JPH01198181A - 水平偏向振幅調整回路 - Google Patents

水平偏向振幅調整回路

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JPH01198181A
JPH01198181A JP2254488A JP2254488A JPH01198181A JP H01198181 A JPH01198181 A JP H01198181A JP 2254488 A JP2254488 A JP 2254488A JP 2254488 A JP2254488 A JP 2254488A JP H01198181 A JPH01198181 A JP H01198181A
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Japan
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horizontal
horizontal deflection
pulse
winding
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JP2254488A
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Shigeru Kashiwagi
柏木 茂
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は受像管の水平偏向出力回路の改良に係り、特に
その水平偏向振幅調整回路に関するものである。
(従来の技術) 従来、受蜂管の水平偏向用ノJ回路は、主として第6図
の様な回路構成がなされていた。ここで、1は水平偏向
出力NPN トランジスタであって、図示されない前段
からの励振パルスPによりダンパーダイオード2と共動
してスイッチング動作を行う。また、3はg線共振コン
デンサ、4は水平偏向コイル、5は水平振幅調整コイル
、6は8字補正コンデンサである。7は水平出力トラン
スであり、7aはその一次巻線、7bは水平出力I・ラ
ンス7の二次巻線で、ここに接続されている8は整流ダ
イオード、′9は平滑コンデンサである。また、10は
電圧制御回路、11は可変抵抗器であり、Ebは回路の
直流電源(電圧)であるシ この様にすると、良く知られた原理により、水平偏向コ
イル4には水平偏向ノコギリ波電流Iyが流れ、この水
平偏向コイル4Iよここでは図示されない受像管の頚部
に装着されているから、これによって受t!IIiの電
子ビームが左右に偏向される。
また同時に、水平偏向出力I・ランラスタ1のコレクタ
には水平偏向周期で繰返すコレクタパルスVpが生じ、
これは水平出力トランス7で変圧されて二次パルスVp
2となり、更に、これが整流ダイオード8、平滑コンデ
ンサ9で整流平滑されて直流電圧E2を得る。
この直流電圧E2は、受像機の他の回路部分の為の電圧
として供給されるが、特に二次パルスVp2の波高値を
高くして直流電圧E2を受像管の陽極電圧として使用さ
れる事が多い。この場合、平滑コンデン99は受像管の
壁面に形成された導電膜間の容量を利用する事により省
略可能である。
また、10は可変抵抗に11でその状態を設定出来る電
圧ai制御回路であって、直流電源電圧Ebを実質上の
回路の直流電源電圧Eb’ に変換する。この場合、可
変抵抗器11でr[vl電源電圧[b’を変える事によ
り、水平偏向ノコギリ波電流1yのp−p(ピーク・ピ
ーク)値と出力直流電圧E2の値が同時に変化する。
また、水平偏向コイル4と水平振幅調整コイル5の人々
のインダクタンスをり、Laとすると、ここに流れる水
平偏向ノコギリ波電流IVのp−plic[は(L十L
a )に灰化V/4する。
従って、水平振幅調整コイル5を加減してインダクタン
スLaの値を変化させてやれば、水平偏向ノコギリ波電
流tyのp−p値も変化する事になり、これによって受
像管面上の画像表示部分(ラスター)の水平幅を調整す
る事が出来る。
(発明が解決しようとする課題) この第6図において、回路の電源電圧Eb’でコレクタ
パルスVpの波高値vpOを求めてみると、次式の様に
なる。
Vpo= (Eb ’  −Ts )/ (2rτてゴ
