JPH01198206A

JPH01198206A - ガス絶縁開閉装置

Info

Publication number: JPH01198206A
Application number: JP63019590A
Authority: JP
Inventors: Hiroyuki Iwashita; 岩下　浩幸; Hiroyuki Miyake; 弘幸三宅
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-02-01
Filing date: 1988-02-01
Publication date: 1989-08-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、特に気中絶縁の送電線が２回線以上に設置さ
れる場合の機器の配置に改良を施したガス絶縁開閉装置
に関するものである。

（従来の技術）大都市周辺とか臨接地区に設置される変電所あるいは開
閉所においては、用地の入手難や塩害対策等の理由で、
変電所とか開閉所を構成する電気機器をＳＦ６ガス等の
絶縁性及び消弧性に非常に優れた絶縁媒体で密封したガ
ス絶縁開閉装置が使用されている。そして、この種のガ
ス絶縁開閉装置は、遮断器あるいは断路器やその他の所
要機器と立体的に配置し、各機器の相互間の間隔を狭め
、敷地面積の大幅な縮小化を図るようにしている。

このような従来のガス絶縁開閉装置の単線結線図を第５
図に示した。すなわち、気中絶縁の送電線回線Ａ、Ｂに
おいて、水平配置された遮断器１１ａ　、　１１ｂが主
母線側断路器１ａ、１ａ’及び１ｂ。

１ｂ′を介して母線区分回線Ｃの２回線の主母線２ａ、
２ｂに対して同じ側に並置されて接続され、また遮断器
１１ａ　、　ｌｌｂの主母線配置側と反対側は、線路用
断路器３ａ、３ｂ及び接続母線１３ａ　、　１３ｂを介
して気中絶縁ブッシング１２ａ　、　１２ｂに接続され
ている。

ところで、上記の様に構成されたガス絶縁開閉装置にお
いては、送電線の負荷ｉｉＩ整するために外部引出しの
気中絶縁ブッシング１２ａ　、　１２ｂの配置は第５図
に示した様に、送電線回線Ａの気中絶縁ブッシング１２
ａが送電線回線Ｂ側に配置され、一方、送電線回線Ｂの
気中絶縁ブッシング１２ｂが送電線回線Ａ側に配置され
ている。そのため遮断器１１ａ　、　１１ｂと気中絶縁
ブッシング１２ａ　、　１２ｂを接続する接続母線１３
ａ　、　１３ｂを交差して配設しなければならなかった
。

すなわち、第５図に示す送電線回線Ｂに接続される接続
母線１３ｔ）は地上に配設され、一方送電線回線Ａに接
続される接続回線１３ａは地下に配設され、前記送電線
回線Ｂより引き出された接続母線１３ｂの下側を通り、
それぞれ気中絶縁ブッシング１２ａ　、　１２ｂに接続
されることになる。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、このように構成された従来のガス絶縁開
閉装置においては、一方の遮断器に接続される接続母線
を地下に配設する場合には、母線埋め込み用ピットをガ
ス絶縁開閉装置の基礎部に埋め込む必要があった。

しかし、５５０ＫＶ級の母線の場合、母線埋め込み用ピ
ットの中が２ｍ、高さ１．５ｍ程度必要となり、また、
その長さも非常に長いものとなり、ガス絶縁開閉装置を
設置する場合の基礎施行が複雑なものとなっていた。ま
た、接続母線を地下に配設しなければならないので、母
線構成が非常に複雑化し、母線の保守点検作業も困難な
ものとなっていた。

上記のように、従来のガス絶縁開閉装置においては気中
絶縁の送電線回線が母線を区分回線に対して２回線以上
近置ざる場合に、それぞれの送電線回線に配設される遮
断器と気中絶縁ブッシングとの間に配設される接続母線
の少なくとも一つを、地下に配設しなければならず、ガ
ス絶縁開閉装置の基礎施工が複雑なものとなっていた。

また母線構成が非常に複雑化し、母線の保守点検作業′
も困難なものとなっていた。

そこで、本発明の目的は、気中絶縁の送電回線が２回線
以上並置される場合において、基礎施工及び母線構成の
簡略化を可能としたガス絶縁開閉装置を提供することに
ある。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明のガス絶縁開閉装置は母線区分回線を挟んで気中
絶縁の送電線回線が２回線以上並設される場合に、それ
らの送電線回線各機器を主母線に対して同じ側に配置し
、一方の遮断器と気中絶縁ブッシングとを接続する接続
回線と他方の遮断器と気中絶縁ブッシングとを接続する
接続母線とを段差を有する基礎上で交差する様に構成し
たものである。

