に、基材(29)に達する貫通孔(35)を形成し、基材(29)に、貫通孔(35)に連続した開口を有する凹部(37)を形成し、凹部(37)の内面が貫通孔(35)を介して外部から視認可能にする。【選択図】図3

Description

本発明は、車両の内装材として用いられる加飾部品及びその製造方法に関するものである。
車両の内装材には、合成樹脂等からなる基材の表面を表皮材で被覆してなる構造を有するものがある。このような内装材に意匠性を付与する手段としては、表皮材に縫製糸を縫い付けることによりステッチ(飾り縫い)を施すことが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−194932号公報
近年、車両の内装材においては、形状や加飾が多様化しており、上述したステッチでは表現できないような新たな意匠表現が求められている。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両の内装材に新たな意匠を呈することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、表皮材に貫通孔を形成し、基材にその貫通孔を介して内面が外部に露出する凹部を形成するようにした。
具体的には、本発明は、基材とこの基材の表面に積層された表皮材とを備える加飾部品及びその製造方法を対象とし、以下の解決手段を講じたものである。
すなわち、第1の発明は、加飾部品を対象とし、表皮材に、基材に達する貫通孔が形成された構成を有する。また、基材には、その貫通孔に連続した開口を有する凹部が形成されている。そして、第1の発明は、その凹部の内面が貫通孔を介して外部から視認可能であることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明の加飾部品において、基材に設けられた凹部の内面に切削跡が形成されていることを特徴とする。
第3の発明は、第1又は第2の発明の加飾部品において、基材が金属製であることを特徴とする。
第4の発明は、第1又は第2の発明の加飾部品において、基材が樹脂製であることを特徴とする。
第5の発明は、第4の発明の加飾部品において、基材が透明性を有する樹脂からなる構成を有する。そして、第6の発明は、基材のうち凹部に対応する部分に対し、表皮材とは反対側から光を照射する光源をさらに備えることを特徴とする。
第6の発明は、加飾部品の製造方法を対象とし、基材の表面に表皮材を積層した後に、回転式切削工具を用いて、表皮材に対し基材に達する貫通孔を形成すると共に、基材に対し貫通孔に連続した開口を有する凹部を形成することを特徴とする。
第7の発明は、第6の発明の加飾部品の製造方法において、表皮材を、基材の表面に貼り付けることによって積層することを特徴とする。
第8の発明は、第7の発明の加飾パネルの製造方法において、基材及び表皮材を、当該基材及び表皮材のうち一方の部材の表面に他方の部材を射出成形することによって積層することを特徴とする。
第1の発明によれば、表皮材に貫通孔を、基材に凹部を互いに連続させて形成し、凹部の内面が貫通孔を介して外部から視認されるようにしたので、加飾部品の表面には、表皮材に覆われた部分と、表皮材に覆われずに基材に設けられた凹部の内面を露出する部分とが存在し、これら両部分の表面性状の相違によりステッチ等を施すことでは得られない新たな意匠を表現することができる。
第2の発明によれば、基材に設けられた凹部の内面に切削跡を残すようにしたので、見る角度によって凹部の内面での光の反射度合が変化し、車両の内装材としては斬新な意匠を実現することができる。
第3の発明によれば、金属製の基材を採用するようにしたので、凹部の内面として金属面が表皮材の貫通孔を介して外部に露出する。それによって、加飾部品に金属ならではの重厚感のある意匠性を付与することができる。
第4の発明によれば、樹脂製の基材を採用するようにしたので、金属製の基材を採用する場合に比べて、基材の形状自由度を高めることができる。それによって、基材とは別に取付部材を組み合わせなくても加飾部品を取付け箇所の形状に応じた形態とすることができる。
第5の発明によれば、基材に透明性を持たせ、基材の凹部に対応する部分に対し背面側から光源で光を照射可能にしたので、光源から照射された光を、基材の凹部に対応する部分を透過させ、貫通孔を通じて外部に放出させることができる。これにより、加飾部品に光の装飾を施すことができ、その装飾性を高めて車室内に高級感を演出することが可能になる。また、こうした加飾部品の光源からの光による点灯は、各種機能に関する表示灯や警告灯としても利用可能である。