11−「σ)・・・(1) 但し、ここで、■3は水平偏向の走査11i間、Cは帰
線共振コンデンサ3のvIffl値である。
この(1)式から分る様に、水平振幅を変えようとして
、例えばインダクタンス1−aの値を増加させたとする
と、コレクタパルスVpの波高値vpOの値が小さくな
ってしまう。
この結果、水平出力l・ランス7の二次巻線7bに生じ
る二次パルス■p2も減少し、これを整流して得た直流
電圧E2も小さくなってしまう。どの直8!電圧E2は
、同じ受働機内の他の部分にも供給されているので、こ
れが低下すると性能に影響を及ぼす。
特に、前述した様に直流電圧[2・を高く設定して受像
管の陽極用の高圧とした場合、この電圧値の低下は、)
A−カス品位の劣化を10<だけでなく、偏向の能率を
上げてしまい、・Uつかく水平振幅cJ14!lI!コ
イル5により水平編向ノコギリ波電流IVを減らして水
平振幅を狭め様とする作用が弱められてしまう事になる
また、第6図に示ず様に、水平出力トランス7の二次巻
線7bから得たパルスVp3がそのまま受像機の他の部
分の回路に供給される事がある。
例えば、これも図示しないが外部からの基準同期信りと
水平偏向出力回路の波形とのタイミングを一致させる為
の水平AFC回路があって、ここにパルスVE)3を供
給して比較化!3どする事がよく行われる。
この様な!!含も水平振幅W4整によってパルスVp3
が変わると、同期信号と水平偏向出力回路波形(例えば
、水平偏向ノコギリ波電流IV)との位相関係がずれて
くるので、ラスターの大きざを変えようとすると画像が
横方向にずれて行ってしまう現象が生じていた。
従って、この様な不都合を避ける為、水平振幅調整コイ
ル5の可変範囲はそれ稈大きく設定する事は出来ず、水
平偏向ノコギリ波電流IVのp−pfIを約5%程度動
かすのが限界であった。
また、勿論、可変抵抗器11を初かして電圧制御回路1
Gの動作状態を変える事により直流電源電圧Eb’ を
変えられるが、この場合は、水平偏向ノコギリ波電流1
yと出力直流電圧E2が同時に変ってしまうので、画像
水平幅調整の目的には使用出来ない。
近年、この様な受像管を使用したt!liをコンピュー
タのデイスプレィ截置として用いる例が多くなっており
、この様な場合は画像の大きさの基準が相手のコンピュ
ータ機器によってまちまちであり、受像管の画像振幅調
整範囲は出来る限り多くとることが望ましかった。
(課題を解決するための手段) 本発明は以上の様な問題点を解決する為になされたもの
であって、水平偏向周期でrM■するスイッチング素子
と、該スイッチング素子と並列に接続された共娠コンデ
ンサと、同じく該スイッチング素子と並列に接続された
水平偏向コイルと可変インダクタンスとS字補正コンデ
ンリ”との直列回路と、また更に同しく該スイッチング
素子に並列に接続された直流電源と電圧υ制御回路と水
平出力トランスの一次巻線との直列回路とからなる受像
管の水平偏向出力回路において、前記可変インダクタン
スの両端に発生するパルス電圧を変圧するトランス等に
よる変圧手段を、この変圧手段によって変圧し°【1!
?られたパルス電圧が前記水平出力l・ランスの一次巻
線に直列にその″6線当りの電圧が加免される様な極性
で前記水平(llカドランスの一次巻線に直列に挿入す
ると」先に、前記水平用ツノトランスの巻線上に生じる
パルス電圧を整流して得た直流電圧を基準電圧と比較す
る演算増幅2を設け、該演算増幅器の出力で前配電IE
a、II御回路を制御するようにした事によって、水平
出力トランスの出力パルス電圧の変動なしに、大幅な水
平偏向振幅の変化が可能となり、従来の問題点を良好に
解決したものである。
(実 施 例) 第1図は本発明による水平偏向振幅調整回路の最も基本
的な一実施例を示したものであり、ここで、番号1から
10までの部分は先の第6図の同一番号部分と同じ働き
をするものとし、その説明は省略する。
本発明の第1図では、従来例の第6図に加えて新たに第
二のトランス12を加えたものである。この第二の1−
ランス12はその一次巻fJ 12aに水平振幅調整コ
イル5の両端に発生するパルス電圧■paが加えられ、
その二次巻線12bを直流電源(電圧)Eb’ と水平
出力l・ランス7の一次′6F!7aとの間に挿入した