（作　用）本発明によれば、隣接する両送電線回線に配設される接
続母線が段差を有する基礎上において交差することによ
り、母線埋め込み用ピットを地下に配設する作業を不要
とすることができ、ガス絶縁開閉装置の基礎施工を簡略
化することができ、また、接続母線の保守点検作業も地
上で行なうことができる。

（実施例）以下、本発明を第１図ないし第４図に示す実施例に基づ
いて具体的に説明する。なお第１図ないし第４図におい
て、第５図を同一符号は同一部分゛を示すものであるか
らその説明を省略する。

第１図において、送電線回線Ａと送電回線Ｂとが母線区
分回線Ｃの両側に配置されたガス絶縁開閉装置において
、ガス絶縁開閉装置の基礎は、母線区分回線Ｃ上にある
基礎分割位置Ｘ−Ｘ−Ｘでも切離されている。

送電線回線へと送電線回線Ｂに配設される遮断器１１ａ
　、　ｌｌｂは、第３図および第４図のように水平に配
置され、主母線２ａ、２ｂに接続される口出し部２２ａ
　、　２２ｂは遮断器１１ａ　、　ｌｌｂの一端に第３
図および第４図に示すように上向きに形成され、一方、
気中絶縁ブッシング１２ａ　、　１２ｂに接続される口
出し部２３ａ　、　２３ｂは、遮断器１１ａ　、　１１
ｂの他端に遮断器の軸方向に形成されている。

また、前記遮断器１１ａ　、　１１ｂに設けられた口出
し部２３ａ　、　２３ｂには線路側断路器３ａ、３ｂが
接続され、さらに交差して配置された接続母線１３ａ。

１３ｂを介して気中絶縁ブッシング１２ａ　、　１２ｂ
に接続される。

ガス絶縁開閉装置の基礎は、第２図に示すように、気中
絶縁ブッシング１２ａ　、　１２ｂに接続される接続母
線１３ａ　、　１３ｂが交差できるように母線区分回線
Ｃ上にある基礎分割位置Ｘ−Ｘ−Ｘで送電線回線Ａを配
置する基ＷＥｄと送電線回線Ｂを配置する基礎Ｅｂが段
差になるように打設されている。

また気中ブッシング１２ａ　、　１２ｂは第３図および
第４図に示すようにいずれも基礎レベルの低い同一基礎
Ｅｂへ設置される。

このような構成を有する本発明のガス絶縁開閉装置にお
いては、送電線回線Ａの機器が配設される基ＩＥａと送
電線回線Ｂの機器が配設される基礎Ｅａが、接続母線１
３ａと１３ｂが交差できるように段差に構成されるので
、従来の様な母線埋め込みのためのピットが不要となり
、ガス絶縁装置配設様の基礎施工を著しく簡略化できる
。

また、各送電線回線に接続される接続ｆＲ線が地上に配
設されるので、母線構成も簡略化され、保守２点検作業
の効率も大幅に向上する。

［発明の効果］以上のように本発明によれば、主母線に対して隣接する
送電線回線に配設される遮断器などのは器を同じ側に配
置し、一方の遮断器などの機器と気中絶縁ブッシングと
を接続する接続母線と他方の遮断器などの機器と気中接
続ブッシングとを接続する接続母線とを地上で交差する
Ｊ：うに構成するという簡単な手段により、気中絶縁の
送電線回線が２回線以上並置される場合にａ′−３いて
も、基礎施工および母線構成の簡略化を可能とし、配線
の保守点検作業の効率化を可能とすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のガス絶縁開閉装置の一実施例を示す平
面図、第２図は第１図の基礎分割位置の状態を示す断面
図、第３図は第１図の送電線回線のＢ側の側面図、第４
図は第１図の送電線回線Ａ側の側面図、第５図は一般的
なガス絶縁開閉装置の中線結線図である。 ’ｌａ、１ｂ・・・主母線側断路器２ａ、２ｂ・・・主母線３ａ、３ｂ・・・線路側断路器１１ａ　、　１１ｂ　・ｌ断器１２ａ　、　１２ｂ・・・気中絶縁ブッシング１３ａ　
、　１３ｂ・・・接続母線２２ａ　、　２２ｂ・・・口出し部２３ａ　、　２３ｂ・・・口出し部（８７３３）代理人　弁理士　猪　股　祥　晃（ほか　
１名）第１図第２図５番第３図５番第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

母線区分回線を挟んで気中絶縁の送電線回線が２回線以
上並設される場合に、それらの送電線回線の各機器を主
母線に対して同じ側に配置し、一方の遮断器と気中絶縁
ブッシングとを接続する接続線と、他方の遮断器と気中
絶縁ブッシングとを接続する接続母線とを段差を有する
基礎上で交差するよう構成したことを特徴とするガス絶
縁開閉装置。