第6の発明によれば、第1及び第2の発明に係る加飾部品を比較的簡単に製造することができる。
すなわち、表皮材に貫通孔を、基材に凹部をそれぞれ形成しておき、その後に基材の表面に表皮材を積層する手順を採る場合には、表皮材に貫通孔を形成する作業と基材に凹部を形成する作業とを別個に行う必要があるし、基材に表皮材を積層するに際して基材側の貫通孔と表皮材側の凹部とを精度良く位置合わせする必要があるため、こうした手順では第1及び第2の発明に係る加飾部品を製造することが困難である。
これに対し、第6の発明では、先だって積層した表皮材及び基材の積層体に対し回転式切削工具を用いて貫通孔と凹部をまとめて形成するようにしたので、表皮材に貫通孔を形成する作業と基材に凹部を形成する作業とを別個に分けて行わずに済み、且つ基材に表皮材を積層するに当たって両部材に精度の高い位置合わせが要求されることもない。よって、第6の発明に従えば、当該加飾部品の製造を容易化することができる。
第7の発明によれば、基材に対し表皮材を貼付けによって積層するようにしたので、基材と表皮材とが異素材からなる場合であっても、それら両部材を容易に積層することができ、少量多品種の製造に好適である。
第8の発明によれば、基材と表皮材との積層を、基材及び表皮材のうち一方の部材に他方の部材を直接成形することによって済ませるようにしたので、基材及び表皮材をそれぞれ成形した後にそれら両部材を積層する作業を行う場合に比べて、加飾部品の製造のための作業効率を良くすることができる。
実施形態1に係る加飾部品が取り付けられた自動車のインストルメントパネルの略左側半分を示す正面図である。 図1のII−II線における加飾部品及びその取付け箇所の断面図である。 実施形態1に係る加飾部品を構成する加飾パネルの斜視図である。 図3のIV−IV線における加飾パネルの断面図である。 加飾パネルに対する穿孔作業の様子を示す図4相当箇所の断面図である。 実施形態2に係る加飾部品の図2相当図である。 実施形態2に係る加飾部品の成形方法を示す工程図である。 実施形態3に係る加飾部品の図2相当図である。 図8のIXで囲んだ部分の拡大図である。 変形例に係る加飾パネルの部分斜視図である。 変形例に係る加飾部品の成形方法を示す工程図である。
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、説明の便宜上、車両前後方向における前側を「前」、後側を「後」と称し、車両前方を向いて車幅方向における左側を「左」、右側を「右」と称し、車高方向における上側を「上」、下側を「下」と称する。
《発明の実施形態1》
図1に、自動車用のインストルメントパネル1の略左側半分の正面図を示す。また、図2に、図1のII−II線における加飾部品7及びその取付け箇所の断面図を示す。本実施形態のインストルメントパネル1は、右ハンドル車用のパネルであって、その左側部分が助手席の前方に対応する。このインストルメントパネル1の左側部分のうち下側位置には、図1に示すように、グローブボックス3が開閉可能に装着されている。
インストルメントパネル1のグローブボックス3上方には、図1及び図2に示すように、車幅方向において帯状に延びる横長の凹部からなる部品装着部5が形成されている。この部品装着部5には、自動車の内装材の一部として加飾部品7が装着されている。加飾部品7は、そのインテリア部位を構成する加飾パネル9と、この加飾パネル9を保持する取付部材11とを備える。取付部材11は、射出成形などで成形される樹脂成形品であって、部品装着部5に取付け可能な構成を有する。
具体的には、取付部材11のうち車内側に臨む表面には、後方に突出した側壁13が上端縁と下端縁に上下一対に設けられている。そして、取付部材11は、これら一対の側壁13の間に、加飾パネル9が嵌め込まれる保持凹部15を有している。また、取付部材11のうち前方に臨む裏面には、複数個の係合爪17が、図示しないが長手方向に所定の間隔をあけて配列し、台形状の台座部19を介して一体に形成されている。
係合爪17には、片面に爪部21aを有する舌片21が、コ字状のスリット23に囲まれて比較的撓み易い状態とされている。一方、部品装着部5の底面部分25のうち係合爪17に対応する部分には、係合孔27がそれぞれ貫通させて形成されている。取付部材11は、各係合爪17を対応する係合孔27に舌片21を撓ませながら挿入してその係合孔27周縁に係合させることにより、部品装着部5に取り付けられている。