ものである。そして、この詩、この第二のトランス12
の極性は一次pri線7aとの接続JjXにコレクタパ
ルス■pと逆極性のパルスが発生する様に定める。
また、水平出力トランス7上の二次巻線7Cから整流ダ
イオード13を経て平滑コンデンサ14が接続され、そ
の両端に直流電圧E3を発生する。この直流電圧E3は
、演算増幅S!S15の非反転入力端子に加えられて、
直流電源(電圧)Eより可変抵抗器1Gによって′4−
1られた後、演算増幅器15の反転入力端子に加えられ
る基準電圧[、Sと比較される。
この演Gi増幅器15の比較結果の出力は、次の電圧i
ll 1111il路10の制御端子pに加えられる。
なお、11は交流分′fQ道コンデンリである。
電圧111制御回路10は、ここでは!・ランラスタシ
リーズレギュレータを例にとって描いてあり、18は励
振I・ランラスタで、19.20はそのベース抵抗、2
1は主&lJ御トランジスタで、22.23はそのベー
ス抵抗、24は平滑コンデンサである。
この様にすると、もし、二次yJ線7CのパルスVp3
が増加し、直流電圧E3が塁*電圧ESより増加しよう
とすると、演惇増幅器15の出力電圧が急増し、紬振I
−ランラスタ18のコレクタ電流が増加、主Mtalト
ランジスタ21のベース電圧、ひいてはそのエミッタ電
圧、即ち直流電源電圧Eb’を低下、これSまパルスV
p3をも低下させる方向であり、結局、常にiI直流電
圧3が基tv=電圧ESに一致する形で安定化する。
ここで、コレクタパルスVpの波高値がVpoの時、水
平振幅調整コイル5の両端のパルス電圧の波高値Vpa
を求めると、これは、ぼりインダクタンスLとLaとで
分圧された値となる。
Vpa=(La/(L−ト L a))Vpo    
      ・  (2)従って、・bしインダクタン
スLaの値を増加させたとすると、水平振幅W4整コイ
ル5の両端のパルス電圧の波高値vpaはやはり増°加
の方向である。
この波高値(パルス電圧)Vpaは、第二のトランス1
2でn倍に変圧されて水平出力トランス7の一次谷線7
aの一端に加えられる。先に述べた様に、これはコレク
タパルスVpとは逆極性で反対側の巻−線端に加えられ
る訳であるから、結局、この−次巻線7a仝休に加わる
パルス電圧値Vl)1は次式の様に両方の絶対値の和に
なる。
Vp1= Vpo+ n Vpa          
 ・C5ところが、先に述べた様に、この0式の第一項
は水平振幅′JAffiコイル5のインダクタンス1−
aの値の増加と共に減少するが、第二項はインダクタン
スLaの値と共に増加の方向である。
従って、第二項の係数n1即ち第二のトランス12の巻
線比(変圧比)をある程度以上大さくしてやれば、イン
ダクタンスl−aの値の増加と共にパルス電圧gnVp
lの波高値が増加になるようにする事が可能である。
この条件を水平出力トランス7の一次巻線7aのインダ
クタンスL1の値が水平偏向コイル4のインダクタンス
Lの値に対して十分大きいものとして実際に数値具1算
を行なって求めてみると、nの値が0.57以上であれ
ば、インダクタンス1−aの値の増加と共に水平出力ト
ランス7上のパルス(電圧値) Vpl、 vpz、 
Vl)3?7が増加の傾向になる。
ところが、先に述べた様に、本発明の第1図ではこれ等
のパルスの電圧値が増加しようとしib直流rri源7
u圧Eb’が低下してパルス電圧を・°−一定化てしま
う。ここで改めて水平偏向コイル4に流れる水平偏向ノ
コギリ波電流IVの値はIy −(Eb ’  −Ts
 )/ (L+La )  −<10となり、これから
すぐ分る様に、インダクタンスLaの値の増加と共にr
l流電源電圧Eb′も低下すると、従来のインダクタン
スLaの値だけしか変らない回路に比べて、より一層効
果的に水平偏向ノコギリ波m流IVの値が減少する。し
かも、この場合、原理的に出力パルスVp3は一定にな
るので、このパルスVp3を他の回路、例えば前述した
様に水平AFC回路等に導いても、水平振幅調整ににる
影ヤタがない。
また更に、パルスVp3が一定であると言う事は、この
水平出力トランス7で得られる他のパルス、例えば二次
パルスVp2も一定になり、これを整流した直流電圧E
2も一定化される。
従って、この直流電圧E2をIa器内の受a管の陽極高
圧として使用しても水平振幅W4!l!Iによる廃止変
動がないのでtE都合である。
ここでは水平用ノ] I−ランス7の一次巻線7aのイ
ンダクタンスし1の値が水平偏向コイル4のインダクタ
ンスLの値よりも十分大ぎいものと仮定したが、実際に
はこれが構造上国費1な場合も多く、特に水平出力トラ
ンス7をフライバックトランスとして直流電圧E2を受
@管の陽極高圧用に高くとった場合は、その−次巻線7
aのインダクタンスL1の値はどうしても小さくなりが
ちである。
しかし、これがあまり小さいと回路の取扱う無効ミノJ
をいたずらに増すだ・ノなので、水平偏向コイル4のイ
ンダクタンスLの値の少なくとも2倍以上、最悪で−b
同程度の値以上に設計する。
もし、Ll−51とした場合は、同様m剪でトランス1
2の巻線比nの限界値を求めると、n≧0.45となり
、Ll−21−でn≧0.36 、 Ll −Lでn≧
0.213となる。
ここで、Ll /Lとnの関係を第7図に承り。
この事から、第二のトランス120巻線比nをLl /
Lの値に応じて上記の限界値以上に設定すれば、水平振
幅調整コイル5を調整する事により効果的に水平振幅を
変える事が出来、しかも他の特性に影響する事がない。
第二のトランス12の巻線比nを前記の限界値よりどの
PiI度大きくするかは、水平振幅調整に対する寄与率
を水平振幅調整コイル5と主制御トランジスタ21とで
、どの程度の割合いにするかで決定づる。即ち、巻線比
nを限界値より大きくすればする程、水平振幅調整の際
の直流電源電圧Eb′の動きが大ぎくなる。
従って、電圧υ1u11回路10がこの第1図の様にト
ランジスタレギュレータ形式である場合は、この部分の
許容損失の限界まで直流電源電圧Eb’を動かす事が出
来る。
また、第2図は本発明の他の実施例を示したものであっ
て、ここでは第1図の様に新たに別のトランスを追加す
る事なしに本発明の目的を達成づ−る様にしたものであ
る。
即ち、この第2図では水平振幅調整コイルとして5′の
様に二組の巻線を備えたものを使用する。
これは、例えば第3図に示す様な構造をしたもので、5
a’ 、5b’の独立した二つの巻線が巻かれた円筒状
のコイルボビン25の内部に磁性体のコア26を抜き差
しJる様にしたものである。
この様にしてコア26を14整すると、−次巻線5 a
 Iのインダクタンス1−aの値が変化し、前述しlζ
様に水平偏向ノコギリ波aI流IVの振幅が変わると共
に、その両端(a−a’間)にパルス電圧vpaを発生
ずる。
そして、このパルス電圧Vpaは同一ボビン上に巻かれ
たもう一つの二次巻線5b’に変圧、反転されて、パル
ス電圧−nVpaとなって現れるので、これを前述の様
に水平出力I・ランス7′の一次側に導けば良い。する
と、やはり第1図と同様に一次巻線5a’のインダクタ
ンスlaの値の変化と共に、これによる水平偏向振幅の
変化を助勢する様な方向で直流電源電圧Hb’が動ぎ、
しかも、この問、水平出力トランス7′の二次巻lI2
7b′。
7 c /から得られるパルス電圧Vp2. V(13
や、これを整流して得た直流電圧E2.E3等が・一定
値を保っている。
この第2図の水平出力トランス7’llりの回路は若干
第1図と異なっている。ここで、27はブーストダイオ
ード、28はブーストコンデンサであって、もし、ここ
で二次巻線5b’が焦<、7a’ 。
7a#と二つに分れた一次巻線のbとb′の問を接続1
°れば、これは従来良く用いられるシリーズブースト回
路である。
この様な回路では、巻線7a’、7a“の巻数を夫々n
l、njとすると、良く知られた原理により、ブースト
コンデンサ28の両端には、EC−(n2 /n1 )
、Eb ’の直流電圧(ブースl−電圧)が発生1jる
。そして、この水平偏向出力回路の実質的な直流電源電
圧はl’:b’+l:cとなって働くので、比較的低い
直流電源電圧Eb’L、か用意出来ない時に便利な回路
である。
しかし、この様なシリーズブースト回路に本発明を適用
しようとした場合1.第1図の様にI・ランスのコール
ドエンドと直流電源(電圧’) Eb ’ との間に−
nypaのパルス電圧を押入する訳に鉢行かず、第2図
の様に7a’、7a“、二つの一次巻線の間、b−b’
問に加える事になる。