図3に、加飾パネル9の斜視図を示す。また、図4に、図3のIV−IV線における加飾パネル9の断面図を示す。加飾パネル9は、図3に示すように、意匠面として車内側(助手席側)の臨む横長矩形の表面を有する板状部材であって、図4に示すように、金属製の基材29と、その基材29の表面に積層された合成樹脂製の表皮材31とを備える。
基材29は、例えばアルミニウムからなる金属板である。他方、表皮材31は、スラッシュ成形などによって成形される樹脂成形品であって、例えば、サーモプラスチックウレタン(TPU:Thermoplastic Polyurethane)やポリ塩化ビニル(PVC:Polyvinyl Chloride)などの樹脂材料からなり、折り曲げ可能な可撓性を有する。
表皮材31は、図示しない接着剤や両面テープなどの接着材によって基材29の表面に貼り付けられている。表皮材31の外周縁部は、基材29の外周側面を覆い、且つ基材29の裏面側に折り返して上記接着材で留められている。この表皮材31の車内に露出する表面には、図示しないが本革調のシボ模様が形成されている。加飾パネル9では、当該表皮材31側の面が意匠面を構成している。
そして、加飾パネル9の意匠面には、複数の装飾孔33が形成されている。これら複数の装飾孔33は、例えば、加飾パネル9の上下両縁部に沿ってその長手方向に配列している。装飾孔33は、加飾パネル9を貫通しない円形の孔(窪み)であって、図4に示すように、基材29及び表皮材31の両部材に連続して形成されている。
すなわち、表皮材31には、基材29に達する貫通孔35が形成されている。基材29には、その貫通孔35に連続した開口を有する凹部37が形成されている。そして、これら貫通孔35及び凹部37が装飾孔33を構成している。この装飾孔33の凹部37の内面は、底面39と、この底面39の外周縁から表皮材31側に立ち上がる周側面41とを有している。凹部37の底面39は、中心に向かって先細った略円錐形の内部空間を有する形状に形成されている。
装飾孔33は、後述するが、穿孔用ドリルなどの回転式切削工具101を用いて形成されている。このため、凹部37の内面には、切削跡43(微細な凹凸)が、装飾孔33を穿孔したときに形成されており、そのまま残されている。この切削跡43は、凹部37の底面39ではその底面の真ん中を中心とした種々の径を有する多数の円形状の傷跡であり、凹部37の周側面41ではその周方向に沿って延びる多数の円形状の傷跡である。
加飾パネル9は、こうした凹部37が形成された意匠面を車内側に臨ませた姿勢で取付部材11の保持凹部15に嵌め入れられ、図示しない接着剤や両面テープなどの接着材により当該保持凹部15に取り付けられている。そして、凹部37の上述した切削跡43を有する内面は、表皮材31のシボ模様が付与された表面と共に、表皮材31の貫通孔35を介して外部から視認可能となっている。
上記構成の加飾部品7は、加飾パネル9を作製し、予め準備しておいた取付部材11の保持凹部15に対し、その加飾パネル9を嵌め入れて接着材で取り付けることにより製造される。以下に、加飾パネル9を作製する方法について、図5を参照しながら説明する。図5は、加飾パネル9に穿孔作業を行っている様子を示す工程図である。
加飾パネル9を作製するには、まず、基材29及び表皮材31のうちいずれか一方の部材の接合面に接着材を設ける。そして、基材29の表面に対し、その接着材を介して表皮材31を貼り付けることにより、それら両部材29,31を積層する。
次いで、基材29及び表皮材31の積層体に対し、図5に示すように、表皮材31側の表面から穿孔用ドリルなどの回転式切削工具101を用いて穿孔作業を行う。この穿孔作業では、表皮材31に対し基材29に達する貫通孔35を形成すると共に、基材29に対し貫通孔35に連続した開口を有する凹部37を形成する。こうした穿孔作業を繰り返し行うことにより、それら貫通孔35及び凹部37からなる装飾孔33を複数形成する。
しかる後、必要に応じて、基材29の凹部37の内面に腐食防止用の透明な被膜をコーティングするなどの金属腐食防止のための処理を施す。以上のようにして、加飾パネル9を作製することができる。
−実施形態1の効果−
この実施形態1に係る加飾部品7によると、加飾パネル9の意匠面に、表皮材31に覆われた本革調の表面部分と、表皮材31に覆われずに基材29に設けられた凹部37の内面を露出する金属の表面部分とが存在するので、これら両部分の表面性状の相違によりステッチ等を施すことでは得られない新たな意匠を表現することができる。特に、この加飾パネル9では、凹部37の内面が金属面であるので、金属ならではの重厚感のある意匠性を加飾部品7に付与することができる。しかも、凹部37の内面には切削跡43が残っているので、見る角度によって凹部37の内面での光の反射度合が変化し、自動車の内装材としては斬新な意匠を実現することができる。
また、この実施形態1に係る加飾部品7の製造方法によると、基材29に対し表皮材31を貼付けによって積層するようにしたので、基材29と表皮材31とが金属製と樹脂製とで互いに異素材であっても、それら両部材29,31を容易に積層することができ、少量多品種の製造に好適である。
また、この実施形態1に係る加飾部品7の製造方法によると、先だって積層した表皮材31及び基材29に対し回転式切削工具101を用いて装飾孔33をまとめて形成するので、表皮材31に貫通孔35を形成する作業と基材29に凹部37を形成する作業とを別個に分けて行わずに済み、且つ基材29に表皮材31を積層するに当たってそれら両部材29,31に精度の高い位置合わせが要求されることもない。したがって、加飾部品7を比較的簡単に製造することができる。
《発明の実施形態2》
この実施形態2に係る加飾部品7は、加飾パネル9と取付部材11とが一体化された構成を有する点で、上記実施形態1と異なる。なお、以降の各実施形態では、加飾部品7のうち上記実施形態1と異なる構成についてのみ説明し、同一の構成箇所は図1〜図5に基づく上記実施形態1の説明に譲ることにして、その詳細な説明を省略する。図6に、この実施形態2に係る加飾部品7の図2相当図を示す。
本実施形態の加飾部品7は、図6に示すように、上記実施形態1での取付部材11の構造を有する樹脂製の基材29と、この基材29の表面に積層された樹脂製の表皮材31とを備える。基材29は、ポリブチレンテレフタレート(PBT:Polybutylene terephthalate)やポリエチレンテレフタレート(PET:Polyethylene terephthalate)などの遮光性を有する不透光樹脂からなる。
この基材29は、上記実施形態1での加飾パネル9及びそれを保持する保持凹部15に相当する加飾パネル部45を備える。そして、基材29は、この加飾パネル部45の裏面に、複数個の係合爪17が台座部19を介して一体に設けられた構造を有する。
加飾パネル部45は、部品装着部5に対応して車幅方向に帯状に延びる横長矩形状の第1板部47と、この第1板部47の上下の長辺側の両端縁から裏面側に第1板部47の板面と略直角をなす方向に突出した第2板部49とで構成されている。表皮材31は、この加飾パネル9の表面に一体に形成されており、第1板部47の車内側に臨む面と第2板部49の外側面とを覆ってその突出端面にまで積層されている。
加飾部品7の意匠面は、加飾パネル部45の第1板部47に対応する部分によって構成されており、上記実施形態1と同様な構成及び配置の複数の装飾孔33を有している。すなわち、装飾孔33は、加飾パネル部45を貫通しない円形の孔(窪み)であって、表皮材31及び加飾パネル部45に連続して形成され、表皮材31に形成された貫通孔35と、加飾パネル部45に形成された凹部37からなる。そして、凹部37の内面には、図示しないが上記実施形態1と同様な切削跡43が形成されている。
上記構成の加飾部品7を製造する方法について、以下に、図7を参照しながら説明する。図7は、表皮材31を成形するときの様子を示す工程図である。加飾部品7を製造するには、まず、基材29を射出成形によって成形する。次いで、その基材29の表面に表皮材31を直接成形する。本実施形態では、基材29と表皮材31とを別々の成形機で成形する。
表皮材31を成形するには、図7に示すように、まず、当該表皮材31を成形する成形機201の第1型(可動型)203に予め準備した基材29をセットし、その第1型203を当該成形機201の第2型(固定型)205に対して型締めする。それにより、基材29と第2型205の成形面との間にキャビティ207を形成する。続いて、表皮材成形用の溶融樹脂を、図示しない射出機のノズルから射出することによりスプルー及びランナーからなる流入通路209を経てゲート211からキャビティ207に充填して、基材29の表面に表皮材31を成形する。そして、第1型203を後退させて成形機201を型開きし、基材29及び表皮材31の積層体を取り出す。
しかる後、その積層体に対し、上記実施形態1と同様に回転式切削工具101を用いて装飾孔33を複数形成する。以上のようにして、加飾部品7を製造することができる。
−実施形態2の効果−