この様にしても、やはりnを前述の条件の様に定めれば
、振幅変化を助勢する様に直流電源電圧Eb’が動き、
二次巻線7b、7c等に得られる各電圧も一定化出来る
これは、勿論、第1図の様に第二のトランス12を用い
てこの様なシリーズブースI・回路に適用しでも良いし
、また第2図の様な二次巻線5b’のある水平振幅調整
コイル5′を使って、これを第1図の様に直流電源(電
圧)Eb’ と−次8線7aとの間に接続しても良く、
次項の第4!2Iも含めて(の組合わせは任意である。
更に、第4図は本発明の別の実施例であって、水平振幅
の調整が、第3図の様な機械的なW4整でなく電子的に
行なえる様にしたものである。
即ち、ここでは第゛5図に示す様な、E−E形もしくは
E−1形コア3Gを使用した可飽和リアクタ。
29によって、水平偏向ノコギリ波電流IVの値を変化
させるものである。
この第5図で、コアの両側脚にまたがって巻かれた巻線
29aは被1I1121巻線で、中央脚に巻かれたυJ
tll1巻線29bに流れる直流電流1dcの大小によ
ってそのインダクタンス値が変化する。
即ち、直流電流1dcの値が増加すると、水平偏向ノコ
ギリ波電流1yの向ぎによってコア側脚のいずれかが飽
和し、被制e11巻線29aのインダクタンス値が低下
する。
従って、第4図の様に、被制御巻線29aを水平偏向コ
イル4と直列に挿入し、υJtll′tj線29bに可
変線流9b源31を接続して直流電流1dcを変化させ
てやれば、水平偏向振幅の調整が可能になる。
この第4図、第5図で、巻線が298と29bだけで構
成すれば、これは良く知られた可飽和リアクタを応用し
た水平振幅調整回路である。
これを本発明に適応するには、第5図に示す様に、新た
にコア30の両側脚に三次@ @ 29cを、被111
1jil1巻線29aと方向を商えて巻込む必要がある
第4図において、例えば直流電流1dcの値を減らして
被1i+1611巻1929aのa−a’間のインダク
タンス値を増加させると、水平偏向ノコギリ波ffi流
Iyのp−p値が減少、同時にa−a’問に発生ずるパ
ルス電圧■paも増加する。すると、これが二次巻線2
9Cに変圧、反転されてパルス電圧−nVpaとなり、
水平出力トランス7の一次巻線7aに加えられる。
従って、前述した様に被制御巻線29aと三次巻線29
cとの巻線比nを設定すれば、やはり、被II、制御’
811229aのインダクタンスしaの値の変化による
水平偏向ノコギリ波電流1yの変化を助勢でる方向で直
流電源電圧Ell’ が変化するので、画像水平振幅の
大幅な変化が可能となり(しかも、水平出力トランス7
の二次巻tlA7b、7c等から取り出されるパルス電
圧や、それを整流して得られる直vLT1圧が一定にな
る。
この可飽和リアクタを使用した水平振幅調整法は、rj
流a、i filが出来るのが特長である。しかし、従
来は被制御yJね29aの巻数を増して可変範囲を広く
取ろうとすると、被I11制御巻線29a自身を流れる
水平偏向ノコギリ波電流1yによる磁気飽和作用の為、
水平偏向の直線性が振幅によって変化してしまう。従っ
て、実際には水平振幅調整としての十分な可変範囲が取
れず、はとんど実用にはならなかった。
ところが、本発明によれば、被制御巻tfA29aの巻
数、換言すれば、この部分のアンペアターンを直線性変
化が問題にならない程度に少なくすることが出来る。即
ち、この様に被制御巻I!;129aの巻数を小さくし
ても、巻線比nをある程度大きく取れば直流電源電圧E
b’の方の変化でもたせる事が出来、十分大きな水平振
幅の可変範囲をとる事が出来る訳である。
(発明の11JrA) ′ 以上詳しく述べた所から明らかな様に、本発明の水
平偏向振幅調整臼°路によれば、受像管の水平偏向出力
回路にJ3いて、水平出力トランスの二次側に生じるパ
ルス電圧の波高値を変える事なしに大幅に水平偏向電流
のp−p値を変える事が出来、効果的に画像の水平幅を
変えることが出来、特に画像振幅調整範囲が多いことが
望まれるコンピュータのデイスプレィ機器に適用して好
適であるといった特長を有する。
また更に、本発明では、上記の様な効果をもたらす為の
変圧手段の巻線比条件が明らかになり、これによって設