この実施形態2に係る加飾部品7によっても、表皮材31に覆われた本革調の表面部分と、表皮材31に覆われずに基材29に設けられた凹部37の内面を露出する切削跡のある表面部分とが存在するので、これら両部分の表面性状の相違によりステッチ等を施すことでは得られない新たな意匠を表現することができる。
また、この実施形態2に係る加飾部品7の製造方法によると、上記実施形態1と同じ理由で加飾部品7を比較的簡単に製造することができる。しかも、基材29と表皮材31とを基材29の表面に対する表皮材31の直接成形によって積層するので、加飾部品7の製造のための作業効率を良くすることができる。
《発明の実施形態3》
この実施形態3に係る加飾部品7は、上記実施形態2と同様に加飾パネル9と取付部材11とが一体化された構成を備え、さらにイルミネーション機能を有する点で、上記実施形態1と異なる。図8に、この実施形態3に係る加飾部品7の図2相当図を示す。また、図9に、図8のIXで囲んだ部分の拡大図を示す。
本実施形態の加飾部品7は、図8に示すように、上記実施形態2と同様な形態の基材29と、基材29の表面に積層された上記実施形態1と同様な構成の樹脂製の表皮材31とを備える。基材29は、ポリカーボネート(PC:Polycarbonate)やポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA:Polymethyl methacrylate)などの透明性を有する透光樹脂からなる。また、加飾部品7のうち加飾パネル部45の第1板部47に対応する部分によって構成された意匠面には、上記実施形態1と同様な構成及び配置の複数の装飾孔33が形成されている。
そして、加飾部品7は、加飾パネル部45の裏面側で凹部37に対応する箇所に配置された光源としてのLED(Light emitting diode)51をさらに備える。LED51は、凹部37毎に設けられており、基材29に対し、図示しないビス留めや接着剤によって取り付けられたブラケット53に固定されている。そして、LED51は、加飾パネル部45の凹部37に対応する部分に対し、表皮材31とは反対側(裏面側)から光を照射する。
このLED51は、図示しないが、自動車に搭載された制御パネルに配線で接続されており、手動による操作や制御パネルによる自動制御で点灯されるようになっている。LED51が点灯されると、当該LED51から出射された光Lは、図9に示すように、加飾パネル部45の凹部37に対応する部分を透過して、凹部37の底面39に形成された切削跡43(図9では不図示、図4参照)によって散乱し、表皮材31の貫通孔35を通じて外部に放出される。それによって、加飾パネル部45に光の装飾を施すことができる。
上記構成の加飾部品7は、例えば、上記実施形態2の加飾部品7と同様な方法によって製造することができる。
この実施形態3に係る加飾部品7によると、LED51から照射された光を、加飾パネル部45の凹部37に対応する部分を透過させ、表皮材31の貫通孔35を通じて外部に放出させることにより、光の装飾を施すことができる。これにより、加飾部品7による装飾性を高めて車室内に高級感を演出することが可能になる。
以上のように、ここに開示する技術の例示として、好ましい実施形態について説明した。しかし、ここに開示する技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施形態1〜3で説明した各構成要素を組み合わせて新たな実施の形態とすることも可能である。また、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須でない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることを以て、直ちにそれらの必須でない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
例えば、上記実施形態1〜3について、以下のような構成としてもよい。
図10に、変形例に係る加飾パネル9の部分斜視図を示す。上記実施形態1では、装飾孔33が円形であるとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、装飾孔33は、図10に示すような長孔であってもよい。図11には線分形状の長孔を示したが、当該長孔は、文字や図形を形成していてもよい。こうした装飾孔33は、エンドミルなどの回転式切削工具を用いて形成される。さらに、装飾孔33は、その他の形状に形成されていてもよい。これらのことは、上記実施形態2及び3においても同じである。
また、上記実施形態2及び3では、基材29と表皮材31とを別々の成形機で成形するとしたが、本発明はこれに限らず、基材29と表皮材31とを2色成形によって1つの成形機で成形するようにしてもよい。
加飾部品7を2色成形によって製造する方法について、以下に、図11を参照しながら説明する。図11は、変形例に係る加飾部品7の成形方法を示す工程図である。ここでは、加飾部品7の基材29が単純な板形状である場合を例示する。2色成形による加飾部品7の製造には、例えば、反転型303と可動型305と固定型307とを備えた、図11に示す2色成形機301を用いる。
2色成形機301では、図11に示すように、反転型303と可動型305とを型締めして第1キャビティ309を形成すると共に、反転型303と固定型307とを型締めした状態で成形工程を開始する。この状態で、まず、基材成形用の溶融樹脂を、射出機のノズル311から射出することにより、スプルー及びランナーからなる流入通路313を経てゲート315から第1キャビティ309に充填して、基材29を成形する。
続いて、可動型305及び反転型303を、図11で左側に向かってスライドさせて2色成形機301を型開きし、反転型303に基材29を残した状態とする。次に、反転型303を回転軸317周りに図示しない駆動装置により180度回転させ、基材29(図11に二点鎖線で示す)を固定型307の成形面に対応させる。さらに、反転型303及び可動型305を図11で右側に向かってスライドさせ、反転型207と固定型307とを型閉めして、基材29と第2コア型307の成形面との間に第2キャビティ319を形成する。
そして、表皮材成形用の溶融樹脂を、射出機のノズル321から射出することにより、スプルー及びランナーからなる流入通路323を経てゲート325から第2キャビティ319に充填して、基材29の表面に表皮材31を成形する。その後、反転型303及び可動型305を図11で左側に向かってスライドさせて2色成形機301を型開きし、基材29及び表皮材31の積層体を取り出す。
こうした成形工程を繰り返すことにより、反転型303の両側にある成形面で基材29及び表皮材31の成形を連続して行える。そして、成形した積層体に対し、上記実施形態1と同様な方法により、装飾孔33を複数形成すれば、加飾部品7を製造することができる。
上述した2色成形を用いる製造方法によると、加飾部品7を比較的簡単に製造することができ、且つそのための作業効率もよりいっそう良くすることができる。
なお、ここで説明した2色成形を用いる製造方法では、基材29を成形してからその基材29の表面に表皮材31を成形するとしたが、その逆の順で2色成形を行ってもよい。すなわち、先に表皮材31を成形し、その後に表皮材31の裏面に基材29を成形するようにしてもよい。このことは、上記実施形態2での加飾部品7の製造方法のように基材29と表皮材31とを別々の成形機で成形する場合においても同じである。
また、上記実施形態1では、表皮材31を基材29の表面に貼り付けることにより積層するとしたが、本発明はこれに限らない。表皮材31は、上記実施形態2と同様に成形機を用いて基材29の表面に直接成形するようにしてもよい。
また、上記実施形態1では、表皮材31が合成樹脂製であるとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、表皮材31は、皮革製(本革製)であってもよいし、布製であっても構わない。
また、上記実施形態1では、装飾孔33が回転式切削工具101によって形成されるとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、装飾孔33は、レーザー照射などの手段によって形成されていてもよい。要は、装飾孔33を形成する手段として、表皮材31に基材29に達する貫通孔35を形成し、基材29にその貫通孔35に連続した開口を有する凹部37を形成できるものであれば、如何なる手段をも採用し得る。
また、上記実施形態1では、加飾部品7が加飾パネル9とそれを取り付けるための取付部材11とを備えるとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、加飾部品7は、加飾パネル9そのものであって、インストルメントパネル1に対し、同パネル1に形成された係止爪や接着材を用いて直接取り付けられていてもよい。
また、上記実施形態2では、基材29の表面に表皮材31を射出成形することにより一体に積層するとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、表皮材31は、上記実施形態1と同様に、基材29の表面に接着材を用いて貼り付けることにより積層されていてもよい。また、予め成形した表皮材31の表面に成形機201を用いて基材29を成形するようにしてもよい。