計が確実容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明による水平偏向振幅WAW1
回路の各実施例を示寸図、第3図は第2図に使用する部
品の構造図、第4図は本発明の他の実施例を示す回路図
、第5図は第4図に使用する部品の構造図、第6図は従
来の回路の例を示ず図、第7図はLl /Lとnの関係
を示す図である。 1・・・水平偏向出力NPN トランジスタ、2・・・
ダンパーダイオード、 3・・・帰線共振コンデンサ、4・・・水平偏向コイル
、5.5’−・・水平振幅調整コイル、 6・・・S字補正コンデンリ、 7.7′・・・水平出力l・ランス、 7a 、12a 、7a’ 、7a” 、5a’・・・
−次巻線、7b、7c 、12b、7b” 、7c’ 
、5b’−:次巻線、 8・・・整流ダイオード、 9、14.24・・・平滑コンデンサ、10・・・電圧
制御回路、11. IG・・・可変抵抗器、12・・・
第二のトランス(変圧手段)、13・・・整流ダイオー
ド、15・・・演算増幅器、17・・・交流分g遠コン
デン号、 18・・・励振NPN トランジスタ、19、20.2
2.23・・・ベース抵抗、21・・・主制御NPN、
トランジスラ、25・・・コイルボビン、20°°°コ
ア、27・・・ブースI−ダイオード、2B・・・ブー
ストコンデンサ、29・・・可飽和リアクタ、29a・
・・被制tIl谷線、29b・・・制御′6線、29c
・・・三次巻線、 30・・・E−E形もしくはE−1形コア、31・・・
可変直流電流源、 Eb、Eb’、E・・・直流電源(電圧)、Ec・・・
ブースト電圧、[S・・・基*電圧、E2.E3・・・
直流電圧、Idc・・・直辺電流、Iy・・・水平偏向
ノコギリ波電流、 L・・・水平偏向コイル4のインダクタンス、La・・
・水平振幅調整コイル5のインダクタンス、n・・・谷
線比(変圧比)、P・・・励振パルス、VEI・・・コ
レクタパルス、Vpl・・・パルス電圧値、Vp2・・
・二次パルス、Vp3・・・パルス、Vpa・・・パル
ス電圧(波高値)。 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水平偏向周期で開閉するスイッチング素子と、該
    スイッチング素子と並列に接続された共振コンデンサと
    、同じく該スイッチング素子と並列に接続された水平偏
    向コイルと可変インダクタンスとS字補正コンデンサと
    の直列回路と、また更に同じく該スイッチング素子に並
    列に接続された直流電源と電圧制御回路と水平出力トラ
    ンスの一次巻線との直列回路とからなる受像管の水平偏
    向出力回路において、 前記可変インダクタンスの両端に発生するパルス電圧を
    変圧する変圧手段を、この変圧手段によって変圧して得
    られたパルス電圧が前記水平出力トランスの一次巻線に
    その巻線当りの電圧が加算される様な極性で前記水平出
    力トランスの一次巻線に直列に挿入すると共に、前記水
    平出力トランスの巻線上に生じるパルス電圧を整流して
    得た直流電圧を基準電圧と比較する演算増幅器を設け、
    該演算増幅器の出力で前記電圧制御回路を制御するよう
    にした事を特徴とする水平偏向振幅調整回路。
  2. (2)可変インダクタンスの両端に発生するパルス電圧
    を変圧する際の変圧比を略0.26以上の値にした事を
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の水平偏向振幅調
    整回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03177166A (ja) * 1989-12-06 1991-08-01 Mitsubishi Electric Corp 水平画面幅制御回路

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JPH03177166A (ja) * 1989-12-06 1991-08-01 Mitsubishi Electric Corp 水平画面幅制御回路

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