また、上記実施形態3では、加飾部品7にLED51の光によって装飾を施す形態を例に挙げたが、本発明はこれに限らない。例えば、加飾部品7のLED51からの光による点灯は、各種機能に関する表示灯や警告灯として利用するようにしてもよい。
また、上記実施形態3では、LED51を採用する形態を説明したが、これに限らない。LED51は、光源の一例に過ぎず、光源は、加飾パネル部45の凹部37に対応する部分から貫通孔35を通じて外部に光を放射し、加飾部品7にイルミネーション機能又は表示灯や警告灯としての機能を持たせることが可能なものであれば、小型の蛍光灯や電球などであっても構わない。
また、上記実施形態1〜3では、加飾部品7が自動車のインストルメントパネル1に適用された場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らない。加飾部品7は、ドアトリムのスイッチ取付部のパネル類など、その他の車両用の内装材としても勿論適用することが可能である。
以上説明したように、本発明は、車両の内装材として用いられる加飾部品及びその製造方法について有用である。
1…インストルメントパネル、3…グローブボックス、5…部品装着部、
7…加飾部品、9…加飾パネル、11…取付部材、13…側壁、15…保持凹部、
17…係合爪、19…台座部、21…舌片、23…スリット、25…底面部分、
27…係合孔、29…基材、31…表皮材、33…装飾孔、35…貫通孔、
37…凹部、39…底面、41…周側面、43…切削跡、45…加飾パネル部、
47…第1板部、49…第2板部、51…LED(光源)、101…回転式切削工具、
201…成形機、203…第1型、205…第2型、207…キャビティ、
301…2色成形機、303…反転型、305…可動型、
307…固定型、309…第1キャビティ、311…ノズル、313…流入通路、
315…ゲート、317…キャビティ回転軸、319…第2キャビティ、
321…ノズル、323…流入通路、325…ゲート

Claims (8)

  1. 基材(29)と該基材(29)の表面に積層された表皮材(31)とを備える加飾部品であって、
    前記表皮材(31)には、前記基材(29)に達する貫通孔(35)が形成され、
    前記基材(29)には、前記貫通孔(35)に連続した開口を有する凹部(37)が形成され、
    前記凹部(37)の内面が前記貫通孔(35)を介して外部から視認可能である
    ことを特徴とする加飾部品。
  2. 請求項1に記載された加飾部品において、
    前記凹部(37)の内面には、切削跡(43)が形成されている
    ことを特徴とする加飾部品。
  3. 請求項1又は2に記載された加飾部品において、
    前記基材(29)は、金属製である
    ことを特徴とする加飾部品。
  4. 請求項1又は2に記載された加飾部品において、
    前記基材(29)は、樹脂製である
    ことを特徴とする加飾部品。
  5. 請求項4に記載された加飾部品において、
    前記基材(29)は、透明性を有する樹脂からなり、
    前記基材(29)の前記凹部(37)に対応する部分に対し、前記表皮材(31)とは反対側から光を照射する光源(51)をさらに備える
    ことを特徴とする加飾部品。
  6. 基材(29)と該基材(29)の表面に積層された表皮材(31)とを備える加飾部品(7)を製造する方法であって、
    前記基材(29)の表面に前記表皮材(31)を積層した後に、回転式切削工具(101)を用いて、前記表皮材(31)に対し前記基材(29)に達する貫通孔(35)を形成すると共に、前記基材(29)に対し前記貫通孔(35)に連続した開口を有する凹部(37)を形成する
    ことを特徴とする加飾部品の製造方法。
  7. 請求項6に記載された加飾部品の製造方法において、
    前記表皮材(31)を、前記基材(29)の表面に貼り付けることによって積層する
    ことを特徴とする加飾部品の製造方法。
  8. 請求項6に記載された加飾部品の製造方法において、
    前記基材(29)及び表皮材(31)を、当該基材(29)及び表皮材(31)のうち一方の部材の表面に他方の部材を射出成形することによって積層する
    ことを特徴とする加飾部品の製造方法。
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